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サポートトピックス / UC-1シリーズ |
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土留め工の性能設計計算のなぜ? 解決フォーラム
「土留め工の設計」を利用し、「土留め工の
性能設計計算」の計算モデルを作成する
『斜め切ばり』『切ばり+アンカー併用工(両壁一体解析)』モデル作成方法 |
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2013年3月末にリリースされた「土留め工の性能設計計算(弾塑性解析II+)」(以下、「性能設計計算」)では、「土留め工の設計」では検討することができない『斜め切ばり』や『切ばり+アンカー併用工での両壁一体解析』の計算に対応しております。
しかし、「性能設計計算」では壁体の剛性(断面積や断面二次モーメント)や支保工バネ、各検討ケースの側圧・地盤バネ定数などを直接入力する必要があり、新規でデータを作成するにはそれなりに手間がかかります。
そこで、本トピックでは「土留め工の設計」を利用して、「性能設計計算」で簡単に『斜め切ばり』や『切ばり+アンカー併用工(両壁一体解析)』のモデルを比較的容易に作成する方法を紹介いたします。 |
『斜め切ばり』のデータを作成する方法ですが、図1の作成手順にあるように、まず「土留め工の設計」で切ばりが水平のデータを作成します。弾塑性解析(解析法II
ES)で計算実行後、「土留め工の性能設計計算データ(*.F5L)」を保存することができます(Ver.10.2.0以降)。保存したデータは「土留め工の設計」の元データと同様の計算条件となるデータです。前述したように、「性能設計計算」では壁体の剛性や各検討ケースの側圧・地盤バネ定数の入力が必要ですが、本データ(*.F5L)には「土留め工の設計」側で計算されたこれらの条件が全てセットされています。すなわち、このデータを「性能設計計算」で開いてそのまま計算すると、「土留め工の設計」と全く同じ計算結果が得られます。『斜め切ばり』のデータは、「性能設計計算」でデータを読み込んだ後、作成手順にあるように支保工の条件(設置位置)を変更するだけで作成できます。
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■図1 土留め工の設計を利用した斜め切ばりデータの作成手順
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■図2 土留め工の設計を利用した併用工(両壁一体解析)データの作成手順 |
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(Up&Coming '13 夏の号掲載) |
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