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UC-win/FRAME(3D)を用いて動的解析を行う際に、時間間隔は どうすればよいのか?
どうしたら良いか? |
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UC-win/FRAME(3D)のデフォルトの時間間隔は、「メイン画面|地震波」に与えられている時間間隔を参照しています。
道路橋の設計に用いる波形では、ほとんどがΔT=0.010秒となります [ 図 ]。
この波形は、製品のインストールフォルダに含まれており、出典は 道路橋示方書・同解説X耐震設計編[巻末資料2.設計地震動に関する資料]
にある加速度波形です (詳細はUC-win/FRAME(3D)のプログラムフォルダ内\Samples\Waves\L2\readme_j.txtをご覧下さい)。
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時刻歴応答解析を行うにあたり、解の収束性を向上させるためにこの時間間隔をより細かくすることがしばしば行われます。
しかし、UC-win/FRAME(3D)では収束アルゴリズムに工夫を施しているために、その必要はありません。
元の波形のサンプリング間隔でも十分に安定して計算します。 そのため、加速度波形を線形補完する機能を有しておりません。
実際に観測されたデジタルデータの間を補間する方法としては、線形補間とすることが多いと思いますが、それでも推測の域を出ません。
元のデジタルデータのままで安定して計算できるのであれば、敢えて補間する必要がないとも言えます。 |
UC-win/FRAME(3D)を用いて時刻歴応答解析を行い、解が収束しない場合は、時間間隔の細分化よりも、不安定構造となりやすい要因
(たとえば、支点条件、部材間の剛性差、ファイバー要素を用いた場合にはセルの分割・要素長・ヒステリシスの設定)を探すことによって解決することが多いようです。
収束しない原因が不明な場合は、UC-win/FRAME(3D)データを添えてサポート窓口までお送りください。
可能な範囲で検証いたします(ただし、別途"サポート契約"または"保守契約"が必要です)。 |
最新版Ver.2.01.01では、ソルバーの計算処理を大幅に改善しましたので、解の収束性や計算速度は従来版よりもかなり向上しております。
多くのモデルは繰り返し計算が少なくなり、計算時間も短縮されております。ぜひ最新版をご利用ください。 |
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