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●xpswmm 総合情報 Vol.1 毎号掲載を予定

●浸水対策技術セミナー開催報告
 浸水対策技術セミナー(UC-win/UC-1ユーザ協議会・Stream-4)が、東京コンファレンスセンター・品川で9月27日SWMMユーザ会主催により開催されました。基調講演、技術紹介(4題)、開発者講演が発表され、多くの技術者のご参加を頂き、盛況なセミナーとなりました。
 開会挨拶は、SWMMユーザ会を代表して、日本水工設計株式会社の堂々功代表取締役社長より、お言葉を頂戴いたしました。基調講演は、広島大学大学院工学研究科河原能久教授より「これからの浸水対策に向けて」と題してご講演頂きました。統合流出解析モデルの必要性、最近の浸水被害の例として東京、高松、広島、ニューオリンズの事例、近年の豪雨災害の特徴や浸水被害軽減への課題について言及され、浸水対策へ向けた様々な施策展開の必要性が述べられました。

▲ニューオリンズでの浸水 ▲高松市の内水氾濫への適用

 技術紹介1題目は、NPO法人水環境創生クラブ石川高輝様より「流出解析モデルの現況と課題」(モデル化とキャリブレーション)についてご発表頂きました。流出解析モデルが浸水対策業務に活用されてから10年以上が経過するが、モデル化とキャリブレーションに関しては進化があまり見られない状況にあるという問題提起にはじまり、流出機構を理解するための3要素、キャリブレーションの良否の判断ポイント、具体事例の紹介を頂きました。

▲流出機構を理解するための3要素 ▲キャリブレーション

 技術紹介2題目は、芝浦工業大学工学部土木工学科守田優教授より「浸水氾濫モデルの洪水リスクマネジメントへの応用」についてご発表頂きました。浸水氾濫モデルと浸水被害算定モデルの結合+リスクアナリシスの手法によって、適正な治水計画水準あるいは適正な雨水排水計画水準の決定支援システムの構築が可能との方向性が示されました。

▲リスクマネジメント ▲最適治水水準設定の例

 技術紹介3題目は、日本水工設計山田龍男様より「解析事例1・S市での解析事例(都市域での氾濫解析)」について、続いて技術紹介4題目は、日本水工設計 山賀秀昭様より「解析事例2・Y市での解析事例(都市域での氾濫解析)」についてご発表頂き、都市域での氾濫解析に関して、具体的な解析事例をご紹介頂きました。
 開発者講演では、XP-Software社のAnthony Kuch氏より「氾濫解析ソフトウェアの最新動向、オーストラリアの都市域での氾濫モデリング」について、同時通訳を介してご講演頂きました。会場からは、ソフトウェアに関するご質問も多く頂戴し、Anthony Kuch氏より具体的な回答がなされるといった、活発な討議が行われました。

▲氾濫解析ソフトウェアの最新動向 ▲キャンベラ空港のモデル

●xpswmm Ver10.6 最新バージョンのご案内
xpswmm」は、分流式及び合流式下水道の設計、改善および管理に最適な解決策をシミュレートできる総合的雨水流出解析システムです。以下にxpswmm Ver.10.6 最新バージョンの主な機能内容を紹介いたします。

■DTM(デジタル地形モデル)ビルダーの強化を行いました。
・x, y, z座標、あるいはESRIグリッドから地形表面を作成できます。
・地形データからマンホール標高を抽出できます。
・1Dモデリングの横断面を高速、かつ容易に作成します。
・集水流域境界を決定したり、水流のインバートを抽出できます。
・3Dレンダリング機能を用いてモデルをビジュアルに表現できます。

■SWMM5エクスポーターにおいて、他のアプリケーションとの互換性を強化しました。
・前バージョンまでのEPA SWMMファイルのインポートに加え、本バージョンから、ユーザが選択したファイルフォーマットでのエクスポートが
 可能となりました。

■RDII機能では、汚水レイヤーに降雨による流入計算が可能になりました。

■BOD-DOでは、多くのユーザ要望に応えて、生物化学的酸素要求量(BOD)と溶存酸素量(DO)を、汚水レイヤーを通して
  評価できるようにしました。


■xp2Dモジュールでは、都市や郊外の表面流を正確にシミュレートでき、本バージョンから、この機能を水理モデルにも適用
  可能とし、以下のビジュアルツールを用意しました。

・任意のタイムステップに格子状の2D結果をエクスポートできます。この機能によりESRIソフトウェアやラスタ機能がある製品用に地図を
 作成可能です。
・ユーザ定義間隔でコンターを表示できます。
・1D領域と2D氾濫流域の水深や水位を同時に表示可能です。
・表面流や水路の外にある水をネットワークへ接続した場合について、より正確にシミュレートできます。


■xpswmm Ver.10.6 リリース予定日:2007年11月

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(Up&Coming '07 晩秋の号掲載)
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