Civil Engineer's Forum-FORUM8
このページをスタートページに設定する QR

Facebook - FORUM8

Twitter - FORUM8

instagram - FORUM8

YouTube - FORUM8

 サイトマップ | ご利用条件 | お問い合わせ | 英語翻訳サイト | Japanese | English | Korean | CHS/CHT | Vietnam | Francais

 Maxsurf 総合情報 Vol.45
 Maxsurf テクニック Ver.20最新追加機能

Maxsurf Modeler マーカー機能

くつかの新しい機能が、マーカーに追加されており、サーフェイスを多量のマーカーデータセットにフィッティングさせるような場合(例えばレーザースキャンデータ)に補助的な役割を演じます。

マーカーとは、Maxsurfの空間に配置される点で、3次元座標x、y、zを持ちます。船体形状を現すオフセットをマーカーに置き換えれば、オフセット情報をMaxsurfの3次元空間に配置することができ、このマーカーに合わせたサーフェイスを生成することにより、オフセットデータをサーフェイスに置き換えることができます。また、Maxsurfで生成されたサーフェイスから、Maxsurfの機能を使ってオフセットを生成し、同時にマーカーを生成することもできます。

新しく追加されたマーカー機能の一つは、マーカーのカラーコードオプションです。これは、元になるマーカーに合わせてサーフェイスを作る場合、サーフェイスとマーカーの空間上の距離の大きさに応じて、マーカーを色付けする機能です。こうすることにより、空間に配置されたマーカーに対し、サーフェイスのどの部分がどれほどマーカーとずれているかを把握する助けになります。

元のマーカーに対して面を貼った後、全てのマーカーが対応するサーフェイスにアサイン(紐付け)されていることを確認し、マーカーメニューからMeasure Surface Errorを選択します。Markers WindowのError欄にマーカーとサーフェイス間の距離がエラーとして表示されます。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図1 モデリングしたい元のオフセットデータ
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図2 元のオフセットデータに合わせて
     サーフェイスは貼った状態

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図3 元のオフセットデータに対し、モデリング
     したサーフェイスが若干ずれを生じている
■図4 Markers MenuのMeasure Surface Errorを選択
     すると、対応するサーフェイスからのマーカーの
     距離が計測されError欄に表示される

次に、EditメニューのPreferencesのイアログを表示させ、Show Marker Error with color gradientにチェックを入れると、マーカーとサーフェイスの距離に応じて、マーカーが色表示されます。

二つ目のマーカー機能は、マーカーとサーフェイスの距離に許容値を設定し、その値を超えているマーカーのみを表示するという機能。MarkersウインドウのAcceptable Error欄に許容値を入力します(fill-down機能を使うのが便利)。そして、DisplayメニューのMarkers|Hide Acceptable Markersを選択すると、許容値を超えているマーカーのみが表示されます。

一つ目の色付け機能よりもさらに、ずれの大きな箇所を容易に把握可能になるので、元マーカーへのモデリング作業の効率を高めます。
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図5
エラーの大きさに応じてマーカーを色表示する
には、Preferencesダイアログで、Show Marker
Error with color gradientにチェックを入れる
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図6 マーカーが色表示された状態

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図7 Markersウインドウで許容値を入力する ■図8 DisplayメニューのMarkers|
     Hide Acceptable Markersを選択する
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図9 許容値を超えているマーカーのみが
     表示される

開発元:Bentley Systems(Formation Design SystemsはBentley Systemsに吸収合併)


前ページ
  
インデックス
  
次ページ
(Up&Coming '17 新年号掲載)
戻る
Up&Coming

FORUM8


お問合せ窓口




[ ユーザー紹介 ]
株式会社 溝田設計事務所
公立諏訪東京理科大学 工学部 機械電気工学科
Kemmochi Design Office
[ イベント案内 ]
デザインフェスティバル2024のご案内






>> 製品総合カタログ


>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート

最近リリースした製品
電子納品支援ツール Ver.18
GSS「情報共有システム(オンライン電子納品)」
鋼断面の計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.2
UC-BRIDGE・3DCAD(部分係数法・H29道示対応) Ver.2
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.5

キャンペーン実施中
マルチライセンスキャンペーン
イベント・フェア参加キャンペーンキャンペーン
Shade3D・F8VPS 20%OFF

セミナー・イベントカレンダー
開催間近のセミナー
12/3  F8VPS体験
12/5  柔構造樋門の設計・
   3D配筋
12/6  VRによる道路設計
12/10  Shade3D体験

ソフトウェア/支援サービス
VRソフト(バーチャルリアリティ)
《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CAD/CIM、建設会計
・維持管理・地震リスク
・建築
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション