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2015.04-06

 No. 1 HOT NEWS

「携帯端末の操作意図、反応処理による運転シミュレーション技術」の特許取得

2015年3月27日、モバイル端末を用いた運転シミュレーション装置において、運転者の操作から運転者の意図するステアリング舵角等を類推することで、運転者が所望する操作を少ない操作量で模擬できる技術について、特許を取得しました。「VR-Cloud®」について取得した6つ目の特許技術となり、これにより端末画面の位置を安定させ快適な操作性を保つことが可能となります。

特許の概要
特許番号 第5718992号
特許出願日 2015年3月27日
発明の名称 携帯端末を用いた運転シミュレーション装置及び運転シミュレーションプログラム

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
VR-Cloud®


 No. 2 HOT NEWS

3D・CGコンテンツ事業を展開するCRAVA社の全事業を譲受
〜動画、アプリ、Webゲーム等の3DVR事業を拡大〜

フォーラムエイトは2015年4月8日、3Dコンテンツ・映像制作事業を展開する株式会社CRAVA(千代田区/代表取締役社長 香月蔵人)と株式譲渡契約を締結し、全事業を譲受することで合意しました。

CRAVA社の特長は汎用性の高い3D製作・デザイン技術で、2009年の設立以来、3DCGや3Dコンテンツそのものだけでなく、PC・スマートホン向けのアプリ、ゲーム、Webデザインなど、様々な領域での実績があります。フォーラムエイトの従来のVRソフト・エンジニアリングサービスに加えて、CRAVA社の優れたクリエイター陣による企画・制作の提供により、市場の期待が大きい分野を中心として新たな展開を積極的に行っていく方針です。さらに、フォーラムエイトが提供している技術セミナーのラインナップとして、CRAVA社のノウハウを活用したクリエイター教育に資するカリキュラムの充実も図っていきます。現在、岩手県・滝沢市イノベーションセンター内に置かれているCRAVA社のMediaLABは、東北地方サポートの事業拠点となります。今後、人材・技術相互活用など双方の協力体制による相乗効果をもって、3DVR事業の様々な領域に取り組み、市場のいっそう多様化するニーズにお応えしてまいります。




 No. 3 HOT NEWS

北都銀行・フィデア情報システムズ・日本テクノスと業務提携
〜秋田県知事来社、同県との協力関係を合意〜

フォーラムエイトは、先端ソフトウェア開発・IT人材の育成における秋田県でのプロジェクト展開において、2015年4月1日よりフィデア情報システムズ・日本テクノスとの人材交流プロジェクトを開始いたしました。同22日には秋田県知事 佐竹敬久氏に東京本社へ来訪いただき、今後も同県および提携企業との協力関係を強化することで合意しました。佐竹氏にはショールームでドライブシミュレータやプロジェクションマッピングテーブルなど様々な展示システムを体験いただき、(一財)最先端表現技術利用推進協会の町田聡会長より、VRを活用した地域活性事業提案についても紹介しました。今後はこの協業を通して秋田県の地域活性化に貢献すると同時に、技術委託による他業種分野への展開を図り、同県内での新会社設立も視野に入れた活動を進めていく方針です。

 


 No. 4 HOT NEWS

フォーラムエイト、自主簡易アセス支援サイトを公開
〜各種事業の配慮事項・簡易診断、VR活用を提案〜

フォーラムエイトは2015年4月、自主簡易アセス支援サイトを公開しました。平成26年度地球環境基金の助成を受けたNPO地域づくり工房からの委託により制作したサイトで、VRを活用し、自主簡易アセスメントを実施しようとする事業者及びそのファシリテートを担う環境NPO等の業務を円滑にするために、無償の設計支援ソフトをはじめとする参考情報を提供するものです。

本サイトは、環境影響評価法や条例の対象とならない規模や種類の事業について、事業者のCSR(社会的説明責任)として、自主的に環境影響を把握し、住民等との対話を通じてよりよい事業のあり方を検討するためのツールです。本年11月18日〜20日開催のFORUM8 Design Festival 2015-3daysでは、NPO地域づくり工房代表理事 傘木宏夫氏の執筆による、VR を活用したアセスに関する開発とその解説書「まちづくりの新しい作法 自主簡易アセス〜3D-VRを使った環境コミュニケーションのすすめ〜」の出版披露を行います。

自主簡易アセス支援サイト
http://assessment.forum8.co.jp/


平成26年度地球環境基金の助成を受けた
NPO地域づくり工房からの委託により作成しました。


 No. 5 HOT NEWS

アリゾナ州立大学工学部が東京本社を企業訪問

2015年5月22日、アリゾナ州立大学工学部の学生15名による東京本社への企業訪問・見学が実施されました。本プログラムは、日本で実施される同大学の短期集中講座の一環として、昨年に続き2回目の開催となりました。学生の皆さんには、フォーラムエイトの製品・ソリューション紹介、UC-win/RoadによるVRデータ作成ワークショップ、ショールーム展示システムの体験など、さまざまなプログラムへ熱心にご参加いただきました。



  


 No. 6 HOT NEWS

FORUM8 Canada設立のご案内


フォーラムエイトは2015年5月 カナダ・サスカトゥーン市にFORUM8 Canadaを開設いたしました。サスカトゥーン市は中西部サスカチュワン州最大の都市であり、オフィスは空港近辺のビジネスエリアに位置しています。弊社元社員の劉立新氏により設立・運営されており、今後カナダ全土にてVR事業、UC-win/Roadを中心に弊社製品・ソリューションの販売・サポートを展開し、先進的な技術・製品の現地での普及に貢献していきます。

 No. 7 HOT NEWS

「生産性向上設備投資促進税制」にUC-win/Roadなど4製品を登録

この度、UC-win/Road、Engineer's Studio®、UC-1 Engineer's Suite、UC-1 Engineer'sSuite積算が、生産性向上設備投資促進税制の対象製品として登録されました。これは、質の高い設備投資の促進によって事業者の生産性向上を図り、国内産業の発展を図るため、「先端設備」「生産ラインやオペレーションの改善に資する設備」を導入する際の税制措置です。これにより、対象製品の購入者は7%の税額控除または30%の特別償却を受けることができます。

生産性向上設備投資促進税制
http://www.meti.go.jp/policy/jigyou_saisei/kyousouryoku_kyouka/seisanseikojo.html

     

 No. 8 HOT NEWS

名古屋大学が世界初のドライビング・シミュレータを導入
〜本格的VR空間で没入感をリアルに再現〜

出典:建設ITワールド
http://www.ieiri-lab.jp/

今年6月12日、名古屋大学東山キャンパスで産学連携拠点となる研究拠点、「ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)」の竣工式が行われた。この建物には、フォーラムエイトの高精度ドライビング・シミュレータが設置されている。4Kプロジェクターを使った高輝度高精細な大型スクリーン立体視と、6軸モーションプラットフォームで実車同様に動く運転席を組合せた世界初のものだ。


ドライビング・シミュレータが設置されたNICの建物

6月12日に行われた竣工式

運転席を囲むリアルな立体映像

NICに設置されたフォーラムエイトの高精度ドライビング・シミュレータ
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名古屋の街並みをリアルに再現した立体映像が運転席を包み込む
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6軸モーションプレートで支えられた運転席

名古屋大学のNICに設置されたフォーラムエイトのドライビング・シミュレータは、運転席を包み込むように正面、左右、床のスクリーンに4K(4096x2160ピクセル)の高輝度高精細な立体映像を映し出す。さらに運転席の背面にもハイビジョン画質の映像が映し出され、運転席のルームミラーやサイドミラーから実車同様の映像が見られるようになっている。各スクリーンへの映写は、裏側から行う。そのため運転席をぐるりと囲むように映写用の部屋が4つも設けられているのだ。また、路面となる床面スクリーンへは天井に設置されたプロジェクターから映写する。

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前後・左右のスクリーン裏側に
それぞれある映写室
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運転室の後ろにもハイビジョン映像の
スクリーンが設置されている
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ドライビング・シミュレータを 制御する
サーバー群

このような大型5面スクリーンの本格的なバーチャルリアリティ空間と、6軸モーションプラットフォームで前後・左右・上下の動きを実現した運転席を組合せたドライビングシミュレータは、世界初のものである。(2015年6月現在、公開されているシミュレータとして)


立体視によって感じる加速度

「普通のドライビング・シミュレータでは、運転席を後ろに傾けることで加速度を再現するようになっています。このドライビング・シミュレータは画像が立体的に見えるので、道路が迫ってくるスピードの変化を人間の目が『差分』として感じ取ります。そのため立体画像からも加速度を感じられます」と、ドライビング・シミュレータによる研究を統括する名古屋大学特任教授で未来社会創造機構 名古屋COI拠点産学連携リーダーの原口哲之理氏は説明する。


名古屋大学特任教授の原口哲之理氏

運転席で頭の位置や高さをずらすと、3Dメガネに取り付けたターゲットの位置をダッシュボード上部の「ヘッドトラッキングシステム」が感知し、ドライビング・シミュレータのスクリーンに映される立体映像が視点に合せて自動調整される。そのため、各スクリーンにまたがって映写されるセンターラインやガードレールは、運転者から見ると折れ曲がることなく、スクリーンの境界を感じさせない。

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3Dメガネに取り付けられたターゲット
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ダッシュボードの上部にはターゲットの
位置を追跡するセンサーがある
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運転者から見るとスクリーンの境界を
感じさせない映像が常に映し出される

筆者も世界初のドライビング・シミュレータに試乗させてもらった。3Dメガネを装着し、ドライビング・シミュレータの運転席に座ると、フロントガラスの前や横、路面には実車同様の風景が広がっていた。

「日本平パークウェイ」を再現した道路を体験運転してみると、これまでのドライビング・シミュレータにはなかったリアルさだ。

目の前に広がる遠近感のある山道を走行すると、正面と左右、路面に設けられた4面の4Kスクリーンの映像がピタリと同期し、センターラインやガードレールなどもスクリーンの境目を感じさせずに迫ってくる。

アクセルを踏むと運転席内に設置された振動スピーカーから、エンジン音とともに振動が伝わってくる。カーブに沿ってハンドルやブレーキを操作すると、運転席も傾く。

試しに制限時速40キロの道路を、70キロで“暴走"してみるとカーブを曲がり切れずにガードレールに激突した。立体映像と運転席の動きで感じる衝突の怖さは、思わず身震いしてしまうほどだった。実車では、とてもできない体験を、このドライビング・シミュレータは可能にしてくれるのだ。


ドライビング・シミュレータを構成するソフトとハード

「普通のドライビング・シミュレータでは、運転席を後ろに傾けることで加速度を再現するようになっています。このドライビング・シミュレータは画像が立体的に見えるので、道路が迫ってくるスピードの変化を人間の目が『差分』として感じ取ります。そのため立体画像からも加速度を感じられます」と、ドライビング・シミュレータによる研究を統括する名古屋大学特任教授で未来社会創造機構 名古屋COI拠点産学連携リーダーの原口哲之理氏は説明する。

このドライビング・シミュレータは、フォーラムエイト社の3次元リアルタイム・バーチャルリアリティソフト「UC-win/Road」を中心として、さまざまなソフトとハードで構成されている。

車両の動きをリアルにシミュレーションしているのはドイツIPG社の「CarMaker」というシステムだ。従来の車両の動的特性のシミュレーションのほか、モデル・イン・ザ・ループ(MIL)、ソフトウェア・イン・ザ・ループ(SIL)、ハードウェア・イン・ザ・ループ(HIL)に対応したバーチャルな環境で、様々なテストが行える。

クルマの燃費やCO2排出量を予測するシミュレーションシステムとしては、オーストリアAVL List社の「AVL CRUISE」を採用した。

また、周囲を走行する交通流を発生させているのは、スペインのTSS社(国内総代理店はユーデック)のリアルタイム交通流シミュレータ「Aimsun」だ。各車両の起点・終点や交差点での分岐率を指定することにより、ドライビング・シミュレータの周囲にリアルな交通流を発生させることができる。

これらのハードやソフト間の連携を「UC-win/Road」が行い、バーチャル空間内での自動車の運転状態を再現している。


UC-win/Roadを選んだ理由

ドライビング・シミュレータでは、道路や街並み、地形などの風景をリアルに再現することが求められる。このドライビング・シミュレータでは、フォーラムエイト社の「UC-win/Road」が採用された。

その選定理由について、原口教授は「UC-win/Roadは道路や周囲の建物や風景を簡単に作ることができます。ドライバーの運転動作を左右する道路標識の文字を書き換えたり、修正したりするのも手早くできます。また、道路や橋の作り手側の建設コンサルタントなどでも、UC-win/Roadが多く使われていることもありました」と語る。


ドライビング・シミュレータによる研究活動

名古屋大学は平成25年度の文部科学省「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」に「多様化・個別化社会イノベーションデザイン拠点〜高齢者が元気になるモビリティー社会〜」をテーマとして応募し、全国の中核拠点の1つとして選ばれた。社会の高齢化が進行するなか、社会と国民が活力を継続発展させるため、未来社会の実現を目指す取り組みだ。

名古屋大学のNICに設置されたドライビング・シミュレータは、産学連携や共同開発によるCOI研究推進における車両性能実証装置として、運用されている。

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ドライビング・シミュレータのコントロールルーム
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UC-win/Roadでリアルに再現された名古屋の街並み

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高齢者が元気になるモビリティー社会を実現する研究拠点となる名古屋大学のNIC(左)では、
ドライビング・シミュレータとともに実車による研究も行われる(右)


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