Ver. |
日付 |
内 容 |
3.00.00 |
'07.08.02 |
■要望対応
・計算:埋戻し土の土質定数を考慮した計算に対応しました。「初期入力」画面に「埋戻し土の入力」の選択および「埋戻し土の土質定数を用いる項目」の選択を設け、「埋戻し土の土質定数を用いる項目」の選択により土圧、地盤バネ値等の算出に埋戻し土の土質定数を考慮することが可能です。
・計算:基礎形式が杭基礎時の計算において「杭基礎設計便覧 平成18年度改訂版(H.19.1)社団法人日本道路協会」に対応しました。「初期入力」画面の[杭基礎設定]に杭基礎設計便覧(H.19.1)に準じるか否かの選択を設けています。
・計算:縦方向の計算において、低減係数ξが0.1未満の場合、ξ=0.1として計算していましたが、ξが0.1未満の場合でも算出値を用いて計算できるようにしました。「考え方」画面に「断面力低減係数ξの取り扱い」の選択を設けています。
・計算:縦方向の計算において、腹部鉄筋を考慮した断面照査に対応しました。「考え方」画面に「断面照査での腹部鉄筋(縦方向の計算)」の選択を設けています。
■不具合修正
・入力:隅角部への剛域部材有りの時、「形状」−「剛域」画面で剛域寸法を変更した場合に計算結果がクリアされない不具合があり、これを修正しました。
・計算:適用基準が「土地改良施設」または「水道施設」の場合、地震時の地盤バネとして頂版バネを考慮しますが、土被り厚=0.0のときは考慮しない(Kv=0.0,
KsT=0.0)ようにしました。
・計算:計算:耐力照査において、軸力<0の場合のせん断耐力算出時のβnの算出に誤りがあり、これを修正しました。
・計算:計算:底版支間部設計断面力抽出について、杭基礎で杭頭剛結のときの杭位置の曲げモーメントとして絶対値が小さい方を用いていた不具合があり、これを修正しました。
・表示:適用基準が「水道施設」の場合の計算確認の左側壁、右側壁、中壁のレベル2地震時の結果において、「曲げ破壊先行」と判定された照査位置の設計塑性率、設計靭性率、(γi・μrd)/μdが表示されない不具合があり、これを修正しました。なお、この現象は計算確認画面のみの問題であり、計算書では出力されています。
・ヘルプ:計算確認の各画面において、[ヘルプ]ボタンを押下時に該当のヘルプが表示されず、ページを表示できませんと表示される不具合があり、これを修正しました。
・ヘルプ:「形状」−「地盤」画面の[ヘルプ]ボタンから開く地盤のヘルプにおいて、適用基準が土地改良施設または水道施設の場合のα・Eo、Vsiの算出式が記載されておらず、算出式の記述を追加しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.3.00.00〜」→「Ver.3.00.00」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「初期入力」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「形状」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「地盤バネ」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「配筋」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「考え方」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「荷重」→「地震時水平力(レベル2)」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「杭頭結合計算」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「杭体照査」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「杭体データ」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦方向の計算」→「断面力の算定」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦方向の計算」→「断面照査」 |
3.00.00
↓
3.01.00 |
'08.03.04 |
■要望対応
・Web認証方式に対応しました。
・入力:底版の地盤バネ算出において、ボックス底面位置が層境にある場合は直下の地層データを用いてバネ値を算出していますが、ボックス底面位置が最下層下端位置にある場合、直下の層が存在せずバネ値が算出できないため、[形状]-[地盤]画面においてボックス底面位置=最下層下端位置のチェックを行うようにしました。
・計算:縦方向の計算において、低減係数ξ>1.0の場合に、算出値をそのまま用いて計算を行っておりましたが、「考え方」画面に「1.0を上限とする」のチェックを設け、ξ=1.0として計算できるようにしました。
・出力:適用基準が下水道施設の場合に計算書の地震時水平力(レベル2)に出力している文献名を「下水道施設の耐震対策指針と解説-2006年版-」に変更しました。
■不具合修正
・計算:杭基礎で最大断面力による照査を行う場合、杭の変位量の計算において杭頭変位量が0となる不具合があり、これを修正しました。
・計算:せん断応力度照査において、せん断照査位置が2d点の場合、左右あるいは上下の2d点が交差していると2d点位置での照査を行いませんが、せん断照査位置として2d点以外が選択されている場合でも、2d点位置が交差しているとτ点での照査を行わない不具合があり、これを修正しました。
・出力:レベル2地震時のせん断耐力の判定において、せん断耐力Vyd=0.0の場合は(γi・Vd)/Vyd)に0.0を出力しておりましたが、∞を出力するように変更し、Vyd=0.0となっている旨の説明を表の下に出力するようにしました。
・出力:2連BOXでせん断応力度照査方法として「最大せん断応力度」が選択されている場合、せん断補強鉄筋の出力において、頂版および底版の右内空側の左τ点が出力されない不具合がありこれを修正しました。
・出力:適用基準が土地改良施設または水道施設で死荷重ケース数が3ケースのとき、レベル2地震時の設計断面力の出力において、表の書式が乱れて出力される不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.3.01.00〜」→「Ver.3.01.00」
・「概要」→「著作権」→「プログラム使用許諾」
・「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「必要システム」
・「概要」→「必要システム及びプロテクト」→「プロテクト」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「ヘルプ」
・「計算理論及び照査の方法」→「縦断方向の計算」→「断面力の算定」 |
3.01.00
↓
3.01.01 |
'08.05.23 |
■不具合修正
・入力:基礎形式が杭基礎で杭種がPHC杭またはPC杭のとき、「基礎」-「@基本」画面において、PC鋼材データが未入力(赤文字表示)でも確定可能となっており、この状態で計算確認を行うと計算時にエラーが生じることがあるため、「@基本」画面確定時にPC鋼材データが入力されているか否かのチェックを行うようにしました。
・入力:SC杭のKv算出における杭体断面積Apは総断面積としていましたが、総断面積/換算断面積から選択できるようにしました。
・計算:基礎形式が杭基礎の場合の底版のレベル2地震時の照査において、支間部の照査に用いている断面力値が、モーメント図の断面力値と一致しないことがあり、これを修正しました。
・計算:SC杭の杭体断面二次モーメントを総断面で算出している不具合があり、換算断面に修正しました。
・計算:換算断面を指定したPHC,PC,RC杭のデータをSC杭に変更したとき、SC杭の杭体断面にPHC,PC,RC杭の換算断面データが用いられる不具合があり、これを修正しました。
・計算、出力:せん断応力度照査方法が最大せん断応力のとき、必要せん断補強鉄筋量算出時に平均せん断応力度の場合と同様に1.15を乗じている不具合があり、これを修正しました。
・出力:縦断方向の継手の軸方向相対伸縮量の計算書において、「(3)無辺連続はりとした場合の軸方向相対変位量」を「(3)無限連続はりとした場合の軸方向相対変位量」に変更しました。
・出力:せん断応力度照査方法が最大せん断応力のとき、せん断応力度照査結果の出力において有効高はmm単位で出力していますが、2連BOXの中壁および側壁の有効高の値がcm単位の値で出力されている不具合があり、これを修正しました。なお、この現象は出力のみの問題であり、計算結果に影響はありません。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.3.01.00〜」→「Ver.3.01.01」 |
3.01.01
↓
3.01.02 |
'08.06.27 |
■不具合修正
・計算:杭基礎時のレベル2地震時の底版支間部の照査において、同一ケースに外側引張と内側引張が生じる場合、ケースごとに曲げモーメントの絶対値を比較して大きい方の断面力を用いて照査を行っていましたが、外側引張、内側引張両方について照査を行うようにしました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.3.01.00〜」→「Ver.3.01.02」 |
3.01.02
↓
3.01.03 |
'08.10.14 |
■ 不具合修正
・計算:縦断方向の計算において、2連BOXのときの水平面内のハンチ重心位置の算出に誤りがあり、これを修正しました。
・計算:「下水道施設の耐震対策指針と解説-2006年版-」において、地下部の設計水平震度の算出式中の(1-0.015z)は0.5以上とするとの記述がありますが、これについての処理が漏れていたためこれを修正しました。
■ ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.3.01.00〜」→「Ver.3.01.03」 |
3.01.03
↓
3.01.04 |
'09.04.09 |
■不具合修正
・出力:計算書の「荷重」−「死荷重」に描画する死荷重図において適切でない荷重図を描画する場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.3.01.00〜」→「Ver.3.01.04」 |
3.01.04
↓
3.01.05 |
'09.08.10 |
■要望対応
・入力:「基礎」−「@基本」画面−「せん断鉄筋データ」において「杭基礎便覧(H19.1)値セット」ボタン押下時に便覧記載のせん断鉄筋情報を自動セットしますが、これがJIS強化杭の値であることが分かるよう画面およびヘルプに明記しました。
・計算:SC杭の許容鉛直支持力の計算における杭の有効重量について、鋼管とコンクリート部分それぞれの断面積および単位重量を考慮した単位長重量を算出して用いるよう変更しました。
・出力:計算書の杭基礎水平方向支点バネ値の出力において、杭1本当りの水平方向バネ値Kおよび水平方向支点バネ値(計算値)を地震時についても出力するよう改善しました。
■不具合修正
・入力:「基礎」−「杭配置」画面確定時に支点バネの自動算出を行いますが、本体底面位置と地層変化位置が一致する場合、支点バネの自動算出に問題があり応答無しの状態となる不具合があり、これを修正しました。
・計算:周面せん断力の算出において、頂版上に盛土が存在しないとき(土被り厚=0.0のとき)に地表面から頂版軸線までの深度を用いて頂版に作用する周面せん断力を算出していましたが、この場合は頂版に作用する周面せん断力=0として扱うように変更しました。
・表示:総括表および計算書の結果一覧出力において、不正なσsaが出力される場合があり、これを修正しました。
■ヘルプの修正(変更)内容
・「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.3.01.00」→「Ver.3.01.05」
・「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「基礎」
・「計算理論及び照査の方法」→「断面方向の計算」→「杭基礎許容支持力」 |