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Ver. 日付 内  容
13.00.00 '18.02.21 ■新機能
  1. 土量計算機能
    土量計算機能を追加しました。13.0では道路土工の土量計算を対象としており、道路に設定した土工断面から生成した土工面と、地形面から盛土、切土の体積を計算します。
    計算に使用する断面形状は、デフォルトで土工断面を自動生成し、プロジェクトの道路を対象に起点から終点までの計算ケースを定義します。また、ユーザー入力による土工断面の定義や、区間を設定した計算ケースの定義が可能です。さらに、算出に使用した土工面をメイン画面へ表示する機能や計算結果をCSVファイルへ出力する機能もあります。
  2. ゾーン編集機能
    地形上に多角形状の領域(ゾーン)を作成・編集する機能を追加しました。地形上の任意の点をクリックしながら目的の領域の周囲を指定することでゾーンの作成が可能です。
    作成後のゾーンは形の修正のほか、次のことが可能となります。
    • ゾーンに名前を付ける。
    • ゾーン内の標高、面積を確認する。
    • ゾーン内にビルを作成する。
    • ゾーン内に森林を作成する。
    上記ビルを作成する機能の実装により、クイックビルディングの作成機能が包含され、この機能を呼び出すメニューを削除しました。
  3. サウンド
    別のオーディオデバイスでスクリプトとシナリオのサウンドを再生するためのオプションを「オーディオの設定」に追加しました。
    雨音の効果を追加しました。
  4. 葉や布の表現
    シミュレーション中、風の影響による葉や布などのごみが目の前を飛び散る様子を表現する機能を追加しました。描画オプションの[風]タブより設定、使用可能です。
  5. HTC VIVE プラグイン(有償オプション)
    コントローラデバイスに対応しました。デバイス位置へモデルを表示し、コント ローラを使用して視点の操作が可能です。また、システムメニューを追加しました。シナリオ/スクリプトの再生や、視点位置への移動が可能になります。
  6. UAV プラグイン
    リモートコントローラにより、手動による通過点の記録ができるようになりまし た。
    シミュレーションモードを追加しました。このモードでは、UAV が物理的に動作していなくても、ユーザーが手動飛行の練習や、飛行計画の実行のテストが可能です。
  7. クラスターオプション
    クラスターマスターからクライアントの視点位置情報やカメラセンサープラグインの設定情報を制御する機能が追加されました。
13.00.01 '18.04.20 ■新機能
  1. UAVプラグイン
    ・マッピング計画
    マッピング計画の計算をAndroid からUAV プラグインへ移しました。
    (飛行計画編集画面の「プレビュー」ボタンによる) マッピング計画の確認に際して、Android デバイスや実際のUAV が不要になります。
    ・計画の出力: ArduPilot ファイルフォーマット
    飛行計画をArduPilot で読める形式にファイル出力する機能を追加しました(“.apf” ArduPilotFile)。フォーマットはMavlink プロトコルに基づいています。

■不具合修正
  1. Open Street Map プラグイン
    Open Street Map 読み込み画面が開かない不具合を修正しました。
  2. 描画オプション
    ・パフォーマンスタブ、キャラクターのLOD 設定が個別にできなくなっていた不具合を修正しました。
    ・既存のデータを読み込んだ際、パフォーマンス設定のミラーサイズが反映されない不具合を修正しました。
  3. 交通プロファイル
    プロファイルに「静的」オブジェクトが入ってしまっていた不具合を修正しました。交通流の表示で車両以外のモデルが走行していました。
  4. コンテキスト
    画角を変更すると、保存していたコンテキストのvFOV が勝手に書き換わる不具合を修正しました。
  5. 地形パッチ
    頂点の編集画面でX-Y、TKYページから標高を編集すると、他の頂点の標高がその値になってしまう不具合を修正しました。
  6. Civil3D プラグイン
    「Civil3D オプション」メニューが「印刷」メニューのサブメニューとして追加される不具合を修正しました。
  7. 読み込み
    交差点の走行パスとトランジションに保存された車両プロファイル別の設定が正しく読み込まれていない問題を修正しました。
  8. 交差点
    一部の交差点を3DS 出力した際に、テクスチャ座標が正しく計算されない場合がある問題を修正しました。
  9. シナリオ
    ・ シナリオ再生時のメモリーリークを対策しました。
    ・ 任意のカスタム遷移条件を選択すると、その後他の遷移条件へ変更できなくなる不具合を修正しました。
    ・ 自動運転車両が赤信号で停止しない不具合を修正しました。
  10. Vive プラグイン
    モデルやダッシュボード表示に不適切な色が適用されてしまう問題を修正しました。
  11. SDK
    ・ MakeAlignmentDemoPlugin で本体側の地域設定で設定した車両モデルが一台も存在しない場合エラーになる不具合を修正しました。
    ・ EnvironmentControlSamplePlugin で、画面のチェック状態の不具合を修正しました。
13.01.00 '18.11.20 ■新機能
  1. 座標系の情報と変換
    座標系の情報についてプロジェクトでの情報の管理方法を変更しました。新しい管理方法ではプロジェクト作成後に座標系の設定を変更することが可能です。
    緯度経度とグローバル座標系の変換について、上記の座標系情報を用いて変換する方法に変更しました。適切な座標系を設定することで、UC-win/Road に表示される緯度経度の値は以前より正確な値が表示されます。 また、従来よりも設定される座標系に対して正確な地形がインポートされます。
  2. 重複するモデル・断面の統合機能
    重複するモデル・断面の統合機能 プロジェクト内に読み込まれている 3DS モデルおよび断面オブジェクトの、相互の内部パラメータの類似度を算出、その値が高いもの同士を重複していると判断し、重複しているオブジェクト同士を統合する機能を追加しました。
    プロジェクト内から余分なリソースが削除されるため、UC-win/Road 実行時の使用メモリおよび保存時の RD ファイルの容量を削減します。
  3. オンライン地図情報への対応
    ゾーン編集機能にて、OpenStreetMapから建物、森林情報を直接インターネットから取得できるようになりました。
  4. 道路の並列処理
    道路の3D形状の生成処理を加速するため、並列処理を行うように改善しました。データを開くときのみならず、道路編集作業の時間短縮に寄与します。
  5. 新しい交通流アルゴリズム
    車線キープのハンドル量の計算を改善した交通流アルゴリズムを実装しました。これにより、交通流の車線への追従が前バージョンに比べ、改善しています。
  6. コックピットミラー位置調整機能
    車体ごとのミラー視点位置が調整可能になりました。車体に設定されるので、コックピットモデルが変更になっても、車体モデルはそのまま利用可能です。運転時のバックミラーに不要なオブジェクトの映り込みを回避できます。
  7. DS プラグイン拡張
    INNOSIMULATION 製のドライビングシミュレータにおいて、ドライビングシミュレータの操作ボタンを通常のボタンと同じように使用できるように選択肢を追加しました。
  8. 点群プラグイン
    点群表示にLOD機能、カーリング機能を実装しました。数億点の読み込みを行っても表示性能が維持されます。
    LASファイル形式のファイルの読み込みに対応しました。
  9. D-BOXプラグイン(有償プラグイン)
    BMIA社の振動装置、D-BOXと連携するプラグインを実装しました。1-7個のアクチュエータで自由に構成できるモーションシステムです。車の6DOF以外、特定の振動(椅子、路面)なのに使用できます。
    ※この機能を利用するには別途D-BOXのインストールが必要です。
  10. FOVE プラグイン(有償オプション)
    FOVE Inc.から販売されているヘッドマウントディスプレイである FOVE 0 をUC-win/Road と連携することができるようになりました。
  11. VRシートプラグイン(有償プラグイン)
    INNO社製3軸モーション装置VR seatと連携する機能を実装しました。以下のモードの時VRシートのモーション装置がUC-win/Road上のオブジェクトと連動します。「運転モード」、「トラベルモード」、「追従モード」、「スクリプト実行」
  12. Mindwaveプラグイン(有償プラグイン)
    脳波センサが搭載されたワイヤレスのステレオヘッドデバイス、Mindwave Mobile(開発元:NeuroSky)と連携するプラグインを実装しました。集中度により自車両運転時のアクセル、ブレーキをコントロールして速度を制御します。ゲームコントローラのハンドルやキーボードでの運転や自動運転モードにより、このデバイスを運転の補助器具として利用可能です。
  13. 環境アセスプラグイン
    樹木生成機能を追加しました。同じ形状をサイズだけ変えて繰り返すことで自然のオブジェクトの様に見せることができます。
  14. Civil3D プラグイン
    Civil 3D 2018 連携に対応しました。

■機能改善(22件)

■不具合修正(45件)

※機能改善、不具合修正については、件数が多いので件数だけを示しました。詳細につきましては、「UC-winRoad Release Notes_JPN.pdf」をご覧ください。
13.01.01 '18.12.17 ■不具合修正
  1. 縦断線形における縦断変化点のタイプが「単円」の道路、河川、鉄道線形を含むプロジェクトが開けない不具合の修正
  2. 断面変化点とTransition位置が非常に近い道路を走行する際、姿勢が急に変化する不具合の修正
  3. 車両が交差点に進入した時の挙動不具合の修正
  4. Before/After機能によるモデルの切り替えが正しく機能しない不具合の修正
  5. 地理院タイルの読み込み
    読込み範囲確定後に表示される保存確認ダイアログ取り消し時に地形の大きさ、座標系が変更される不具合の修正
  6. 環境アセスプラグイン
    設定された地表からの高さが正しく反映されない不具合の修正
  7. FOVEプラグイン
    1)視線十字が非表示状態でログが出力されない不具合の修正
    2)本体起動時に前回終了時に設定にかかわらず、常に表示する設定になってしまう不具合の修正
  8. HTC VIVEプラグイン
    [3Dモデルの登録]画面から[読み込み]-[3D Studio ファイルの読み込み]を選択した際、開いた[3Dモデルの編集]画面が操作不能になってしまう不具合の修正
  9. 点群モデリングプラグイン
    一部のLAS形式ファイル読み込みに失敗する不具合の修正
13.01.02 '19.02.22 ■新機能
  1. シミュレーションリアルタイム連携プラグインオプション の実装

■機能改良
  1. RDファイルの読み込み
    テクスチャ非圧縮でのRDファイル読み込みに対応
  2. AVI機能
    各画面上への録画中のマークの表示
  3. Oculus Riftプラグイン
    スピードメータなどのHUD描画への対応
  4. サウンドWaveファイル読み込み
    JUNKチャンクが含まれるWaveファイルの読み込みへの対応

■不具合修正
  1. 外部地形読み込み時の13.1 の座標変換仕様変更による 13.0 で読み込めていた範囲が読み込めなくなっていた問題への対応
  2. UTM 座標系でプロジェクトを作成後、点群を読み込んだ際の点群ファイルに記載された座標値の場所にならない不具合の修正
  3. SRTM から日本全土を含む地形を作成すると縦長の地形になる不具合の修正
  4. Ver13.1 で保存した地形パッチファイルが読み込めない不具合の修正
  5. Virtual Display: 2D オーバーレイ表示の際、設定画面上でのサイズと位置の変更が効かなくなる不具合の修正
  6. 13.0.1で作成したRDファイルを読み込んだ時のランプ接続が解除される不具合の修正
  7. 100m以上の小数点以下の桁がある長さの鉄道用緩和曲線で誤差が発生する不具合の修正
  8. 風粒子の描画処理が重くなってしまう不具合の修正
  9. ゾーン編集
    ・起動直後の無効であるはずのリボンメニューが有効になっていた不具合の修正。
    ・地物の選択画面からの地物生成画面の確定した設定値が再度画面を開いた際にリセットされる不具合の修正
    ・地物の選択画面からダウンロードを行う時、ダウンロード対象増大により「Out of Range」エラーが発生する不具合の修正
  10. AVI 機能
    右クリックから録画開始や録画終了を行った際の、シミュレーションのステップモードが切り替わることにより録画したファイルや録画終了後の画面に発生する不具合の修正
  11. ログ出力プラグイン
    出力対象として「前の車両」にチェックを付けても、同じ車線の先行車両が正しく認識されず、 先行車両のログが出力されなくなる不具合の修正
  12. Vive Plugin
    コックピット HUD 編集画面の文字列が重なってしまう不具合の修正
13.01.03 '19.04.15 ■機能改善
  1. ブレーキランプ制御の改善
    以下の振る舞いのタイプのいずれかで制御される車両のブレーキランプの切り替えをスムーズにするために時間枠(timewindow、時間窓、タイムウィンドウ)の考え方を導入しました:
    ・ “車両速度”
    ・ “加速度”
    ・ “シミュレーション車両との距離を保つ”
  2. ACCモードの改善
    ACCモードにおける現在の車線の中心からずれた場合の車両の加速が出来なくなっていた点を改善し、いかなる場合ででも加速できるようしました。
  3. 車両速度制御の改善
    シナリオモデル制御コマンドで「振る舞い」に「シミュレーション車両と距離を保つ」を選択した場合の車両速度制御がより安定する様に改善しました。
  4. 自動運転のステアリング制御の精度の改善
    自動運転のステアリング制御の精度を改善し、操舵の小刻みにぶれる現象を軽減しました。
  5. 道路マーキングの描画処理速度の改善

■不具合修正
  1. データ読み込み時の道路生成でエラーが発生する不具合の修正
  2. 曲率半径に比べ長いクロソイドを含む方向変化点があるプロジェクトを読み込んだ時に線形が以前のバージョンと異なる不具合の修正
  3. クラスタークライアントの安定していなかった不具合の修正
  4. オフロード走行時や任意平面座標での高さ計算処理の不具合の修正
  5. シナリオモデル制御コマンドで「振る舞い」に「シミュレーション車両と距離を保つ」を選択した場合のオン・オフランプ接続での不具合の修正
  6. 非同期モードでの最初のイベントでの車両速度などのパラメータの初期化が正しく行われていなかった不具合の修正
  7. 車両3Dモデルの車両動作プロファイルを変更した後、道路平面図「取り消し」時に設定が元に戻ってしまう問題を修正
  8. 地域設定による初期地形生成時の問題の修正
  9. クラスターマスターで空のテクスチャの変更がクラスタークライアントの方へ反映されていなかった不具合の修正
  10. クラスター環境でクライアントにカメラビューを設定した場合に、ミラーの設定がクライアントに反映されていなかった不具合の修正
  11. 横断勾配のある道路を運転中、視点を左右に振ったときの内装モデルの表示方向の問題の修正
13.01.04 '19.08.22 ■不具合修正
  1. モデルパネルを閉じると各所でアクセス違反が発生する問題の修正
  2. ストリートマップの読み込みでのTokyo.map、Osaka.mapのデータが正しく座標変換されてない問題の修正
  3. LandXMLの読み込み後に元々の線形と形状が変わってしまう問題の修正
  4. 地形の座標変換関数が正しく座標変換されず、高さが不正になる問題の修正
  5. シナリオ編集に於いて遷移条件設定時にアクセス違反が発生する不具合の修正
  6. JUNKが含まれているWavファイルが読み込めない不具合の修正
  7. 運転中、車両のモデル光源が点滅する現象の修正
  8. UC-win/Road起動中、USBメモリの抜き差しを行うとクラッシュする現象の修正
  9. 表示言語が中国語繁体字の場合、自動車モデルの編集画面で一部文字列が表示されない不具合の修正
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 ■ 更新履歴バックナンバー
    ・UC-win/Road Ver.17 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.16 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.15 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.14 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.13 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.12 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.11 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.10 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.9 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.8 Cluster Client Version
    ・UC-win/Road Ver.7 Cluster Client Version
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