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昨年、開発元のフォーメンションデザインシテム社がベントレー社に買収されたことにより、今後Maxsurfはベントレー社のエンジニアグループとして、同製品の開発・販売を引き続き行うことになります。今年の春に予定されているリリースは、ベントレー社のライセンスによる最初のバージョンとなります。
これに伴って、製品の呼称は以下の通り変わります。
旧名称 |
新名称 |
Maxsurf Plus |
Maxsurf Modeler |
Maxsurf Pro |
Maxsurf Modeler Advanced |
Hydromax/S |
Maxsurf Stability |
Hydromax Pro |
Maxsurf StabilityAdvanced |
Hydromax Ultimate |
Maxsurf Stability Enterprise |
Workshop/S |
Maxsurf Structure |
Workshop Pro |
Maxsurf Structure Advanced |
Hullspeed |
Maxsurf Resistance |
Seakeeper |
Maxsurf Motions |
Prefit |
Maxsurf Fitting |
Hydrolink |
Maxsurf Link |
Span |
Maxsurf VPP |
Maxsurf
カッティングサーフェイス
複雑なサーフェイスを持つデザインでも、トリム機能を明確に使い分けることを可能にするために、“カッティングサーフェイス”の機能が追加されます。カッティングサーフェイスは、サーフェイスの領域を形成するために使われるサーフェイスです。ディフォールトでは、各サーフェイスは全ての他のサーフェイスをカッティングサーフェイスとして認識しています。これは今までのMaxsurfの設定でした。バージョン18からは、ユーザーは、手動で任意のサーフェイスを選んでトリミングに使うことができます。この機能により、サーフェイスの数が多く、トリムを多用するデザインで煩雑さを減らすことができます。
カッティングサーフェイスは、サーフフェイス属性ダイアログ内もしくは、サーフェイス属性シート内で、“Cutting
Surfaces”ボタンをクリックすることにより選択できます(図1)。
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■図1 サーフェイス属性シート |
“Cutting Surfaces”ボタンをクリックすると、カッティングサーフェイスダイアログボックスが現れるので、どのサーフェイスをカッティングサーフェイスとして使うかを選択します(図2)。
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■図2 Cutting Surfaces |
Hydromax
カーゴタンク・ドロップアウト
今までのHydromaxでは、損傷を受けたタンク内の貨物は全て失われ、ロードケースから削除されました。バージョン18からは、損傷タンクの貨物が失われるか、保持されるかの選択ができるようになります(図3)。
“Empty Damaged Tanks”が選択された場合、貨物は損傷タンク内から排除されます(今までのHydromaxのケース)。また、損傷タンクは、ロードケース内で赤くハイライトされて表示されます(図4)。
もし、“Empty Damaged Tanks”が選択されない場合、損傷タンク内の貨物は保持され、同じくロードケース内に残り、赤くハイライト表示され、損傷を受けていることを表します。 |
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■図3 Empty Damaged Tanks |
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■図4 損傷タンクの表示(赤色部分) |
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Maxsurfセミナー
●日時 : 2012年5月25日(金) 9:30〜16:30 ●参加費 : \15,000 (1名様・税込\15,750)
●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡・仙台にて同時開催 |
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(Up&Coming '12 春の号掲載) |
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