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●最新版製品価格 |
●リリース 2015年2月16日
UC-1 橋梁上部工 |
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本製品は、道示コンクリート橋編(平成24年3月)に準拠したPC、RC主桁部の設計計算プログラムです。PRC橋の計算をサポートし、外ケーブル構造にも対応しています。断面力算出から断面照査、概算数量算出までの一連の計算、設計総括表の出力もできます。
また、「任意形格子桁の計算」の結果の取り込み、ねじりモーメント、せん断鋼棒を考慮した照査、曲げひびわれ、曲げ疲労の照査ができます。A・B活荷重(L荷重・T荷重)に対応し、さらに、固有値解析、横方向解析、分割施工に対応しています。
UC-BRIDGE Ver.10の有償改訂では主に以下の機能追加および改善を行う予定です。
(1) 分割施工データの一覧表印刷機能の追加
(2) 格子モデルの結果3D表示機能の追加
(3) Engineer's StudioRエクスポート機能
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▲図1 メイン画面 |
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本製品の分割施工対応版では、図2の通り施工ステップを入力します。この入力によって、実際にどのような施工ステップになるかは、画面上側にある描画情報で直ちに確認することができます。
しかしながら、出力機能としては、一覧表形式になっていないことから、今回の改訂で、施工ステップの状況をわかりやく出力するように機能追加を行います。同時に、構造ステップ図に加え、PC鋼材配置ステップ図も一覧表形式で出力するように機能追加を行います。図3にイメージ図を示します。
将来的には、各施工ステップにおける工数などもわかる「施工工程表」の作成を行いたいと考えており、今回はそれに向けての前処理機能と考えています。
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▲図2 施工ステップの入力画面 |
Step |
構造ステップ図 |
完成形 |
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7(10.0) |
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8(10.0) |
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9(10.0) |
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10(10.0) |
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11(10.0) |
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Step |
構造ステップ図 |
完成形 |
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7(10.0) |
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8(10.0) |
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9(10.0) |
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10(10.0) |
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11(10.0) |
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▲図3 構造ステップ図およびPC鋼材配置ステップ図 |
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本製品では、1本棒モデル(FRAME計算)は無論のこと、格子モデルによる断面力計算もサポートしています。図4に格子モデルの場合のUC-BRIDGEにおけるモーメント図を示します。本来、3次元的なモーメント図を平面図として表示しているために、非常にわかりにくい状態になっています。
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▲図4 UC-BRIDGEにおける格子計算結果図 |
そこで、図5に示すように、3次元断面力の描画機能を追加を行いたいと考えています。これによって、例えば、モーメントの正負の向きが正しく理解できるものと考えられます。
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▲図5 3D断面力図 |
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▲図6 3D影響線図 |
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▲図7 3D荷重図 |
同時に、影響線図(図6)、荷重図(図7)なども3D表示します。特に影響線図を描画することで、活荷重がどのあたりに載荷されたのかを確認することができると考えられます。 |
UC-BRIDGEで作成した橋梁のフレームモデルをEngineer's Studio®へエクスポートする機能を追加します。
Engineer's Studio®は、弊社がプレ処理〜計算エンジン〜ポスト処理までの全てを自社開発した世界トップクラスの高精度な構造解析コンクリート解析ソフトです。
この機能により、本製品で作成した橋梁モデルから、Engineer's Studio®の節点、部材、断面形状(鉄筋配置)、荷重情報などを作成することが可能になり、例えば、レベル2耐震性能照査を3次元解析で行う際のモデル作成のコストが削減できます。
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▲図8 Engineer's Studio®構造、荷重図 |
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紹介した新機能以外にも、波形鋼板ウェブ断面において、高速道路技術センター 波形鋼板ウェブを用いたPC橋設計施工ガイドライン(案)H17年4月に準じた「ねじりせん断応力度の照査」、並びに、当社「基礎の設計」「深礎フレーム」から得られる各種基礎バネの読込機能を用意し、UC-BRIDGEの支点条件にセットする機能に対応することなども予定しております。今後もユーザ
様からのご意見、ご要望にお応えして、改善・改良に努めて参ります。 |
(Up&Coming '14 秋の号掲載) |
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