| 
 
  
    
      |  | News Release 2016年3月30日
 株式会社フォーラムエイト
 |  
      | 
        
          
            | 3Dモデルに全周囲マッピングを実現したホログラムを超える立体ディスプレイ装置 〜汎用型の全周「プロジェクションマッピングテーブル」を共同開発〜
 |  株式会社フォーラムエイト(本社:東京都港区、社長:伊藤裕二、URL:http://www.forum8.co.jp)と一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会(本部:東京都港区、会長:町田聡、略称:表技協)は、高度な「プロジェクションマッピング」技術を手軽に活用できる、「プロジェクションマッピングテーブル」を共同開発して、4月より本格的に販売を開始します。
 
 今回、都市計画やドライブシミュレータなどでの活用で豊富な実績をもつフォーラムエイトのVR(バーチャルリアリティ)ソフトウェアUC-win/Roadと、プロジェクションマッピングで経験豊富な表技協の技術を組みわせることで実現しました。
 共同開発を行った「プロジェクションマッピングテーブル」は、3Dプリンタで出力した対象物などに対して全周からのプロジェクションマッピングを実現することにより、物体を映像で包みこむ先進的な表現が可能なユニークなディスプレイ装置です。自動車や家電などの製品開発におけるデザインシミュレーションや、デジタルものづくり革命を推進するシステムとして期待されます。
 製造業向けのデザインレビュー、展示会やショールームでのプロモーション、建築物や地形、各種解析結果等の表示、プロジェクションマッピングの投影シミュレーションなどの常設用途を中心に提供していく予定です。
 
 販売はフォーラムエイトが担当し、標準価格は1システム800万円〜。初年度10セット、5年間で100セットの提供を目標としています。
 
 
 
        
          
            |  |  |  
                  | ▲プロジェクションマッピングテーブル |  <システムの概要>
 プロジェクションマッピングテーブルは5台のプロジェクターと1台のディスプレイからなるマルチ映像を投影するために必要な機器やシステム一式をテーブル内に一体化した装置で、投影環境とシステムをパッケージ化しています。
 テーブル中央に対象物を置き、前後左右の4方向と上部からの計5台のプロジェクターを組み合わせて投影するシステムです。さらに対象物を置く下部には液晶ディスプレイも埋め込まれており、ここにも映像の表示が可能です。また、投影用ミラーのサイズを変更することで対象物の背景にリアスクリーンを設置するなど、様々な投影バリエーションを手軽に実現することができます。
 
 <開発の経緯>
 通常のプロジェクションマッピングでは、観客は限られた方向からしか見られませんでした。車のような立体モデルに対して、一方向のみの投影映像しか見ることはできませんでした。
 立体構造の対象物に対して全周方向の映像を投影するには、多方向から投影するプロジェクターを準備したり映像を合成する必要がありますが、プロジェクターの配置や複数映像の同期制御、対象物の位置決めなど、高度な技術と経験が必要で、実現が困難でした。そこで、投影環境とシステムをパッケージ化して、手軽に全周のプロジェクションマッピングを実現するために開発し、投影に必要な煩雑な試行錯誤を解消しました。
 
 <プロジェクションマッピングテーブルの特長>
 
 
              
                
                  | ・ | 全周プロジェクションマッピングの技術を手軽に、どこでも利用できる一体化システム |  
                  | ・ | 投影環境とシステム(ハードウェアとソフトウェア)をパッケージ化して提供 |  
                  | ・ | 約20000時間に及ぶ光源時間で常設に最適 |  
                  | ・ | 電源を入れるだけで自動起動可能 |  
                  | ・ | UC-win/RoadなどのVRシステムや、サイネージ用STB、マッピング用ソフトウェアとのインテグレーションが柔軟に行える |  
                  | ・ | 建築物などの大型構造物までの3Dデータ化が可能なスキャニングサービスも合わせて利用可能 |  
                  | ・ | 3Dデータから表示対象物の3D模型を出力するフルカラー3Dプリンティングサービスも合わせて利用可能 |  <プロジェクションマッピングテーブルの仕様>
 
 
              
                
                  | ■外寸 | : | 幅:1380mm、奥行:1580mm、高さ2035mm、 |  
                  | ■主な機器 | : | プロジェクター:3000lm、XGA、DLP、レーザー/LED x1台、ディスプレイ:42インチLCD、フルHD、PC1台、 制御ソフト:UC-win/Road、スピーカー:ステレオ
 |  
                  | ■投影対象物サイズ | : | 幅:600mm、奥行600mm、高さ300mm程度 |  フォーラムエイトと表技協は、ホログラムを超える本物の立体ディスプレイ装置として常設での活用分野を広げていく予定です。標準構成を基に、リアスクリーンによる背景機能の追加で遠くからでも視認性を高めた展示用タイプや、店舗などで製品のアイキャッチに利用でき、操作性を高めたサイネージタイプなど、様々なシチュエーションで活用できる立体ディスプレイ装置として提案していきます。また、特定用途向けのカスタム品などにも積極的に対応していく方針です。
 
 
 【関連情報】
 ▼一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会
 http://www.soatassoc.org/
 ▼3次元リアルタイムVRソフトウェア UC-win/Road 製品情報
 http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/ucwin-road-1.htm
 ▼プロジェクションマッピングテーブル開発レポート(U&C108号「3Dコンテンツニュース」)
 http://www.forum8.co.jp/topic/3Dcontents108.htm
 |  
      | 
  |  | 
 
  
 
 
  
 
  
  
  
  
  >> 製品総合カタログ
 
 
  >> プレミアム会員サービス
 >> ファイナンシャルサポート
 
 
 
 
 |