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Multiframeを使って、船舶の船級協会構造要求のチェックをしたり、強度と重量の最適化を行なうことができます。
スチールやアルミ製の船舶を設計する際、その構造分析を行なう手法はいくつもあります。Multiframeは、汎用の梁解析システムで、船体構造のモデリングと静的・動的な解析を素早く簡単に行ないます。これは、時間の掛かる有限要素法や、正確さを欠くスプレッドシートによる計算に代わる理想的な代替計算手法と言えます。
MultiframeはWorkshopやその他の構造モデリングシステムから構造配置のファイルを読み込むことが可能で、拘束条件、材料、断面形状などの部材属性を設定する幅広いツールが用意されており、ロードケースの組合せを指定して、静的そして動的な解析を行ないます。静的な解析結果は、応力、応力度、変位に着目して検証され、動的な解析には、時間変動する荷重に対しての、固有振動数、モード形状、詳細な時系列変動結果が含まれます。
MultiframeのExcelとのオートメーションインターフェースは、ユーザーがカスタマイズした計算式を使って、構造物を最適化することを可能にします。さらに、ビルトインサーチ、並び換え、チェック機能を組み込むことも可能です。オートメーションは、解析後のポストプロセスを行なうのに便利であるのみならず、ハイドロスタティックスや波力の生成などの、プリプロセスにも威力を発揮します。
Multiframeはまた、構造体の詳細な分析を行なう際に避けられない複雑な3次元配置を容易に管理することが可能な3Dツールです。レンダリングやアニメーションは、クリッピング、検索、並べ替えの機能と併用することができ、これにより、構造体内部のクリティカルが個所の特定が容易となります。Multiframeは、柔軟な構造解析分析を、時間の掛かるメッシュ生成を行なうことなく、進めることを可能にする解析ツールなのです。
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■図1 Hydromaxアセンブリーツリーの
拡張表示機能 |
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■図2 Austal shop |
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■図3 Multiframeに読み込んだ
構造体 |
2011年5月18日にMaxsurf開発元であるFDS(Formation Design Systems)社 CEO
Philip Christensen氏が来日されたことを記念して、Maxsurfのユーザ様向けの特別セミナーを開催しました。
Philip Christensen氏から、MaxsurfのVer.15、Ver.16、Ver.17(リリース予定)の製品情報の説明がありました。Ver.17のデモンストレーションでは、サーフェイス、Hydromaxなど実際の画面を表示させながら新機能について説明がされました。
セミナー終了後の懇親会には、Philip Christensen氏をはじめセミナーに参加されたユーザ様が参加されました。開発元のCEOに直接問い合わせができる貴重な機会ということもあり、セミナー及びその後の懇親会で製品に対する疑問点や今後の開発への要望など積極的に意見交換がされました。
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■セミナーの様子 |
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■懇親会では活発な意見交換が行われました |
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Maxsurfセミナー
●日時 : 2011年 8月 2日(火) 9:30〜16:30 ●参加費 : \15,000 (1名様・税込 \15,750)
●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台にて同時開催 |
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(Up&Coming '11 盛夏の号掲載) |
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