今回は、大分県大分市の中心部、大分県庁近くに位置する株式会社冨士設計をご紹介します。 |
株式会社冨士設計は、一級建築士事務所、測量業、建設コンサルタント、補償コンサルタントと順次業務内容を拡大されてきました。現在では、県下でも有数の設計事務所として、和田潔社長のもと74名のスタッフの方々がこの発展を支えておられます。
フォーラムエイト製品の導入は比較的最近で、本格的に建設コンサルタント業務に進出された平成4年に初めてUC-1シリーズを導入されました。平成6年には、CADシステム導入計画の中でUC-CAD・PS-CADの全ラインナップ製品の導入を決定されました。配筋図CADの導入検討にあたっては、EWSも含めた各社製品を比較された上で、設計との連動など製品の仕様の評価が高かったことから、フォーラムエイト製品の導入が決まったそうです。設計計算・CADともに橋台関係の製品利用頻度が最も高く、続いてFRAMEシリーズをよく利用されているとのことです。
最近では、動的解析シリーズのWCOMD(「RC構造の2次元動的非線形解析」)と「免震橋梁の動的解析」を本年1月に導入されています。たまたま、対象となる構造物の設計があったためだそうですが今回の道路橋示方書改訂に伴い、高度化する解析業務への対応にも積極的に取り組まれています。
現在は、多数のノートパソコン・デスクトップパソコンのネットワーク化を進められていますが、インターネットは早くから業務で利用されています。主として情報の収集で利用されているとのことですが、フォーラムエイトのホームページで入手したQ&A集等を回覧されたり、フォーラムエイト製品の問い合わせ等にもe-mailを利用されています。このようにネットワーク化を進める中で、現在フォーラムエイトが開発を進めているWindows版新シリーズUC-winに大きく期待しているとのことでした。Windows
Like版については、マウスとキーボードの併用で操作が煩雑なものがあるとのご指摘もありましたが、この点も解消できていくものと思います。
大分が2002年ワールドカップ開催都市となったことで現在新スタジアムの建設が予定されており、すでにこれに関連した事業の設計業務に着手されています。これからもフォーラムエイト製品を十二分に活用していただけるものと思います。
株式会社冨士設計の益々のご発展をお祈りいたします。また、お忙しい中、今回の取材にご協力いただきました和田潔社長、設計部設計2課の吉武徳治課長他、皆様に御礼申し上げます。 |
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