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Ver. 日付 内  容
2.00.00 '06.10.20 ■機能追加・改善

・計算部のアップデートにより、鉄筋構成則に座屈モデルが追加されました。これに伴い、メッシュ設定に設けていた「鋼材圧縮力の低減」オプションを削除しました。
・計算部のアップデートにより、土材料に非排水状態オプションが追加されました。これにより、液状化を考慮した地盤応答解析が可能です。「非排水」を選択すると完全非排水型で間隙水の移動を考慮しない有効応力解析となります。液状化問題に詳しい方がご利用ください。アドバンスモードでのみ入力可能です。
・計算部のアップデートにより、計算速度および収束安定性が向上しました。
・計算部のアップデートにより、地盤応答解析の収束安定性が向上しました。
・計算部のアップデートにより、解析可能な節点数が増えました。最大500万節点までのモデルを作成することができます。
・計算部のアップデートにより、土材料に対して残留剛性比を指定できるようになりました。このパラメータはせん断強度以降の勾配を指定するものです。アドバンスモードでのみ入力可能です。
・計算部のアップデートにより、地盤材料に対するポアソン比の入力が削除されました。
・計算部のアップデートにより、コンクリート材料に対する「ひび割れ-せん断ダイレタンシー」の入力が削除されました。
・計算部のアップデートにより、RCジョイント材料に対する「ひび割れ-せん断ダイレタンシー」と「ひび割れ-せん断伝達係数」の入力がそれぞれ削除されました。
・節点数や要素数の多いモデルをレポート出力すると節点番号図、要素番号図の数字が重なってみにくくなる問題を改善しました。メイン画面で込み入った領域を拡大表示してレポートへ追加すると番号図を確認できます。
・大きなモデルでメモリ消費量を多く必要としていた問題を改善しました。メモリ消費を極力押さえるために、ハードディスクを利用するように変更しました。このため、一時的な中間ファイルをインストールフォルダ(デフォルトでは「C:\Program Files\Forum 8\UCwinWCOMD2\WComd\ModelData」)に生成します。
・複数の地盤材料に対して、色分け表示を自動的に行うようにしました。
・節点サイズ、ガウス点のサイズを調整でき驍謔、にしました。
・計算部が吐き出す結果ファイルをテキスト形式で保存できるオプションを追加しました。ただし、結果画面でみる数値と完全に整合していません。オリジナル計算部のテキストフォーマットをご存じの方がご利用ください。
・鉄筋の降伏結果を表示する画面に“更新したステップ情報”を追加しました。
・入力データのレポート出力で、各要素が使用している材料番号表示を廃止して材料名称に変更しました。
・鉄筋に関する入力制限を緩和しました。
  鉄筋比、有効鉄筋比の上限値を30%から100%へ
  鉄筋のヤング係数の入力範囲を100〜300kN/mm2から0〜999kN/mm2へ
・重度の損傷αの下限値を1.0から0.01へ緩和しました。
・土材料の入力制限を緩和しました。
  ヤング係数Eoの上限値を9999.999N/mm2から99999.999N/mm2へ
  せん断強度の上限値を99.999N/mm2から999.999N/mm2へ
  せん断剛性の上限値を9999.999N/mm2から99999.999N/mm2へ
  土の種類を表すb値の下限値を1.0から0.01へ
・RC要素、無筋コンクリート要素、弾性要素および地盤要素の厚さについて、入力下限値を1.0cmから0.1cmへ緩和しました。
・RCジョイント材料の「閉じる時の剛性」の入力下限値を100.0から1.0へ緩和しました。

■不具合修正

・変位結果図でユニバーサルジョイント部で土要素がRC要素にめり込んだように表示される不具合を修正しました。
・オーバーラッピングさせた地盤要素にユニバーサルジョイントを定義するとエラーが生じることがある不具合を修正しました。
・地盤要素にオーバーラッピング要素を定義しようとするとエラーが生じることがある不具合を修正しました。
・RCジョイントが定義されたメッシュデータを解析させると、計算部がエラーを出して計算できないことがある不具合を修正しました。

■ヘルプ、サンプル

・ヘルプに「節点番号と要素番号図の出力」を追加しました。
・ヘルプ「粘性減衰係数」の説明を更新しました。
・ヘルプ「圧縮ピークひずみ」の説明を更新しました。
・ヘルプ「断面の定義」の説明を更新しました。
・ヘルプ「破壊エネルギー」の説明を更新しました。
・ヘルプ「降伏結果」の説明を更新しました。
・ヘルプ「有効鉄筋比」の説明を更新しました。
・サンプルデータに「座屈モデル」を追加しました。
2.00.01 '07.01.12 ■プログラムの機能改善

・地盤の構成則において、せん断強度以降の仮定がVer.1とVer.2で異なるため、Ver.1のデータを読み込んでそのまま計算させると応答結果が大きく異なる場合がありました。Ver.1と同じ仮定にするには残留剛性比を0.1とする必要があり、このことを示す警告を出すようにしました。
・ひび割れ図のレポート出力において、フォントが大きいため文字が重なってしまいみにくいことがありました。レポート作成画面の設定ボタンより呼び出すウィンドウのフォントサイズと連動するように改善しました。
・変形図やひび割れ図の画面表示から「レポートへ添付」にチェックを入れ、レポート出力すると、文字が大きすぎることがありました。レポート設定画面の出力フォントサイズと連動するように改善しました。

■プログラムの不具合修正

◆計算
・断面が複数定義されているときの断面力結果が間違っていました。
・ひび割れ発生が非常に多いモデルを計算させると、Visual Fortran run-time errorが発生して途中で強制終了することがありました。
・動的解析の最終ステップ(振幅の小さな領域の最後)で複数のRC要素が一度に「破壊」と表示されることがありました。
◆レポート出力
結果付きファイルを読み込んで、レポート出力を行うと、静的荷重図が正しく表示されていませんでした。
2.00.02 '08.08.04 ■プログラムの機能改善

・計算部をアップデートしました。
・UC-win/Meshで要素を複数選択したときの右クリックメニューに「要素タイプの変更」を追加しました。
・UC-win/Meshの右クリックメニュー「同一特性の選択」で特性値が同じ要素を識別して選択できるようになりました。
・レポート出力で引張硬化/軟化係数を小数点以下4桁まで表示するようにしました。
・UC-win/Meshで要素を選択した時の右クリックメニューに「選択した要素の結果を保存するしない」を追加しました。
・ソルバーから直接ひび割れの情報を取得するようにして、ひび割れの表示を改善しました。
・ひび割れ幅の結果画面でガウス点におけるひび割れが発生した時のステップとひずみの値を表示するようにしました。
・コンクリート要素の圧縮強度、引張強度、圧縮ピーク歪みで現行の制限値以下の値を入力可能にしました。「Ctrlキー」+ 「Shiftキー」を押しながら適用ボタンを押した時に確認メッセージが表示され、メッセージ画面で適用ボタンを押すと入力値がセットされます。詳しくはヘルプ「UC-win/MESHガイド|材料の編集 」をご覧ください。
・新規メッシュ作成画面に「傾き(度)」の項目を追加しました。作成したメッシュデータを回転させることが可能です。
・WindowsXP 64Editionへのインストールが可能になりました。

■プログラムの不具合修正

◆入出力画面
・大規模なモデルを計算させて結果ファイルを保存しようとするとエラーが生じて保存できないことがありました。
  大規模なモデル例:節点数=約1万8000、要素数=約6000、解析Step数=約4000
・ハードディスクの空き容量が不足している場合に、大きな結果ファイル(たとえば4GB)を保存しようとするとエラーが生じて保存できない場合がありました。
・大きな結果ファイル(たとえば4GB)の読込み操作を繰り返すと、エラーが生じて読み込みに失敗することがありました。
・1回目の計算を実行した後に解析結果を破棄して、荷重を再定義し、2回目の計算をさせるとひび割れ図が正しくないことがありました。たとえば、単調増加回数を10ステップから15ステップに増やした場合、2回目の計算結果では11ステップ以降のひび割れ図が表示されませんでした。この不具合は、UC-win/WCOMDを再起動した後では生じません。
・"ABNORMAL TERMINATION INTERNAL STORAGE MISMATCH"エラーが発生した時、このメッセージをすべて表示させるスペースがたりず、すべてのメッセージを表示できていませんでした。
・UC-win/Meshの要素編集画面やジョイント編集画面で入力されたデータは四捨五入されて表示されていますが、そのまま「確定」ボタンを押すと、その値が上書きされていました。
・UC-win/Meshの要素編集画面やジョイント編集画面で要素タイプの変更を繰り返すと、材料のリストに同じデータが表示されていました。
・UC-win/Meshの要素編集画面において、"引張硬化/軟化係数"の計算値が正しく表示されない場合がありました。
・UC-win/Meshのメイン画面で地盤要素とオーバーラッピング要素が設定された地盤要素を同時に選択して、要素を無筋に変更した時に、「Access Violation エラー」が発生していました。
・UC-win/Meshにおいて、新規にアドバンスモードで無筋コンクリートのメッシュを作成しWCOMDで開くと、鉄筋がないにも関わらず有効鉄筋比には1%がセットされていました。
・要素タイプが「弾性要素」や「地盤要素」の1要素からなるメッシュデータで材料に鋼材要素がない時に、要素編集画面で「無筋」とすると"無効なクラス型キャスト"エラーが発生していました。
・計算を実行し「Tension failure」となった時にプログレスに表示されるステップ数が実際のステップ数と異なる数字が表示されていました。
・オーバーラッピング要素が追加された地盤要素を右クリックメニューの「要素の削除」で削除できないため、「要素の削除」を選択したさいはメッセージを表示するようにしました。
・Ver1では、節点を重ねて結合するときに、カーソルの記号が変化して結合可能なことを知らせていましたが、Ver2ではカーソル記号が変化しなくなっていました。
・最初のステップで「Tension fialure」が生じるデータで、解析結果を表示しようとすると操作不能になることがありました。
・載荷荷重ダイアログに表示される荷重番号が画面左上と下に表示されている荷重番号と異なる数字が表示されることがありました。
・ひび割れ(ずれ)結果のひび割れの線幅はヘルプファイルの説明と合致していませんでした。結果の値が大きい時に線幅も太く描画されるようにしました。
・破壊の結果の「せん断ひずみ 圧縮ひずみεsh」という表現が適切ではなかったので「ひび割れ面に平行方向のせん断ひずみ」に変更しました。
・言語が英語の時に要素ひび割れ(開き)データダイアログで、「Activeクラック」と「Dormantクラック」が表示されず、レポートでも出力項目に表示されていませんでした。
・ひび割れ(開き)結果を表示するかレポート出力すると、1つのひび割れしかない場合に余分な「Dormantクラック」の結果が表示されていました。
・ひび割れ(開き)結果のGxyの値が、要素ひび割れ(開き)データダイアログとレポート出力で正しく表示されないことがありました。
◆計算
・断面力の数値(曲げモーメント、せん断力、軸力)が2倍になることがありました。この不具合は、UC-win/Meshでモデルを「複写」した後に複写元のデータをUC-win/WCOMDで計算させた場合に生じます。複写先のデータでは生じません。
・破壊基準に10%を定義しても、デフォルトの3%(引張)、1%(圧縮)、2%(せん断)で判定して計算が終了する場合がありました。
・「断面定義」が設定されたモデルを計算させるとABNORMAL TERMINATION INTERNAL STORAGE MISMATCHというエラーが生じることがありました。この原因は、断面定義の上限値が40だったためでした(ただし、上限値は集計対象となる要素数を意味します)。この上限値を2000に緩和しました。
・1回目の計算を実行した後に解析結果を破棄して2回目の計算をさせると、Visual Fortran run-time errorというエラーが生じて計算できない場合がありました。この不具合は、UC-win/WCOMDを再起動した後では生じません。
◆レポート出力
・材料の設定において Steel Plate 1を鋼材要素と指定して出力すると「弾性要素」と印字されていました。正しくは、「鋼材要素」です。
2.01.00 '09.10.30 UC-win/WCOMD
■プログラムの機能改善

1.Windows Vista、Windows 7に対応しました。
2.保存形式をデータベース方式から一般的なファイル方式に変更したことに伴い、「メッシュファイルを編集」ボタンを削除しました。
3.結果ファイルや計算用作業ファイルを保存するフォルダを指定できるようにしました。

■プログラムの不具合修正

<入出力画面>
1.ひび割れ図の表示ボタンを押してガウス点をクリックするとエラーが発生する場合がありました。
2.RCジョイント、ユニバーサルジョイントの計算結果は全て要素座標系での結果ですが、全体座標系として表示していました(表示の問題であり、計算結果自体に影響はありません)。

UC-win/Mesh
■プログラムの機能改善

1.Windows Vista、Windows 7に対応しました。
2.連続したジョイントを個別に削除する機能を追加しました。
3.保存形式をデータベース方式から一般的なファイル方式に変更しました。
 ・「ファイルを開く」「クリア」ボタンを追加しました。
 ・メニューの「ファイル」、「編集」の構成を変更しました。
2.01.01 '10.11.12 ■プログラムの機能改善

1.基本モードからアドバンスモードへ変更したときに有効鉄筋比は初期値として1%が設定されていました。本バージョンより、鉄筋比と同じ数値を有効鉄筋比に 用いるように変更しました。これにより、従来は基本モードからアドバンスモードに変更したときに、モデル内の全てのRC要素を開いて有効鉄筋比を入力する必要がありましたが、本バージョンよりその手間がなくなりました。旧版のファイルを読み込むときは、ファイルに書かれている有効鉄筋比を用いるので、計算結果自体は変わりません。
2.2つのひび割れ座標系に関する詳しいひずみ結果を時刻歴で表示するようにしました。
3.節点座標のレポート出力を小数点以下2桁にしました。

■プログラムの不具合修正

1.メッシュ設定画面で基本モードからアドバンスモードへ変更した時に、無筋要素の破壊エネルギーGfの算出値が小数点以下3桁に丸められていたため、Gfから計算される引張硬化/軟化係数Cx,Cyの数値にも影響していた不具合を修正しました。さらに、メッシュ設定画面で基本モードからアドバンスモードへ変 更した時に、無筋要素の要素編集画面を開いて確定しないと、引張硬化/軟化係数Cx,Cyの数値が解析に使用されていなかった(ソルバーに渡すときにゼロ になっていた)不具合を修正しました。 無筋要素ががあるモデルに対してメッシュ設定画面にて基本モードからアドバンスモードへ変更したときに、解析結果が異なる現象を回避できます。 旧版のデータを読み込む時は、アドバンスモードになっていて無筋要素がGf=0のとき、自動算出を行って計算します。そうでない場合は入力値を使用します。同様に、旧版のデータがアドバンスモードでCx=0かつCy=0の場合は自動算出を行って計算ます。そうでない場合は入力値を使用します。
2.UC-win/WCOMDのメイン画面でモデル図をレポートへ追加するために、画面右端にある「レポートへ添付」にチェックをオンにしてもオンの状態にな らない不具合を修正しました。クリックした回数だけレポートへ追加されるので、その回数を表示するようにしました。
3.UC-win/MESHでメッシュの横幅が1kmを超えるような大きなモデルを作成して、UC-win/WCOMDへ連動させると、天地が逆転するような描画になる問題を対策しました。
4.結果ファイルの保存先を変更してUC-win/WCOMDを終了し、再起動させても反映されていませんでした。

■ヘルプ

1.ヘルプ「UC-win/MESHガイド|材料の編集」、「UC-win/WCOMDガイド|ひび割れ(開き)結果」で画像が抜け落ちていたので修正しました。
2.02.00 '12.01.06 ■プログラムの機能改善

1.Web認証に対応しました。
2.節点の結果、要素の結果の数値を小数点以下4桁に変更しました。

■プログラムの不具合修正

1.断面定義の向きを180度反転させると断面力結果の絶対値が同じにならない不具合を修正しました。断面定義の集計対象に一部の中間節点が含まれていなかったことが原因でした。
2.鉄筋降伏結果のレポート出力に応答スペクトルの図が出力される不具合を修正しました。
3.材料の編集画面で、新規に追加したユニバーサルジョイント材料を削除することができませんでした。削除できるようにしました。
2.02.01 '12.02.09 ■プログラムの不具合修正

1.入力された荷重値を荷重ファイル(*.dsd)に保存するときに、小数点以下4桁目以降の細かい数字が消失する不具合を修正しました。
2.02.02 '13.03.26 ■プログラムの機能改善

1.鉄筋の応力やひずみの数値は、鉄筋が降伏した場合に確認できていましたが、鉄筋が降伏する前でも数値を確認できるように変更しました。
2.RC要素の鉄筋比を(Px,Py)、有効鉄筋比を(Pex,Pey)とすると、Px、Pex、Peyは小数点以下4桁の精度、Pyのみ小数点以下5桁の精 度で計算を行なっていました。Px、Py、Pex、Peyのすべての比率を小数点以下5桁の精度で計算を開始するように統一しました。
3.地盤要素のヤング係数Eoとせん断弾性波速度Vsは、計算部では使用していないので、入力画面から削除しました。
4.レポート出力「荷重データ|動的荷重」において、水平方向分割数、鉛直方向分割数という情報が出力されていました。グラフの目盛間隔(それぞれ横軸、縦軸)の情報でしたが、不要なので削除しました。

■プログラムの不具合修正

1.一万を超えるステップにおける「ひび割れ(開き)結果」、「鉄筋降伏結果」の数値の表示が間違っていました。結果付きで保存したresファイルには問題はありません。
2.三角形要素の中間節点を集計対象とするように(茶色の線に含むように)断面定義を行うと解析後に得られる断面力の数値が間違っていました。

■ヘルプ

1.ヘルプに記載しているQ&A「Q4−1」は、該当しないので削除しました。
2.ヘルプ「加速度ファイル」に詳細な説明を追加しました。

■加速度波形
1.平成24年道路橋示方書V耐震設計編の地震動を収録しました。デフォルトのインスール状態では、下記フォルダにあります。
C:\Program Files\FORUM 8\UCwinWCOMD2\Samples\L2-H8 ...平成14道路橋示方書以前の波形
C:\Program Files\FORUM 8\UCwinWCOMD2\Samples\L2-H24 ...平成24道路橋示方書の波形
2.02.03 '16.06.22 ■プログラムの機能改善

1.『ひび割れ時刻歴結果』を開くとメモリを1GB消費するような大規模モデルに対して、2回目に『ひび割れ時刻歴結果』を開くとメモリ不足となる問題を対策しました。
2.ヘルプに、反転増加繰り返しの入力パラメータ「適用、サイクル、増加」の意味を説明する図を追加しました。

■プログラムの不具合修正

1.鉄筋の降伏結果を表示するとき、最初に降伏したステップ以降は常に降伏という表示になっていました。正しい表示は、降伏した後に除荷されている領域や除荷過程におけるバウジンガー効果部分(曲線部)では降伏ではなく、曲線を抜けた後の直線部分が降伏と表示されるべきでした。再載荷された後も降伏ではない表示となるべきでした。この修正に伴い、鉄筋の降伏結果画面には、各ガウス点での時刻歴結果を追加しました。
2.Ver2.2.1において、「入力された荷重値を荷重ファイル(*.dsd)に保存するときに、小数点以下4桁目以降の細かい数字が消失する不具合」を修正しましたが、Ver2.2.1より古い版で保存した荷重ファイルを読み込むと同じ問題が発生していましたので修正しました。
3.一度アドバンスモードに変更して、破壊基準3つと重度の損傷および軽微な損傷の各値にデフォルト値と異なる数値を与えた後にベーシックモードに変更して解析するとアドバンスモード時に与えた基準値が解析に使用されて判定されていた不具合を修正しました。
4.1行に1個だけの加速度(cm/s2)の値を書いたaccファイルをインポートすると、最初の1行が無視されて解析される不具合を修正しました。1行に2個以上の加速度(cm/s2)の値を書いたaccファイルをインポートした場合は問題ありません。
5.変位とひび割れ結果を同時に表示するときに、X1の変位倍率ではひび割れ線が表示されますが、X10などのように変位倍率を上げるとひび割れ線が消えてしまう不具合を修正しました。
6.レポート出力に地盤のポアソン比が印字されていましたので削除しました。
2.03.00 '16.06.10 ■プログラムの機能改善

1.『ひび割れ時刻歴結果』を開くとメモリを1GB消費するような大規模モデルに対して、2回目に『ひび割れ時刻歴結果』を開くとメモリ不足となる問題を対策しました。
2.ヘルプに、反転増加繰り返しの入力パラメータ「適用、サイクル、増加」の意味を説明する図を追加しました。

■プログラムの不具合修正

1.鉄筋の降伏結果を表示するとき、最初に降伏したステップ以降は常に降伏という表示になっていました。正しい表示は、降伏した後に除荷されている領域や除荷過程におけるバウジンガー効果部分(曲線部)では降伏ではなく、曲線を抜けた後の直線部分が降伏と表示されるべきでした。再載荷された後も降伏ではない表示となるべきでした。この修正に伴い、鉄筋の降伏結果画面には、各ガウス点での時刻歴結果を追加しました。
2.Ver2.2.1において、「入力された荷重値を荷重ファイル(*.dsd)に保存するときに、小数点以下4桁目以降の細かい数字が消失する不具合」を修正しましたが、Ver2.2.1より古い版で保存した荷重ファイルを読み込むと同じ問題が発生していましたので修正しました。
3.一度アドバンスモードに変更して、破壊基準3つと重度の損傷および軽微な損傷の各値にデフォルト値と異なる数値を与えた後にベーシックモードに変更して解析するとアドバンスモード時に与えた基準値が解析に使用されて判定されていた不具合を修正しました。
4.1行に1個だけの加速度(cm/s2)の値を書いたaccファイルをインポートすると、最初の1行が無視されて解析される不具合を修正しました。1行に2個以上の加速度(cm/s2)の値を書いたaccファイルをインポートした場合は問題ありません。
5.変位とひび割れ結果を同時に表示するときに、X1の変位倍率ではひび割れ線が表示されますが、X10などのように変位倍率を上げるとひび割れ線が消えてしまう不具合を修正しました。
6.レポート出力に地盤のポアソン比が印字されていましたので削除しました。
2.03.01 '20.01.24 ■プログラムの機能改善
1.節点の結果画面で"全反力"と表示している箇所を"全作用力"に変更しました。

■プログラムの不具合修正
1.2019年10月8日にマイクロソフト社より配信されましたWindows Updateの更新プログラムによる影響で、弊社製品のライセンス認証において「通信エラーです」、「socket error=13」(または「socket error=8」)というメッセージが表示され、ライセンス認証が出来ない場合がありました。これを修正しました。併せて、弊社ホームページQ&AのQ1-45をご確認ください(http://www.forum8.co.jp/faq/webactivqa.htm#q1-45)
2.三角形要素にオーバーラッピングをすると正常に描画されない場合がありました。表示上の問題で内部では問題なく処理されています。計算結果には影響しません。
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 ■ 更新履歴バックナンバー
    ・UC-win/WCOMD Ver.2
    ・UC-win/WCOMD
    ・UC-1シリーズ WCOMD
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