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●Maxsurf 総合情報 Vol.11 |
MaxsurfのAutomation機能について
業界標準のComponent Object Model(COM)機能であるAutomationが、バージョン12のMaxsufからサポートされるようになっています。この機能により、Maxsurfを、別のプログラムによりコントロールやアクセスすることが可能です。Microsoft社のWordやExcelといった汎用ソフトにAutomation機能が備わっていますので、これらのソフトとMaxsurfを連動させて、幅広い応用が可能になります。
Maxsurfのプログラムで、COM Automationインターフェースを備えているのは、次の4つです。
・ Maxsurf ・ Hydromax ・ Seakeeper ・ Hullspeed
これらのプログラムは、VBA(Visual Basic for Applications)マクロを使ってコントロールすることができます。
Automationを使った実例としては:
・ デザインの自動修正
・ デザインのIGESファイルフォーマット自動変換
・ 任意の特徴を持ったサーフェイスやマーカーを自動検出
・ ハイドロスタティックス計算値などのデザインデータをMaxsurfから自動取込み
・ ExcelからのMaxsurfコントロールポイント操作
・ カスタマイズされたレポートのWordでの自動作成
などです。
VBAを使っているユーザーにとっては、Automationを使ったMaxsurf遠隔操作のためのスクリプト表記は親しみやすいものでしょう。スクリプトは次のような構文になり、点線で挟まれた部分にコードを追加して複雑な操作を行います。
- Sub Test() 'definition of app and Design objects Dim msApp
As New Maxsurf.Application Dim msDesign As Maxsurf.Design Set
msDesign = msApp.Design 'Insert sample code here!!!
'----------------------------
'----------------------------
End Sub
Maxsurfのプログラムファイルフォルダにはいくつかのサンプルスクリプトが予め入っていますので、機会を見つけて、ぜひお試しください。 |
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