Ver. |
日付 |
内 容 |
11.0.0 |
'16.12.01 |
■要望対応
- 入力:本体配筋の主鉄筋かぶりの入力上限値を99.9(cm)に拡張しました。
- 入力:せん断補強鉄筋を部材照査位置毎に設定できるよう対応しました。
- 計算:『水道施設耐震工法指針・解説 2009 (社)日本水道協会』への対応を行いました。「初期入力」画面の適用基準に「水道施設2009」のスイッチを追加しています。なお、従来の「水道施設」スイッチは「水道施設1997」に変更しています。
- 計算:内水位および動水圧の考慮に対応しました。内水位は「荷重」→「死荷重」画面に各内空毎の入力を用意しています。また、動水圧は「考え方」→「基本・荷重」画面に「動水圧:考慮しない/考慮する」スイッチを用意しています。内水位が満水の時は自由水面がないもの、満水でない時は自由水面があるものとして扱います。
- 計算:丸鋼(SR235)に対応しました。「材料」画面にSR235の選択を追加しています。なお、丸鋼設定時は図面作成を行うことができません。
- 計算:地震時の頂版バネ設定について、これまで適用基準=土地改良施設または水道施設の場合のみ可能でしたが、適用基準=下水道施設2006または下水道施設2014の場合も可能としました。「地盤バネ」→「レベル#地震時」画面にて「頂版にバネを設置」スイッチ選択時に頂版バネの入力が可能となります。
- 計算:本体設計の曲げ耐力照査に用いる終局モーメントの収束条件は、これまで偏心量(M/N)一定として算出しておりましたが、偏心量(M/N)一定またはN一定のいずれかを指定できるようにしました。「考え方」→「応力度照査」画面にスイッチを用意しています。
■L2非線形解析オプション
『水道施設耐震工法指針・解説 2009 T総論 (社)日本水道協会』→「3.3. 立坑、暗渠、共同溝及びシールドトンネルの耐震計算法」の「3.3.1
総説」や「3.3.5 暗渠、共同溝の耐震計算法」では、構造部材の非線形特性考慮に関して記述されています。これよりレベル2地震時照査の断面力を部材の非線形特性を考慮して算出する機能を追加しました。
≪重要≫
上記は、L2非線形解析オプションキーが必要であり、別途、BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震) 製品と異なるライセンスキーを購入して頂く必要がございます。
■ヘルプの修正(変更)内容
- 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.11.0.0」→「Ver.11.0.0」
- 「概要」→「プログラムの機能概要」→「概要」
- 「概要」→「プログラムの機能概要」→「機能および特長」
- 「概要」→「プログラムの機能概要」→「適用範囲」
- 「概要」→「プログラムの機能概要」→「適用基準及び参考文献」
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「初期入力」
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「形状」
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「材料」
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「地盤バネ」
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「荷重」
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「考え方」
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「レベル2」 ※追加
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「計算確認」
- 「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「荷重」→「常時、地震時固定荷重」
- 「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「荷重」→「地震時水平力(レベル1)」
- 「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「荷重」→「地震時水平力(レベル2)」
- 「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「レベル2地震時照査(非線形)」 ※追加
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11.0.1 |
'17.01.27 |
■要望対応
- 入力:コンクリートの許容軸圧縮応力度の自動設定において、設計基準強度σck>30の場合、これまで道示W(H24.3)P.157の表-4.2.1を元に線形補間で求めておりましたが、道示V(H24.3)P.128を参考にσck×0.85×(1/3)で算出するよう変更しました。
- 入力,出力:L2地震時のせん断耐力算出時の準拠基準について、コンクリート標準示方書2007年の表記を2012年に変更しました。なお、計算内容に変更はありません。
■不具合修正
- 計算:曲げ応力度照査において、丸鋼(SR235)時の鉄筋許容値が不正となる不具合があり、これを修正しました。
- 計算:底版がインバート形状のとき、底版の剛域寸法によってレベル2地震時の計算でエラーとなる場合があり、これを修正しました。
- 表示:常時及びレベル1地震時の総括表及び結果一覧において、側壁の鉄筋許容値が不正となる場合があり、これを修正しました。
- ファイル:ファイル読み込み時にL1地震時の丸鋼(SR235)用鉄筋許容値が正常に読み込めない不具合があり、これを修正しました。
- 設定:msiファイルによるインストールが行えない不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
- 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.11.0.0」→「Ver.11.0.1」
- 「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「必要システム」
- 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「考え方」
- 「計算理論及び照査の方法」−「断面方向の計算」−「耐力照査」
- 「Q&A」→「断面方向」→「1.適用範囲、制限事項」→「Q1−8」
- 「Q&A」→「断面方向」→「1.適用範囲、制限事項」→「Q1−18」※追加
- 「Q&A」→「断面方向」→「9.骨組み(FRAME)データ」→「Q9−3」※追加
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11.0.2 |
'17.03.13 |
■要望対応
- 入力:「形状」→「縦連結構造」画面→「標準部ピース数」の入力上限値を99個から199個へ拡張しました。
■不具合修正
- 計算:地層数が28層以上の場合に、計算実行でエラーとなる場合があり、これを修正しました。
- 表示,出力:レベル2地震時のせん断耐力照査結果に対する結果確認画面の表示や計算書出力において、Vyd=0より(γi・vd)/Vyd=∞となるケースが存在する場合に、抽出が正常に行われない不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
- 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.11.0.0」→「Ver.11.0.2」
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11.0.3 |
'17.04.24 |
■不具合修正
- 計算:適用基準が下水道施設2014の場合、地震時の杭の支点バネkHの算出及び杭の変位量照査に用いる杭頭変位が正しく算出されない不具合があり、これを修正しました。
- 計算:せん断耐力算出時の設計せん断力が0の場合、せん断耐力結果が正常に得られない不具合があり、これを修正しました。
- 表示,出力:ハンチが存在しない場合やハンチ端を照査しない場合に結果確認のボタン色判定や総括表、結果一覧のレベル2地震時の結果抽出に不具合があり、これを修正しました。
- 出力:適用基準が下水道施設2006または下水道施設2014で縦断方向の断面力低減係数ξの算出方法が詳細式の場合に、係数ξ算出に用いるφ4の出力値が不正となっており、これを修正しました。なお、本件は出力上のみの問題で結果に影響はありません。
■ヘルプの修正(変更)内容
- 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.11.0.0」→「Ver.11.0.3」
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11.0.4 |
'17.06.20 |
■要望対応
- 入力:PC杭の許容せん断応力度τa1の初期値を、「既設道路橋基礎の耐震設計に関する資料」の設計計算例を参考に0.65(N/mm2)としました。
- 入力:丸鋼(SR235)を有効数字4桁で算出するようにしました。
■不具合修正
- 計算:鉄筋材質を丸鋼(SR235)選択時に、縦方向の計算において「曲げ応力度の計算に失敗しました」のエラーが発生する場合があり、これを修正しました。
- 計算:適用基準が水道施設2009で表層地盤の固有周期Tsを直接入力した場合、地震荷重が不正となる不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
- 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.11.0.0」→「Ver.11.0.4」
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11.0.5 |
'17.07.31 |
■要望対応
- 入力:N値の入力上限値を999.9に拡張しました。
- 図面:CAD製図基準(平成29年3月:国土交通省)に対応しました。
- 図面:頂底版スターラップの「J筋」配置に対応しました。
■不具合修正
- 計算:PC部材の曲げ耐力の照査において、曲げ耐力の算出方法=N一定を選択しても(M/N)一定で算出されてしまう不具合があり、これを修正しました。
- 計算:PC部材の曲げ耐力の照査において、ハンチ端で照査する場合にPC鋼棒が考慮されない不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
- 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.11.0.0」→「Ver.11.0.5」
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11.0.6 |
'18.03.16 |
■要望対応
- 入力:コンクリートの設計基準強度σckの入力下限値を16から10に変更しました。
- 計算、出力:適用基準=下水道施設2014または2006で、レベル2地震時にハンチ端も照査する場合に、ハンチ端でもせん断照査を行っていましたが、『下水道施設耐震計算例−管路施設編−前編2015年版』にあわせ、ハンチ端でのせん断照査を行わないようにしました。
■不具合修正
- 入力:単鉄筋構造の場合に「考え方」−「応力度照査」画面でレベル1地震時、レベル2地震時の鉄筋(単鉄筋/複鉄筋)の選択が可能となっており、複鉄筋が選択されていると2倍の鉄筋量で照査を行う不具合があり、これを修正しました。
- 入力:杭基礎のとき、「基礎」−「支点バネ」画面で支点バネ値を計算した後、常時、L1地震時、L2地震時のバネ値を確認したか否かで底版の設計断面力が変わる場合があり、これを修正しました。
- 計算:3連ボックスのとき、任意死荷重および任意地震荷重で頂底版に載荷した荷重が、断面力算出時のFRAMEモデルに正しく載荷されない場合があり、これを修正しました。
- 計算:レベル2地震時の断面力を非線形解析により算出する場合、任意死荷重が正しく考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
- 表示、出力:底版形状がインバート形でレベル2地震時の照査でハンチ端も照査する場合、側壁下側および底版左右のハンチ端の結果が表示、出力されていない不具合があり、これを修正しました。
- 出力:結果一覧計算書の杭基礎結果一覧において、レベル2地震時の杭頭補強鉄筋の結果に最も厳しい結果が出力さない場合があり、これを修正しました。
- ヘルプ:許容応力度法(常時、レベル1地震時)のせん断照査位置について、照査方法が「道示W、土工指針(H21)」の場合の説明が漏れていたため追加しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
- 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.11.0.0」→「Ver.11.0.6」
- 「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「許容応力度法照査」
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11.0.7 |
'18.05.16 |
■不具合修正
- 計算:底版がインバート形状で内水位天端が上ハンチ内のとき、内水圧が正しく算出されない不具合があり、これを修正しました。
- 計算:L2地震時の部材非線形解析において、外側は1種類で内側が2種類の配筋状態の場合に正常に計算が行えない場合があり、これを修正しました。
- 出力:詳細計算書出力において「#章杭照査」→「#.##杭頭結合部の照査」のタイトルのみ出力される場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
- 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.11.0.0」→「Ver.11.0.7」
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