Ver. |
日付 |
内 容 |
4.00.00 |
'04.04.01 |
■機能追加
1.入力
・入力・結果の項目をツリーで系統別に整理することで、設計の流れや照査状況を容易に理解できるようにしました。
・ジェネレート機能の強化により入力を簡素化できるようにしました。また、簡易入力と詳細入力を併用でき、簡易入力では少ないパラメータによるモデルの自動作成が可能で、詳細入力では細かなパラメータ変更が可能で柔軟に設計できます。
2.計算
・WT桁の格子解析に対応しました。スパン割、緊張径間数を入力することで、径間数に応じた一括施工,分割施工の格子解析が可能です。尚、ホローの格子解析は、次バージョンで対応を行います。
3.結果確認
・結果確認においては、解析〜照査までの計算結果や照査状況を容易に確認可能で、総括結果では最も厳しい結果を確認できます。
4.出力
・計算書においては、内容が理解しやすいように整理し、設計段階の項目の使い分けを容易にしました。
5.描画
・荷重の描画を追加し、断面力図の描画を強化しました。
■機能拡張
1.鋼材処理関連
・内ケーブル2種類、外ケーブル1種類を考慮できるようにしました。
・主桁だけでなく、斜材,橋脚においても、鋼材を配置することができるようにしました。
・鋼材において、座標系を指定することで勾配のあるモデルでも誤差がなく計算ができるようにしました。
・有効幅を考慮した鋼材本数,鉄筋本数を入力できるようにしました。
2.荷重扱い関連
・荷重の組合せを任意に変更できるようにしました。
・荷重の組合せの割増係数を任意に変更できるようにしました。
・活荷重において、「連行荷重」を扱えるようにしました。また、フレームで用意している全ての活荷重を考慮できるようにしました。
・荷重毎にクリープ考慮するかのスィッチを追加しました。
3.分割施工関連
・供用開始時を検討できるようにしました。
・施工ステップ毎に、二重格点,剛域を変更できるようにしました。
・施工ステップ毎に、断面を変更可能にしました。
・橋面荷重を任意時期に考慮できるようにしました。
・撤去分のクリープ解が計算可能で、クリープ,撤去分を考慮するかのスイッチを追加しました。
・施工時にも支点強制変位を考慮できるようにしました。
・導入直後から外ケーブルを考慮できるようにしました。
4.その他の拡張
・分布バネを設定できるようにしました。
・複数のコンクリート種類を扱えるようにしました。
・固有周期の計算において、施工時にも照査できるようにしました。
■機能改善
1.入力
・多主版桁の断面の入力に対応しました。
・断面寸法を直接表入力できるようにしました。
・鋼材のケーブル名称を設定できるようにしました。
・ガイド入力により、簡単に鋼材を入力できるようにしました。また、一括施工の場合でもグループ毎に入力できるようにしました。
・分割施工のステップを簡単に入力できるようにしました。
・有効幅を直接入力することで、片側有効幅の変更,道示λの低減率の考慮して再計算を可能にしました。
・横桁,横方向の設計において、地震時,衝突時の許容引張応力度を指定できるようにしました。
・コンクリート材料に標準の基準値データを追加しました。また、PC鋼材材料に低リラクセーション鋼材を追加しました。
・斜π橋において、斜材の軸線位置は法面から斜材の中心まで離れたい位置にするようにしました。また、ロック機能により鋼材のみジェネレートすることもできます。
2.計算
・断面力を変更した際は、自動的に累計を行うようにしました。
・施工時においても、引張鉄筋量と斜引張応力度を計算するようにしました。また、死荷重時においても斜引張応力度を計算できるようにしました。
・横方向の計算においても、必要鉄筋量を計算するようにしました。また、合成応力度の許容値としてσtaを考慮するようにしました。
3.結果確認
・PC鋼材総本数表示用に全鋼材配置画面を追加しました。
・せん断補強筋,斜引張応力度のパラメータ等の計算過程を表示するように追加しました。
4.出力
・改ページや行間等の設定を全体的に見直しました。
・モデルに無関係に照査点を指定できるようにしました。
5.その他
・サンプルデータとして、WT桁のモデルを7種追加しました。
■ヘルプ修正
・入力〜出力の大幅変更により、内容を全面的に修正しました。 |
4.00.00
↓
4.00.01 |
'04.04.27 |
■機能改善
・外ケーブル用の鋼材として、19S15.2等を追加しました。
・鋼材の使用フラグにかかわらず描画を行うようにしました。
■不具合修正
1.旧データの読み込み
・部材の種別と材質が異なる場合は、部材のヤング係数に誤りがあったため修正しました。
・「疲労時活荷重の更新」スィッチにチェックがない場合は、活荷重の基本データのスイッチも変更するように修正しました。
・一括施工のデータを読み込む際は、分割施工のデータは読み込まないように修正しました。
・施工ステップデータの結合条件が正しく読み込まれていないことがあったため修正しました。
・分割施工の場合に外ケーブルを使用しているにもかかわらず、外ケーブル使用のスイッチが無効になる場合があるため修正しました。
・分割施工のデータでは、互換性のために乾燥収縮の荷重項は読み込まないように修正しました。
・新横桁・横方向の設計データにおいて、衝突荷重がある場合に読み込みに不具合があったため修正しました。また、横桁のデータの場合は、鋼材が読み込まれなかったため修正しました。
2.入力
・部材の追加・削除時において、クリープ係数のデータが不整合となる場合があったため修正しました。
・「汎用フレーム入力」-「任意荷重」-「支点リスト」において、複数支点が存在する場合でも支点が一つしか表示されなかったため修正しました。
3.計算
・PRC(B)法の時に仮想横桁部材などの断面形状を指定していない部材を照査点にした場合、エラーが発生していたため修正しました。
・数値入力断面において有効幅を考慮する設定の場合、断面諸量が0.0と設定されていたため修正しました。
・分割施工の場合は、施工時荷重の断面力を積みげて計算していたため修正しました。
・鋼材の計算設定の「プレストレスにcosθを乗じるか」が正しく考慮されていなかったため修正しました。
・鋼材計算のクリープ・乾燥収縮によるロスのaijを求める時のApjは、定着端低減後の本数を用いるべきところが低減前の本数を用いていたため修正しました。
・せん断鉄筋の角度が0の場合は、計算エラーになるためチェックするようにしました。
・照査の計算設定の鋼材配置時期において鋼材を配置しないとしている場合、荷重の組み合わせでも鋼材が考慮されていなかったため修正しました。
・割り増し係数を変更した場合は、終局時のデフォルト組み合わせにしか考慮していなかったため設計時にも考慮するようにしました。
4.結果確認
・鉛直部材の断面力図が正しく表示されていなかったため修正しました。
・格子モデルで一括施工の際は鋼材の確認画面においてエラーが表示されるため修正しました。
5.出力
・参照する出力点データに問題があり、印刷できないことがあったため修正しました。
・活荷重反力において、選択支点と実際の反力がずれて表示されるため修正しました。
・反力表示において、表示単位の表記ミスを修正しました。
・合成応力度において、寸法効果を考慮した許容引張応力度の符号が正しくなかったため修正しました。(結果確認も同様)
・斜引張応力度において矩形断面などで照査位置が同じ場合は、同じ内容が何度も表示されるため修正しました。 |
4.00.01
↓
4.00.02 |
'04.05.11 |
■機能改善
・任意荷重の支点条件において、供用前は不要のため施工時の荷重については支点ケースを入力しないように変更しました。
■不具合修正
1.旧データの読み込み
・照査の計算設定において、σtaの取り扱いの設定漏れを修正しました。
2.入力
・「入力」-「構造」-「断面」において、削除やデータチェックでエラーになった時は「登録断面」データと連動できていない場合があったため修正しました。
3.データのジェネレート
・モデルを変更した際は、詳細データの検討荷重の計算フラグがモデルに応じて初期化されていなかったため修正しました。
・供用ステップの支点ケース名の誤りを修正しました。
・モーメント荷重が入力されていた場合は、地震時荷重のジェネレートにおいてエラーが発生するため修正しました。
4.計算
・撤去断面力の計算に誤りがあったため修正しました。また、構造系変化荷重(撤去解)の計算,出力ミスを修正しました。
・ねじり鉄筋において、ピッチがせん断鉄筋のピッチになっていたため修正しました。
・側面データの計算において、「有効高dの算出方法」を「H−冂m」とした場合は凵5cm固定
でdを算出していたため修正しました。
・照査の計算設定の鋼材配置時期において鋼材を配置しないとしている場合、完成系の荷重の組み合わせでは鋼材が考慮されていなかったため修正しました。
5.結果確認
・鋼材計算が中断された際は、鋼材配置画面でエラーになるため修正しました。
6.出力
・M-Φ曲線において、改ページ処理に問題があったため修正しました。
7.固有周期
・分割施工の場合はそのステップで載荷する荷重しか考慮していなかったため、そのステップまでの全ての荷重を考慮するように修正しました。 |
4.00.02
↓
4.00.03 |
'04.06.01 |
■機能追加
多主版桁、円孔ホロー桁の格子解析に対応しました。
■機能改善
1.入力
・基本データで定義されていない部材種別を部材データの画面で入力した時は、入力時及び計算実行前にメッセージを表示するようにしました。
2.データのジェネレート
・荷重データがロックされているでもジェネレートした際は荷重項目が増えていたため、ロックされたステップの荷重はジェネレートしないように変更しました。
3.出力
・材料は使用しているものだけを表示するようにしました。
・合成応力度において、断面力と応力度の間に余分なスペースがあったため修正しました。
・換算断面において鋼材図心と断面図心が一致する場合は、Wcg≒∞になり異常値が表示されていたため、Wcgの表記を改めました。
・WEB破壊において断面力が大きい場合、枠内に数値が入りきれない場合があるため修正しました。
■不具合修正
1.入力
・データを変更していないのにも関わらず、ツリービュー上で変更済のチェックがされる場合があったため修正しました。
2.データのジェネレート
・任意荷重,主桁自重扱,橋面荷重,横桁自重において、鉛直荷重以外が入力されていた場合はジェネレート時にエラーが発生していたため修正しました。
・ジェネレート時に仮設部材の部材種別が上部工1になっていたため、仮設部材5とするように修正しました。
・乾燥収縮のジェネレートにおいて、荷重強度の符号が逆になっていたため修正しました。
・ジェネレートした際はロックしていた断面力がクリアされていたため、クリアしないように修正しました。
3.計算
・断面力の計算を"しない"として計算した場合、全ての断面力が0になってしまうため修正しました。
・検討組み合わせケースの初期設定においては、設計時には割り増しを無効,死荷重には温度荷重は組み合わせない等の処理を行っていたが、入力された係数のとおり初期向き合わせ作成するように修正しました。
・直プレ2次力を直接入力した場合は、有プレ2次力が算出されなかったので修正しました。
・「全鋼材配置」にロス集計データのΣN,Ypを用いる計算スイッチにおいて、このスイッチが有効な時はそのステップで緊張した鋼材しか反映されなかったため、緊張した以降の全てのステップに反映するように修正しました。
・荷重の組合せにおけるクリープ力の割増係数において、「検討組み合わせケース」で表示されている割増係数を使用して弾性解と同じように割り増ししていたため、組み合わせコントロールに従ってクリープの割増係数を用いるようにしました。
・数値入力断面を使用している時は、照査計算でエラーが発生する場合があったため修正しました。
・合成T断面の場合は、曲げ破壊の計算においてコンクリートのヤング係数に問題があったため修正しました。
4.出力
・一括施工時の有プレ反力において、直プレ,有プレの荷重名称の表記に誤りがあり、有プレの値が0になっていたため修正しました。
・組み合わせコントロールにおいて、「クリープ」の項が抜けて一つずつ左にずれて表示されていたため修正しました。
■ヘルプの修正
1.概要
(1)プログラムの機能概要
・中空床版の格子解析【新規】
・多主版桁(WT桁)の格子解析【新規】
2.操作方法
(1)概要
・操作概要
(2)入力
・汎用フレームモデル−構造−仮設部材
・汎用フレームモデル−分割施工−分割施工データ
・格子モデル−設計条件,設計の考え方,断面形状,連結部形状【新規】,任意照査点
(3)詳細データ編集
・検討荷重ケース
・ステップデータ(解析データ)−格点 |