「計算対象範囲」や「土質ブロック」の属性を設定するとき、一見問題がないようなモデルであるにも関わらず『1つの図形にする必要があります。閉図形内外の線分選択を解除してください』なる旨のエラーメッセージが表示され、上手く設定できないご経験はありませんか? これは、CADファイルをインポートした場合に多く見られる事象の1つで、その多くは“閉図形になっていない”または“余計な線分が選択されている”場合があります。
今回は、“閉図形になっていない”事象の解決方法として、モデルの閉口チェック手順を以下にご紹介いたします。
- モデルの閉口チェックボタン
をクリックします。
- チェック結果から問題の箇所を確認します。(図3)
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■図3 閉口チェック結果
- 問題の箇所を中心に拡大表示します。(図4)
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■図4 拡大表示による問題箇所の確認
- 問題のID点を結合します。この例ではID23をID13に結合。
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■図5 ID点の結合
- 再度モデルの閉口チェックを実施し、問題が無いことを確認します。 (図6)
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■図6 再チェック結果
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