ラーメン式橋台の設計計算で計算できるモデルは、形状により大きく3つに分類することができます。タイプ1は、前壁と頂版が交差するモデルです。タイプ2は、胸壁と頂版が交差するモデルで、桁受台に大きなハンチがあり、その部分を斜めの部材でモデル化しています。タイプ3もタイプ2と同様に胸壁と頂版が交差する形状ですが、桁受台の斜め部材はなく、頂版より下にも胸壁部材がある形状です。
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▲図2 フレームモデルのタイプ |
タイプ1の場合は、頂版、前壁、後壁、底版中央部について断面力を算出します。それに加えて、タイプ2では桁受台斜部、タイプ3では前壁胸壁部について断面力を算出して各部材の検討を行うことができます。
また、それぞれのタイプにおいて、胸壁前面や前壁の前面に突起を設けることも可能です。
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