Ver. |
日付 |
内 容 |
9.00.00 |
'13.06.05 |
■新機能
- クラスターシステム・マルチユーザ対応
クラスターシステム(シミュレーションを行うマスターPCと表示のみ行う多数のクライアントPCを接続し、描画パフォーマンスの低下を抑えるシステム)を拡張し、マスターPCだけでなくクライアントPCでも運転や歩行のシミュレーションを可能にするシステムを開発しました。本機能を用いるには、マスターPC用のクラスターオプションとクライアントPC用のマルチユーザクライアントの製品が必要です。
- モデリング/モデル配置機能拡張
1) モデルパネル機能
3Dモデルやキャラクタ、樹木など、個別の画面を統合して一元管理する画面(モデルパネル)を開発しました。モデルの新規作成や編集、読み込み、削除、RoadDBのダウンロード等を一つの画面で行えるようになっただけでなく、強力な検索エンジンによるデータの絞り込みやHDD内のモデルの自動検索機能などを実装し、作業の効率化が図れるようにしました。
2) パラメトリックモデル機能
寸法やテクスチャ等の簡易なパラメータを与えるだけで高精細なモデルが生成できるパラメトリックモデル機能を開発しました。Ver.9.0では、階段、エスカレータ、サイン類、柱、壁、柵、はしごを用意しています。
- 交通スナップショット機能
現在の交通状況を記録し、いつでもその状態から運転シミュレーションを開始可能にする交通スナップショット機能を実装しました。これにより、何度でも同じ交通条件から走行開始になりますので、交通事故の発生状況の研究等に利活用できます。
- 津波プラグイン
津波プラグイン(別売オプション)に以下の機能を追加しました。
・高さ(標高)によるコンター表示機能を追加しました。
・高さ(標高)による津波可視化のマスク機能を追加しました。
・初期潮位を設定できるようにしました。
・コンター表現の凡例を表示するようにしました。
- マイクロシミュレーションプレーヤー
地形と道路の標高取得のアルゴリズム改善によるパフォーマンスを向上しました。また、運転時に先行車両の探知する機能を実装し、UC-win/Road
SDKから利用できるようにしました。
- FBX改善
アルファチャンネルや透過色設定を持つテクスチャのモデルに対応。ポリゴンを半透明・透明にすることが可能になりました。また、自動車のヘッドライトやストリートライトの照明効果を考慮するようになりました。
- トレーラーの運転走行機能
牽引車(キャブモデル)と非牽引車(トレーラーモデル)をそれぞれ設定し、運転走行を開始することができるようになりました。
- ログ機能の拡張
クラスターシステム・マルチユーザ対応に伴い、各クライアントのログ、すべてのログを分けて出力可能にしました。また、ログの出力速度を改善しました。
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9.00.03 |
'13.11.26 |
■新機能
- 中国語(簡体字、繁体字)と韓国語に対応しました。
■機能改善
- FBXシーンのアニメーション描画において、適用するShaderプログラムのコンパイル、リンク処理を改善しました。
■不具合修正
- スクリプト実行中MD3キャラクタに関係する「範囲チェックエラー」が
発生していた不具合を修正しました。
- .ATIカードでFBXアニメーションを表示させるとポリゴンが崩れてしまう
不具合を修正しました。
- FBXモデルの読み込みの際、ノードマトリックスのサイズが間違っていた不具合を修正しました。
- Web認証の状態でプログラムを起動すると、起動時にプロテクト選択画面
が表示され、プロテクトタイプが常に「ローカル(USB)」になっていた不具
合を修正しました。
- シナリオのマルチメディアモデル機能でサウンドモデルを定義しても音声
が再生されない不具合の対策を行いました。
- 動作制御点で交通流を車線変更させたとき、車速が非常に低い場合に車線変更がうまくいかず渋滞が発生する不具合の対策を行いました。
- 点群プラグインで道路線形作成支援機能を使用したデータの読み込みを行った場合、内部オブジェクトの参照情報復元に失敗し読み込みエラーが発生する問題を対策しました。
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9.01.00 |
'14.05.19 |
■主な機能
- 運転シミュレーション拡張
運転シミュレーション機能の拡張により、データに設定された以下の機能が有効になります。
- シナリオによる運転シミュレーションのでのACC機能。
- 「プロジェクトオプション」画面の「交通車両の現行車線の終点でのオフロード車線検索アルゴリズムの使用を許可する」のチェック状態に応じた未接続道路間の移動。
- シナリオ機能拡張
シナリオ機能の拡張により、シナリオ実行時にデータに設定された以下の機能が有効にな
ります。
- イベント生成車両、先行車両、自車(運転アシスト時)に対する車線変更の指示、目標速度設定、車線中央からのオフセット量の指定。
- イベントの遷移条件に設定されたランダム性(±n秒後に遷移する)。
- 交通スナップショット機能拡張
現在の交通状況(自車、周辺車両)をファイル保存し、いつでもその状態を再現できる交
通スナップショット機能を拡張し、データに設定されたシナリオ、スクリプト、コンテキスト、
および動作制御点での交通状況の再現が行えます。
- 3Dステレオ拡張(サイド・バイ・サイド方式対応)
従来の3Dステレオ機能を拡張し、3次元映像の規格の一つであるサイド・バイ・サイド方式
に対応しました。サイド・バイ・サイド方式のディスプレイを用いることにより立体映像を見る
ことができます。
- パラメトリックモデル表示機能拡張
パラメトリックモデルについて、ツールバーの「標識の設定」より任意のタイミングでデータに設定された名称による表示の切り替えを可能にしました。
- クリッピング機能
任意の標高より上方を描画しないクリッピング機能を実装しました。
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