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xpswmm2014がリリースされ、日本語版もリリースされます。今回から数回に分けてxpswmm2014の主な新機能についてご紹介します。
今回は、自然河川のモデル化を補助するために実装されたリバーリンクとリバーレイヤーをご紹介します。
リバーリンクは、自然河川のモデルを直接入力することができる機能です。これまで、自然河川を入力するためには、リンクを設置して自然河川の断面設定を別途行う2段階の手順が必要でしたが、入力作業を水路管底と断面図の入力に絞ることで入力手順を短縮しました。
まず、画面右にあるツールバーから図1のようなリバーリンクボタンをクリックします。するとゲージが上下しているポインタになり、クリックで線分を作成することができます。左クリックで各頂点を作成し、最後の頂点でダブルクリックをすると、簡単にリバーリンクを作成することができます。
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■図1. リバーリンクボタン |
出来上がったリバーリンクをダブルクリックするか右クリックをして「編集」をクリックすることで図2のような編集画面を開くことができます。ここで断面形状をグローバルデータから選択するか、HEC-RASモデルからインポートするか、直接入力するかの可能となります。
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■図2. リバーリンクと編集画面 |
リバーレイヤーは、リバーリンクを管理するためにレイヤーコントロールパネルに追加されたレイヤーです(図3)。ラベルや強調表示のON/OFF、リンクとリバーリンクの相互変換、HEC-RASモデルのインポートをすることが可能です。
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■図1. リバーレイヤー |
他のリンクと同様に、新しくなったリンクプロパティを使用することができます。(図4)写真を関連付けることができるため、河川の管理業務にもお使いになれます。
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■図4. 新しい入力フィールド |
また、HEC-RASモデルをリバーリンクとしてインポートすることが可能です。レイヤーコントロールパネルにて「河川」が選択された状態で右クリックをして「HEC-RAS地形データとshapeファイルをインポートして断面データを取り込みます」をクリックします。すると、図5のような画面が開き、HEC-RASモデルをインポートすることができます。
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■図5. HEC-RACインポート画面 |
2014年7月22日(火)〜25(金)の4日間に渡って開催された「日本発!くらしを支える底力「下水道展'14大阪」に出展いたしました。本展示会は、自治体、下水道関連企業・団体が多数出展している展示会です。本年度は、4日間で85,720名の方が来場され、フォーラムエイト展示ブースにも多くの方々に足を運んでいただきました。
フォーラムエイトブースでは、浸水氾濫津波解析xpswmm、UC-win/Road浸水氾濫・津波・避難VRシミュレーション、UC-1水工設計ソリューション、国土強靭化ソリューション関連の展示を行いました。特に、プレゼン内容「VR、FEMを活用したナショナルレジリエンスデザイン」に関しては、毎時ごとのプレゼンコーナーにて情報を提供・紹介することで、その有効性、重要性をあらためて認識して頂けたものと考えております。XP社Anthony Kuch氏によるxpswmmプレゼンも併催し、多数のお客様にxpswmmの機能概要をお伝えできました。
また、バーチャルリアリティをクラウドで実現したVR-CloudRの体験や、マンホールの設計デモ(3D配筋含む))→3D配筋CAD、耐震診断でのEngineer's StudioRなど、CIMに関する展示にも力を入れ、多くの皆様から高い評価を得ることが出来ました。
浸水氾濫津波解析セミナー |
Webセミナー対応 |
●開催日 : 2014年8月1日(木)9:30〜16:30
●本会場 : 東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢 にて同時開催
●参加費: 1名様 \18,000 (税別) |
■xpswmm2014日本語版 2014年10月リリース予定 |
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(Up&Coming '14 秋の号掲載) |
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