図3のように曲線に沿って2本の直線を引き、2本の直線の交点が降伏震度となります。
レベル2地震時解析後に、logP-logS法による変位急増点を表示しますが、図3までは行っておりません。現在は、荷重増分の各ステップの1つ前と1つ次の変位の変化率を算定し、最大変化率となる位置を変位急増点としています(図4-A)。
この方法では、最大変化点(図4-B)はわかりますが、一点の変化は小さくても複数点で連続変化する場合(図4-C)を見つけることはできません。このような場合、複数点の変化をまとめて最大値を判定する必要がありますが、何点までが適切であるのかという課題があり実現できていませんので、現在のlogP-logS法による変位急増点は、参考値としてお考えください。
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