Ver. |
日付 |
内 容 |
9.99.00
(Ver.10
暫定) |
'12.03.26 |
ラーメン橋脚の設計計算 Ver.10(平成24年道示対応版)(暫定版)
■機能拡張
- 平成24年2月16日に国土交通省より通知された道路橋示方書の条文に対応しました。
※本バージョンは、平成24年改定予定の道路橋示方書対応の暫定版です。
国土交通省ホームページで公開された「橋、高架の道路等の技術基準の改定について(国都街第98号、国道企第87号)」別添資料に対応しています。なお、上記資料において公開されているのは条文のみであり、解説文につきましては道路橋示方書が発刊された後に正式版にて対応致します。
※本バージョンより、旧道路橋示方書(平成14年以前)に準拠した計算を行うことはできません。
主な関連項目は下記の通りです。
- 鉄筋材質の削除(SR235,SD295)、追加(SD390,SD490)、表-4.3.1の5)の引張応力度追加
- 地域区分及び地域別補正係数
- レベル2地震動(タイプT)の設計水平震度の下限値及び標準値
- レベル2地震動(タイプT)の地盤面における設計水平震度の標準値
- 液状化の判定
- 単柱式の鉄筋コンクリート橋脚の破壊形態の判定,地震時保有水平耐力及び許容塑性率
- 単柱式の鉄筋コンクリート橋脚の水平耐力及び水平変位の算出
- コンクリートの応力度−ひずみ曲線及び限界圧縮ひずみ並びに鉄筋の応力度−ひずみ曲線及び許容ひずみ
- 鉄筋コンクリートラーメン橋脚の地震時保有水平耐力及び許容塑性率
- 上部構造等の死荷重による偏心モーメントが作用する鉄筋コンクリート橋脚の地震時保有水平耐力及び許容塑性率
- ハンチ筋の入力方法に、「ハンチ両端」(断面の左右両端に配置)を追加しました。
- 震度算出(支承設計連動)の断面二次モーメントの計算で使用した骨組モデルを保存する機能を追加しました。
- 調表出力において、レベル2地震動照査で「解7.4.1照査のみ」を指定したときは許容塑性率μaを出力しないように改善しました。
■不具合対策
- 正しい支持層を入力してもデータチェックでエラーとなる不具合があり、これを修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バージョン及び改良点|Version 10.00.00について]
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10.00.00 |
'12.05.28 |
■機能拡張
- ラーメン橋脚、単柱橋脚、橋台の設計計算について「道路橋示方書・同解説 平成24年3月
(社)日本道路協会」に対応しました。
※本バージョンより、旧道路橋示方書(平成14年以前)に準拠した計算を行うことはできません。
※本バージョンより、ラーメン橋脚の設計計算機能は「ラーメン橋脚の設計計算」へ移行しました。
主な変更内容
- 鉄筋材質の削除(SR235,SD295)、追加(SD390,SD490)、表-4.3.1の5)の引張応力度追加
- 地域区分及び地域別補正係数
- レベル2地震動(タイプT)の設計水平震度の下限値及び標準値
- レベル2地震動(タイプT)の地盤面における設計水平震度の標準値
- レベル2地震時の曲げモーメント又は軸方向力が作用する鉄筋コンクリート部材の照査(L2橋軸方向のはり設計)
- 橋脚基礎の照査(せん断破壊型時のkhp、耐力に大きな余裕があるかの判定)
- 液状化の判定
- 単柱式の鉄筋コンクリート橋脚の破壊形態の判定,地震時保有水平耐力及び許容塑性率
- 単柱式の鉄筋コンクリート橋脚の水平耐力及び水平変位の算出
- コンクリートの応力度−ひずみ曲線及び限界圧縮ひずみ並びに鉄筋の応力度−ひずみ曲線及び許容ひずみ
- 鉄筋コンクリートラーメン橋脚の地震時保有水平耐力及び許容塑性率
- 上部構造等の死荷重による偏心モーメントが作用する鉄筋コンクリート橋脚の地震時保有水平耐力及び許容塑性率
- 1本の杭の軸方向許容押込み支持力
- 杭とフーチングの接合部(杭頭接合照査)
- 橋脚、橋台基礎の許容塑性率
連動可能な製品のバージョン
- 「震度算出(支承設計)Ver.8 (平成24年道示対応版)」
平成24年道示対応版オプションで有効となる機能
- 適用外の材質の選択、材質の追加、任意の鉄筋断面積指定
- 既設検討(損傷断面の判定、補強の必要性、補強を前提とした照査)
- 補強設計(矩形柱、円柱に適用):曲げ耐力制御式鋼板巻立て工法、鉄筋コンクリート巻立て工法、鋼板巻立て工法、鉄筋コンクリート増厚工法(矩形柱のみ適用)
- RC杭
- 杭頭接合計算の方法A、定着長の計算方法(Lof=35・φ、Lof=a・φ)
Ver.10.0.0ではサポートしない機能
(便覧や参考資料の発刊待ち、H24道示の適用が困難なもの)
削除された機能
- 免震橋の保有水平耐力による簡便な照査(補正係数CEを用いた設計水平震度の算定、最大応答塑性率の照査)
- 0.4・Czを設計水平震度とした柱の耐力に大きな余裕があるかの判定
- ハンチ筋の入力方法に、「ハンチ両端」(断面の左右両端に配置)を追加しました。
- 震度算出(支承設計連動)の断面二次モーメントの計算で使用した骨組モデルを保存する機能を追加しました。
- 調表出力において、レベル2地震動照査で「解7.4.1照査のみ」を指定したときは許容塑性率μaを出力しないように改善しました。
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10.00.01 |
'12.06.18 |
■機能拡張
・ラーメン橋脚専用版
- 入力画面「基本条件」で鉄筋材質を主鉄筋、帯鉄筋ごとに指定できるように改善しました。
■不具合対策
・ラーメン橋脚専用版
- 場所打ち杭のレベル2照査において、指定した鉄筋材質が認識されない不具合があり、これを修正しました。
- 許容応力度法照査の鉄筋応力度の判定において、圧縮側、引張側の厳しい結果の抽出方法に不具合があり、これを修正しました。
- 風荷重係数の任意指定が認識されず初期値で計算される不具合があり、これを修正しました。
- 鋼板巻立て補強の鋼板が斜引張鉄筋量Awに考慮されない不具合があり、これを修正しました。
- 許容応力度法照査の骨組解析モデルの隅角部材長算出式の内部判断が実数誤差により変化する不具合があり、これを修正しました。
- 鉄筋コンクリート巻立て、増厚補強時、橋軸方向レベル2計算において「終局ひずみ発生位置」の設定に不具合があり、これを修正しました。
・RC下部工従来版
- 杭基礎レベル2照査のタイプUの杭反力の算出に不具合があり、これを修正しました。
- 杭頭接合計算の補強鉄筋材質変更時に中杭、下杭の設定内容がクリアさせる不具合があり、これを修正しました。
- 旧ファイル(*.F8U)インポートにおいて杭頭補強鉄筋の材質がインポートされない不具合があり、これを修正しました。
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10.00.02 |
'12.07.03 |
■不具合対策
- Windows7にインストールした時、エラーが発生しプログラムが起動できなくなる場合があり、これを修正しました。
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10.01.00 |
'12.09.07 |
■変更内容
【機能拡張】
- UC-win/FRAME(3D)エクスポート機能において、M-φトリリニアモデルの除荷時剛性低下指数αの初期値を0.4に変更しました。
【その他の要望】
- UC-win/FRAME(3D)エクスポート機能において、M-φトリリニアモデルの除荷時剛性低下指数αの初期値を0.4に変更しました。
【不具合対策】
- ハンチのないモデル、および塑性ヒンジをハンチ端としたときの線形部材端照査を旧基準(H14道示)の塑性ヒンジ長位置で行っていた不具合があり、これを修正しました。
- 補強モデルにおけるレベル2のせん断耐力計算用のAw換算式に誤りがあり、これを修正しました。
- 震度連携時に付加されるUC-win/FRAME(3D)データをM-φモデルでエクスポートしたとき、基部の橋軸方向のM-φ関係がH24道示バイリニアとならずトリリニアで出力される場合があり、これを修正しました。
- 震度連携時に付加されるUC-win/FRAME(3D)データのH24道示用M-φ計算パラメータが計算方向と一致しない場合があり、これを修正しました。
- UC-win/FRAME(3D)データエクスポート時の「塑性ヒンジ長を橋軸直角方向L2モデルから参照する」機能において、柱の塑性ヒンジ長の上端と基部を逆に設定している不具合があり、これを修正しました。
- 計算書の「補強にともなう計算の仮定」に旧基準(H14道示)の仮定項目が出力される不具合があり、これを修正しました。
- 計算書の柱断面左右の軸方向鉄筋本数nsに柱前面の入力本数が出力される不具合があり、これを修正しました。
- 液状化の判定をしない場合でも液状化に関する入力値のチェックを行いエラーメッセージを表示する不具合があり、これを修正しました。
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10.02.00 |
'12.09.28 |
■変更内容
【機能拡張】
- 「設計要領 第2集 橋梁保全編」(平成24年7月 東・中・西日本高速道路株式会社)の下記の項目に対応しました。
・連続繊維シート巻立て工法(段落し部を有する橋脚の耐震補強設計,じん性向上のための耐震補強設計)
※詳しくは、「6章 耐震設計」の「連続シート巻立て工法」をご覧ください。
※連続繊維シート巻立て工法の場合、コンクリートの応力度−ひずみ曲線、保有水平耐力、許容塑性率等については、従来の手法
に準じて照査を行います。
- 既設検討・補強設計において、水平耐力−水平変位の関係,許容塑性率に旧基準(H14道示等)を適用した照査に対応しました。
※「基本条件」画面の「水平耐力−水平変位,許容塑性率の算定方法」で基準を選択してください。
【不具合対策】
- 損傷位置の照査を行うレベル2橋軸方向モデルで各柱に分担率を直接指定した場合、指定値が正しく認識されない不具合があり、これを修正しました。
- 橋軸直角方向L2照査の終局変位算定において、終局ステップでMy0>Muとなった場合にエラーとして処理されない不具合があり、これを修正しました。
- 柱間距離による風下側柱の風荷重が、柱間距離=柱の橋軸直角方向幅×2のときにも0.5倍されている不具合があり、これを修正しました。
- レベル2基礎の柱間照査時の上載土荷重に柱補強幅分の控除が考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
- 許容応力度法の曲げ照査において、曲げ耐力制御式鋼板巻立て補強以外の柱補強でアンカー鉄筋が考慮される不具合があり、これを修正しました。
- 最小鉄筋量照査においてMcの値が0kN.mとなる場合があり、これを修正しました。
- 直接基礎−基礎バネ−直接入力の入力値を計算書出力する際、連成バネ値が負の場合に「固定」と出力される不具合があり、これを修正しました。
- 橋軸直角方向レベル2照査の計算書「鉄筋の許容引張ひずみと塑性ヒンジ長」の記号hの説明に誤りがあり、これを修正しました。
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10.02.01 |
'12.11.08 |
■変更内容
【不具合対策】
- 入力画面「杭形状」のタブ「杭頭接合条件」において、「補強鉄筋連動」で自動計算した「かぶりI」の値に誤りがあり、これを修正しました。
- UC-win/FRAME(3D)エクスポートにおいて、梁柱モデルを「M-φ(基部軸方向:バイリニア)」モデルで出力する際にアクセス違反が発生する不具合があり、これを修正しました。
- UC-win/FRAME(3D)エクスポート後、FRAMEデータのエクスポートを行うとアクセス違反が発生する不具合があり、これを修正しました。
- 基礎のレベル2地震動照査で軸方向ばね定数Kvが計算できない場合、結果画面を表示すると「Value
out of range」エラーが発生する不具合があり、これを修正しました。
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10.03.00 |
'12.12.25 |
■変更内容
【機能拡張】
- 既設検討・補強設計時の柱の設計(レベル2地震時の保有水平耐力法による照査)において、地震動タイプUの許容塑性率を地震動タイプTにも適用できるようにしました。
※「国総研資料第700号(国土交通省 国土技術政策総合研究所)」に解説されている方法です。
※入力画面「入力|レベル2地震動−橋脚条件」の「タイプUの許容塑性率をタイプTにも適用する」で指定します。
併せて、H14道示に準拠した水平耐力-水平変位,許容塑性率もご覧ください。
【その他の要望】
- 杭基礎設計便覧(H19.1)による水平変位を緩和する杭基礎設計の出力において、着目する変位量を基準とした水平地盤反力係数の記号をkH'に変更しました。
- H14道示対応版のファイル(拡張子*.F9U)を読込んで保存する時に、ファイルの拡張子を*.F4Uに変更するようにしました。
【不具合対策】
- 杭基礎のL2照査においてM-φ算出用軸力の取扱いを「杭列ごとの反力」としたとき、M-φ算出用軸力が正しく設定されない不具合があり、これを修正しました。
- 増し杭と既設杭で杭長または断面変化数が異なったモデルで、「M-φ算出用軸力の取扱い」を「杭列ごとの反力」で計算した場合にエラーが発生する不具合があり、これを修正しました。
- 杭基礎の通常設計時の常時の許容変位を、橋台基礎の条件である15mmの固定値として照査している不具合があり、これを修正しました。
- UC-win/FRAME(3D)エクスポートの支承のモデル化において、入力画面「上部工/支承」で「直角方向位置」の値を小さい順に入力しなかった場合、上部工との連結部材が正しく設定されない不具合があり、これを修正しました。
【ヘルプの修正】
- 「結果確認−許容応力度法照査−橋脚」
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10.04.00 |
'13.02.06 |
■変更内容
【機能拡張】
- 既設検討・補強設計時の橋脚躯体のレベル2照査において、「国総研資料第700号」(国土交通省
国土技術政策総合研究所)の地震動タイプUの許容塑性率を地震動タイプTにも適用する方法の仕様を変更しました。
※詳しくは、H14道示に準拠した水平耐力-水平変位,許容塑性率をご覧ください。
- H24道示に準拠した橋脚躯体のレベル2照査において、許容ひずみ算定に用いる軸方向鉄筋径φは塑性ヒンジ長の算定に用いるφ’と同じ面から抽出するようにしました。
※「道路橋示方書・同解説(平成24 年3 月)に関する質問・回答集(T)X 耐震設計編 平成24年11月」−「○偏心モーメントが作用する鉄筋コンクリート橋脚等,非対称な断面の水平力−水平変位関係の算出について」の記述から、許容ひずみ算定に用いる軸方向鉄筋径φの抽出側を、引張側から圧縮側へ変更しました。
※本変更により、非対称の鉄筋径を有する断面の結果が変化します。
- H24道示に準拠した橋脚躯体のレベル2照査において、My0、Mlsが逆転する場合の補正方法を追加しました。
- 杭基礎の通常設計に、許容変位の直接指定機能を追加しました。
【その他の要望】
- 直接基礎の滑動照査を、安全率で照査する用に改善しました。
【不具合対策】
- 補強鋼材軸方向有効範囲の境界位置に塑性ヒンジ参照断面が存在する場合に、数値誤差により補強鋼材が考慮されない場合がある不具合があり、これを修正しました。
- 液状化の判定をしない場合も、液状化判定に関するデータチェックが行われ、計算が中断される不具合があり、これを修正しました。
- 計算書の「杭基礎のレベル2地震時照査|設計条件」の地域別補正係数の出力値に誤りがあり、これを修正しました。
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10.04.01 |
'13.03.14 |
■変更内容
【機能拡張】
- 梁の橋軸方向照査に上下主鉄筋を考慮するオプションが、「ハンチ両端」鉄筋にも有効となるように機能を変更しました。
【不具合対策】
- 4柱式ラーメン橋脚で杭基礎L2照査を作用力直接指定にしたとき、作用力の入力値を正しく認識できない不具合があり、これを修正しました。
- 橋脚躯体L2照査で解7.4.1照査のみ出力する場合、橋軸方向照査で段落し部照査がNGになったときの情報を出力しない不具合があり、これを修正しました。
- 橋脚躯体の橋軸直角方向L2照査のプッシュオーバー解析骨組モデルで、補強軸方向有効範囲端部に追加する格点が解析結果に影響するケースがあったため、この格点を作成しないように変更しました。
- 梁形状入力において、ハンチ幅の合計が柱内面幅と一致するとき、データチェックで確定できなくなる場合がある不具合があり、これを修正しました。
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10.04.02 |
'13.03.28 |
■変更内容
【不具合対策】
- R付矩形のせん断応力、せん断耐力算出用の有効高算出において、両端配置鉄筋、及び非対称鉄筋を含めた重心位置の算出に誤りがあり、これを修正しました。
- 異なる鉄筋材質が混在する梁、柱の矩形断面の許容応力度法の有効高算出において、換算に用いる許容せん断応力度が荷重ケースごとに異なっていたため、常時の許容応力度で換算するように修正しました。
- ハンチ幅=柱間距離となるモデルのレベル2骨組モデル(L2面内照査、震度連携3次元モデル)の梁剛度が正しく設定されない不具合があり、これを修正しました。
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10.04.03 |
'13.05.08 |
■変更内容
【不具合対策】
- R付矩形のせん断応力、せん断耐力算出用の有効高算出において、コーナR部に配置した鉄筋の重心位置算出に誤りがあり、これを修正しました。
- R付矩形柱のせん断照査で使用する補正係数CNの算出において、R付矩形の図心位置の算出に誤りがあり、これを修正しました。
- 梁の橋軸方向、直角方向の曲げ応力度照査において、単鉄筋の場合に圧縮側となるハンチ筋が考慮されている不具合があり、これを修正しました。
- 主鉄筋と帯鉄筋の材質が異なり、帯鉄筋のみ丸鋼または異形棒鋼の時、帯鉄筋の鉄筋径が選択できなくなる不具合があり、これを修正しました。
- 増し杭の許容変位の直接指定値を使用しない場合も入力値のチェックを行い、入力画面の確定ができなくなる不具合があり、これを修正しました。
- 水平変位を緩和する杭基礎の設計において常時を緩和するケースが選択できない不具合があり、これを修正しました。
- 震度算出(支承設計)ファイルに出力する場合のUC-win/FRAME(3D)データ付加時のチェック機能において、平成24年道示対応でないバージョン(Ver.7)への保存が可能となっている不具合があり、これを修正しました。
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10.04.04 |
'13.08.08 |
■変更内容
【不具合対策】
- 杭基礎L2照査で作用力を直接指定にした場合、タイプUの液状化の低減係数DEを使用することができない不具合があったため、入力画面に地震動タイプの選択オプションを追加しました。
- UC-win/FRAME(3D)の単独エクスポート時に「支承とWu及びRd」を「設定する」としたとき、上部工位置や支承位置が重複した位置に節点が複数作成され、正しくモデル化されない不具合があり、これを修正しました。
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10.04.05 |
'13.09.12 |
■変更内容
【不具合対策】
- 橋軸方向モデルの上載荷重の載荷範囲に、柱の補強厚が考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
- 傾斜地盤の杭基礎の計算において、杭長を支持層から決定した場合の杭長の変化を考慮していない不具合があり、これを修正しました。
- 鋼板を含む断面の許容応力度法照査において、鋼板の許容圧縮応力度を既設鉄筋の許容圧縮応力度で照査していた不具合があったため、鋼板の入力値「許容引張応力度」を「許容応力度」に変更して鋼板の許容圧縮応力度はこれを参照するように修正しました。
- 許容応力度照査の最小鉄筋量照査の判定の計算書出力において、照査判定にMu≧Mc、1.7M≦Mcの条件が考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
- 鋼板巻立ての段落し部の許容応力度法照査の詳細出力において、鋼板の応力度が出力されない不具合があり、これを修正しました。
- 震度連携モデルの1基下部工計算および3次元モデルの骨組作成において、張出しがないモデルを張出しありとして張出し長0mで作成した場合に骨組計算エラーが発生する不具合があり、これを修正しました。
- 橋軸方向L2照査において、補強鉄筋軸方向有効範囲が柱上端と一致するとき、数値誤差により、柱上端を補強鉄筋を無効として計算する場合があったため、これを修正しました。
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10.04.06 |
'13.10.11 |
■変更内容
【不具合対策】
- 円柱のRC巻立て補強時の横拘束筋有効長を、慣性力直角方向の最外縁鉄筋間距離としていましたが、柱の径から最外縁補強鉄筋のかぶりを差し引いた値に変更しました。
- 流動力の計算において、非液状化層に粘土層があり、この層がごく軟弱な土層に該当しない場合に流動力が正しく算出されない不具合があり、これを修正しました。
- 流動化考慮時の照査判定において、杭体が降伏した場合をOUTと出力している不具合があり、これを修正しました。
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10.04.07 |
'14.02.07 |
■変更内容
【不具合対策】
- 直接基礎のレベル2結果画面の曲げ照査の総合判定にM<Myの照査結果が考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
- アンカー鉄筋を貼付け機能などにより入力した際にかぶりが設定され変更できなくなる不具合があり、これを修正しました。
- 3柱式以上のラーメン橋脚のレベル1支間最大曲げ照査結果が複数回出力される不具合があり、これを修正しました。
- 非線形動的解析モデルのエクスポートにおいて、平成24年道路橋示方書V耐震設計編のレベル2タイプI地震動I種地盤の加速度波形1番目「I-I-1」の数値が、(社)日本道路協会のサイトからダウンロードできるXLSファイルと比較して最大で0.9gal異なっていた(最大加速度は537gal)ので修正しました。
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10.04.08 |
'14.04.09 |
■変更内容
【不具合対策】
- RC補強断面のMls算定において、小さい圧縮軸力または引張軸力におけるMls値に誤りが発生する場合があり、これを修正しました。
- はり支間がハンチのみのモデルの曲げ照査において支間最大照査が行われ、ハンチ部材に対して照査している不具合があったため、この場合は支間最大照査を行わないように修正しました。
- 道示X解7.4.1照査で「免震とする」とした場合の震度連携データについて、許容塑性率μaが正しく算出されない不具合があり、これを修正しました。
- 橋の重要度区分がA種の橋に対して、保有耐力法照査の計算結果一覧表、調表出力で残留変位の結果が出力される不具合があり、これを修正しました。
- 橋軸直角方向L2のプッシュオーバー解析で、塑性化が同時に複数箇所で発生した場合に計算が中断される不具合があり、これを修正しました。
- 計算書、および結果画面の塑性ヒンジ候補点の断面形状描画について、断面の外形を描画しない場合がある不具合があり、これを修正しました。
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10.04.09 |
'14.06.12 |
■変更内容
【不具合対策】
- 柱の橋軸方向保有水平耐力照査において、損傷位置照査時の水平耐力算出で考慮する偏心曲げモーメント値を、照査位置とすべきところを柱基部の値で計算している不具合があり、これを修正しました。
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10.04.10 |
'14.07.03 |
■変更内容
【不具合対策】
- 柱以外を補強したモデルのR付矩形の有効高算出に不具合があり、これを修正しました。
- 杭基礎のL2照査を作用力直接指定としたモデルにおいて、調表出力時にエラーが発生して出力できない不具合があり、これを修正しました。
- 入力画面「レベル2地震動|はり部材(橋軸)」画面で、張出し位置の支承を正しく認識できない不具合があり、これを修正しました。
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10.04.11 |
'14.08.08 |
■変更内容
【不具合対策】
- 橋脚躯体の橋軸方向L2照査において、死荷重時の偏心モーメントMoを考慮した場合のδlsまたはδuの算出に初期曲率φoが考慮されていない不具合があり、これを修正しました。
- 基礎L2照査でフーチング前面抵抗の層数を2層としたとき、前面抵抗による荷重の重心位置の計算が誤っている不具合があり、これを修正しました。
- 柱間距離が風上側の柱幅の2倍未満の場合は風荷重を0.5倍とする処理において、風荷重が左方向に載荷される場合の風上側の柱幅の値が誤っている不具合があり、これを修正しました。
- 結果画面および計算書の「塑性回転角‐水平変位関係」グラフのステップ番号、終局変位の添え字の位置が正しい位置に表記されない場合がある不具合があり、これを修正しました。
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10.04.12 |
'14.09.02 |
■変更内容
【機能拡張】
- 「柱上端(直角方向):横拘束効果を考慮する」の計算オプションを曲げ耐力制御式鋼板巻き立て補強でも選択できるよう拡張しました。
【不具合対策】
- 柱上端に補強鋼板の横拘束効果を考慮した場合に塑性ヒンジ長の低減を考慮することができない問題があったため、塑性ヒンジ長の係数を選択できるように修正しました。
- 許容応力度法照査の梁の橋軸方向照査においてM=0.0kN.mの場合も照査結果を出力していたため、これを除外するように修正しました。
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10.04.13 |
'14.11.07 |
■変更内容
【機能改善】
- UC-win/FRAME(3D)エクスポートの梁の剛域部材の断面高を付け根部の梁高としていましたが、梁天端から柱上端までの高さに変更しました。
【不具合対策】
- 橋軸直角方向照査の柱上端の塑性ヒンジ点を、H24道示準拠時は梁下端とすべきところをH14道示と同じハンチの下側に作成する不具合があり、計算オプションを追加して初期値を梁下端とするように対応しました。
- 杭の軸方向ばね定数kv、および水平方向地盤反力係数khの算出失敗時のエラーメッセージに誤りがあったため訂正しました。
- ヘルプの全文検索ができない不具合があったため、全文検索ができるように対応しました。
- 入力画面「地層」のボタン「地層データの読込」実行時のファイル拡張子に誤りがあったため、訂正しました。
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10.04.14 |
'15.02.05 |
■変更内容
【機能改善】
- コンクリートが負担するせん断力Scaによる照査を、補強コンクリートを反映した許容せん断応力度で行うように改善しました。
【不具合対策】
- レベル1の曲げ照査断面で全鉄筋を考慮する場合に、最小鉄筋量照査時の断面幅あたりの引張鉄筋量に側面鉄筋量が含まれている不具合があり、これを修正しました。
- 負の周面摩擦力の算定において、根入れ1D区間の周面摩擦を無効とするように修正しました。
- フーチング支間端部の断面照査において、支間中央部で定義した配筋で計算される場合がある不具合があり、これを修正しました。
- 版としてのせん断照査をする際の引張側の判定が誤っていたため、これを修正しました。
- 入力画面「レベル2地震動|共通条件」確定時にエラーが発生する不具合があったため、これを修正しました。
- 入力画面「組合せ荷重ケース」で荷重ケース名が変更できなくなる不具合があったため、これを修正しました。
- 計算書出力で、基礎L2照査の作用力直接指定時の橋軸直角方向の記号が誤って出力されていたため、これを修正しました。
- 計算書出力で、基礎L2を作用力直接指定で行った場合に、設計条件に検討しない方向の条件も出力されていたため、検討しない方向を出力しないように修正しました。
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10.04.15 |
'15.02.17 |
■変更内容
【不具合対策】
- 「震度算出(支承設計)」との連携で3次元モデルを計算する際の骨組モデルにおいて、柱の剛度設定が誤っていたため、これを修正しました。
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