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●Maxsurf 総合情報 Vol.17 |
●Workshopバージョン15の新機能
- Maxsurfグループモジュールの中で、船体構造配置と外板展開の機能を備え、造船工程の下流でのCADとして重要な役割を演じるWorkshopに、待望の新機能が追加されました。
1. 三角プレートの定義
- 三角形状を持つ外板の定義(ランディング)が可能となりました。これは、船首や船尾の形状の複雑な部分で多い4辺定義の困難な部分の外板板取りを、3辺の定義で可能にしたものです。Workshopで使われる外板展開アルゴリズムは、板を4辺メッシュで分割することが前提であるため、このように3辺しか持たない板を展開するために、非常に短い仮想の辺を自動で配置します。
2.Maxsurfクイックスタート
- MaxsurfProのクイックスタート機能は、あらかじめ船の種類毎に用意されているデザインファイルを、任意の外形寸法の入力により読み込んで使用できるものです。
ダイアログには6種類の船のタイプが用意されており、船種を選んで長さ、幅、高さの各寸法を入力すると、それにしたがってタイプシップが読み込まれ、そのデザインを修正して希望のデザインが完成できます。
3. 交差サーフェスの表示
- 交差サーフェスの表示コマンドが加わり、アセンブリウインドウとビューウインドウの両方で右クリックメニューから選択可能になりました。任意のサーフェスを選択して本コマンドを起動すると、選択したサーフェスに交差するサーフェスのみが表示されます。サーフェスのトリムを行なう場合、トリムに使う交差ラインを表示してサーフェスを特定するのに役立ちます。
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▲図1 貨物船バルバスバウ部の
3角形外板 |
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▲図2 三角形外板に
4辺メッシュを自動で配置 |
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▲図3 クイック
スタートの
ダイアログ |
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▲図4 ビューウインドウで
交差サーフェスを表示 |
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Maxsurfセミナー
●日時 : 2011年 3月 9日(水) 9:30〜16:30 ●参加費 : \15,000 (1名様・税込 \15,750)
●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催 |
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■Maxsurf Ver.15日本語版 リリース日:2010年 6月末 |
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(Up&Coming '10 晩秋の号掲載) |
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