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Multiframeは、3次元骨組構造解析プログラムです。入力断面として、JIS規格の鋼材断面が標準で登録されている他、ユーザ任意の断面を使用することもできます。計算後、鋼構造設計規準(日本建築学会)に準拠した断面算定を行うことができます(オプション)。
●第2回FORUM8デザインコンファランスのご報告 >> 第2回 FORUM8デザインコンファランスレポート
去る9月19日東京コンファレンスセンター・品川にて第2回FORUM8デザインコンファランスが開催されました。
Multiframeも建築セッション3D建築構造解析の中で開発元であるFormation Design
Systems(豪)よりJason Yang氏(Senior Structual Engineer)が新バージョンのご紹介と今後の開発計画について発表しました。ここでは、その発表の概要をご報告いたします。
まず、バージョン11の新機能についてご紹介します。
バージョン11では平面分布荷重について下記機能が追加されます。
・ 面分布荷重を簡単に作成
・ 平面を構成する節点を選択することで平面分布荷重を作成
・ 各部材の荷重値(亀の甲分割)を自動生成
面荷重の作成方法には以下のコマンドが用意されます。
・ 三角形を描く
・ 多角形を描く
・ 自動生成 |
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平面分布荷重は風荷重・雪荷重等に適応できます。
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▲面荷重の作成結果 |
その他の機能として以下のものが強化されます。
・ OpenGLによるレンダリング速度向上
・ NavisWorksへのエクスポート
・ MultiSteelとのデータ連携
・ AutoCAD、MicrostationからのDXF形式によるインポート
・ 中心線もしくはレンダリング形状からのDXFエクスポート
・ SDNF形式でのインポートおよびエクスポート
・ Microsoftエクセルおよびワードとのコピー&ペースト
・ Multiframe COMインターフェースによるオートメーション |
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▲DXF形式からのエクスポート |
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▲レンダリング処理 |
また、バージョン12の開発計画には以下が挙げられています。
・ 板要素(対話的なインターフェースによる要素作成)
・ コピー機能の強化(通常コピー、反転コピー)
・ 有限要素メッシュの初期設定
・ 板要素解析およびレポート出力
その他、MultiframeのケーススタディーとしてLNG製造所のモデルが紹介されました。
主構造の鋼重は1000トン、4100部材で構成されているものです。
荷重は125ケースにもなることからVBAのマクロを用いて荷重を自動生成しています。Yang氏のチームでおよそ2週間を要してモデルを作成したとのことでした。
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▲ケーススタディー:LNG |
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●有償セミナー
Multiframeのユーザの方を対象に、有償セミナーを開催しています。前回も、多くのユーザ様にご参加いただき、有難うございました。
1日の講習で、1人1台のパソコンを使用した操作実習形式です。Multiframe、Section
Makerのプログラム概要から、操作手順について、実務に即活かせる内容を1日で習得できるよう解説いたします。
TV会議システム
弊社の各拠点をつないだTV会議システムを利用して、セミナーを開催いたします。お近くの会場をご利用ください。
Multiframeセミナー 詳細
●日時 11月12日(水) 9:30 〜 16:30 ●参加費 \15,750
●本会場 フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催
お近くの支店・営業所までお問合せください。 |
開発元:Formation Design Systems:フォーメーション デザイン システムズ オーストラリア フリーマントル市
■Multiframe Ver.10.04 日本語版 リリース日: 2008年 3月 5日
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(Up&Coming '08 晩秋の号掲載) |
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