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●xpswmm 総合情報 Vol.2 |
毎号掲載を予定 |
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今回はxpswmmを使う上で、便利な3つの基本的な機能をご紹介いたします。
コンピュータのソフトを使用するとき、キーボードのボタンを使う(ショートカット)と作業性が向上する機能で、よく知られているWindows上で共通に使用できる、コピーとペーストの[Ctrl]+[C]と[Ctrl]+[V]、切取りの[Ctrl]+[X]など等、多くのものがあります。同様にxpswmmにも作業性を向上させるものの中で、頻繁に使われるものをご紹介いたします。
●ネットワーク中の路線で、任意区間を選択するには、
ネットワーク中の確認したい路線の開始ノード(上流端 or 下流端)をクリックして、[Shift]+[Ctrl]ボタンを押したまま、確認する終端のノードをクリックすることで、xpswmmの経路を表示します。
例えば、下図1の赤線のような路線を選択する場合、図2のようにノードを選択して、[Shift]+[Ctrl]ボタンを押したまま、図3のように終端をクリックすることで、区間の選択が出来ます。
この機能により、複雑なネットワークでも接続が正しくなっているかを確認できますし、解析結果の、任意部分のみの流れや水位を、アニメーションやハイドログラフを確認するには便利な機能です。
●1D/2Dインターフェイス(HX線)を簡単に設定するには、
次に、開渠や河川を含む氾濫解析を行う場合、開渠や河川を1Dに設定し他の地表面を2Dに設定して行うわけですが、1Dと2Dの境界線(HX)を設定するには、以下の図のように各頂点を結んでいく必要があります。その場合1点づつ選択していくことになりますが、大きなネットワークになりますと各頂点が多くなり見づらくなるばかりでなく、かなりの神経を使う作業となります。その場合以下のように[Shift]または、[Ctrl]キーを押しながら、マウスを移動していくと簡単に設定することができます。
●リンクのダイアログの中で種類を変更するには
一般的に下水路ネットワークを地図上などで書いていく場合、デフォルトのリンクツールの種類は円形であり、開水路も円形管として書かれます。一方、河川や開渠の場合リンクデータを設定するために、リンクの形状(種類)だけを変更したい場合が有ります。その場合、通常はリンクダイアログで形状のボタンをクリックすると、その形状の詳細入力ダイアログが立ち上がり、数値などを入力するわけですが、河川等の場合は、別の方法で形状を入力することがあります。リンクダイアログで形状(種類)の選択だけを行いたい場合には、ダイアログ上で[Shift]ボタンを押しながらマウスで形状ボタンをクリックすると、形状入力ダイアログは立ち上がらず、選択だけすることができます。
普段はあまり必要では無いかも知れませんが、小河川の設定で数が多い場合に、この機能は意外と手間の省略になります。
これからも、xpswmmを使う上で知っておくと便利な機能をご紹介していきたいと思います。
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2008年1月24日(木) 、 2008年4月17日(木) 、 2008年7月3日(木)
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(Up&Coming '08 新春特別号掲載) |
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