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●リリース 2012年5月14日
UC-1橋梁下部工 |
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「フーチングの設計計算Ver.2(平成24年道示対応版)」は、今回発刊された道路橋示方書・同解説(平成24年3月)に準じたフーチングの設計を行うプログラムです。今回の改定に伴い、Ver.1から以下の変更・対応を行いました。
- 鉄筋材質の削除(SR235,SD295)、追加(SD390,SD490)
- 鉄筋の基準値において、許容引張応力度を軸方向鉄筋とそれ以外(せん断補強鉄筋)に分離。降伏点も軸方向鉄筋とせん断補強鉄筋に分離。
■図1 メイン画面
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・道路橋示方書・同解説(平成24年3月) 社団法人 日本道路協会
・既設道路橋基礎の補強に関する参考資料(平成12年2月) 社団法人 日本道路協会
・杭基礎設計便覧(平成19年1月) 社団法人日本道路協会 |
鉄筋の材質の削除、追加
鉄筋の材質として、新たに「SD390」,「SD490」に対応しました。
また、平成24年道示対応版オプションでは、基準値として任意の材質(コンクリート材質,鉄筋材質,鉄筋の断面積)を追加できます。
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■図2 基準値−コンクリート材質画面 |
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■図3 基準値−鉄筋の断面積画面 |
鉄筋材質の基準値
許容引張応力度を軸方向鉄筋とそれ以外(せん断補強鉄筋)に分離し、基準値画面において個別に設定できるようにしました。
常時,暴風時及びレベル1地震時の応力度照査における鉄筋の許容引張応力度について、荷重の組合せに衝突荷重又は地震の影響を含まない場合には従来と同様ですが、荷重の組合せに衝突荷重又は地震の影響を含む場合は、曲げ照査に用いる軸方向鉄筋とせん断照査に用いるせん断補強鉄筋とに分けて、個別に設定した値に割増係数を乗じた値を許容引張応力度として用います。
また、鉄筋の降伏点についても軸方向鉄筋とせん断補強鉄筋に分けて基準値画面で設定できるようにしました。レベル2地震時照査において、降伏曲げモーメント算出には軸方向鉄筋の降伏点を、せん断耐力算出にはせん断補強鉄筋の降伏点を用います。
許容引張応力度 |
荷重の組合せに衝突荷重又は地震の影響を含まない場合の基本値 |
一般の部材 |
水中又は地下水位以下に設ける部材 |
荷重の組合せに衝突荷重又は地震の影響を含む場合の基本値 |
軸方向鉄筋 |
上記以外 |
鉄筋の重ね継手長又は定着長を算出する場合の基本値 |
降伏点 |
軸方向鉄筋 |
せん断補強鉄筋 |
■図4 基準値−鉄筋材質画面
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今回の改定により適用外となった鉄筋材質SR235,SD295を使用することが可能です。また、フーチングの補強設計に対応しています。 |
以上、プログラムの概略を紹介させていただきました。今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。 |
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