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●はじめに
「柔構造樋門の設計」は「柔構造樋門の設計計算」の後継製品として、図面作成機能を搭載し2006年10月にリリースしました。その後、2007年1月に「数量計算書の作成機能」及び「数量表の作図機能」に対応しました。今後は「柔構造樋門の設計計算」ではなく、「柔構造樋門の設計」において「設計計算機能」及び「図面作成機能」の充実が図られることになりますので、「柔構造樋門の設計計算」をお持ちのお客様も「柔構造樋門の設計」への改訂をご検討くださいますようお願いいたします。今回は「柔構造樋門の設計計算」と「柔構造樋門の設計」の大きな違いである図面作成機能について、機能の紹介をさせて頂きます。
●対応形状
図面作成機能における対応形状を以下に示します。
・標準部函体
矩形RC函体(1連/2連)として最大5スパンまで設置可能。
※第1スパン及び最終スパンの一部を川表(裏)端部函体とします。
※円型及びPC函体には対応しておりません。
・川表(裏)側端部函体
矩形RC函体(1連/2連)。2連の場合、端部拡幅対応可能。
※端部函体は川表・川裏の両方を必ず設置するものとします。
※ゲート部は必ず設置するものとします。
・門柱・操作台
1門柱/2門柱、操作台の設置が可能 (ゲート吊下げ穴1個/2個の選択可能)
※門柱は函体に応じ1連の場合は1門柱、2連の場合は2門柱とします。
・川表(裏)側胸壁
逆T型/L型の選択が可能。鋼矢板によるしゃ水工設置可能。
・川表(裏)側翼壁
側壁はU型/逆T型が選択可能。先端壁はL型/逆T型が選択可能。
鋼矢板によるしゃ水工の設置が可能。
・しゃ水壁
逆T型/T型が選択可能。鋼矢板によるしゃ水工設置可能。
・カラー継手
各スパンの継ぎ目に矩形巻き立てカラー継手が設置可能。
※入力した形状は3Dイメージにて確認することができます。
●鉄筋配置
各部に配筋する主な鉄筋を以下に示します。
・標準部函体
横方向鉄筋、縦方向鉄筋、組立筋
・川表(裏)側端部函体
横方向鉄筋、縦方向鉄筋、ゲート部鉄筋、土留め壁部鉄筋、操作台鉄筋、 門柱鉄筋組立筋
・川表(裏)側胸壁、しゃ水壁
たて壁主鉄筋、たて壁配力筋、底版主鉄筋、底版配力筋、組立筋
・川表(裏)側翼壁
側壁(先端壁)主鉄筋、側壁(先端壁)配力筋、底版主鉄筋、底版配力筋、組立筋
・カラー継手
横方向鉄筋、帯鉄筋
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▲端部函体配筋図 |
▲端部函体配筋図 |
●数量計算書及び数量表
「図面作成モード」の入力と数量計算書の出力設定(名称・桁数・まるめ方法)を行うことにより、各部のコンクリート体積、型枠面積、鉄筋質量、鋼材質量を算出し、数量計算書を作成します。数量計算書には総括表、躯体寸法及び数量算出過程を記述します。
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▲数量計算書書式設定 |
▲数量計算書書式設定 |
■柔構造樋門の設計 リリース日:2006年10月11日
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(Up&Coming '07 新緑の号掲載) |
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