●河川シリーズ体験セミナー |
Webセミナー対応 |
●日時:2015年3月18日(水) 13:30〜16:30
●会場:東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢 同時開催
●参加費:無償 |
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はじめに |
「落差工の設計計算 Ver.3」(Ver.3.0.0)では、「土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計「頭首工」(平成20年3月 社団法人 農業農村工学会)」(以下、土地改良「頭首工」)に準じた護床工の設計に対応しました。
- 流水領域の判定(T〜Wの領域)
- 護床工の水理設計(区間長、ブロックの配列)
- 護床工の構造設計(ブロック重量の算定)
以下に機能の概要をご紹介いたします。 |
「土地改良「頭首工」」では、下流河床に与えるエネルギーの大きさと護床工の範囲や流水抵抗を堰下流の流れの領域ごとに分類した設計方法を採用しています。本製品では、与えられた条件より、I〜IVの流水領域を判定します。
( I の領域) 露出射流が出現し最も局所洗掘が大きくなる領域
( II の領域) 跳水により理想的な減勢が行われる領域
( III の領域) 底層流に最大流速点があり護床工法に注意を要する領域
( IV の領域) 潜越流となり局所洗掘への影響が小さい領域
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▲図1 単位幅流量と水深との関係 |
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「土地改良「頭首工」」(P.396〜)に従い、護床工上下流の区間長とブロック配列を算出します。流水領域ごとに、その領域の最大流量時または平均粒径移動限界時の水理条件で区間長とブロックの配列を求めます。ブロックの配列については、様式-1と様式-2から選択可能です。
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▲図2 護床工の検討 |
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「土地改良「頭首工」」(P.400〜)に従い、流水力に抵抗し、安定するための必要ブロック重量を算出します。上記文献では、簡易式が与えられていますが、本製品では、水やコンクリートの単位体積重量や抵抗係数を変更可能な一般式で計算を行います。
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▲図2 護床工の検討 |
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以上、「落差工の設計計算 Ver.3」(Ver.3.0.0)の拡張機能についての概略を紹介させていただきました。今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '15 新年号掲載) |
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