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Q&A集 Q&A集
Ver. 日付 内  容
β1

1.0.0
'99.03.04 ・埋めこみ杭で杭頭が2層目以深にある場合、水平方向地盤反力係数が正しく計算できませんでしたので、修正しました。
・ファイル出力時に一部の図化ファイルが極端に小さく作成される不具合を修正しました。
1.0.0

1.0.1
'99.03.10 ・プログラム内部で数値を丸める場合に、その数値の上下限値が約-2.0×10^10〜2.0×10^10の範囲にあることを想定していましたが、バネ値等では上記範囲を超える場合があり、計算中に「不正な浮動小数演算命令」のメッセージを表示して、以降の計算が実行できない場合がありましたので修正しました。
杭径が大きな場合に起きやすい現象です。
1.0.1

1.1.0
'99.03.23 ・SI単位系に対応しました。
SI単位、または、従来単位を選択することにより、選択された単位系での入力・計算・出力が可能です。
・データファイルの拡張子を(.Asfw)に変更しました。
・共用版サポートに対応しました。
従来単位版とSI単位対応版の双方のプロテクトキーを認識するようにしました。これにより、従来単位版のプロテクトキーでも本バージョンを従来単位版として使用可能です。
・単杭モデルの塑性化領域、塑性化領域率、杭底面の有効面積、浮き上り率の結果を出力可能としました。
・単杭モデルの基礎の降伏について、塑性化領域率60%、浮き上り率60%による降伏判定を追加しました。これにより、大口径深礎の降伏判定が可能になりました。
・鉄筋量を直接入力(径、本数=0、As>0)としたとき、計算実行時にエラーが発生しましたので修正しました。
・多層地盤の場合で、途中の層の変形係数が上の層よりも小さな層がある場合、その途中の層内の各深度における水平方向地盤反力係数が正しく計算できませんでしたので、修正しました。
1.1.0

1.2.0
'99.04.26 ・面外解析に対応しました。面外方向の荷重に対する震度法の計算、および、地震時保有水平耐力法の計算が可能です。
・大口径深礎基礎の降伏判定について、塑性化領域率60%、浮き上り率60%による降伏判定を行うかどうかの入力スイッチを追加しました。
・杭底面の浮き上りに関する処理ルーチンの一部を修正しました。計算結果に大きな影響はありません。
・荷重データの入力で、複数部材に連続分布荷重を入力した場合、計算ストップするケースがありましたので修正しました。
・支点データの入力で、選択した支点コード(1〜4:各タイプ)に対応する内部の支点処理が正しく行われませんでしたので修正しました。なお、支点コード(5:バネ支点)で入力した場合は、正しい処理をしています。
・保耐法の計算結果−載荷結果の表示で、組杭モデルの場合、全点表示を選択し任意の行をクリックしてから変化点表示に戻ったときの動作に不具合がありましたので修正しました。
・保耐法の計算結果−安全性の判定の印刷で、基礎天端の変位が負の値の場合、変位の制限値を超えてても常にOKの判定となりましたので修正しました。なお、本件はプリンタ出力の症状で、画面表示では正しい判定をしています。
・保耐法の計算で、慣性力の作用方向が−X方向のとき、杭体突出部の慣性力を正しく考慮できませんでしたので修正しました。 ヘルプの修正
・操作方法−その他で、サンプルデータに関する説明を追加しました。
・Q&Aで、Q5−2、Q5−3、Q5−5を修正しました。
・メッセージで、警告を修正しました。
1.2.0

1.2.1
'99.06.17 ・保耐法の計算結果−設計で考慮する荷重の印刷で、「設計方向に並行な杭の列数」の箇所に「杭本数」の値を出力していましたので、修正しました。なお、内部では正しい値が使われていますので、計算結果の数値には影響がありません。
・保耐法の計算結果−安全性の判定で、押込み支持力の上限値の判定(OKまたはNG)が正しく行われない場合がありましたので、修正しました。なお、計算結果の数値には影響がありません。
・保耐法の計算結果−安全性の判定で、せん断力の照査結果の判定(OKまたはNG)が正しく行われませんでしたので、修正しました。なお、計算結果の数値、および、プリンタ出力には影響がありません。
・入力−保耐法荷重データ−荷重の確認タブで、偏心モーメントMeの値が正しく表示されていませんでしたので、修正しました。なお、内部では正しい値が使われていますので、計算結果の数値には影響がありません。
・入力−詳細設定−設定3タブで、大口径深礎としての取り扱い「塑性化領域率60%、底面浮き上がり率60%による降伏判定をしない」を、初期値としました。
1.2.1

1.2.2
'99.07.29 ・震度法の計算で、底面せん断バネの収束処理の箇所において、無限ループ状態となってしまうケースがあり、結果的にプログラムが停止しているかのようになってしまう症状がありましたので、修正しました。
・保耐法の計算で、周面摩擦バネの収束処理の箇所において、無限ループ状態となってしまうケースがあり、結果的にプログラムが停止しているかのようになってしまう症状がありましたので、修正しました。
・保耐法の計算で、地表面傾斜に1点折れデータがある場合、杭底面の許容鉛直地盤反力度を算出する際の斜面の影響による低減係数αを、1点折れデータがない場合として計算していましたので、修正しました。
1.2.2

1.2.3
'99.09.01 【改訂内容】
・USBプロテクトキーに対応しました
・底面バネについて連成バネを考慮する対応を行いました。杭径5m以上の大口径深礎で、震度法および保耐法の両方に対応しています。
・保耐法でのせん断力の照査位置を、杭頭と各杭Smax位置でも可能としました。
・杭の押込み支持力の上限値PNUについて、直接入力も可能にしました。
・杭体断面力図のプリンタ出力を可能にしました。
・震度法荷重データの各ケース間で、荷重データのコピーを可能にしました。
・杭体のM−Φ関係の計算で、Mc>Myとなった場合、警告メッセージを表示するようにしました。
・すべり角αの検索範囲の指定を可能にしました。
・ひろがり角βの内部計算値をプリンタ出力可能にしました。

【修正内容】
・ひろがり角βを内部計算とした場合、βの値を小数点以下1桁に丸めました。
・温度荷重データで−10度以下の値を入力した場合、プリンタ出力に***が表示されるのを修正しました。なお、これはプリンタ出力時の症状で、解析部分では正しく処理されています。
・地盤の諸条件データにおける塑性化抵抗力のプリンタ出力の箇所で、塑性化後のせん断定数の取り扱い方の説明を追加しました。
・水平方向安定度照査結果のプリンタ出力で、前面地盤の塑性化位置Zpと塑性化抵
抗力Rouの値を明示しました。

【ヘルプの修正】
・[詳細設定]ダイアログ−[設定3]タブ
・[震度法荷重データ]ダイアログ−[ケースコピー]ボタン
・[保耐法の計算結果]ウィンドウ−[安全性の判定]タブ
・Q&AのQ1−11、Q5−5
・操作方法−その他−DOS版データファイルの読み込み
・サポート−購入についてのお問い合わせ(E-mailアドレスを変更しました)
1.2.3

1.2.4
'99.09.06 ・面外解析でも荷重ケース間のコピーができるよう修正しました。
・周面摩擦力度の区間長合計と杭長が等しい場合、杭先端の周面摩擦力度を内部セットする際にエラーが発生することがありましたので、修正しました。
・格点番号として1から連続していない任意の番号を使用した場合、「部材長が0」のメッセージとなり計算実行できないことがありましたので、修正しました。
・1層目θ=0で折れ点がある場合、前面地盤の水平かぶりが正常に計算できませんでしたので、修正しました。
・1層目θ>0で折れ点先の傾斜角が緩傾斜となる場合、前面地盤の水平かぶりが正常に計算できませんでしたので、修正しました。
1.2.4

1.2.5
'99.09.17 【修正内容】
・鉄筋区間長データをかなり大きい値(杭長の2倍を越える値)を入力していた場合、保耐法の計算終了時にエラー発生となりましたので、修正しました。
・せん断耐力の照査位置を「杭頭位置と各杭Smax位置」とした場合、保耐法のせん断力の照査結果に1箇所でもNGが含まれる場合、安全性の判定文が正しく出力されませんでしたので、修正しました。
・面外解析の震度法の計算に限り、組杭の2本目以降の杭底面の許容鉛直地盤反力度qaの計算が正しく処理できず、1本目の地盤定数(γ、C、φ)を使用していましたので、修正しました。
なお、面内解析(震度法、保耐法)、および、面外解析(保耐法)は正常に計算しています。
・震度法荷重データで、部材直角方向の分布荷重の荷重図が描画されない場合がありましたので、修正しました。なお、計算には正しく反映されています。
・Ver1.24に限り、組杭の2本目以降の水平バネ値が正しく計算できませんでしたので、修正しました。不具合が生ずる条件としては、組杭モデルで、杭長が異なっている場合や、突出長が異なっている場合に、2本目以降の水平バネ値を正しく計算できませんでした。申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
1.2.5

1.2.6
'99.10.01 【修正内容】
・保耐法のせん断耐力の照査で、Muを使用する箇所に不具合がありましたので修正しました。不具合が生ずる条件としては、杭体の突出長がかなり大きいケースで、鉄筋区間を2区間以上入力している場合、杭頭部(鉄筋第1区間)のMuに鉄筋第2区間のMuを使用しており、せん断耐力を正しく計算できませんでした。申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
・地盤の内部摩擦角Φが大きい場合(例えば50度ぐらい)、水平支持力Rqが正しく計算できず−∞となり、計算途中で0割が発生してプログラム停止することがありましたので修正しました。
・保耐法の水平震度−水平変位曲線で、最終の水平変位量が極めて小さい場合、水平軸の目盛りに0が多く重なって描画されましたので改善しました。

【改良内容】
・水平支持力Rq算出時の杭前面幅について、周面摩擦を考慮した際の取り扱い方の選択SW(0.8Dまたは1.0D)を追加しました。
1.2.6

1.2.7
'99.11.02 【修正内容】
・保耐法の安全性の判定の出力で、杭底面鉛直地盤反力PN=0、押込み支持力上限値PNU=0となりOKと判定され、正しく判断されないケースがありましたので修正しました。これは、単杭モデルの場合で、荷重載荷が最後(αi=1)まで終了した時点で杭底面の有効載荷面積が0となってしまい、全断面浮き上がり状態となるケースです。申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
・震度法荷重データの入力で、水平部材に部材直角方向の荷重データを入力すると、荷重の図化時にエラーとなるケースがありましたので修正しました。なお、本件は図化時のみの現象で、解析結果には影響がなく正しい処理がされております。
・震度法荷重データの印刷で、数値が桁あふれする場合がありましたので修正しました。
・保耐法の計算で、底面せん断抵抗力SBの計算処理ルーチンを一部修正しました。なお、本件の解析結果へ与える影響はごくわずかです。
ヘルプの修正
・ホームページ上に掲載されていたQ&Aを、製品のヘルプQ&Aにすべて取り込みました。
1.2.7

1.2.8
'99.12.07 【修正内容】
・保耐法の計算でコンクリートの設計基準強度をσck=210と入力した場合、計算結果のせん断耐力Psが正しく求まらず、Ps=0と出力されるケースがありましたので修正しました。これは、プログラム内部で表引きを行う際に、σck=210が道示W表4.3.1に示される下限値に等しいために、データ処理上の不具合が発生したことによるものです。なお、σck=210以外の場合は、正しくせん断耐力が求められています。
・単杭モデルの保耐法の計算で計算結果の降伏判定タイプが2となった場合、せん断力の照査を「最終の降伏イベント発生時点」で行っていましたが、「最初の降伏イベント発生時点」で行うよう、修正しました。なお、降伏判定タイプが1と3の場合は、正しくせん断力の照査を行っております。単杭モデルで降伏判定タイプが2の場合は、申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
・鉄筋区間長データをかなり大きい値(杭長の2倍を越える値)を入力していた場合、保耐法の計算終了時に0割によるエラー発生となりましたので、修正しました。なお、本件エラーの場合、鉄筋区間長を杭長の2倍以下の値に変更すれば正常に計算できます。
・保耐法の計算で降伏判定タイプが3の場合、[降伏点の修正]が正しくできないケースがありましたので、修正しました。
1.2.8

1.2.9
'99.12.15 ・震度法の計算のみ行っている場合、印刷項目の設定画面で、地盤の諸条件データが選択できなく出力できませんでしたので、修正しました。なお、本件はVer1.28に限った症状です。また、計算結果には影響がありません。
1.2.9

1.3.0
'00.02.08 ・保耐法の計算で、降伏点の修正を行った場合、応答変位時に相当する載荷ステップと、基礎の状態変化点(杭体降伏など)の載荷ステップが同一ステップで重なるケースでは、応答変位時に相当する杭体断面力を出力できず、また、せん断力の照査でS=0となってしまいましたので、修正しました。申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
・保耐法の計算で、せん断耐力の照査位置を「杭頭とSmax位置」としているケースで、かつ、組杭モデルの場合、2本目以降のSmax値を抽出できず杭頭位置のせん断力Sを使用していましたので、修正しました。申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
・地盤条件データで設計地盤面の折れ点ありと入力しているケースで、折れ点の位置が杭前面からの距離=0とした場合、地盤の極限水平支持力を正しく計算できませんでしたので、修正しました。申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
・面外解析時の保耐法の計算で、「基礎の応答塑性率の照査」のプリンタ出力ページ中に表示されるkhcの値が常に1となり、正しい値を印刷していませんでしたので、修正しました。これは、プリンタ印刷時だけの現象で、プログラム内部では正しく計算を行っておりますので、解析結果への影響はありません。

・ヘルプについて、Q&AのQ6−7を一部修正しました。
1.3.0

1.4.0
'00.03.24 ■改良内容
(1)道路公団設計要領(H12.1)に対応しました。この設計要領改訂版では、主に大口径深礎の設計法に関する改訂がなされており、本プログラムバージョンより対応可能としました。
(2)プロテクトチェックをWindows 2000に対応しました。

■修正内容
(1)保耐法の計算で、基礎の状態変化点が全く生じないケースにおいて、杭長を変更して再計算を行った場合、直前の計算結果が表示される場合がありましたので、修正しました。
(2)保耐法の計算で、基礎の状態変化点が全く生じないケースにおいて、せん断耐力の照査時にせん断力Sが0となる場合がありましたので、修正しました。
(3)入力データの詳細設定1で、底面せん断バネの鉛直バネに対する比を0.3以外の値を入力しても、地盤の諸条件データの印刷頁に出力されるバネ値は常に0.3が使われていましたので、修正しました。なお、本件はプリンタ出力時のみの現象で、解析結果の数値自体には影響がありません。
(4)震度法フレーム解析結果で、断面力図の描画方法に一部誤りがありました。フレームの部材データ[i端−j端]として、左から右(または上から下)へ向かって[i端−j端]が入力されている場合は正しい断面力図が描けますが、これとは逆に、右から左(または下から上)へ向かって(i端−j端)が入力されている場合は、断面力図(M図、S図、N図)の+の出る方向が逆になっていましたので、修正しました。
なお、本件は図化時のみの現象で、解析結果の数値自体には影響がありません。
(5)震度法の計算結果一覧のプリンタ出力で、SI単位系のとき、杭体応力度の出力欄が桁あふれをすることがありましたので、修正しました。

■ヘルプの修正
(1)面外解析の震度法荷重データの入力画面で、ヘルプボタンを押しても内容が表示されませんでしたので、修正しました。
(2)Q&A集に、Q5−14、Q6−11を追加しました。
1.4.0

1.4.1
'00.05.02 ■改良内容
・震度法フレーム解析結果の、反力図、変位図、部材力図について、図化出力ボタンを機能追加し、プリンタに出力できるようにしました。
・鉄筋データの入力で、100cm以上のかぶり(3桁の入力)を可能としました。
・印刷プレビューの改善。

■修正内容
・震度法荷重データで、水平部材(または鉛直部材)に、斜影長X方向(または斜影長Y方向)の部材分布荷重を入力すると、計算実行時にエラー発生となりましたので、修正しました。
・ヘルプQ6−7にしたがって基礎の地盤バネ定数を計算する場合、底面せん断バネが外れてしまうケースがありましたので修正しました。
・震度法フレーム解析結果で、部材力図の作図が正しく表示できないケースがありましたので、修正しました。なお本件は、図化時のみの症状で、解析結果そのものは正しく計算されています。

■ヘルプの修正
・Q&A集の、Q1−14、−15、−16を追加しました。
・Q&A集の、Q5−14の内容を修正しました。
・詳細設定ダイアログのヘルプボタンの説明内容を追加ました。
1.4.1

1.4.2
'00.05.19 ■修正内容
・面外解析で、面内解析用の斜影長荷重コードに対するチェックが行われてしまい、エラーメッセージの出力となって計算実行できないケースがありましたので、修正しました。
・[入力データ]−[詳細設定]画面の右上の[?]ボタンの押下時に、入力領域に対するヘルプ参照ができない箇所がありましたので、修正しました。

■ヘルプの修正
・Q&A集の、Q5−6の内容を修正しました。
1.4.2

1.4.3
'00.06.02 修正内容
・面内解析の保耐法の計算結果で、水平震度−水平変位グラフの水平変位が途中で反転した状態になる場合がありましたので、修正しました。
本件の症状となる条件は、下記(1)〜(4)の全てを満たす場合です。
(1)Ver1.40〜Ver1.42の製品で、
(2)面内解析の保耐法の計算を行う場合で、
(3)[基本データ]の「杭周面摩擦」のスイッチを「○考慮する(XY)」としているケースで、
(4)保耐法荷重データのうち、鉛直荷重成分(Vo)だけの作用で、解析結果としての杭周面の鉛直方向せん断地盤反力度が塑性化してしまうケースです。
不具合現象としては、水平震度−水平変位グラフの水平変位が途中で反転したり、あるいは、杭体断面力にも異常が生じることとなります。
なお、上記の条件(1)〜(4)に当たらないケースは問題がありません。
上記の条件に該当するケースの場合は、申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
・地盤条件データでひろがり角βを内部計算としている場合、地盤の諸条件のプリンタ出力における極限水平支持力一覧表中のβの計算値が、正しい値を出力していないケースがありましたので、修正しました。なお、極限水平支持力一覧表における水平支持力Rq、塑性化抵抗力Ro、作用位置epなどの値は正しく計算されておりますので、解析結果への影響はありません。
1.4.3

1.5.0
'00.08.30 改良内容
(1)単杭モデルに限り、杭前面地盤の塑性化領域率および杭底面の浮き上がり率を算出していましたが、組杭モデルについても、各杭ごとに塑性化領域率および浮き上がり率を算出するようにしました。
(2)スピードボタン表示を一部変更しました。(?マークボタンの移動、ホームページボタンの新設、問い合せボタンの新設)
(3)インターネット利用による問い合わせツールに対応しました。
(4)NetUPDATEのNetPROモニター機能(製品使用状況)への対応を行いました。
ヘルプについて
(1)Q&AのQ1−8、Q5−9、Q6−7を一部修正しました。
(2)Q&AのQ1−17、Q2−6、Q4−4、Q5−15、Q6−12を新規追加しました。
1.5.0

1.5.1
'00.08.31 ■修正内容
シリアルマウスを使用している環境で、問い合わせ支援ツールを起動するとマウスの動作に問題が起こる事がある不具合を修正しました。
1.5.1

1.5.2
'00.11.02 ■修正内容
(1)入力データの印刷出力において、周面摩擦力度の地盤種別(粘性土)の印刷に誤字がありましたので、修正しました。
(2)保耐法の計算におけるM−φの計算で、プログラムの想定をはるかに越える大きな軸力PNを入力している場合、適切なエラーメッセージを表示するようにしました。
(3)保耐法の計算結果で降伏判定タイプ=2(khcf<khfy)となるケースにおいて、降伏点の修正を行った場合、修正後の降伏点におけるせん断力照査を行うべきですが、修正前の降伏点におけるせん断力照査となっていましたので、修正しました。

■ヘルプの修正
(1)Q&AのQ4−3を一部修正しました。
(2)Q&AのQ1−18、Q1−19、Q1−20、Q6−13を新規追加しました。
1.5.2

1.5.3
'00.11.20 ■修正内容
(1)震度法荷重データの入力時に「Win32 API呼び出しに失敗しました」のメッセージが出て、入力ができなくなることがありました。これは、同時に起動している他のソフトが多いとき、あるいは、常駐プログラムが多いときなどに、リソースがかなり減少してしまうことにより生じるものでしたが、今回、プログラムの改善を行いました。
(2)上載荷重および土圧の入力画面で、土圧の入力桁数を 99999kN としました。
(3)保耐法のせん断耐力の印刷出力で、軸方向圧縮力による補正の箇所において、常に「作用軸力(死荷重作用時)」という出力がなされていましたが、照査位置での軸力を用いる場合には正しい表現ではないので、常に「作用軸力」という出力に修正しました。なお、本件は印刷出力のみの現象で、解析結果に影響はありません。
(4)保耐法のせん断耐力の計算で、軸方向圧縮力による補正の箇所において、作用軸力の値として引抜き杭(N<0)の場合はN=0として計算し、結果的に補正係数CN=1.0として算出されるようにしていましたが、引抜き杭(N<0)の場合でもN=0とせず、そのままのN<0で計算するように修正しました。
ただし、N<0で計算を行う場合でも、道示Wp165において、N<0 → Mo<0 → CN<1 となり、結果的に補正係数CNが1より小さいときはCN=1となります。したがって、補正係数CNの値は修正前とは変わらないため、解析結果に影響はありません。

■ヘルプの修正
(1)Q&AのQ1−11、Q6−7を一部修正しました。
(2)Q&AのQ2−7を新規追加しました。
1.5.3

1.5.4
'01.01.30 ■修正内容
(1)杭周面摩擦力度の入力方法を直接入力としている場合で周面摩擦区間を2区間以上入力したとき、入力データの印刷で2区間目以下が印刷されませんでしたので修正しました。なお、本件はプリンタ出力のみの現象で、解析結果には影響がありません。
(2)面外解析時における震度法荷重データの図化で、Z軸方向部材分布荷重のi端、j端の荷重強度が逆に図化されていましたので修正しました。なお、本件は図化出力のみの現象で、解析結果には影響がありません。
(3)フレーム部の格点データおよび部材データ等が正常に入力・描画されている状態から、格点データを削除していくと「モジュール読み込み違反エラー」が発生することがありましたので修正しました。なお、本件は図化出力のみの現象で、解析結果には影響がありません。
(4)震度法荷重データの入力で、荷重タイトルとして20文字一杯に入力すると、計算実行時にエラー発生となりましたので修正しました。
(5)杭体断面力における杭頭のせん断力は、杭頭の前面バネ支点反力を加算した値を出力していましたが、杭頭部材端の値(バネ支点下側のせん断力)をそのまま出力するように修正しました。
本件は、埋込み杭で杭頭にバネ支点が付くケースで、地盤条件が比較的良好で地盤バネが全く塑性化しないで済むような小さな荷重状態において、杭頭のせん断力が大きくなってしまう現象です。なお、杭頭のせん断力以外の解析結果には影響がありません。上記の条件に該当するケースの場合は、申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
1.5.4

1.5.5
'01.04.10 ■修正内容
(1)バネ値および水平支持力の確認画面において、値が大きな時に赤表示される事がありましたので修正しました。なお、本件は画面表示のみの現象で、解析結果には影響がありません。
(2)弾性領域の根入長が弾性領域への最小根入長と同値となった場合において、結果画面では判定がOKで、出力ではNGとなっていましたのでOKとなるように修正しました。
(3)鉄筋入力画面において、鉄筋径または本数を入力した時に、リターンキーで確定せずに↑↓キーで操作すると鉄筋量の自動計算が行われず、誤った計算を行う可能性がありましたので、対策しました。
1.5.5

1.5.6
'01.05.30 ■改良内容
(1)杭体の突出部に作用する土圧入力について、常時、地震時、保耐時の個別入力に対応しました。
(2)保耐法のせん断耐力照査時に、中間帯鉄筋を考慮できるよう対応しました。

■修正内容
(1)格点番号、または、部材番号の入力で、連続しない任意の番号を使用した場合、計算実行できないケースがありましたので修正しました。これはデータチェック部における不具合であり、これまでに計算実行が可能であったケースについては、解析結果への影響はありません。
(2)保耐法の計算結果画面で降伏判定タイプ=1のとき、せん断力S=0と表示されるケースに対しての対処法メッセージを画面表示し、ヘルプ説明にジャンプできるようにしました。
(3)保耐法の計算結果画面で降伏判定タイプ=3のとき、曲げモーメントM=0と表示されるケースに対しての対処法メッセージを画面表示し、ヘルプ説明にジャンプできるようにしました。
(4)出力時の図化部において、地層線、杭体、フレーム部材の各線を太線で描いていましたが、ファイル出力時、あるいは、プリンタ出力時の機種によって極太線となることがあったため、すべて細線に統一しました。
(5)印刷プレビューの改善
以下の点を改善しました。
・HTML出力時に本文フォントが正しく出力されない不具合を修正しました。
・HTMLファイル出力で、罫線表が全て左側寄せで出力される不具合を修正しました。
・出力したHTMLファイルをWord等で開くと文字化けする場合があった点を修正しました。
・ページ番号0以下はページ番号を表示しないように修正しました。
・フォント設定の画面をスタイル設定のタブとして統合しました。
・ファイル出力(HTML形式、テキスト形式)の流れを変更しました。
 【修正前の流れ】
  ・ファイル出力設定画面でファイル名及び画像ファイルを設定し「確定」を押す
  ・プリンタ出力の「ファイルに出力」にチェックをつけ「OK」を押す
  ・出力ファイル確認画面で「確定」を押す
  ・出力実行
 【修正後の流れ】
  ・プリンタ出力の「ファイルに出力」にチェックをつける「OK」を押す
  ・ファイル出力設定の画面でファイル名及び画像ファイルを設定し「確定」を押す
  ・出力実行
・印刷のスタイル設定でページ及び社名の位置を任意に変更できるようにしました。
 ・出力基準位置に中央上を追加し、さらに用紙の上端(下端)からも位置を設定できるようにしました。
 ・ページの出力書式を任意に入力できるようにしました。入力した書式はCtrl+Enterキーでリストに追加され、Ctrl+Deleteキーで削除できます。
 ・各マージンの最大値及び最小値を現在使用している用紙サイズに合わせて制御するように修正しました。
 ・フォント変更ボタンをアイコン付きのボタンに変更しました。
・改行ピッチを文字高の%で指定できるように機能を追加しました。
■ヘルプの修正
(1)「上載荷重および土圧の入力」、「鉄筋データの入力」の各画面ヘルプ説明を、プログラム改良にともない修正しました。
1.5.6

1.5.7
'01.07.13 ■修正内容
・面外解析時、入力データの印刷において、支点強制変位がある時、支点強制変位以降の荷重データが印刷がされない不具合がありましたので修正しました。これは、Ver1.56に限定された症状で、入力データの印刷のみに影響する不具合であり、解析結果への影響はありません。
・スタイル設定のページで書式が1文字("?")の場合、1〜9のページ番号が表示されない不具合を修正しました。
・スタイル設定の文字サンプルが日本語以外のフォントを指定すると文字化けする不具合を修正しました。
・スタイル設定のページで書式文字列自体を変更するとインデックスオーバーとなる場合がある不具合を修正しました。
・スタイル設定|ページ|出力書式の追加および削除のキー操作を以下のように変更しました。
 @書式文字列入力後、[Enter]キー押下で入力された書式をリストに追加します。(以前は、[Ctrl]+[Enter]キー)
 A書式文字列の全文字が選択された状態で、[Delete]キーを押下すると現在選択されている書式がリストから削除されます。(以前は、[Ctrl]+[Delete]キー)
・スタイル設定|ページ|出力書式の追加および削除後、サンプルの表示が更新されない不具合を修正しました。
1.5.7

1.5.8
'01.09.11 ■主な修正内容
(1)表が正しく出力されない場合がある不具合を修正しました。
(2)表がページに収まっているのに、次のページに表ヘッダだけが出力される不具合を修正しました。
(3)プリンタのプロパティが開けない(ハングアップする)場合がある不具合を修正しました。

■主なヘルプ修正・追加
次のQ&Aを追加しました。
Q1−21、Q1−22、Q1−23、Q2−8、Q3−2、Q3−3、Q4−5、Q5−16、Q5−17、Q5−18、Q5−19、Q5−20、Q6−14、Q6−15
を新規追加しました。
1.5.8

1.59
'01.10.01 ■主な修正内容
(1)保耐法の安全性の判定において、降伏判定タイプ3の結果となった時、かつ、配筋区間が2区間以上あった場合において、2区間目以降で曲げモーメントが降伏モーメントを超えていても、第1区間の降伏モーメントMyの値を表示(出力)していた不具合を修正しました。なお、本件は安全性の判定表の出力時の症状であり、これ以外の解析結果は正しく処理されています。
(2)鉄筋データの主鉄筋について、径と本数を0入力し鉄筋量を直接入力したデータを読み込む時に、エラーメッセージが表示される不具合を修正しました。

■ヘルプの修正内容
(1)Q&AのQ1−24を追加しました。
1.5.9

1.6.0
'01.10.16 ■主な修正内容
(1)塑性化領域率または底面浮き上がり率がちょうど60%に達した(=同値となった)時、降伏したものとみなすべき所、降伏していないとなる事がある不具合を修正しました。

■ヘルプの修正内容
(1)Q&AのQ5−21、Q6−15を追加しました。
1.6.0

1.6.1
'02.04.22 ■主な修正内容
(1)薄い地層が存在した場合は、警告メッセージを表示するようにしました。
(2)降伏点の修正を行った場合、基礎天端の回転角の符号が反転してしまうのを修正しました。
(3)埋込み杭モデルで杭頭が地盤の2層目以下にある場合、受働土圧が正しく求められない不具合を修正しました。
(4)保耐法の計算で、面外解析時のM−φグラフの印刷出力時において、面内解析用の鉄筋データを参照している不具合を修正しました。
なお、本件症状は、面外解析時のM−φグラフの印刷出力時においてのみの不具合であり、解析結果への影響はありません。

■ヘルプの修正内容
・Q&AのQ1−25、Q1−26、Q1−27、Q1−28、Q5−22、Q6−17、Q6−18、Q6−19、Q6−20を追加しました。
1.61

1.62
'02.10.21 ■主な改訂内容
(1)杭体の鉄筋データの入力を面内解析と面外解析で共通に入力できるようにしました。

■主な修正内容
(1)許容応力度−弾性解析結果−バネ値の画面において、バネ値が大きい場合、赤色表示となることがありましたので、修正しました。
(2)地盤条件の入力画面で、すべり角αの扱いを「直接入力」とした場合、3桁の数値(例えば105度)の入力ができませんでしたので修正しました。
(3)WinXPでは、データファイルから起動できませんでしたので修正しました。

■ヘルプの修正
(1)概要−プログラムの機能概要−適用基準及び参考文献に、「青色本」「肌色本」の正式名称を明記しました。
1.62

1.63
'03.02.12 ■主な修正内容
(1)震度法の荷重データの最初が温度荷重から始まる荷重ケース(基本ケース及び組合わせケース)の解析結果について、支点反力および部材力(軸力)の一部計算結果が異常に大きな値となる場合がありましたので、修正しました。
申し訳ありませんが、本件に該当するケースの場合は再計算をお願い致します。
1.63

1.70
'17.03.01 ■主な改訂内容
(1)サブスクリプションに対応しました。
(2)旧基準NEXCO設計要領(H12.1)に対応しました。
(3)SI単位系/従来単位系の切り替えに対応しました。

■ヘルプ
(1)「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.1.7.0〜について」を更新しました。
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