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Support Topics
サポートトピックス・FEM / Engineer's Studio® 保守・サポートサービス関連情報
複数のプリミティブで構成するメッシュ要素を
分解するには

Up&Coming No.112(2016年 新年号)のサポートトピックスにおいて、複数のプリミティブから構成される1つのメッシュ要素を複数のメッシュ要素に分解する手順を紹介しましたが、多少操作が煩雑でした。その後の機能追加に伴って、現在では簡単に分解することができます。ここでは、その手順を解説します。


メッシュ要素の分解

例として図1に示すような半円形状のメッシュ要素1個があるとします。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図1 30個のプリミティブで構成するメッシュ要素
  1. ナビゲーション「節点と要素|平板要素|メッシュ要素」へ入ります。
  2. メッシュ要素をダブルクリックするか、あるいはメッシュ要素をクリックして「編集ウィンドウを開く」ボタンを押します(図2)。
  3. 呼び出されたメッシュ要素の詳細画面の下部表内において、全てのプリミティブを選択します。これには、Shiftキーを押しながら下矢印キー(↓)を押します。あるいは、Ctrlキーを押しながらAキーを押すと全て選択されます(図3)。

    画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
    ▲図2 メッシュ要素一覧表(分解前) ▲図3 メッシュ要素の編集画面

  1. 「プリミティブ移動」ボタンを押します。
  2. 「1メッシュ1プリミティブに分割」を指定します(図4)。
  3. OKボタンを押すと完了です。
  4. ナビゲーション「節点と要素|平板要素|メッシュ要素」では多数のメッシュ要素が作成されていることを確認します(図5)。
  5. 図6は、多数のメッシュ要素に分解された様子です。
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図4 分解する指定
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▲図5 メッシュ要素一覧表(分解後) ▲図6 分解後の各メッシュ要素と要素座標系

《補足》
1つのメッシュ要素を分解して複数のメッシュ要素が生成された場合に、メッシュ要素の要素座標系を確認することが重要です。もし、意図しない向きになっている場合は、1つのメッシュ要素の要素座標系を設定した後に(図7の赤枠部分)、そのセルの内容をコピーして他のセルに貼り付けることができます(図7の黄色部分)。図8のように複数のセルを選択して貼り付ければ一度に反映されます。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図7 メッシュ要素座標系をコピー ▲図8 メッシュ要素座標系を複数同時貼り付け


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(Up&Coming '17 秋の号掲載)
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