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Support Topics
サポートトピックス / UC-win/Road 保守・サポートサービス関連情報
操作習熟度を上げる方法
 
UC-win/Roadを使用する際に、スピーディで効率的な操作を行うのに有効な方法や、シミュレーションにおける効果的な操作についてご紹介いたします。
 視点移動
Shiftキーによる加速
キーボードのShiftキーを押すと、左上に「ブースターオン」というメッセージが出ます。この状態で上下左右前後移動、マウスホイールによる移動を行うと、通常の5倍の速度で移動ができます。なお、移動速度はナビゲーションオプションで調整が可能です。

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右クリック長押しによる移動
画面上を右クリックしたままカーソルを少しドラッグすると、カーソルがあった位置に白いボールが表示され、ドラッグし続けることで白いボールを中心に視点を移動させることができます。特定の場所を様々な方向から眺めることができるほか、遠くを指定することで離れた場所に短時間で移動するという応用もできます。
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Jのキーを使ったジャンプ
キーボードのJのキーを押すと左上に「ジャンプ先をクリックしてください」と表示されます(全角入力の状態では機能しないのでご注意ください)。その状態で空間上をクリックすると、クリックした場所に高速で移動します。プレゼンを行う際等、景観位置を指定する場合と比べて位置関係が把握しやすいので、初めて見る人にとって空間を把握しやすい操作です。

キーボードの数字による移動
キーボードの上に並んでいる1〜0の数字(テンキーではない数字)を押すと、景観視点のリストの上位10個の視点にそれぞれ一瞬で移動することができます(全角では機能しないので注意)。

座標入力による移動
移動先の座標が分かっている場合、右クリック⇒ジャンプ⇒座標の入力を選ぶことで、指定の座標に視点を高速で移動させることができます。視点の位置を正確に指定したい場合にも使えます。
通常必要になる移動は、以上の方法の組み合わせでほぼ済ませることができます。その都度ナビゲーションアイコンを選択して移動方法を切り替える必要が無くなるので、移動操作の手間を大幅に減らすことができます。
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 モデルの配置、移動、削除

配置モデルの移動
配置されたモデルや樹木等のオブジェクトをクリックし、以下のキーを押しながらドラッグすることで選択したオブジェクトを移動させることができます。この機能を使用して大まかに位置を合わせた後で座標値を微調整するという流れで作業すると、正しい位置に短時間で配置できるようになります。

  • Ctrl+ドラッグ:水平移動(地面からの高さを維持し、地面に沿って移動します)
  • Alt+ドラッグ:垂直移動
  • Ctrl+Shift+ドラッグ:回転
  • 配置モデルのコピーと削除

既に配置されているモデル等のオブジェクトをCtrlキーを押しながらクリックすると、通常は黄色になる選択の枠が赤色になり、複数のオブジェクトを同時に選択することができます。その状態で右クリックし、「配置モデルの複製」を選ぶと、クリックした場所に赤枠で選択されていたオブジェクトがコピーされます。選択を解除する場合はスペースキーを押します(全角では機能しないので注意)。また、赤枠の状態で右クリックし、「選択オブジェクトの削除」を選ぶと、赤枠で選択されたオブジェクトを一斉に削除することができます(モデルや樹木等の種類別に削除することも可能)。

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道路付属物の直接配置
3Dモデルを配置する際、モデルを選んだ後Ctrl、Alt、Shiftの3つを同時に押しながら道路上をクリックすると、道路付属物として配置することができます。道路付属物の編集画面で配置位置を指定する方法と比べて大幅な時間短縮が可能です。

地形編集
地面をクリックした後、別の場所の地面をShiftキーを押しながらクリックすると、対角線状に広範囲の地面を一度に選択できます。右クリックして「地形の編集」のメニューを選ぶと、選択範囲の標高を相対的に移動させたり一定の標高に整地することができます。また、Ctrlキーを押しながらクリックすることで、三角形のメッシュ1つ単位で選択範囲の追加・削除を行うことができ、広範囲の地形を楽に修正することができます。地形の選択を解除する場合はスペースキーを押します(全角では機能しないので注意)。
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 編集画面
編集画面での表示範囲の移動
道路平面図や縦断図等の編集画面では左側と下側に黄色い定規がありますが、この定規をドラッグしてスライドさせることで、表示範囲を上下左右に移動させることができます。また、交差部分にある四角い部分をクリックすると、拡大・縮小が取り消されて直前の表示倍率に戻ります。

断面編集画面での形状移動
断面編集画面左上の断面形状の表示画面で右クリックを行うと、右クリックした際のカーソルの位置に対して上下左右に存在する断面の構成ノードを一斉に移動させることができます。例えば車道の幅を変えたい場合、車道の中央にカーソルを合わせて右クリック⇒左側の点⇒水平移動⇒移動量入力の順に操作を行うと、車道の左側にあるノードが形状を保ったまま移動するので、少ない手間で幅の変更が可能となります。

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 プレゼンテーション
運転、歩行時の外部視点表示
車に乗車中あるいは歩行中にマウスホイールを回すと、外部から見た視点に切り替わります。そのままドラッグすると、乗車中の場合は自車を様々な方向から見ることができ、歩行中の場合は進む方向を変えることができます。

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キーボード運転でのギア操作
キーボードによる運転を行う際、DとUのキーでギアの切り替えが可能です。Dを押すとギアがドライブ⇒ニュートラル⇒パーキング⇒バックの順に切り替わり、Uを押すと逆の順番でドライブに戻すことができ、さらにUを押すとドライブ⇒セカンド⇒ローの順に切り替えてエンジンブレーキを作用させることができます。

視点の水平固定
キーボードのInsertキーを押すと、視点の向きが水平に固定されます。水平な地面や道路に沿って視点を移動させたい場合などに便利です。

空間の明るさの調整
描画オプションのデフォルト設定では、空間全体が明るめになるよう設定されています。ただ、全体が明るいと凹凸が目立たなくなり、のっぺりとした印象になってしまいます。描画オプションの「時間と照明」のタブで環境光の強さとアイライトの強度を下げると、陰影にメリハリがついたリアルな印象を持たせることができます。

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交通車両の削除
Ctrl、Alt、Dの3つを同時に押しながら道路を走行している車両をクリックすると、クリックした車両を消すことができます。交差点で交通流がデッドロックを起こしてしまった場合や、走行・運転の妨げになる車両がいる場合等に便利です。

交通車両の削除
Ctrl、Alt、Dの3つを同時に押しながら道路を走行している車両をクリックすると、クリックした車両を消すことができます。交差点で交通流がデッドロックを起こしてしまった場合や、走行・運転の妨げになる車両がいる場合等に便利です。

道路面のAlt+クリックによる情報表示
Altキーを押しながら道路面をクリックすることで、クリックした部分の道路情報を表示することができます(位置、標高、断面名称等)。これにより、道路を修正する場合の位置の確認や、走行・運転開始位置の確認が簡単に行えます。
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ポジションマップによる移動
描画オプションでポジションマップにチェックを入れると、左下に平面図が出てきます。平面図上をダブルクリックすると、視点がその位置に移動します。なお、ポジションマップの回転を有効にした場合はダブルクリックしても反応しません。

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今回紹介した操作を覚えることで、シミュレーション上の操作や編集時の作業効率を大幅に改善することができます。ぜひお試しください。


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(Up&Coming '17 盛夏号掲載)
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