Q. 平板要素に対する面分布荷重の載荷方法は?
A. Engineer's StudioTM Ver.1.04.00 より、平板要素に対する面分布荷重に対応しています。今回は、その具体的な操作方法を解説します。 図1のような1枚の平板要素に対して、台形分布荷重を載荷します。
![](image/89-P76-01s.jpg) |
■図1 |
ツリーの「荷重の定義」から「荷重値」をダブルクリックします。その後、平板面荷重の「全体分布」を選択します(図
2)。
![](image/uc89/89-p72-02.gif) |
■図2 |
「荷重」には任意の荷重ケースを選択し、対象は荷重を載荷する平板要素の要素名称を入力します。v1と
v2 は荷重値を入力しますが、平板要素に対してどの位置に v1、v2 が作用するのかは、この右側に表示される「分布の向き」で定義されます(図
3)。
![](image/uc89/89-p72-03.gif) |
■図3 |
「荷重の向き」は荷重ベクトルの方向を表しています。今回、鉛直下向きの荷重を考えていますので、y
に -1を入力します。「分布の向き」は上記 v1と v2 の位置を定義するものです。今回は「タイプ」に「全体分布」を選択しています。また全体座標系
-X 側をv1、+X 側を v2 としたいので、ベクトル x に1を入力します(図 4)。
![](image/uc89/89-p72-04.gif) |
■図4 |
以上のように入力すると、図 5 のような台形分布荷重を設定できます。
![](image/89-P76-05s.jpg) |
■図5 |
応用として、「分布の向き」のベクトルで x に1、z に1を入力すると図 6 のように頂点で
v1、v2 となる荷重となります。さらに設定によっては、図 7のような荷重を作成することも可能です。
![](image/89-P76-06s.jpg) |
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![](image/89-P76-07s.jpg) |
■図6 |
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■図7 |
Ver.1.06.00 では左右のオフセットにも対応し、より複雑な荷重を入力できるようになります。ぜひご活用ください。 |
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(Up&Coming '11 新年号掲載) |
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