Ver. |
日付 |
内 容 |
2.01 |
'99.12.01 |
(1)撤去荷重に、撤去断面力と、クリープ・乾燥収縮によるロスによる2次力が含まれていなかったので追加しました。
(2)FRAME解析用断面諸量を、「総断面」を使うか「純断面、換算断面」を使うかのスイッチを、基本データに追加しました。「純断面、換算断面」とすると、一括施工時も、分割施工時もその施工状態に応じた断面諸量を用いてFRAME計算を行なうことが出来ます。
(3)結果データが保存できるようになりました。Ver1.Xの結果、DOS版の結果も読みこむことが出来ます。
(4)Ver1.Xのトラブルに対応しました。
・旧版出力で、活荷重データを印字すると、L荷重としているのにL(p1)のみと出ることが有るのを修正。
・旧版出力で、衝撃係数用支間長を印字すると、「支間長or衝撃係数」のスイッチを「衝撃係数」としているにもかかわらず、「支間長」としたときのように印字されるのを修正
・旧版出力でプリンタ設定画面で設定したとおりに出力されないトラブルを修正。
・概算数量の鋼材重量は、SI単位系の時もkg/mで表示するように修正。あわせて、内ケーブル、外ケーブルの材料の入力画面もkg/mで入力するように修正。 |
2.01
↓
2.01.01 |
'99.12.06 |
(1)下記の条件の時、完成系のFRAME計算時(雪荷重や、支点強制変位、活荷重など)の断面諸量が間違ってい
ました。TYPE-1を一括で配置した時の断面諸量を間違って使っていましたので、最終ステップの断面常数を使うように修正しました。
施工方法→「分割施工」
FRAME解析用断面諸量→「純断面、換算断面」
(2)施工ステップがとびとびに入力されている場合、鋼材の計算及び旧版出力が正しく出来ていなかったので修正しました。 |
2.01.01
↓
2.03 |
'99.12.17 |
計算関連
・クリープ・乾燥収縮によるロス分の計算時に、プレストレス1次力がだぶってカウントされていたので修正しました。
・同じ断面に、別ステップでケーブルを配置した場合、σctg'にその影響分が入っていなかったので修正しました。
・レラクセーション減少量を求める下式のσpt1がσptiになっていたので修正しました。
σpr = σpt1 × ( Ki - Ki_1 ) × γ
・剛域ブロックがあるデータが正しく計算できなかったので修正しました。
・分割施工の時、橋面荷重による慣性力が計算されていなかったので修正しました。
旧版出力関連
・プレストレスの印字書式を見なおしました。
・施工ステップ数がたくさんあるときに、改ページした後、見出しがおかしいので修正しました。
・外ケーブルを使っているのに、材料データの出力で外ケーブルが出力されないことがあり修正しました。
・鋼材の荷重による曲げ応力度を出力しようとしたらエラーになるのを修正しました。
・影響線の出力で、N,V,Rθの符号が間違っていたので修正しました。
描画関連
・鋼材応力度の描画がおかしくなることがあり修正しました。 |
2.03
↓
2.04 |
'00.01.07 |
・同じ断面位置に後から追加した鋼材の直後プレストレスを求めるときの偏心量が、全鋼材の図心になっていたので、そのとき緊張した図心を用いるように修正しました。
・旧版出力プレビューの画面を開くときに、エラーが出ることがあったのを修正しました。
・橋面荷重などの分布荷重は、部材が一直線上になっていなくても一括載荷できるようにしました。 |
2.04
↓
2.05 |
'00.01.14 |
・鋼材計算の補助設定で「PRC時クリープ減少量算位置」を「全図心」とした場合に、鉄筋拘束力が0になってしまうので修正しました。
・分割施工のとき、2重節点データが無視されていたので修正しました。
・主桁部材に、2重節点が2つ以上あるとFRAME計算できなかったので修正しました。
・TYPE-1のケーブルを用いている場合に、
曲げひび割れ幅
曲げ破壊安全度
RC曲げ応力度
の計算に、正しく鋼材が考慮されていない場合があり修正しました。
・太鼓橋のように上縁変化量が変化するデータに2重節点があると、側面図が正しく描けていなかったので修正しました。 |
2.05
↓
2.06 |
'00.02.10 |
(計算部)
・鋼材TYPE-2のGROUP1がないときに、鋼材の計算をするとアドレス違反が起こる。
・照査点の個数を変えずに、照査箇所だけを変更したとき、正しく設計用値が取得できていなかった。
・鋼材クリープ・乾燥収縮によるロスの計算のaijの計算に用いる断面諸量は、鉄筋、シースを除いた純断面諸量なのに、start時の断面諸量を用いていた。
・クリープ・乾燥収縮biの項を求めるときのepは、ずっと、最初のステップのスタート時の断面の偏心量になっていた。
・直後プレストレスのσcg'の計算着目する鋼材が内ケーブルのときは、外ケーブルの弾性分が考慮されず、逆に、外ケーブルのときは、内ケーブルの値が考慮されないのを修正。
・刄ミrの計算鋼材グループ番号とステップが一致していないとき、凾qが間違っていたので修正。
・鉄筋拘束力のMsを出すときの、鉄筋図心の偏心量は各ステップのEnd時の断面諸量(偏心量)を用いなければならないが、外ケーブルが考慮されていない断面になっていたので修正。分割施工、一括施工ともに。
・RC許容で作成した登録断面データでは、引張鉄筋量の計算などができなかったので修正。
・解析RC橋のとき、FRAME断面諸量のスイッチを「純断面、換算断面」にしても総断面でしか計算しなかったので修正。
(出力その他)
・設計総括表合成応力度の各項目の値がずれていたので修正。
・旧版出力荷重データの「主桁自重(弾性分)補正分」FRAMEの断面諸量のスイッチを「純断面、換算断面」にして、鋼材の計算を実行していないとエラーが発生していたので修正。
・ファイル読み込み時にメモリエラーが発生するのを修正。
・総括表SI単位系の時、鉄筋の重量の単位がNになっているがkgに修正。
・入力鉄筋の入力で、複数ページに同じ断面を入力することはできない旨のヘルプなどの記載がぬけていたので追加。
・解像度640×480の時のテスト鋼材配置(TYPE-1、TYPE-2)の入力画面でコピーを実行すると、コピーダイアログが見ることができないので修正。旧版出力設定画面など、全ての画面を見直しました。
・断面入力画面のガイド不足。断面ブロック入力のZs1,Zs2「桁上縁からの距離」。(横方向)
・横方向の計算において計算を行っても活荷重の数値が0になっている。断面形状が箱桁のハンチ断面の場合道示による断面力のセットが誤っていたので修正。
・鉄筋データ(横方向入力値)の出力ですが「張り出し部」「中央」の表示が逆になっていたので修正。
・一覧表も鉄筋の印字が誤っていたので修正。
・断面形状が箱桁のハンチ断面の場合道示による断面力のセットが誤っていたので修正。
・斜ウェブの節点の取り方は今のままだと、照査位置が張り出し付け根、ウェブ付け根からずれてしまうので修正。
・鋼材の増加応力度の計算で、増加量を「全断面有効として計算」した場合に値がおかしく
なっていたので修正。 |
2.06
↓
2.07 |
'00.02.24 |
・同じ断面に後から鋼材が追加されたときにσpeの集計が間違っていたので修正しました。
どうもご迷惑をおかけしました。
(トラブルの内容)
σpe=Σσpe(各グループ毎σpeの和)となっているために、同じ断面に違うステップで鋼材が配置されたときのSpが間違って大きな値になっていました。
※間違っている箇所
たとえば、2stepで施工していた場合
Sp=Ap・{(σpe1・Σsinα1)+(σpe2・Σsinα2)}
となるべきところが
Sp=Ap・(σpe1+σpe2)・(Σsinα1+Σsinα2)
となっていました。
関連箇所
合成応力度のプレストレスのM,N
曲げひび割れのプレストレスのM,N
曲げ破壊の初期ひずみ・せん断のSp
変動応力度のM,NNo.1721-000218
・プロテクトライブラリがWindows2000に対応しました。
・Frameファイル出力SI単位系のときも可能になりました。
・ヘルプファイルの修正
1.Frameファイル出力
2.荷重データ
3.ヤング係数補正
4.主桁自重扱いの分布荷重
・施工時反力の出力タイプを追加
・総括表レラクセーション率の表示が整数になっているので、入力と桁を合わせる。
・分割施工のとき、鋼材応力度の増加量の出力がなかった。
・反力、変位ともに、詳細にわけて出力するように変更する。(弾性分、クリープ分、クリープ・ロス分、撤去分)
・旧版出力横桁自重はステップで重複してアウトプットされる。
・合成T桁断面の入力でnの入力範囲が不適切であった。
・旧版出力:ケーブル形状ケーブル種類に関係なく、摩擦係数 μ・λの値が使用材料(内ケーブル)の値を印字していたので修正。
・データを読み込み、出力設定画面を開き、またファイルを読み込んで出力設定画面を開くと、アドレス違反が起きるので修正。
・メインの描画対象が鋼材配置になっていて、総括表で鋼材を描画させると、アドレス違反が起きるので修正。 |
2.07
↓
2.08 |
'00.02.28 |
・Ver2.07で修正したσpeの集計処理が間違っていましたので修正しました。
(Step2以降で配置した鋼材の刄ミφが0になるなどのトラブルがおきていました。)
・2重節点が主桁にあるときに雪荷重の内部ジェネレートがまちがっていて計算できなかったのを修正。
・鋼材配置ステップ図でF2がきかなかったので修正。
・断面登録の画面で入力範囲が不適切なものがあり修正。 |
2.08
↓
2.09 |
'00.03.10 |
(分割施工)
・分割施工でVer2.08で修正したσpeの集計処理が間違っていましたので修正しました。各ステップで緊張した鋼材のσpeを合計しないといけないところで、平均をとっており、プレストレスがとても少ない値になっておりました。以下に示すVer2.07,Ver2.08の結果は間違っています。
・せん断補強鉄筋量のMo
・斜引張応力度のσx
・変動応力度
・Spの集計のしかたが間違っていたので修正しました。
修正前 Sp=Σσpe*Ap*Σsinα
修正後 Sp=Σ(σpe*Ap*sinα)
・分割施工時に有効プレストレスより断面力M,Nを逆算が間違っていたので修正しました。
修正前 N=Σσpe・Ap・ΣN M=N・ep
修正後 N=Σ(σpe・Ap・N) M=Σ(N・ep)
※影響箇所
・合成応力度のM,N(σc自体は変わらない)
・曲げひび割れ幅の設計断面力
・変動応力度(曲げ疲労)の設計断面力
・旧版出力の荷重項の「クリープ・乾燥収縮によるロス」を印字すると横に長すぎたので適度な長さにしました。
(横方向解析)
・横方向解析で、箱桁断面ウエブ数2のときに、右下の部材の断面積が間違っており修正しました。
・横方向解析の基本データの画面で等分布死加重の単位N/m2はkN/m2の間違いでした。 |
2.09
↓
2.10 |
'00.03.23 |
【機能改善】
・メモリの改善
施工ステップ数が多い、部材数が多い、鋼材が多いなどの大きなモデルを計算するときのメモリ消費量が少なくなるように修正しました。
【トラブル修正】
・主桁自重扱いの分布荷重の出力の不具合。(Ver2.09のみ)
・数値入力断面のときに、鋼材応力度の増加量の計算でエラーが発生していた点。
・クリープ・ロスの荷重項作成間違い修正
<正しい処理>
Pt = ΣPti Mpt = Σ( Pt・epi )
ここに
Pti = (刄ミp2i'+刄ミpφi+刄ミpri)・Ap・Ni*-1
epi = yu - ypi
<間違っていた処理>
Pt = Σ(刄ミp2i'+刄ミpφi+刄ミpri)・Ap・ΣNi*-1
Mpt = Pt・ep
ここに
ep = yu - yp
・分割施工時の中間支点上の低減処理間違い修正
左端から部材が施工されていない施工ステップでは、低減の処理が正しくできていませんでした。常に、左端を節点1と考えて、M,Sを取得して低減処理を行っていました。 |
2.10
↓
2.11 |
'00.04.17 |
・メモリの確保数が少なくて計算に失敗する場合があり修正しました。
・結果ファイル読み込み時にエラーが発生することがあり修正しました。
・分割施工の時、鋼材応力度の増加量の刄ミ、σpeは各鋼材グループごとに求めるべきたったところが、全部の和になっていたので修正しました。
・分割施工のとき、主桁自重扱いの分布荷重のジェネレートが正しくできていなかった(i,j端からの距離、荷重強度が間違っていました)ので修正しました。 |
2.11
↓
2.12 |
'00.04.24 |
・Ver2.10でメモリ改善を行ってから、「FRAME用断面諸量」を「純断面、換算断面」にするとエラーで計算できなかったので修正しました。
・施工時の合成応力度の描画で、そのステップに存在しない照査点の0の値は描画しないように修正しました。
・一括施工のときにメイン画面の「表示設定」で「確定」を押すとアドレス違反が起きていたのを修正しました。 |
2.12
↓
2.13 |
'00.04.28 |
・破壊抵抗曲げモーメントMuの算出に処理ミスがあることが分かりました。施工方法が「分割施工」で、同じ設計断面に外ケーブル(または内ケーブル)が順次追加される場合、Mu算出時の有効鋼材応力度σpeとして全外ケーブル(または全内ケーブル)の平均値を用いるべきところ、和を用いていました。
・Ver2.12から完成系の合成応力度の描画ができなくなっていたので修正しました。
・主桁自重(弾性分)が計算されていないときに反力(支点ごと)を出力するとアドレス違反が起きていたので修正しました。 |
2.13
↓
2.15 |
'00.05.30 |
トラブル修正(Ver2.15)
・一度も鋼材の材料データを確認せずにファイルを保存した場合、間違って鋼棒2号と判断されていることがあり修正しました。曲げ破壊安全度の計算時に影響があります。
・直プレ2次力の数値表上限値が不足していたので大きくしました。
・横方向解析のメイン画面で「解析」ボタンが開かなくなっていたので修正しました。
(Ver2.14)
・クリープ解析時の値が間違っており修正しました。クリープ解析における「クリープ解のヤング係数補正」と称している処理が不十分で、クリープ力が過大に評価されていました。恐れ入りますが全項目の再計算をお願いいたします。本問題に対する最終報告書
・分割施工の時、旧版出力のたわみの出力で間違っている項目があり修正しました。
クリープ解の、一つ前のステップまでの累計値
プレストレスクリープの当ステップでの値
橋面荷重弾性分
・曲げモーメントの低減処理は、M=0のときは行わないように修正しました。
・横方向解析で、衝突時の鉄筋の許容引張応力度は「地震時」を用いるべきところが、「常時」を用いており修正しました。
・横方向解析で、「照査」などのボタンを押した場合に、入力中のデータが確定しないことがあり修正しました。
・横方向解析で、床版の支間の適用範囲を広げました。
表-5.5.1
0 ≦l≦6 → 0 ≦l≦8
1.5≦l≦3.0 → 1.5≦l≦4.0
表-5.5.2
4.0<l≦6.0 → 4.0<l≦8.0
表-5.5.3
1.5<l≦3.0 → 1.5<l≦4.0
処理変更(Ver2.15)
・分割施工時のプレストレスの計算における刄ミp2、刄ミφを算出するときのヤング係数は、
Δσp2・・・スタート時のヤング係数
Δσφ・・・エンド時のヤング係数
を用いていましたが、
Δσp2・・・その鋼材がはじめて緊張されたステップでは「導入時」の値を用いる。
以降のステップでは「設計基準値」の値を用いる。
Δσφ・・・「設計基準値」の値を用いる。
のように修正しました。
機能追加(Ver2.15)
・検証に用いたサンプルデータ4つを追加しました。
・クリープ係数のコピー機能を追加しました。このボタンは解析の「分割施工」のタブ内にありますが、これを実行しますと、左側の係数に揃えることができます。
・「施工ステップデータ」で材例に−1が入力されたら乾燥収縮が終わった部材とみなすようにしました。
・「分割施工基本データ」のEcの推定方法に「設計基準値(入力値)」を追加しました。 |
2.15
↓
2.16 |
'00.06.09 |
トラブル修正
(鋼材)
分割施工のとき、
PRC時クリープ減少量算出位置が「全図心」のときに、クリープ・乾燥収縮の連立方程式のbiの項を求める際のσpiが間違っていました。刄ミpφ、刄ミsに影響があります。PRC橋で、このフラグに変えて計算をされている方はデータの確認をお願いいたします。
(旧版出力)
「鋼材配置」の印字で、外ケーブルのμ、λが内ケーブルの値になっていたので修正しました。(一括施工時のみ)
(ヘルプ)
プレストレスの3元連立方程式のヘルプ間違いを修正しました。
×a31 ・刄ミp1 + a32 ・刄ミp2 + a33・刄ミp3 = b3
〇a31 ・刄ミp1 + a32 ・刄ミp2 + (1+a33)・刄ミp3 = b3 |
2.16
↓
2.17 |
'00.07.14 |
(追加機能)
入力
・材料データの基準値追加
主桁コンクリート σck36
橋脚コンクリート σck30
内ケーブル 1S21.8,1S28.6
断面
・WT断面も床版を計算するようにしました。
解析
・「主桁自重扱いの追加荷重」追加。
・剛域ブロックの入力ミス簡易チェック。
・分割施工時にも材質番号3以降が使えるようになった。
鋼材
・施工時の許容応力度の入力を追加した。
・PRC橋の時、桁高変化によるσaの算出フラグを追加した。
・施工時の合成応力度算出時に用いる断面諸量のスイッチを設けた。
照査
・斜引張応力度照査位置に中立軸を追加。
旧版出力
・一括施工時の反力、変位に有プレを追加。
・分割施工たわみの出力に施工時荷重を追加。
(トラブル対応)
分割施工の時の合成応力度
・分割施工の時の合成応力度は、前ステップまでの累計値をとるときの断面諸量の使い分けが間違っているところがあった。
旧版出力
・施工時の荷重による曲げ応力度の累計値の間違い修正。
・反力は常時支点+地震時支点を出力するようにした。
・荷重による曲げ応力度(解析)(鋼材)は温度差の荷重が入力された部材についてのみ、σc'の補正を行うように修正。
・荷重による曲げ応力度(鋼材):温度差の荷重が入力された部材についてのみ、σc'の補正を行うように修正。荷重による曲げ応力度(鋼材):後打ち部がある場合、断面諸量の使い方が間違っていたので修正。
・分割施工たわみの出力で主桁クリープ分累計の出力が間違っていたので修正。
入力
・基本データの入力画面で施工方法を変更しても鋼材配置タイプ、外ケーブルの配置フラグは変更しないように変更。
・表のフォントはプロポーショナルフォントに変更。
計算部
・合成応力度の温度差の補正は、温度差の荷重表を見て、その部材に荷重が入力されていたら補正する。
・合成応力度中間支点上の許容値は死荷重時、設計時、温度時だけσcuは中間支点上のσaを用いる。
新版出力
・サークルハンチのある断面形状の寸法線がおかしかったので修正。 |
2.17
↓
2.18 |
'00.07.24 |
誠に申し訳ございません。下記のVer2.17の追加機能で処理が間違っているところがあり修正しました。
照査 ・斜引張応力度照査位置に中立軸を追加。
斜引張応力度は図心位置と中立軸位置、その他の位置で計算しています。中立軸位置は軸方向圧縮応力度σxが0となる位置であり、本来、断面上下縁での合成応力度から計算すれば良いところ、プログラムの処理が以下のように間違っていました。
1)RC断面としての曲げ応力度を算出し、その結果である中立軸を用いていた
2)さらに、1)の時の作用断面力の集計でプレストレス1次力が考慮されていなかった
合成応力度はMmax、Mmin時のM、Nを用いた値になっているのでこれをそのまま使用するのではなく、σx計算と同様に、Smax、Smin時のM、Nを用いて再度合成応力度を内部計算し、それを用いて中立軸位置を計算します。
ご迷惑をおかけして申し分けありませんでした。
(その他の修正事項)
鉄筋の入力は、同じ設計断面位置の鉄筋が複数の画面にまたがり入力してある場合は、最初の画面の入力値のみ有効としているのですが(鉄筋の入力ヘルプ参照)、そういう入力がされていないかを計算前にチェックし、間違っていればメッセージを表示するようにしました。 |
2.18
↓
2.19 |
'00.07.25 |
・斜引張応力度の計算中に浮動少数点エラーが起きることがあり対策しました。
・分割施工で橋面工ステップが追加されていないとき、旧版出力の反力、変位に、橋面荷重の値が出力されないので修正しました。 |
2.19
↓
2.20 |
'00.07.31 |
・斜引張応力度結果の抽出方法を変更しました。従来は最大σIが発生するときの荷重組合せ(1ケース)に対する結果を全照査位置で表示していましたが、この版から、各照査位置ごとにσIが最大となる荷重組合せ(異なるケース)の値を表示するようにしました。
・一括施工のとき、反力の出力で、主桁右端が支点の場合に、有プレの値が間違っていることがあり修正しました。
・固有周期の出力で、単位などの表記が間違っているところがあり修正しました。
・ヘルプの「合成応力度」に断面諸量の使い分けの表を追加しました。 |
2.20
↓
2.21 |
'00.08.30 |
・桁高を考慮したσtaのとき、許容値の描画でエラーが起きていたので修正。
・鋼材配置のヘルプに定着端低減距離.bmpを追加。
・主載荷荷重強度の歩道等の単位が間違っていたので修正。
・定着端低減距離は左右で変更できるように修正。
・せん断補強鉄筋の印字にMを追加。
・Ver2.17の製品から、Ver2.00〜Ver2.002のファイルの読み込み処理がうまくできていなかったのを修正。
・Internet利用による問合せシステム対応。
・NetUPDATEのNetPROモニター機能(製品使用状況)への対応。 |
2.21
↓
2.22 |
'00.09.13 |
・総括表の出力で、Windows95/98にてサポート支援ツールよりキャプチャを行うと白紙が表示される不具合を対策しました。
・有プレ2次力=直プレ2次力×ηの式で、平均のηを用いるフラグを追加しました。
・総括表のHTMLファイル出力ができるようになりました。
・集中荷重の計算前チェック間違いを修正しました。
・セットの位置が浮動点を超える場合の鋼材応力度の出力がわかりづらいので修正しました。
・鋼材TYPE−1が一度入力されてその後全削除された場合に、鋼材のコピー処理が機能していなかったので修正しました。
・Ver2.21以前のファイルを読み込んだとき、TYPE-2の鋼材の右側の定着端低減距離が0になっていたので修正しました。
・施工ステップ番号と、鋼材グループ番号が一致していないときにメモリエラーがおこることがあったので修正しました。
・分割施工時、橋面荷重の累計値が出力されていなかったので修正しました。
・横方向解析で鋼材データの1S21.8 1S28.6の基準値が画面に出てこなかったので修正しました。
・横方向解析のサンプルデータ PC_ラーメンxがVer2.Xのファイルだったので、Ver1.xで保存しました。
・ヘルプのバージョン情報を更新しました。 |
2.22
↓
2.23 |
'00.10.16 |
(追加機能)
・鋼材配置、鋼材応力度の直接入力(「鋼材配置」データ)ができるようになりました。
それに伴い、鋼材の計算設定にもフラグを二つ追加しました。
●鋼材配置データの更新
●鋼材配置データ(ΣN,Yp)を用いて断面諸量を計算
・鋼材の計算設定(補助設定)でプレストレスにcosθを「乗じる」とした場合に、せん断の計算の
Sp算出時のσpeにもcosθがかかっていたので、σpe=σpe/平均cosθで再度求めなおすように修正しました。
・表入力画面でカットアンドペーストができるようになりました。
・支点強制変位の記述を一部追加しました。
(トラブル修正)
・総括表でRC橋の時アドレス違反が発生していたので修正しました。RC橋用に書式の追加・変更などは行っていません。
・Ver1.2未満のファイルを読んだとき、合成応力度のファイル読み込み部でメモリエラーが起きることがあり修正しました。
・分割施工時、FRAME計算していない項目があるとたわみ量の出力でアドレス違反が起きるのを修正しました。
・施工荷重の入力では「Startステップ」、「Endステップ」という表現になっているのに、旧版出力では、「施工ステップNo.」、「撤去ステップNo.」となっていたので、入力部の表現に統一しました。
・施工時支点データが有効かどうかのチェックミスがあり修正しました。
・温度差荷重の旧版出力で、入力と単位記号が違うので修正しました。
・横方向解析のRC応力度計算結果の出力で上床版の結果を「主桁部材のRC応力度計算」、ウェブ及び下床版の結果を「橋脚部材のRC応力度計算」と出力されていたので修正しました。
・メイン画面の描画で、分割施工の場合に、RC橋なのに鋼材配置図が描かれているので修正しました。 |
2.23
↓
2.24 |
'00.11.14 |
(追加機能)
・道示のグラフを用いたβ値の補間方法が選択できるようにしました。
・横方向解析時の支間長の値を基本データの画面で変更できるようにしました。
(トラブル修正)
・一括施工時のプレストレス算出用荷重の印字で、同じ節点の左と右でP,Mが違うときの、右側の断面(##-Rとある方)のσptが間違っており修正しました。(仮定値を差し引かない値が出ていました。)
・プレストレス2次力の印字で、チェックしたものとずれて出力されていたので修正しました。
・クリープ荷重およびプレストレス2次力算出用荷重の(補正分)は、不要なものでしたので削除しました。またクリープ荷重のU,V,θの少数桁が不足していたので修正しました。
・せん断補強筋データのヘルプ中のAp'の単位が mm2 なのに cm2になっていたので修正しました。
・中間支点上の低減処理で主桁自重撤去分が抜けていたので修正しました。
・可変の表でなく、固定の表でもカットアンドペーストができるようにしました。
・横方向解析の荷重、応力度の組み合わせに風荷重(活無し)を考慮していなかったので追加しました。 |
2.24
↓
2.25 |
'00.12.08 |
(追加機能)
・フランジの片側有効幅を考慮した計算ができるようになりました。
・平均せん断応力度照査ででコンクリートが負担できるせん断応力度の値は割り増さないようにしました。
(トラブル修正)
・材質データが入力できなくなっているトラブルがあり修正しました。
・鋼材配置図の描画中にエラーが起きることがあり修正しました。
・Kyy=-1のときの支点バネマトリックスのチェックが誤っており修正しました。
・エクセルからデータをコピーする時に、セルのフォーマットが数値などになっていると正しく取り込めないので修正しました。
・登録されていない材質を使ってFRAME計算する時に、エラーメッセージが表示されるように修正しました。 |
2.25
↓
2.26 |
'00.12.13 |
(トラブル修正)
・Ver2.25でデバッグファイルを作成するところでエラーが発生することがあり、この処理を通らないように修正しました。計算結果には何も影響はありません。
・SI単位系の時横方向解析の合成応力度の衝突時の組み合わせの値が100倍になって表示されていたので修正しました。
・横方向解析の合成応力度の旧版出力の印字にてエラーが発生していたので修正しました。
・支点バネマトリックスのチェックに不適切なところがあり修正しました。 |
2.26
↓
2.27 |
'01.01.15 |
・支点データの画面で、削除キーを押すと、バネ支点データが正しく削除されずに、バネ値がずれてしまっていたので修正しました。バネ支点をお使いの方は、再度、バネ値が正しく入力されているかご確認ください。
・支点データのヘルプで、バネマトリックスの行列式の記述が間違っているところがあり(Ver2.25から)修正しました。
・σck=30の橋脚コンクリートの”コンクリートの負担できる平均せん断応力度”の初期値が間違っていたので修正しました。(0.45→0.37)
・横方向解析の検討ケース・割増係数の画面で死荷重の割増係数の表示が間違っていたので修正しました。 |
2.27
↓
2.28 |
'01.02.08 |
(追加機能)
・主桁のM-φ曲線が計算できるようになりました。
・鉄筋データ(主桁断面)鉄筋データ(橋脚断面)は、これまで、断面上縁からの有効高で入力して
いましたが、断面下縁からの有効高でも入力できるようになりました。また、この有効高を使って曲げひび割れ幅の計算ができるようになりました(計算設定(鋼材))。また、これまで、複数のページにまたがり入力することはできなかったものをできるようにしました。それに伴い、従来までは、「鉄筋データ(桁断面)」に入力されている橋脚照査点の鉄筋は無視するように変更しましたので、DOS版のデータを移植された方などは、「鉄筋データ(橋脚断面)」の方で入力しなおしてください。
・主桁の曲げ破壊安全度Muに主鉄筋を考慮するかどうか選択できるようにしました(計算設定(照査))。
・破壊抵抗曲げモーメントMrの低減処理(道示V2.2.4(3))ができるようになりました(計算設定(照査))。
・ダブルT桁断面(サークルハンチ考慮)断面が使用できるようになりました(断面寸法入力)。
・断面寸法の出力ができるようになりました。「断面形状入力」−「断面一覧」から実行できます。
・曲げに対する引張応力度の制限値σtaの取り扱い(基本データ)のスイッチは、これまでPRC橋のときのみ選択可能でしたが、どの橋種でも桁高を考慮した制限値が使えるように変更しました。
・有効幅関連で不足していた機能を追加しました。
・支間長データと、衝撃係数用支間長データ間でのコピー処理
・「旧版出力」−「照査」に「フランジの片側有効幅」の項目を追加
・曲げひび割れ幅の計算は、配筋されてない断面は照査しないように変更しました。
(トラブル修正)
・分割施工対応版(Ver2.X)と、一括施工版(Ver1.X)両方をインストールした場合、どちらか片方しか(最後にインストールした方)アンインストールできなかったので、分割施工版の方は、表示名称を変更しました。標準のインストール先のフォルダ名なども
"UC-1 UC-BRIDGE(Ver2)"とし、Ver1.Xと区別できるようにしました。
・温度差荷重のジェネレート時に、材質3番以降を使っていると、荷重値が間違っており修正しました。
・解析用諸量の変更でコピー&ペーストができなかったので修正しました。 |
2.28
↓
2.29 |
'01.02.13 |
(トラブル修正)
・Ver2.28において、「σtaの取り扱い」に"JH設計要領の式による"もしくは、"JH設計要領の式による(中間支点上も)"を選んでいた場合に、許容引張応力度の値が、マイナスであるべきところが、プラス値になっていたので修正しました。 |
2.29
↓
2.30 |
'01.02.16 |
(Ver2.28にバージョンアップしたときに発生したトラブルの対策)
・横方向解析の計算で、入力された鉄筋がまったく考慮されていなかったので修正しました。
・主桁の曲げ破壊安全度、M−φ曲線で、いったん、PCまたはPRC橋で計算した後、RC橋に変更すると、鋼材が考慮されてしまっていたのを修正しました。
(以前から内在していたトラブルの対策)
・鋼材応力度の増加量の計算で、外ケーブルの鋼材応力度の増加量の抽出にミスがあり、修正しました。具体的には、内ケーブルの鋼材応力度が一番厳しくなるケースが抽出されてきていました。
(追加機能)
・横方向解析の主桁の曲げ破壊安全度Muに主鉄筋を考慮するかどうか選択できるようにしました(計算設定(照査))。 |
2.30
↓
2.31 |
'01.02.28 |
・主桁のM−φ曲線の計算に以下の間違いがあり修正しました。
分割施工で、同じ断面に何回もケーブルが追加された場合に、有効鋼材応力度σpeは、各鋼材グループの平均値を用いるべきところで、合計値を用いていました。
・同じ設計断面位置の主桁断面の鉄筋を、複数の画面にまたがって入力すると、鋼材の計算時にメモリエラーが起きていたので修正しました。
・ブロック入力断面で、上幅=0の時、入力チェックにかかって登録できないことがあるのを修正
しました。
・主桁自重弾性分の荷重の印字で、主桁部材と、橋脚部材が混在していたので修正しました。 |
2.31
↓
2.32 |
'01.03.15 |
・分割施工の時、「FRAMEの断面諸量」を「純断面、換算断面」で計算した場合に、メモリエラーが起きていたので修正しました(Ver2.31のみ)。
・分割施工の時、クリープ・乾燥収縮による減少量を算出する際の、連立方程式のaijの項の鋼材
本数が間違っているところがあり修正しました(Ver2.21から)。そのステップで鋼材が追加された断面の鋼材本数が間違っておりました。
・画面の解像度の設定により、入力しづらくなっている個所があり修正しました。
・「主鉄筋データ」の「配置タイプ]が範囲外の場合には、メッセージを表示するようにしました。
・鋼材配置、鉄筋配置、施工ステップデータの入力画面の表でINSキーを押したときの動作がおかしいことがあったので修正しました。
・横方向解析で、単位変換をしたときに、誤って活荷重輪荷重の載荷位置も単位換算されていたので修正しました。
・横方向解析で、単位変換をしたときに、数値確認画面の単位の表示が間違っていることがあり、修正しました。
・ヘルプの記述を一部追加しました。
・片側有効幅
・Q&A |
2.32
↓
2.33 |
'01.04.10 |
(機能追加)
・鉄筋拘束力を終局時に考慮するかどうかのフラグ追加を追加しました(計算設定(照査))。
「考慮しない」と設定すると、曲げ破壊安全度、平均せん断応力度、せん断力のための補強鉄筋量、M−φ曲線の計算時の断面力の組み合わせに、鉄筋拘束力を考慮しません。
・斜引張応力度で、厳しい3点を選ばずに、すべての照査位置(最大4つ)でのσIを表示,出力するようにしました。
(トラブル修正等)
・"フランジの有効幅"を考慮するときだけに必要な"支間長データ"が常に印字されていたので修正しました。
・ケーブル形状の出力で摩擦係数の少数桁が不足していたので修正しました。
・断面寸法の少数桁を一つ増やしました。
・分割施工時には、温度荷重の画面に乾燥収縮の注意書きを出すようにしました。
・曲げひび割れ幅の詳細確認画面で、σc、刄ミpも表示するようにしました。
・旧版出力で、PC橋の時にも、照査−施工時−断面力(設計用値)に、鉄筋拘束力が間違って印字されていたので修正しました。(計算結果には影響ありません。)
・「照査点の確認」画面でコピー&ペーストができなかったので修正しました。
・横方向解析で、SI単位系のときのT荷重強度のデフォルト値が10.0(kN)になっていたので100.0(kN)に変更しました。
・横方向解析の活荷重入力画面にてモーメント荷重のときの入力ガイドの単位が間違っていたので修正しました。
(ヘルプの追加・修正)
・"座標系と符号"にねじりモーメントの記述を追加しました。
・"断面諸量確認"にWTの床版断面積のガイド図を追加しました。
・Q3-3を追加("プレストレスにcosθを乗ずるか"について)しました。
・"温度荷重"の乾燥収縮について追加しました。
・"曲げ破壊安全度"で外ケーブルの曲げ破壊安全度の記述を追加しました。
・"計算設定(照査)"に「鉄筋拘束力を終局荷重作用時に考慮」を追加しました。
・"斜引張応力度"で斜引張応力度の照査位置の記述を変更しました。
・"主載荷荷重データ"で主載荷荷重データはT荷重でも必要であることを追加しました。 |
2.33
↓
2.34 |
'01.06.08 |
(機能追加)
・旧版出力に、反力集計表、計算設定を追加しました。
・斜引張応力度の数値確認・旧版出力で、S+Tによる場合のQも表示するようにしました。
・Mc算出時断面諸量の取扱フラグを追加しました。
・有効高dの算出で「配筋から計算する」とき、主桁自重のMの符号を見て引張領域を判定するように変更しました。
・横方向解析において、PC鋼材の弾性変型分刄ミp2を考慮するかどうかのフラグを追加しました。
PC鋼材の緊張回数(本数)Nは計算する単位幅あたりで違ってきます。
そうなると(N−1)/Nの部分が単位幅あたりで異なってくるためです。
(ヘルプの追加・修正)
・基本データ
・使用材料(主桁コンクリート)
・使用材料(橋脚コンクリート)
・使用材料(内ケーブル)
・使用材料(鉄筋)
・その他設定値
・FRAME計算
・二重節点データの記述間違いを訂正し、FRAMEマネージャから補足
・主載荷荷重データ
・衝撃係数用支間長
・側面データ
・曲げ破壊安全度
・斜引張応力度
・断面のせん断照査位置のガイド図を追加
・M−φ曲線
・照査の計算設定
・Q&A索引を追加。Q&Aには"Q#."を追加
・Q8-20, Q8-21を追加
・Q4-7
(トラブル修正)
・Muの算出時外ケーブルの終局時の応力度はσpeに刄ミpを加えた値としていますが、その際合計の値が引張強度σpuを越さないように制限するようにしています。(σpe+刄ミp<σpu)が、ここで外ケーブルのσpuと比較すべきところで、誤って内ケーブルのσpuを使用して比較していましたので修正しました。
・上縁変化量と照査点の確認画面で未入力で開いた後の動作がおかしくなるので修正しました。
・分割施工基本データの画面で準拠基準を変更すると、表がおかしくなりアドレス違反が起きるので修正しました。
・旧版出力でσtaはデフォルトでは「出力する」としました。
・温度差の荷重の入力画面で温度荷重=0でジェネレートしたときに違う値が出ていたので修正しました。
・数値確認画面で、単位切り替えをした時に、赤判定が間違っていたところがあり修正しました。 |
2.34
↓
2.35 |
'01.08.27 |
(トラブル修正)
・Ver2.25から、平均せん断応力度照査で「コンクリートが負担できる平均せん断応力度」は割り増さないようにしましたが、地震時が間違って1/1.5されており、修正しました。
・パス名、ファイル名にスペースが入っている場合に、ファイル名をダブルクリックして起動することができなかったので修正しました。
・登録断面ファイルで、弊社他製品(RC断面、FRAMEマネージャ)で読み込めない形状があり、修正しました。
・旧版出力で、「分割施工基本データ」の「若材令時のECの指定」の出力が間違っている場合があり修正しました。(計算結果には影響ありません。)
・横方向の解析において支間長が正しく計算されないことがありました。
箱桁断面にてウェブに傾斜がついているときにこの現象が起こります。
|
2.35
↓
2.36 |
'01.09.10 |
(トラブル修正)
・Ver2.35で総括表が出力されなくなっていたので修正しました。
・分割施工の結果データファイルを読み込んで旧版出力を行った時、アドレス違反が起きる場合があり修正しました。 |
2.36
↓
2.37 |
'01.09.25 |
(トラブル修正)
・Ver2.36において下記の画面が間違っていました。(次回バージョンで追加する機能が表示されていました)
・「基本データ」の「外ケーブルの配置」に"場所打ち床版から"があった。
・「検討ケース・割り増し係数」の画面に"全死荷重時"があった。
・反力集計表の出力時に、SI単位系、外ケーブルがある、支点強制変位が無い場合に、エラーが起きることがあり修正しました。
・横方向解析の旧版出力に「一覧表」がありますが、合成応力度の項目のσc'、σcの抽出方法を変更しました。σc'、σcそれぞれに一番厳しい値を出力するようにしました。 |
2.37
↓
2.40 |
'01.10.18 |
(追加機能)
・橋脚部材について活荷重Nmax時、Nmin時も検討できるようにしました。
・横桁・場所打ち床版による断面力を別途計算できるようにしました。
解析の計算設定の補助設定に「横桁施工のタイミング」のフラグを追加しています。
・T桁断面にも外ケーブルを配置できるようになりました。
基本データの「外ケーブルの配置」のタイミングにも「場所打ち床版から」というフラグを追加しています。
(トラブル修正)
・コンクリートが負担できるせん断応力度は、橋脚コンクリートの場合は割増係数を考慮するようにしました。
Ver2.25から割り増さないようにしましたが、これは主桁コンクリートにのみ適用するものであり、橋脚コンクリートは割増係数を考慮すべきでした。
・分割施工のとき、主桁自重による慣性力に、主桁自重扱いの集中荷重を考慮するようにしました。
・反力、変位の出力で、一度PC橋(またはPRC橋)で計算したあと、橋種をRC橋に変えた場合、プレストレスの欄に値が出力されていたので修正しました。 |
2.40
↓
2.41 |
'01.12.11 |
(追加機能)
・曲げひび割れ幅の計算をRC断面と比較する時の注意点をヘルプに明記しました。
・斜引張応力度の照査位置について、ヘルプの記述を補足しました。
・Q&Aの形式で、ヘルプに支点バネについて詳しく記述しました。
・有効高をH−Δで求める際、ブロック入力の時は、断面登録時のdを用いますが、その仕様がユーザーにわかりにくいので、ヘルプに明記するとともに、計算の補助フラグも追加しました。
(トラブル修正)
・主桁自重弾性分の旧版出力時にメモリエラーが起きることがあり修正しました。
・合成応力度の描画でσta=桁高考慮の場合にメモリエラーが起きるので修正しました。
・旧版出力で、分割施工の時、橋面荷重が出力されないので修正しました。
・曲げによる変動応力度の計算がおかしくなることがあり修正しました。
不具合が起きるケース
・分割施工
・曲げ用の照査点に指定してある断面に鉄筋が入っていない
不具合の起きる箇所
・曲げによる変動応力度の計算において、鉄筋が入っていない断面以降の有効プレストレスによるM、Nが間違っている
・旧版出力の設定画面を閉じた後にメモリエラーになることがあり修正しました。
・Ver2.40において鋼材応力度の数値確認画面で「死荷重時」の赤判定がおかしいケースがあり修正しました。
・外ケーブルの配置時期を「場所打ち床版から」にした場合、外ケーブルの概算数量が出力されないので修正しました。
・桁高が変化しているとき、鋼材配置図の側面図の外形線の描画がおかしいので修正しました。
・荷重による曲げ応力度の出力では、必要な断面常数のみを出力するように修正しました。
・クリープ荷重項作成時に、解析用諸量の変更が反映されていないので修正しました。
・主桁部鉄筋の入力方法を「鉄筋種類ごと」にしている場合に、配筋から有効高を求める部分が間違っていたので修正しました。
以下の条件のときに間違っていました。
・主桁部鉄筋の入力方法が「鉄筋種類ごと」
・有効高の算出方法が「配筋から」
・鉄筋の入力種類が「3:有効高(断面下縁)」
・活荷重データの入力画面でp1強度(断面力算出用)のS着目時、N着目時が見出しが逆になっていたので修正しました。
・旧版出力の出力設定画面で出力フラグがずれていて、解析−設計用値のNmax時、Nmin時が出力されないので修正しました。 |
2.41
↓
2.42 |
'02.04.15 |
要望・不具合対策
1.以下のヘルプ画面を補足しました。
・ねじり係数Ktの算出方法
・斜引張鉄筋の応力度
・平均せん断応力度
・斜引張応力度
・乾燥収縮
・引張鉄筋量
・撤去部材による断面力
・仮想部材厚
・側面データ
・固有周期
・基本データの有効幅
・施工ステップデータ
・鋼材応力度
・断面一覧
・クリープ解析時の制限事項
2.横方向解析では、SI単位系の時、FRAMEファイルに保存ができないので修正しました。
3.反力集計表(完成時)に橋面荷重(弾性分)が出力されないことがあり修正しました。
4.二重節点があるとき主桁自重のジェネレートがうまくいかないことがあるので修正しました。
5.格子断面力連動で、主桁本数が20本以上のモデルが読めるようにしました。
6.「主桁自重扱いの追加荷重」が入力されていると「主桁自重弾性分」の出力でエラーが出るので修正しました。
7.断面力(設計用値)出力で活荷重Nminのチェックが保存されないので修正しました。
8.横桁自重の画面に未定義の部材番号が入力されているときに、FRAME計算時にアドレス違反が起きていたので修正しました。
9.橋面荷重の橋脚部のFRAME結果が出力されないことがあり修正しました。
10.せん断補強鉄筋量の旧版出力で一桁ずれることがあり、旧版出力のフォーマットの桁を増やしました。
11.固有周期の計算で分布荷重の載荷が間違っている場合があり修正しました。
12.温度差荷重のジェネレートが間違っていることがあり修正しました。
13.不要なデバッグファイルが出力されており修正しました。
14.分割施工時の断面力(FRAME結果)で出力されない部材があることがあり修正しました。
15.断面常数(フランジの有効幅考慮)の出力タイトルがおかしかったので修正しました。 |
2.42
↓
2.43 |
'02.06.11 |
(1)おもな修正内容
・システムリソースのチェック機能を追加しました。
・cosθを乗じる時の鋼材応力度の出力がわかりにくかったので修正しました。
σpt'はcosθが乗じられてい ない値を出力するようにしました。
・斜引張応力度でPC橋の時は引張領域も照査すべきなのにしていなかったので修正しました。
・分割施工時、プレ2次力の数値表のコンボボックスが、何の値が表示されているかわかりにくかったので修正しました。
・せん断による変動応力度(疲労)のσsrdが1/2されている理由をヘルプに追記しました。 |
2.43
↓
2.44 |
'02.08.23 |
(1)要望・不具合対策
・鋼材応力度の増加量の計算において、一番厳しいケースを抽出するロジックが間違っていました。
σpmaxで抽出すべきなのに、刄ミpで抽出していたので修正しました。
・FRAMEマネージャのユーザ問い合わせにおいて、二重格点数がかなり多いモデル(二重格点数800)を計算するとメモリアクセスエラーが発生する現象が報告され、UC-BRIDGEでも対応しました。
・外ケーブルのセット量の基準値について見直しました。新しい基準値を反映させるには、基準値入力の画面で「全初期化」を行う必要があります。
(2)ヘルプの修正箇所
・「バージョン情報」
・「使用材料(外ケーブル)」の"●セット量" |
2.44
↓
2.45 |
'02.10.21 |
(要望対応)
・断面入力で、Zs1,Zs2の入力は、どの位置からの距離かがわかりにくいので、ヘルプに記述しました。
・分割施工の場合に、地震時の計算ができるのかできないのかQ&Aがわかりにくかったので修正しました。
(トラブル対応)
・横方向解析で、斜ウェブを有する箱桁断面に剛域を考慮した場合、骨組みがおかしくなっていたのを修正しました。
・横方向解析にて風時、風+温度時の許容引張り応力度は道示に準拠した値を使用するようにしました。
従来は0.0を使用していました。これにより計算結果が変わることはありませんが、合成応力度の結果確認画面の赤表示の判定が変化する場合があります。
・所要鉄筋量の計算で、最小鉄筋量の計算において、鉄筋種類がSR235の時は丸鋼の式を使用するようにしました。 |
2.45
↓
2.46 |
'17.03.09 |
■主な改訂内容
(1)道示H8対応版のサブスクリプションに対応しました。
(2)SI単位系/従来単位系の切り替え機能に対応しました。
■ヘルプの修正
・[ヘルプ-概要-バージョン及び改良点] |