Q1. |
フォーラムエイト製品は、いわゆる2000年問題について影響は無いのでしょうか。 |
A1. |
DOS版、Windows版ともに問題はありません。
日付、時間を制御する処理をほとんどのプログラムは行っていないことから、影響は無いものと思われます。ただし、プロテクトチェックにおいて日付等をチェックすることがあるため、以前に問題がありました。これについては、数年前に改善を加えています。
これは、バッテリーダウンなどでパソコンの日付が2000年以上になった場合に発生していました。ご心配であれば、パソコンの日付を意図的に2000年以上にして処理を行ってみれば、ある程度確かめられると思います。 |
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Q4. |
雑誌「道路 1999年5月号」に掲載されている 「道路橋の耐震設計資料の訂正」及び「道路土工指針の訂正」への
製品対応は? |
A4. |
雑誌「道路 1999年5月号」の巻末資料に以下の2編の訂正が、 掲載されています。
(1)「道路橋の耐震設計に関する資料の訂正のお知らせ」
(2)「道路土工指針の訂正のお知らせ」
<(1)「道路橋の耐震設計に関する資料の訂正のお知らせ」への製品対応>
(1)−1、平成10年1月 RCラーメン、アーチ、斜張橋、地中連続壁基礎、深礎基礎の
設計計算例−の訂正への対応
対応: 弊社プログラムでは、「大きく影響を受ける部分や修正が必要な ところはありません」
(1)−2、平成9年3月 「道路橋の耐震設計に関する資料」(青本)の訂正への対応
ページ2−133 押し抜きせん断抵抗面積 (胸壁の押し抜きせん断に対する照査におけるせん断抵抗面積の算出)
対応: 修正バージョンを5月31日リリースしました。差分ファイルダウンロードをご利用下さい。
ページ8−8 当初より誤植と判断されており、また、鋼管杭協会と情報を交換しながらプログラムを作成していますので、問題はありません。
<(2)「道路土工指針の訂正のお知らせ」への対応>
土工指針についての訂正内容については、既に対応済みで、製品ダウンロードも可能です。
Q2.道路土工指針の改訂内容と対応についてをご参照下さい。
・PHC杭のヤング率を4.0E4 N/mm2
・コンクリートのみで剪断力を負担する場合のτa1の数字の丸め方の変更
なお、修正詳細は、雑誌「道路」をご確認下さい。 |
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Q5. |
「性能規定と性能照査について」、フォーラムエイトでは、どのように考えているか? |
A5. |
構造物の耐震設計における性能設計、性能照査型設計とは、「与えられた外的条件(荷重)に対して、規定された目標性能を満足するように行われる設計行為」とされています。
まず、これによって、これからの設計は以下のようになると考えます。
(1)構造物が保有すべき性能(構造物に要求される性能)が規定される。
(2)上記の要求性能を有することを照査し、保証する。
問題はとなるのは(2)で、どのような照査方法をとるのが許されるのか、またその信頼性はどのように評価するのかといった議論が交わされているのだと思います。
たとえば、許容応力度法も一つの照査方法である訳ですが、これを巨大地震を想定した場合の照査に用いるのは問題があり、仮に適用したとしてもその信頼性は著しく低いものになります。当社が東京大学のコンクリート研究室で開発され、製品化しているWCOMDは、RC構造物の性能照査に関して間違いなく最先端を行っているプログラムであり、このプログラムが適用できる構造物について言えば、評価の信頼性は高いものであるといえます。
耐震壁に適用した場合の信頼性は、100
矩形断面の橋脚に適用した場合の信頼性は、95
円形断面の橋脚に適用した場合の信頼性は、90
といった具合になると思いますが(数字はいい加減です)、この信頼性を誰がどのように決めるのかもクリヤーしなければならない問題ですが、国際的な解析コンペで優秀な成績をおさめており、数多くの実験での検証から見ても十分説得力のある信頼性を有していると考えています。
<ちょっと教えたい話>
WCOMDが国際解析コンペで優秀な成績をおさめました
技術の発展を阻害しないという立場で示方書が定められますので、特定のプログラムを使用して照査をしなければならないということにはなりませんが、ガイドラインにこのようなものがあるといったことにはなるかもしれません。
さて、当社のソフトがどの様な影響を受けるかということですが、コンクリート構造物についていえば、当面は限界状態設計法によって性能照査を行うことになると思います。限界状態設計法を適用するには、各限界状態における断面力の算出が不可欠ですが、終局限界状態において断面の剛性をどのように評価するのかで断面力を算出しているプログラムのあり方も変わってくると思います。たとえば、UC−win/RCのラーメン橋脚の保有耐力照査においては部材の剛性に降伏剛性を用いています。
FRAMEには断面の登録機能がありますが、これを利用して部材の剛性を変えることが要求されるようになるかも知れません。
鋼構造についても限界状態設計法が取り入れられると思います。鋼製の橋脚のみならず、上部構造においても局部的に(たとえば、橋脚と上部構造が一体となっている部分、支承部付近など)終局限界状態の照査が必要になると思われます。また、これまでは鉄道橋でのみ考慮されていた疲労に対する照査を道路橋でも行うことになると思います。全ての部材に適用されるかどうかわかりませんが。この場合には鋼断面に影響がでることになります。
この限界状態設計法へのフォーラムエイトの取り組みとしては、土木学会のコンクリート標準示方書が昭和61年制定され、従来の許容応力度法から限界状態設計法を中心とした内容に変わりました。この限界状態設計法の普及のため、土木学会コンクリート委員会では、プログラムの開発委託を検討し、当社へ、プログラム開発が委託されました。昭和61年に「RC断面計算U(限界状態設計法)」製品をリリースしています。
翌昭和62年には、「PC断面計算(限界状態設計法)」を続いてリリースしており、平成3年のコンクリート標準示方書の改訂に対するバージョンアップなどを実施しています。
平成8年には、「コンクリート標準示方書改訂資料」が発刊され、(1)SI単位への移行、(2)照査式の変更(せん断耐力、ねじり耐力)に対し、バージョンアップを実施しています。
現在は、DOS版「RC断面計算(限界状態設計法)」は、本年より、廃版とし、RC断面計算(許容応力度法)forWindowsへの統合化作業を進めており、現行ライセンスユーザへは、無償提供を行う予定で、8月頃リリースすべく開発を進めています。
また、土木学会コンクリート標準示方書(施工編)がこの秋にも発刊されると聞いていますが、これについては、配合、施工環境、打設方法、かぶり等により、性能を予測することになると思いますので、計算ソフトには何も影響しないと考えます。
参考:
DOS版「RC断面計算(限界状態設計法)」製品カタログ
土木学会のコンクリート委員会のホームページに性能照査型への移行に関することが掲載されていますので、合わせてご覧下さい。 |
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Q6. |
サポート窓口の現況について |
A6. |
当社では、DOS版ソフトのWindows化を急速に進めておりますが、それに伴い、お客様の設計環境も、インターネットを御利用された広域的なものへと変化しつつあります。
当社では、ホームページの開設とともに最新版のプログラムの提供等をインターネットを通じて行ってまいりました。ダウンロードによるプログラムの更新は、「面倒だ!」との声もありますが、設計環境をより良くするためにも、不可欠なサービスであると考えています。また、製品毎のバージョン変更内容やQ&A集、操作ガイダンスなど、プログラムの不具合の問題ばかりではなく、製品の有効な活用にとって有用な情報の提供に努めています。ご要望の多い機能の追加なども逐次行っておりますので、ぜひ、ご利用下さい。また、電子メールサービスに登録されますと保守情報などの情報も受信できます。
過去における問合の年度集計を行うと以下の様になっています。
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1993年 |
1994年 |
1995年 |
1996年 |
1997年 |
1998年 |
件 数 |
6787 |
8526 |
10107 |
11699 |
13905 |
12500 |
毎月、お客様からいただくお声やご質問は、800件〜1200件。最近の平均は、一日で60〜80件のお問い合わせがあります。
'98年からe-mailによる問い合わせ受付、回答を始めましたが、現在、FAXとメールの割合は、1:1から2:3といったところでメー
ルでのご質問が多くなってきています。Windows版のご提供により、新バージョンをご使用いただくユーザ様が増大しています。このため、機器構成も多様化し、インストールに伴うエラーもOSや常駐ソフトとの競合によるものが多くなってきています。数多くのお問い合わせに対し、迅速かつ正確にご回答を差し上げるために以下の点にご留意の上、ご質問などお問い合わせいただけるよう、ご協力をお願いいたします。
ホームページの保守情報(Q&A、バージョン変更内容)の事前確認
Windows版製品の場合、helpに記載している質問様式に準拠する
DOS版製品の場合、ご使用のバージョンの確認
電子メールの利用と、必要な場合、データの添付
<サポート窓口からのご案内>
当社製品のサポートに関するお問い合わせの総合的な窓口は、98年5月より、大阪支社に設置しております。DOS版製品などのマニュアル巻末のFAX番号は、古い番号が掲載されています。お問い合わせ先を今一度ご確認下さい。
なお、本年1月より、大阪の市内局番が "6"がつく4桁に変わっておりますので、御注意ください。 |
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Q8. |
WindowsNTサービスパック5(SP5)の製品動作確認について |
A8. |
動作確認を行っていますが、インストール、プロテクト、(ローカル・ネットワーク)、計算/生成、印刷、HTML出力については、問題は、ありません。
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UC−winシリーズ/UC−1シリーズ
確認項目
インストール(ネットワーク)/インストール(統合CD−ROM No5)
プロテクト(ローカル)/プロテクト(NetPRO)
計算/生成
印刷(canon)/印刷(fujitu)/HTML出力
製品 |
バージョン |
備考 |
UC−win/RC |
2.10.07 |
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UC−win/T&Wu |
1.10.01 |
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UC−win/WCOMD |
β版 |
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RC構造の2次元動的非線形解析WCOMD |
2.04 |
|
免震橋梁の動的解析 |
1.00 |
|
FRAMEマネージャ(フルセット版) |
1.32 |
|
FRAME(面内) |
1.32 |
|
RC断面計算(許容応力度法) |
1.31 |
|
鋼断面の計算 |
1.20 |
|
UC−BRIDGE |
1.14 |
|
任意形格子桁の計算 |
1.18 |
|
逆T式橋台の自動設計計算 |
1.27 |
|
重力式橋台の設計計算 |
1.31 |
|
RC橋脚の地震時保有水平耐力 |
1.12 |
|
震度算出 |
1.10 |
|
液状化判定 |
1.17 |
|
杭基礎の地震時保有水平耐力 |
1.04 |
|
杭基礎の設計計算 |
1.14 |
|
直接基礎の設計計算 |
1.25 |
|
鋼管矢板基礎の設計計算 |
1.19 |
|
深礎フレーム |
1.21 |
|
土留め工の計算 |
1.34 |
HTML出力なし |
土留め弾塑性解析 |
1.00 |
統合CD−ROM No5 未収録 |
圧密沈下の計算 |
1.12 |
|
斜面の安定計算 |
1.18 |
|
BOXカルバートの設計計算 |
1.18 |
|
擁壁の設計計算(統合版) |
1.13 |
|
UC−CADシリーズ
確認項目
インストール(ネットワーク)/インストール(統合CD−ROM No5)
プロテクト(ローカル)/プロテクト(NetPRO)
印刷(canon)/印刷(fujitu)
インストール(ネットワーク)/インストール(統合CD−ROM No5)
プロテクト(ローカル)/プロテクト(NetPRO)/生成実行
製品 |
バージョン |
PC・RC中空床版橋配筋図 |
3.10 |
任意形RC構造物配筋図 |
3.10 |
鉄筋表生成 |
3.10 |
擁壁配筋図 |
3.30 |
BOXカルバート本体配筋図 |
1.03 |
BOXカルバート翼壁配筋図 |
1.01 |
逆T式橋台本体配筋図 |
3.20 |
逆T式橋台翼壁配筋図 |
1.30 |
半重力式橋台本体配筋図 |
1.00 |
シンボル集 |
3.30 |
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Q9. |
「土木構造物設計ガイドライン(平成11年11月建設省)へのUC−CADシリーズの対応について」
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A9. |
UC−CAD配筋図シリーズでは、同ガイドラインのうち、「土木構造物設計マニュアル(案)にかかわる設計・施工の手引き(案)ボックスカルバート・擁壁編」への対応内容と対応の予定について、ご説明いたします。
同案記載の内容において、以下の点への対応が必要と考えております。
なお、その他の項目(形状や配力筋の内外配置など)については、すでに現時点で対応済みです。
1)定尺鉄筋を使用した配筋
従来は、重ね継ぎ手長を一定とした躯体寸法とかぶりなどから決まる最小寸法の鉄筋や変化鉄筋を扱っていましたが、設計マニュアル(案)では、重ね継ぎ手長で調整(最小の継ぎ手長を確保)した定尺鉄筋を使用するように変わっているため、以下の対応が必要です。
加工図の継ぎ手の作図では、従来の場合、「600」のよう に表記していましたが、マニュアル(案)では「600以上」と言う表記が使用されています。
BOXの主鉄筋加工図は、従来、頂版外面主鉄筋の場合は頂版外面主鉄筋のみを作図していましたが、底版外面主鉄筋との継ぎ手長が分かるように底版外面主鉄筋の概略線が書かれています。
擁壁のたて壁主鉄筋にもこの考え方が使われていますが、底版内での曲げ長を含んだ定尺鉄筋を使用し、天端筋の曲げ長を長くしてたて壁主鉄筋との重ね継ぎ手長を確保しています。
この(案)に従うには、最大鉄筋長の入力方法や材料計算の方法、加工図の作図方法の変更が必要です。
2)組立図(BOX)
頂版部、底版部、側壁部の断面を組立図として作図していますので、この図形の追加が必要です。
3)底版上面主鉄筋(L型擁壁)
従来の場合、底版上面主鉄筋のたて壁側の曲げ部は底版側に曲げ下げていましたが、マニュアル(案)ではたて壁側に曲げ上げています。
土木構造物設計マニュアル(案)への橋台配筋図対応項目
土木構造物設計マニュアル(案)への擁壁配筋図対応項目
土木構造物設計マニュアル(案)へのBOX配筋図対応項目
(「修正なし」の項目は、すでに現製品で対応済みです。) |
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Q12. |
「CAD製図基準(案)」(平成12年3月30日、建設省)へのUC-CADシリーズの対応について |
A12. |
建設省より、「「CAD 製図基準(案)」について、平成11年10月意見募集が行われ、平成12年3月に変更、改訂されたものが土木研究所のホームページで公開されています。
基準案の主な変更点とフォーラムエイトUC-CADシリーズの対応は、下記の通りです。
(1) 「CAD 製図基準(案)」の主な変更点 |
1-1適用範囲 |
・ |
紙媒体での納品の場合にも準用 |
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1-3尺度 |
・ |
尺度の異なる複数作図、縦横比が異なる図面の作図方法 |
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1-4線種と線の太さ |
・ |
一点鎖線ピッチの適宜変更、一点短鎖線。 |
・ |
線種が不足する点線の使用。 |
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1-5 文字 |
・ |
縦書きの留意点 |
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1-8 CAD データ交換フォーマット |
・ |
受発注者間双方で協議の上決定。 |
・ |
CAD データ交換標準開発コンソーシアムにおいて平成12 年8 月を目途に開発を進めている交換フォーマットを授受できる市販CAD
ソフトが普及した段階で、CAD 製図基準(案)に取り込む予定。
特定のCAD ベンダーに依存しないフォーマットとする。 |
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1-9 ファイル名 |
・ |
例外的なファイル名の付け方 |
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1-10レイヤ名 |
・ |
例外的なレイヤ名の付け方 |
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1-11共通レイヤ |
・ |
ラスターデータのファイル形式をTIFF またはJPEG とする。 |
・ |
ラスターデータは、外部参照機能も利用できることとする。 |
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1-12 成果品 |
・ |
図面管理項目の記入要領、図面管理ファイルのDTD 、図面管理ファイルのXML 記入例を付属資料に追加。 |
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2-1-2 平面図 |
・ |
作図時の背景色は規定しない。 |
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3-1-4-2 下部工構造一般図 |
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3-1-5-2 下部工構造図 |
・ |
近傍における地盤調査結果がある場合、柱状図を記載。 |
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4-2-2平面図 |
・ |
作図時の背景色は規定しない。 |
・ |
付属資料 |
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2 レイヤ名一覧 |
・ |
線色を統一するために256 階調の組合せ色(RGB )の値を参考として示す。線色は協議のうえ変更できる。 |
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(2) フォーラムエイトUC-CADシリーズの対応(2000.4.5) |
(1)縮尺の小数点指定 |
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現在作業中の「UC−Draw Ver.2.40」で対応する予定です。なお、配筋図については小数点を含む縮尺が使用される頻度は少ないと思われますのでそちらでの対応は行いません。 |
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(2)新スタイルのタイトル版 |
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従来と同様の方法でタイトル版ファイル(UC-CAD.DSDF)に追加することで一応の対応は行えますが、現製品ではユーザが独自に作図したタイトル版をタイトル版ファイルに追加できるため、追加したタイトル版ファイルの提供での対応を行うと独自に追加したタイトル版がなくなる可能性があります。従って、その提供方法を含めた対応を「UC−Draw
Ver.2.40」で検討する予定です。 |
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(3)線の太さ |
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UC−Drawでは、線の太さは線色に対応して設定する仕様となっていますので、「UC−Draw
Ver.2.40」で各要素ごとに設定できるように対応します。 |
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(4)CADデータ交換フォーマット |
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「平成12年3月」版には、中間ファイル形式として『現在、(財)日本建設情報総合センターが事務局として実施しているCADデータ交換標準開発コンソーシアムでは、国際標準(STEP/AP202:ISO10303
)に準拠したCAD データ交換フォーマットを開発しており、準拠した市販ソフトが普及した段階で本基準(案)を変更する予定である。本基準(案)の規定は、上記のレベル1
で対応可能である。』とあり、その対応は「UC−Draw Ver.2.40」で行います。 |
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(5)レイヤ名 |
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レイヤ名称が細かく指定されていますのでその名称への対応が必要です。現在のUC−DrawではUC−Draw内で使用している固定のレイヤをどの名称で出力するかの指定が行えます(新規に追加したレイヤについてはそのままの名称で出力します)ので、現状でも対応は可能ですが、ユーザ自ら入力が必要なため、その名称を予め準備しておくなどの対応が必要と思われます。この対応も「UC−Draw
Ver.2.40」で予定しています。 |
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(6)縦横縮尺 |
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縦断図などでは縦と横の縮尺が異なる場合があり、それへの対応が必要です。この件については対応予定は現状未定です(STEPのレベル1での対応は必要がないため、その作業の後になると考えます)。 |
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Q18. |
FRAME製品更新時の問題点について |
A18. |
本製品は、Ver1.55以降インストールシールドを変更(DelphiエディションからProfessionalエディションへ変更)しております。現在ホームページで公開している最新版ver1.57では生じることは有りませんが、統合CD-ROMに記載のver1.55製品では変更前後のインストールシールド間に互換性がないため、製品更新時に製品をインストールできなくなる問題が発生する場合があります。
新規でインストールいただく場合には問題はありませんが、既に旧版製品がインストールされている場合に製品更新の方法によってインストールが出来ない現象が生じます。
インストールできない現象が生じる状況は以下の通りです。
<<旧製品ver1.55以前の製品をフォルダ毎削除した場合>>
(何らかの理由でアプリケーションの追加と削除では旧製品を削除でき無かった場合)
この場合には製品のインストール情報がマシン側に残ってしまい、新インストールシールドがその情報を認識し、統合CD-ROM2001No.1のFRAMEバージョン(Ver1.55)のインストールが一切出来なくなります。
・統合CD-ROM2001No.1からの個別更新の際には、製品を削除されているにもかかわらず旧製品がある旨のメッセージを表示しインストールが出来ません。
・統合CD-ROM2001No.1の一括インストール機能を利用の際には、メッセージ表示がされない場合があります。
上記のようにインストールが出来ない現象が生じた場合には、ホームページに公開しております最新版をダウンロードいただき再度インストールを実行下さい。最新版では、アンインストールに失敗した場合にもインストールが可能なように対応しております。
『FRAMEマネージャ最新版ダウンロードサイトへリンク』
※お願い
製品更新の際には旧バージョンをアプリケーションの追加と削除にて削除した後、新規でインストールしてくださいますようお願い致します。なお、現在のFRAME製品のインストールには、その方法によって以下の処理を行っています。
(1)NetUPDATEを使用し製品を更新しようとする場合
インストールシールドの違いにより、ver1.54以前の製品更新については差分ファイルの提供を行っていないため、製品そのものをインストールすることになります。この場合には、旧バージョンをアプリケーションの追加と削除にて削除いただき、製品そのものをインストールいただく必要があります。
既にver1.55を導入されている場合には、差分の使用が可能です。
この場合には、問題なくそのまま製品を更新可能です。
(2)統合CD-ROM2001No.1を使用し製品を更新しようとする場合
・一括インストール機能を使用した場合
旧バージョンがインストール済みの際には、FRAME製品インストール時に作業をキャンセルし以後のインストールを全て中止します。
アプリケーションの追加と削除にて、削除してから再度作業を継続下さい。
・個別インストールの場合
旧バージョンがインストール済みの際には、FRAME製品インストール時にその旨のメッセージを出画し、作業をキャンセルします。
アプリケーションの追加と削除にて、削除してから再度作業を継続して下さい。 |
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Q19. |
ハードウェアプロテクトについて |
A19. |
お客様の正当な使用権を守るプロテクトも時には、トラブルが起き、お問い合わせをいただくことも多くなっています。特にネットワークに対応したNetPROは、お客様のご利用環境を飛躍的に向上させますが、ネットワークの規模や種々のプロトコルによる環境から、トラブルも起きがちです。設定方法やトラブル発生時の対策としては、製品購入時に添付されている「導入の手引き(統合版)」やホームページのQ&A集、エラーメッセージ集をご覧下さい。
お問い合わせをいただく場合は、エラーメッセージや環境を詳しくお知らせ下さい。また、製品プログラムのバージョンばかりではなく、プロテクトドライバやライセンスマネージャのバージョンもお知らせ下さい。最新バージョンは、当社製品同様、ホームページでダウンロードが可能です。
このたびフォーラムエイトでは、USB(Universal Serial Bus)ポートに対応したプロテクトの出荷を開始しています。USB対応のプロテクトキーは、大変コンパクトでWindows98、95(OSR2以降)に対応しています。
従来どおり、パスワードによるライセンス登録・更新が可能でRUSツールにより、ライセンスの確認、プロテクトキー更新が可能です。USBは、現在、WindowsNT環境では、利用できませんが、Windows2000で対応される予定です。様々な周辺機器が対応予定で、周辺機器の標準インターフェースとして、高速、至便な環境が提供されます。
このUSBプロテクトをご利用いただく場合、
USBドライバ及びプロテクトドライバ(HASP)のインストール
USB対応済みの製品バージョンのインストールが必要です。
統合CD−ROM、’99NO.7収録製品のほとんどが対応していますが、詳細は、バージョン更新情報をご確認下さい。
これからもお客様の環境に応じ、さらに様々な環境をサポートして行きたいと考えています。
■対応プロテクト一覧
製品シリーズ |
プロテクトの種類 |
ネットワーク対応 |
RUS対応*1 |
UC−win
UC−1
UC−CAD |
プリンタポート 25pin
プリンタポート 36pin
USBポート |
NetPRO 25pin
NetPRO 36pin
NetPROーUSB |
対応(NetPRO、
USBともに可能) |
MightyBridge |
基盤
プリンタポート 25pin |
未対応 |
未対応 |
*1:RUS(RemoteUp-date)パスワードによるプロテクト更新
※プロテクト種類の交換(有償)は、営業窓口へお問い合わせ下さい。 |