Ver. |
日付 |
内 容 |
8.00.00 |
'09.08.31 |
■有償改訂項目
- 格子ジェネレータ(Ver.8)
Ver7でサポートされた連続桁ジェネレータの機能を使用し、Ver6の格子モデルジェネレータにはなかった機能を追加した新規のジェネレータができました。
■要望対応項目
- 多主版桁の場合でも主桁間隔の中間に支点を設定できるようにしました。
- 横桁のウェブ厚中心が横桁部材の軸線からずれて配置できるようにしました。
- 斜角を考慮して格子モデルをジェネレートするようにしました。
- 横桁の配置、剛性の取り方を見直しました。
- 横桁のウェブ厚が厚い場合で隣接する横桁部材まで達してしまう場合はその横桁部材の剛性を考慮しないでジェネレートするようにしました。
- 曲線橋で不等径間の格子モデルをジェネレートできるようにしました。
- 任意の位置に横桁を配置することを可能にしました。
- 使用材料の追加(鋼材5種類、鉄筋2種類、鋼板、連続繊維)
断面内に材質の違う二種類の鉄筋を配置できるようになりました。
PC鋼材は内ケーブル、外ケーブル合わせて5種類まで配置できるようになりました。内ケーブル3種類+外ケーブル2種類といった使い方もできます。プレテンケーブルも取り扱えます。
補強設計用に、鋼板、連続繊維が取り扱えるようになりました。
横拘束筋は連続繊維も使用できるようになりました。連続繊維を使用した場合、M-φ曲線準拠基準は自動的にNEXCOの設計要領H18になります。
- 面外方向の計算(M-φ曲線、固有周期算出)
FRAMEモデルの面外方向の計算(構造解析、M-φ曲線、固有周期)ができるようになりました。
以下の手順により、計算します。
・設計条件の「Frameの面外計算」を「する」を選択。
・構造解析データのFrameデータ(支点、二重節点、分布ばね)の面外データを入力。
・地震時の影響の面外データ(設計水平震動、拘束条件)の入力。面外方向の地震時荷重は自動作成します。
- 施工時の照査
これまで合成応力度、RC部材の応力度しか施工時の照査を行っていませんでしたが、せん断照査、所要鉄筋量(引張、せん断)なども施工時の照査を行えるようになりました。所要鉄筋量(引張、せん断)については結果の一覧出力も追加しました。なお、今回、終局時の照査項目は対象外です。
- 「RC断面計算 Ver.4」へのエクスポート機能
断面形状、全鋼材配置データ、設計断面力、基準値、計算設定をエクスポートしRC断面の入力データファイル(*.rc4)に保存します。
- 合成桁の照査
設計条件で「合成桁」を選ぶと、床版と桁のクリープ差、乾燥収縮差による影響を考慮できるようになります。現在対応している断面はブロック断面、合成T桁断面です。場所打ち床版の材料も別途選択できます。
施工ステップ毎に桁高を変えた断面を登録した場合は鋼材配置位置が上にずれるため、今回は対象外です。
合成T桁の断面を使用していた場合、後打ちコンクリートのヤング係数は使用材料の合成桁の床版コンクリートの材質のものを使用します。Ver7までは登録断面データのヤング係数比により算出していましたので、結果が異なる場合があります。
■スペック変更
- 中間支点上の設計曲げモーメントの低減
従来から「1:自重」、「2:橋面荷重」を対象に行なっていますが、Ver.8.00.00で「40:場所打ち床版荷重」についても処理を行なうようにしました。
■要望対応
●計算
- 格子の箱桁断面
格子モデルで箱桁を使用した場合に、桁毎に分割したモデルが計算できるようになりました。
- プレストレス導入度
プレストレス導入度の計算時に、外ケーブルもMoに考慮できるようにしました。「設計の考え方|鋼材|外ケーブル関連」に「プレストレス導入度の計算でMoに外ケーブルを」考慮するかどうかのスイッチを追加しています。
- M-φ曲線
初降伏モーメントは鋼材の位置にかかわらず、初降伏モーメントの小さい鋼材を計算できるようになりました。
●予備計算
- 検討組み合わせケース詳細
Ver7までのステップ毎の作成に加えて、施工途中と供用開始後のみ作成を選択できるようにしました。荷重の組み合わせと割増係数にオプションを追加しました。
●入力
- Ver.6相当で動く格子ジェネレータを復活しました。斜角の入力など一部機能追加してあります。
- 「荷重の組み合わせと割増係数」によるコントロール
- 地震時にチェックがはいっていないときは、「検討荷重ケース」の画面で「群集100全載」は非表示にするようにしました。
- 地震時にチェックがはいって歩道橋だったら「群集100全載」ONにするようにしました。
- 地震時にチェックがはいっていたら地震時関係もONにするようにしました。
- データ読み込み時に地震時にチェックがついてない時は「群集100全載」は0にするようにしました。
- 検討荷重ケースの画面右のコメントを修正しました。
●出力
- 鋼材配置、断面諸数値一覧
鋼材計算のオプション「M用とN用を使い分ける」にチェックが入っていない場合、出力設定画面で「N用」と表示されていましたので、画面表示を改善しました。
- せん断関連のPPF出力
せん断関連の「一般」出力にtanγを出すようにしました。
・平均せん断応力度
・斜引張鉄筋応力度
・ウェブ圧壊に対する耐力
・斜引張破壊に対する耐力
・せん断必要鉄筋量
- 平均せん断応力度
新書式の記号説明で「S'」の説明が抜けていましたので、追加しました。
- せん断必要鉄筋量
結果画面のせん断必要鉄筋量(一覧)について、部材No.と一緒に上縁/下縁を区分を表示していましたが、一列増やして上縁/下縁の区分の列を追加しました。
- 曲げ破壊安全度
出力設定(Ver7)のみに必要鉄筋量を出力するかのオプションを追加しました。
●描画
- 格子のラインデータなどの描画機能を改善しています。
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8.01.00 |
'09.09.30 |
■Windows7対応
■インストーラ
■要望対応
●解析
- 格子モデルでも撤去解が計算できるようになりました。
●格子(Ver8)ジェネレータ
- 「基本設定(格子)」タブに「仮想主桁の配置位置」オプションを追加しました。これは、「格子モデルのタイプ」が「1実主桁モデル(&仮想主桁)」の場合に有効なオプションです。
op1:外ウェブ中心
op2:張り出し床版先端
- 「1実主桁モデル(&仮想主桁)」の場合にも、ケーブルを配置するウェブを指定されたとおりにセットするようにしました(0のとき無効データ)。
●サンプルデータ
- Grid8_GeneratorSample.f7qを更新しました。
■不具合対応
●計算
- セットロスの計算
格子モデルで自動分割の鋼材で「部材端で摩擦ロスを計算する」とした場合に、正しくセットロスの計算ができていなかったので修正しました。
- 合成桁の合成応力度
けたと床版のクリープ差・乾燥収縮差による応力度の算出式の符号が間違っているところがあり修正しました。床版下縁、けた上下縁の応力度の値が変わります。
●予備計算
- 有効幅算出用支間長
橋脚と桁が二重節点で結合されている場合に、施工途中の有効幅算出用支間長が計算されず0になる不具合を修正しました。
- 作用荷重(FRAME)(面外)
合成桁の格子モデルでブロック断面を使用している場合、途中のステップで「4:場所打ち床版」のブロックが変更になった場合、「作用荷重(FRAME)(面外)」の「床版(自動)」に変更分がジェネレートされない不具合があり対策しました。本件はVer8.00.00にのみ発生するトラブルです。
- 作用荷重(FRAME)(面外)
格子モデルの場合には、主桁に定義されている部材以外はジェネレートしないのですが、横桁の断面にブロック断面を使用し、「4:場所打ち床版」ブロックがある場合、場所打ち床版荷重にジェネレートされてしまう不具合があり対策しました。
- 作用荷重(GRID)
・曲線桁の場合、等分布荷重の載荷範囲がおかしい場合があり修正しました。
・曲線桁の場合、線荷重が途中で途切れている場合があり修正しました。
●出力
- 合成桁の総括表(HTML)
合成桁の場合、けたの方が厳しいのに床版のケースが表示されている不具合があり修正しました。
●入力
- 基準値ファイル
σck35以上の「コンクリートが負担できる平均せん断応力度τc(下部工用)」の初期値が道示Vの上部工の値になっていたので道示Wの下部構造編の初期値をセットしました。
- 横方向ジェネレータ
・「死荷重」に入力した橋面荷重が入力データへ反映されない不具合があり修正しました。
・右側ウェブの断面データが正しくジェネレートされていない(断面高が0.0になる)場合があり修正しました。
●描画
- 格子モデルでRがきついとき、桁端部データが入力してある場合に描画がおかしくなっている場合があり修正しました(描画のみ影響)。
- 格子モデルでRがきついとき、主桁データでR<0の場合、主桁線がおかしかったので修正しました(描画のみ影響)。
●ファイル
- F3Dエクスポート
Ver8.00.00で有効鋼材応力度がエクスポートされない不具合があり修正しました。
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8.01.01 |
'09.10.16 |
■主な改訂内容
- 数値断面入力のとき、Iz,Iy,J,Ao,Ai,Asを小数桁7桁まで入力できるように改善しました。
■主な修正内容
- 死荷重-横桁自重の集中荷重において、「i端から/j端から」のオプションが常に0扱いになっている不具合を修正しました。
- 格子モデルを計算したとき、活荷重、橋面荷重、雪荷重反力の結果の「累計」が正しく出力されていない不具合を修正しました。
- PC橋の合成応力度結果で引張応力度が生じている場合、引張鉄筋量を計算するはずなのですが、結果がありませんと表示される不具合を修正しました。
- 固有周期の計算で面内方向と面外方向の固有周期が同じ値になる不具合を修正しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.01について]
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8.01.02 |
'09.11.06 |
■主な改訂内容
- ブロック断面の「2.床版」の材質を「場所打ち床版」扱いできるように改善しました。
■主な修正内容
- 張出床版の計算を実行すると「モジュール’UC1FORRC.DLL’のアドレス0224BD0Fでアドレス3FC33333に対する書き込み違反がおきました」となる不具合を修正しました。
- 入力データ編集で、施工条件を開くと、任意荷重の計算フラグを1にしていたものが0に変わる荷重ケースがある不具合を修正しました。
- 「基本データ|荷重の組み合わせと割増係数」で抽出荷重のチェックが外れている項目に対しても、計算後に結果を取得しようとしていたためエラー(モジュール’UC-BRIDGE.exe’のアドレス004035e5でアドレス0000000に対する書き込み違反)が発生する不具合を修正しました。
- 斜引張破壊に対する耐力の組合わせ出力表示でScの値に誤りを修正しました。±1e-3以内の微小なMdをゼロとし、判定ミスが生じないように修正しました。また、Md=0の場合、M0>0ならばk=2、M0<=0ならばk=0となるように仕様を変更しました。
- 付属設計−固有周期の設計で、固有値解析実行時に、「基本データ|設計条件」の「Frameの面外計算」のチェックが外れている場合でも、面外方向の固有値解析を行おうとしていたため、エラーが発生していた不具合を修正しました。
- ユーザー提供データで、計算終了後、せん断照査結果−せん断必要鉄筋量の結果画面表示で総括表にチェックを入れると、せん断必要鉄筋量の照査で、存在しない結果データにアクセスしようとしていたため、エラー(モジュール’UC-BRIDGE.exe’のアドレス004035e5でアドレス0000000に対する書き込み違反)が発生する不具合を修正しました。
- 「合成桁」で「ブロック断面」を使用している場合、けたのコンクリートと床版のコンクリートのヤング係数の違いが考慮されていない箇所があり修正しました。具体的には、・解析用諸量・換算断面諸量の計算に用いるヤング係数比に誤りがありました。
- 施工ステップで参照する部材の部材番号が、誤って最終ステップの部材番号になっていたため、施工ステップの照査結果(斜引張応力度など)が正しくない場合がありましたので修正しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.02について]
- [操作方法-入力データ-基本データ-使用材料]
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8.01.03 |
'10.03.02 |
■主な改訂内容
- [使用材料]に縦方向のスクロールバーを追加しました。
- [曲げ破壊、M−φ算出後に後打ち部を」のデフォルト値を「考慮する」に変更しました。
■主な修正内容
- 付属設計で固有周期の計算を行うと、橋軸方向と橋軸直角方向で設計水平震度が同じ値になる不具合を修正しました。
- 「UC-win/Frame(3D)」へのエクスポートを実行するとエラーが発生する不具合を修正しました。
- 斜引張破壊に対する耐力の照査で、σsを計算する際に上限値がσpyとならない不具合を修正しました。
- [設計条件]で「Frameの面外計算」を「する」と設定して計算すると、供用ステップの面外弾性解計算時に構造系不安定エラーが発生する不具合を修正しました。
- 断面のガイド図が正しく表示されない不具合を修正しました。
- Ver.6、Ver.7形式のPPFレポートで、「引張鉄筋量(一覧)」の出力値が上下でラインがずれる不具合を修正しました。
- 面外方向のM−φ計算で、エラー(0による浮動小数点除算)が発生する不具合を修正しました。
- [設計の考え方]-[曲げ・軸力照査]-[曲げ照査タブ]の「σtaの取り扱い」で「コンクリート標準示方書[構造性能照査編]対応」にチェックを入れた場合のσtaに関する計算方法を修正しました。新規に計算オプションを追加しました。
- 合成応力度がゼロとなっている照査点の引張鉄筋量が計算される不具合を修正しました。
- [解析用断面性能]のIy、Jをロックしても、フレーム計算に反映されない不具合を修正しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.03について] など
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8.01.04 |
'10.06.09 |
■主な改訂内容
- せん断必要鉄筋量の出力形式を、活荷重のケース名が分かるように改善しました。
- 合成桁の場合には、曲げ破壊安全度の計算で連続繊維シートが無視されるという説明がヘルプに記載されていなかったので、説明を追加しました。
■主な修正内容
- 設計時活荷重が「なし」と設定されている場合に、入力ツリーの下に本来不要な[基本データ]が表示される不具合を修正しました。
- ヘルプの[操作方法]-[結果データ]-[せん断照査結果]-[せん断必要鉄筋量]に記載されている引張縁判定に関する説明の誤りを修正しました。
- ヘルプに含まれる不要なトピックを削除しました。
- 分割施工のデータで面外方向の固有周期が計算されない不具合を修正しました。
- ヘルプの[操作方法]-[ファイル入出力]-[ファイル保存オプション]■ファイル保存オプション画面 の画面説明図が最新ではなかったので更新しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.04について]
- [操作方法]-[結果データ]-[せん断照査結果]-[せん断必要鉄筋量]
- [操作方法]-[ファイル入出力]-[ファイル保存オプション]
など。 |
8.01.05 |
'10.08.30 |
■主な改訂内容
- RCねじり鉄筋(一覧)のレポートで、列と列の境界が分かりやすくなるように改善しました。
■主な修正内容
- [設計の考え方]-[曲げ・軸力照査]-[曲げ破壊、M−φタブ]で、「Mu,My0計算時:部材の変形に伴う外ケーブルの張力増加」を「JH設計要領準拠」とした場合に、曲げ破壊安全度が正しく計算されない不具合を修正しました。Ver.8で内/外ケーブルを合計5種類まで使用できるように拡張しましたが、これに伴うレポート出力部の修正漏れが原因でした。本件は、[仕様材料]のPC鋼材が「内ケーブル2種類+外ケーブル1種類」になっていない場合に発生する恐れがあります。
- 横方向モデルジェネレータで、入力した支間長データがファイルに保存されない不具合を修正しました。
- 摩擦・セットロス(ケーブル毎)の図の出力ができない不具合を修正しました。
- 横方向モデルジェネレータで、ウェブに配置される鉄筋の上下かぶりが逆になった状態でジェネレートされる不具合を修正しました。
- Ver.6、Ver.7形式のレポート出力で、「設計総括」を出力するとエラーが発生する不具合を修正しました。Ver.8で内/外ケーブルを合計5種類まで使用できるように拡張しましたが、これに伴うレポート出力部の修正漏れが原因でした。本件は、[仕様材料]のPC鋼材が「内ケーブル2種類+外ケーブル1種類」になっていない場合に発生する恐れがあります。
- 結果確認画面[設計断面力(着目点毎)]の出力機能で、「出力設定の着目点指定のみ」を実行したときに、指定した着目点が出力されない不具合を修正しました。出力する際に、出力設定を正しく参照できていなかったことが原因でした。
- Ver.7とVer.8で初降伏モーメントMy0の値が異なる不具合を修正しました。Ver.8のMy0が正しくありませんでした。
- 横方向モデルジェネレータでモデルを作成すると、下床版の部材外形情報が正しくセットされない不具合を修正しました。下床版の外形情報を計算する際に、上床版厚を使用していたことが原因でした。
- [設計の考え方]-[鋼材計算]-[外ケーブル関連タブ]-[外ケーブルの断面諸量への考慮]で「考慮しない」と設定しても、レポート出力では「考慮する」と表示される不具合を修正しました。Ver.8で内/外ケーブルを合計5種類まで使用できるように拡張しましたが、これに伴うレポート出力部の修正漏れが原因でした。本件は、[仕様材料]のPC鋼材が「内ケーブル2種類+外ケーブル1種類」になっていない場合に発生する恐れがあります。
- ねじり照査結果の「RC鉄筋応力度 一覧」、「RC鉄筋応力度(着目点毎)」のレポートを出力したときに、ページ下の文字列が次ページに繰り越されずページからはみ出てしまう不具合を修正しました。Ver.6形式、Ver.7形式出力で部材数が多い場合に発生します。
- 波形鋼板断面のねじり定数が正しく計算されていない不具合を修正しました。設計要領に記載されているねじり定数算出式のt1、t3は波板厚ですが、誤って波高が使用されていたことが原因でした。
- ヘルプの[操作方法]-[入力データ]-[鋼材配置データ]-[主鉄筋]●横位置 の内容が古いままになっていたので、更新しました。
- Ver.7で作成したデータをVer.8で読み込んだときに、任意荷重ケースの荷重番号が正しくない番号に書き変わってしまう不具合を修正しました。Ver.8で内/外ケーブルを合計5種類まで使用できるように拡張しましたが、これに伴って固定荷重ケースが占有する荷重ケース番号増えました。このため、Ver.7のデータで、Ver.8固有の荷重ケース番号が使用されている場合は、データ読み込み時に番号をリナンバする必要があります。このリナンバ処理に誤りがありました。
- ヘルプの[操作方法]-[入力データ]-[基本データ]-[任意荷重ケース]●任意荷重 の内容が古いままになっていたので、更新しました。
- 格子モデルで[構造解析データ]-[格子データ]-[主桁]の「全主桁削除」をするとエラーが発生する不具合を修正しました。
- 格子モデルで、[構造解析データ]-[格子データ]-[主桁]に10本以上の主桁が入力されている場合に、合成応力度のグラフが正しく表示されない不具合を修正しました。本件は結果表示の問題で、計算結果には問題ありません。
- 面外方向の桁端自重による地震時慣性力が、プレストレス荷重(荷重コード51)として載荷される不具合を修正しました。格点集中荷重(荷重コード31)の誤りでした。
- ヘルプの[計算理論及び照査の方法]-[鋼材処理]-[有効鋼材応力度] の内容が古いままになっていたので、更新しました。
- 直後鋼材応力度(全ケーブル集計)のレポート出力内容が、結果確認画面と一致しない場合がある不具合を修正しました。Ver.8で内/外ケーブルを合計5種類まで使用できるように拡張しましたが、これに伴うレポート出力部の修正漏れが原因でした。本件は、[仕様材料]のPC鋼材が「内ケーブル2種類+外ケーブル1種類」になっていない場合に発生する恐れがあります。
- ヘルプの[操作方法]-[入力データ]-[構造解析データ]-[活荷重]-[荷重強度(Frameモデル)]-[衝撃]●衝撃係数用算出式 の内容が正しくありませんでした。衝撃係数算定式を道示Iに記載されている内容に修正しました。
- 放物線タイプで入力したPC鋼材の配置線形が乱れることがある不具合を修正しました。放物線の両端の座標を算出するアルゴリズムに問題がありました。
- UC-win/Frame(3D)へのエクスポートで、不完全なコンクリートヒステリシスデータが作成され、UC-win/Frame(3D)で計算エラーが発生する不具合を修正しました。ヒステリシスデータを作成する際に、誤ったコンクリートデータを参照していたことが原因です。
- UC-win/Frame(3D)へのエクスポートで、PC鋼材の材料データ生成時にエラーが発生する不具合を修正しました。Ver.8で内/外ケーブルを合計5種類まで使用できるように拡張しましたが、これに伴うエクスポート処理の修正漏れが原因でした。本件は、[仕様材料]のPC鋼材が「内ケーブル2種類+外ケーブル1種類」になっていない場合に発生する恐れがあります。
- 施工途中ステップの鋼材応力度結果に、表示されない照査点がありました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.05について]
- [操作方法]-[入力データ]-[基本データ]-[任意荷重ケース]
- [操作方法]-[入力データ]-[構造解析データ]-[活荷重]-[荷重強度(Frameモデル)]-[衝撃]
- [計算理論及び照査の方法]-[鋼材処理]-[有効鋼材応力度]
など。 |
8.01.06 |
'11.01.05 |
■主な改訂内容
- 断面力(着目点毎)のレポート出力で、「組み合わせ名+組み合わせ」が文字切れしてしまう場合は複数行に折り返して表示するように改善しました。
- メイン画面の横幅を広げたときにPC鋼材入力画面も連動して広がるように改善しました。
- 円孔ホロー桁断面では、ホロー部の入力が5行分用意されていますが、有効幅bwの計算では、5行分すべてが考慮されるのではなく、ホロー部の面積が最大となる行のみが考慮される。この点に関する説明が不足していたので、入力画面、ヘルプともに説明を追加しました。
■主な修正内容
- ヘルプ[操作方法]-[結果データ]-[曲げ照査結果]-[M-φ曲線]、[計算理論及び照査の方法]-[断面照査]-[曲げ照査結果]-[M-φ曲線]-[M-φ曲線]を更新しました。「主桁は道示V」とありますが、正しくは道示V/道示Xの選択が可能です。
- 1つの断面に2種類の鉄筋を使用して計算すると、鉄筋拘束力の反力集計値が異常値となる不具合を修正しました。
- 斜引張鉄筋応力度の照査で、コンクリートが負担できるせん断力Scの計算中のτcに割増係数を乗じないように修正しました。
- 格子モデルのPC鋼材入力で、「部材端で摩擦ロスを計算する」として計算すると、一部の直後鋼材応力度がゼロとなる不具合を修正しました。
- 仮設部材のみで構成されるステップの荷重計算でエラーとなる不具合を修正しました。
- PC鋼材の入力で「角度2」の方式で入力する際に、直線と曲線の交点が求まらずに鋼材が不適切な状態で配置されてしまう不具合を修正しました。
- [設計条件]で「車道部」あるいは「歩道部」で「あり(幅員変化)」としている場合に、主桁端部の節点を削除するとエラーが発生する不具合を修正しました。
- PC鋼材の入力で「角度2」の方式で入力する際に、「Xi」より右の列にフォーカスがあるときにInsertキーを押すとエラーが出る不具合を修正しました。
- 円孔ホロー桁断面の断面諸量の計算で、4行目、5行目のボイドが控除されない不具合を修正しました。
- ヘルプ[操作方法]-[入力データ]-[分割施工データ]-[基本データ]の内容を更新しました。
- 横方向モデルのジェネレータで支間長の計算が正しく計算されない不具合を修正しました。
- 入力画面[その他追加荷重]にスクロールバーを追加しました。
- 格子モデルの場合に、[桁端自重]で「中空部の面積を含める」にチェックを入れても、中空部が控除されてしまう不具合を修正しました。
- 予備計算で、桁端自重の面外方向地震時慣性力が誤ってX軸回りのモーメントとして計算される不具合を修正しました。正しくは、Z軸方向の並進荷重です。
- [作用荷重(Frame)(面外)]のレポート出力で、荷重ケースに割り当てられている二重節点データが常に「なし」と出力される不具合を修正しました。
- ヘルプ[操作方法]-[入力データ]-[構造解析データ]-[Frameデータ・格子データ]-[支点データ]●傾斜角(度)で、傾斜角は時計回りを正とすると記載されていましたが、正しくは反時計回りです。
- 格子モデルの反力のレポートで単位が正しくありませんでした。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.06について]
など。 |
8.01.07 |
'11.03.11 |
■主な改訂内容
- ヘルプで、「横方向解析について」で検索を行うと一件ヒットするが、ヘルプの内容がありません。この項目を一旦削除することにしました。
■主な修正内容
- 格子モデルの有効幅計算で、ハンチサイズbsの計算が正しくない。また、[曲げ・軸力照査]-[有効幅関連タブ]-「比率αによる低減方法」の「λ=min(λ’×α,
Limit)」が正しく機能していない不具合を修正しました。
- 曲げ破壊安全度照査で必要鉄筋量を計算する際に「鉄筋2」が考慮されていない不具合を修正しました。
- 剛域のあるモデルをUC-win/FRAME(3D)にエクスポートする際にエラーが発生する不具合を修正しました。
- 左右対称の構造物なのにせん断必要鉄筋量の結果が対象にならない不具合を修正しました。
- Ver.6, Ver.7形式の総括表出力で、着目点を選択することができない。この現象は、部材のウェブIndexが指定されていない場合(ゼロの場合)に発生する。また、総括表せん断結果の出力で、6番目の照査点名が表示されず空欄となってしまう不具合を修正しました。
- 設計の考え方-曲げ軸力照査の入力で初降伏M算出時における「引張縁からの被りの入力」については面内は数値入力可能だが、面外については、一度でも「配筋から(最外縁)」を選択すると、それ以後どれを選択しても「*.**m(引張縁から)」は入力できない不具合を修正しました。
- 分割施工モデルの「図の出力」機能が正しく動作していませんでした。着目ステップの図ではなく、常にステップ1の図が出力されてしまう不具合を修正しました。
- 断面力入力の不具合。
@一括施工モデルで、面外計算をする、クリープ解析をする、と設定した場合に、[構造解析結果(面外)]-[断面力(面外)]で「弾性解/クリープ解/合計」を指定することができない。
A一括施工モデル計算後に断面力一覧表を確認すると、本来は有効であるべきロックボタンが無効の状態になっている。
- 格子モデル曲線橋の場合、桁端自重のモーメントが正しく作用していない不具合を修正しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.07について]
など。 |
8.01.08 |
'11.07.25 |
■主な修正内容
- 付属設計−固有周期の計算で,画面上の表示とPPFで出力した時の断面力タイトル表示(NxとTx)が異なる。画面上の表示は正しいが、PPF出力が不適切であったので修正しました。
- Uc-BridgeでRC断面v4へエキスポートしてデータを作成し、そのRC断面でのM-φとUC-Bridge算出のM-φが一致しない不具合を修正しました。RC断面計算と同じように「Mc計算式でσceを求める際に、RC断面計算と同じコンクリート+鉄筋 の各断面定数を用いた計算」に変更しました。
- ケーブルの角度は、部材軸に傾きがある場合に、部材軸に対する角度ではなく、水平軸(全体座標系のX軸)回りの角度で計算している不具合を修正しました。
- ハンチ部の有効幅bsの計算の誤りを修正しました(示方書(コンクリート橋編p1.33)の規定に対応)。
- PRCの場合で疲労時の活荷重を考慮したときに橋面荷重について、BRIDGEでの反力は、任意形格子桁の計算での反力の2倍になっている不具合を修正しました。
- 主鉄筋本数が1で、鉄筋間隔がゼロでないときに、M−φの面外計算時にゼロ割のエラーを修正しました。
- その他追加荷重(面内)のモーメント荷重(荷重コードが17と27のとき)を入力する際、画面下に"モーメント荷重は反時計回りに作用するときにプラス"とある、正しくは時計回りがプラスであるので、記述を修正しました
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.08について]
など。 |
8.01.09 |
'11.10.21 |
■主な改訂内容
- [入力データ]-[設計の考え方]-[鋼材計算]-[鋼材計算]で、PCケーブルの平面配置の折れ角を考慮するとした場合、鋼材の摩擦損失の計算は、鉛直面の鋼材角変化α、水平面の鋼材角変化βとすると合成角変化γ=SQRT(α^2+β^2)として、式e^-(μγ+λx)により計算しているが、セットロス計算で左右セットの及ぶ位置Xl、Xrでは、前後で計算されている値を直線補間して求めているため、逆算して求めた見かけ上の角変化は小さな値となっている問題について、左右セットの及ぶ位置Xl、Xrでは、前後値から直線補間で求める方法に加えて、式e^-(μγ+λx)により計算する方法を加えました。[入力データ]-[設計の考え方]-「その他・単価」−「旧バージョン互換」に従来の扱いと新しい計算式を選択できるようにスイッチを追加しました。
■主な修正内容
- 予備設計の荷重作用(FRAME)面外をロックして、データを保存します。保存したデータを開き直すと、ロックが解除される不具合を修正しました。
- 剛域部材のたわみが常にゼロになっている誤りを修正しました。バージョン7で、たわみが、部材変位から計算されるように変更されたが、剛部材の変位が常にゼロになっているため、修正しました。たわみの結果は、部材軸直角方向の変位で計算しています。
- バージョン7の印刷で、入力データの印刷時にメモリー書込み違反の不具合を修正しました。
- ダブルT型断面の場合、面外のMy,MuがRC断面と一致しない不具合を修正しました。
- 曲げ破壊安全度の結果表示画面では以下の不具合がありました。
1.Δσpを基準値入力値として使用する場合には、外ケーブル1の値のみ表示されるが、外ケーブル2の値は表示されない。
2.ΔσpをJh式で計算する設定の場合には両方表示されない。
3.印刷の方で、Jh式で計算する設定の場合に、外ケーブル2の値が表示されない。
これらの不具合を修正しました。
- 格子支点移動の入力画面で、以下の問題がありました。
1.項目名がはみ出している。
2.Z軸強制変位の入力位置がずれている。
3.支点移動の結果確認画面−反力で、Rzの結果正負が逆
これらの不具合を修正しました。
- 巨大なモデル(格点数が1000を超えるもの)では、「リストのインデックスが範囲を超えています(0)」の不具合を修正しました。
- 「設計の考え方」-「曲げ・軸力照査」-PC鋼材を引張補強材とみなすか(内ケーブルのみ)」において「みなす」としたあとに「みなさない」と戻した際に、「引張り鉄筋量」の結果画面において0.00となっていなければならないTpに値が出ている誤りを修正しました。
- 他の主桁と比べて極端に短い主桁が存在するときに、不要な支承線が作成される不具合を修正しました。
- 断面性能の出力(印刷)でH、Bが逆になっている不具合を修正しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.09について]
など。 |
8.01.10 |
'11.11.29 |
■主な改訂内容
- たわみの印刷(計算結果画面)で下記のとおりに文言の修正しました。
・修正前 材料種別(Φ1=#.##、Φ2=#.##)
・修正後 材料種別(コンクリートの「基準値」-「クリップ係数」)(Φ1=#.##、Φ2=#.##)
- M−Φ計算時結果出力の軸力Nと曲げモーメントMの表記について、下記の通り修正しました。
1)面内
Nx= ###.###
Mz= ###.###
2)面外
Nx= ###.###
My= ###.###
■主な修正内容
- 斜引張応力度の結果表示が総括表と斜引張応力度の詳細の部分で異なる不具合を修正しました。総括表の方は常にねじりモーメントを考慮していました。
- M-φ計算において、面外My0が算出されない場合がある不具合を修正しました。
- 波板鋼板断面の断面データ出力(Ver6、Ver7)で、表と断面形状図がずれている不具合を修正しました。
- 基本荷重のない組合せ荷重を作成しようとするとき「,"は整数ではありません"」のエラーとなる不具合を修正しました。基本荷重のない組み合わせ荷重ケースを生成しないようにしました。
- データを開いた後で、横拘束筋データ画面を確認すると、面外の鉄筋配置データが面内データの値でセットされてしまう不具合を修正しました。
- 側面データの有効高d1とd2はゼロになる断面がある不具合を修正しました。
- 「付属設計」−「固有周期」 橋軸直角方向のTねじりモーメントが常に0出力になっている不具合を修正しました。
- F3D出力でM-φ部材の除荷時低下指数の数値はヘルプ記載と異なる点を修正しました。M-φ部材の除荷時低下指数のデフォルトは0.4として出力するようにしました。
- F3D出力で入力した横拘束データが、断面データにセットされない(関連付けされない)不具合を修正しました。
- 作用荷重(FRAME(面外))のデータロックして保存し −> 再読み込み −> データロックがはずれている不具合を修正しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.10について]
など。 |
8.01.11 |
'12.01.13 |
■主な改訂内容
- F3D出力で、Cc=がCc=1.0常にとしていますが、道示-V(タイプT)と道示-V(タイプU)に分けて次のようにエクスポートします。
道示-V(タイプT)の時はCc=0.6、道示-V(タイプU)の時はCc=0.8、これ以外Cc=1.0にしました。
■主な修正内容
- 「設計の考え方」−「曲げ・軸力照査」−「曲げひび割れ幅」で、配筋データの参照先を「配筋から計算」を指定した場合、計算結果の「曲げ照査結果」−「曲げひび割れ幅」の画面で上縁かぶりが負になっている断面がある不具合を修正しました。
- M-φ計算結果で、曲げモーメントMが負のとき、面内+、面内−の出力が逆になっている不具合を修正しました。
- 出力設定(Ver.7)の画面で「断面力集計にプレストレス1次を含める」にチェックが入っていないにも関わらず、合成応力度組み合わせ印刷で、プレストレス1次(71など)が印刷される不具合を修正しました。
- 分割施工の場合で格点番号(格点名)が1000を超える場合、解析実行中にエラー”リストのインデックスが範囲を超えている”エラーを修正しました。
- 計算結果で「せん断照査結果」−「せん断必要鉄筋量」で、k=1+M0/Mdの値が負で、かつその絶対値が2.0を超えるとk=2として印刷されている不具合を修正しました。
- データ入力で、「横桁自重」→「集中荷重」の小数点4桁目の数値が保存されない場合がある不具合を修正しました。
- 結果確認画面で、「解析用断面性能」を展開したままで「全モデル計算」を実行したあと、再び、結果確認画面で、「解析用断面性能」を開くと、断面性能がゼロになっている断面がある不具合を修正しました。
- 温度変化による移動量の符号が構造解析の変位の符号と逆になってる不具合を修正しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.11について]
など。 |
8.01.12 |
'12.02.29 |
■主な修正内容
- 格子モデルの時A⇔B活荷重を切り替えても活荷重載荷長p1の自動設定ができていない不具合を修正しました。
- 印刷設定で、「プレストレス1次を含める」と選択した場合、組合せ設計断面力の印刷で、不適切な改行がある点修正しました。
- 鋼材配置データ−主鉄筋で配置角度が180度の時、「不正な不動小数点数演算命令」エラーが発生する不具合を修正しました。
- バージン8.01.08以降で、ダブルT型の断面で、「フランジの有効幅」を考慮し場合で、有効幅の取り方に誤りがありましたので、修正しました。
- 主桁が一本の場合、橋面荷重の線荷重が予備計算後、「作用荷重(GRID)」生成されない不具合を修正しました。
- 格子幅員データの項目で設定した範囲は、正しくハッチング図示されるが、橋面荷重の等分布荷重や分布荷重で範囲設定が正しくない不具合を修正しました。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.12について]など。
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8.01.13 |
'12.03.14 |
■主な修正内容
- 合成床版で、場所打ち床版(種別4)のみのブロック断面において、RC曲げ応力度の照査結果で、σcが正の場合でも「---」と表示される不具合を修正しました。(ただし、仕様としてσが負の場合では、「---」と表示されます。)
- 1本の主桁の格子モデルで、軸線と断面図心が一致する場合でもねじりモーメントが発生してしまう不具合を修正しました。
[設計の考え方]-[構造解析]で「自重によるねじりモーメント」を「考慮する」と設定すると、この現象が発生します。
- 段階施工で、供用開始ステップを最終ステップより前のステップに設定した時に、せん断必要鉄筋量の計算に活荷重等を考慮されない(組合せ荷重に活荷重が含まない)不具合を修正しました。
- 設計の考え方]-[鋼材計算]-[鋼材計算タブ]で「M用とN用で鋼材、断面を使い分ける」を使用した場合、M用とN用の断面が同じである場合、計算時にエラーがでるときがある不具合を修正しました。
- 主桁(上部工)がない場合、概算数量計算でエラーが発生している不具合を修正しました。また主桁(上部工)の概算数量計算に部材名の誤りも合わせて修正しました。
- 「平均せん断応力度」や「斜引張鉄筋応力度」などの照査結果の印刷で、出力内容と記号説明の内容がアンマッチ箇所を修正しました。
- 横桁用の断面を用いた場合、入力断面の印刷で、横桁断面が箱桁断面、またその寸法がすべて0として出力される不具合を修正しました。本不具合は計算には影響していません。
- 異なるPC鋼材が高さ方向に同じ位置に配置する場合において、どちらかのPC鋼材の有効鋼材応力度がゼロ(刄ミpcs=0)になる不具合を修正しました。
- ブロック断面の場合において、「結果確認」−「照査用断面データ」−「断面諸数値一覧」の総断面数値が、全体表示と詳細表示で異なる不具合(表示の問題)を修正しました。
- RC断面にエクスポートするとき、分割施工で選択したステップに応じた断面寸法(断面ケース)が正しく出力されない不具合を修正しました。
- PCケーブル数が多くなると、PC鋼材の配置の入力データと印刷内容と異なるケースがある点(印刷の問題)を修正しました。
- 一括施工とした場合、計算後、印刷でたわみ、移動量の出力されない場合がある不具合を修正しました。
- 主桁本数が8本を超えると桁端自重の表の印刷でページの枠(幅)からはみ出してしまう不具合を修正しました。
- Ver 8.01.12でプレ2次算出荷重の修正の誤りで、直プレ2次と有プレ2次の断面力結果が以前のバージョンの結果の2倍になっている不具合を修正しました(Ver
8.01.11の状態に戻しました)。
■ヘルプの修正、他
- [概要]−[バージョン及び改良点]−[Ver.8.01]−[Ver.8.01.13について]
など。 |
8.01.14 |
'12.07.09 |
■主な修正内容
- ステップ数が10以上の場合、「クリープ解析用データ」印刷で、クリープ係数が印刷されないステップがある不具合を修正しました(印刷の問題)。
- 上部工部材の端に支点を設定すると支点の描画位置はその支点位置の断面の下面であるとの仕様を、垂直の上部工に限って、支点の描画位置を部材断面のその端の節点位置に変更しました。
- 曲げ照査結果の「引張鉄筋量」確認画面で、「引張鉄筋量(一覧)」での「T’/σa 」値と、「引張鉄筋量(詳細)」での「T’/σa 」値が異なる不具合を修正しました。
- 長い主桁線と短い主桁線が混在する場合、支承線が正しく生成されない不具合を修正しました。
- WT型の床版において、有効幅計算時に有効幅を2回低減している処理ミスがあったので修正しました。
- 支点条件の入力表で数値が指数で表示され、データのコピーの際に元のデータと違った値をコピーされる不具合を修正しました。この不具合を回避するために、支点条件の数値の表示を指数表示から一般表示(小数点表示)に変更しました。
- 照査点データの曲げ照査点の項目で指定した、検討断面における鋼材配置の総和が100を超えた場合メモリ不足によりエラーが発生する不具合を修正しました。
■ヘルプ
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.8.01.00〜」
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8.02.00 |
'16.07.04 |
■主な改訂内容
- サブスクリプションに対応しました。
■ヘルプ
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.8.2.0〜について」を追加しました。
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