橋百選 |
BRIDGES 100 SELECTION |
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山国川に架かり「青の洞門」の下流約500mに位置。橋長116mは石造アーチ橋として国内最大で、8連石造アーチも我が国唯一。大分県や熊本県の石橋とは異なり、長崎の石橋に多い水平石積みを採用しているため、地元では「オランダ橋」と呼ばれる。大正12年(1923)完成。大分県の有形文化財に指定。
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橋長 ● 116.0m |
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幅員 ● 4.2m |
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アーチ高 ● 3.0m |
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羅漢寺橋は、一つの脚経間が26mもの大きなアーチを持つ日本で2〜3番目に長い橋。 この橋の特徴は脚経間と高さの割合が5.0という非常に扁平なことで、それだけに応力バランスが難しく、架設も困難をきわめた。完成までに2回にわたる崩壊があった。1920年に完成。
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橋長 ● 89.0m |
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幅員 ● 4.5m |
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アーチ高 ● 4.6m |
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昔、夏は渡し舟、秋冬春は仮橋が架けられて往来していた。増水の度に流され、その都度修復され、大正12年に、現在の石積みアーチ式の眼鏡橋が架けられた。2012年(平成24年)の梅雨前線豪雨及び同年の九州北部豪雨により損壊し通行止め。暫定措置として2014年6月に通行が再開、現在(2017年12月3日)も修復作業中。中津市の有形文化財に指定。
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橋長 ● 82.6m |
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支間 ● 13.9m |
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アーチ高 ● 4.8m |
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2 |
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橋長 ● 32.5m(16.25m×2)m |
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幅員 ● 5.4m |
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架橋当初の位置にある現役の鋼橋としては、日本最古の橋。架設当時、日本で製鉄は行われていなかったため、イギリスから輸入されたDorman Long社製の鋼材を使用。また、橋梁床板の先駆けといえる合理的な合成床板(鋼板の上にコンクリートを打設)を施工、明治35年(1902)完成。平成17年(2005)、土木学会選奨土木遺産、県の有形文化財に指定。
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3 |
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橋長 ● 411m |
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アーチ支間 ● 235m |
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有効幅員 ● 9m×2 |
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九州横断自動車道 別府IC〜湯布院IC間に位置、別府市郊外の幅400mのU字の谷をまたぐために架けられた道路橋。明礬温泉は、強酸性の温泉脈が流れており、地表面には硫黄を含んだ蒸気が噴出、鉄はすぐ腐食し、コンクリートでもボロボロになってしまう。谷部には橋脚が設置出来ず支間235mの鉄筋コンクリート固定アーチで建造。平成元年(1989)完成。土木学会、田中賞受賞。
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4 |
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橋長 ● 390m |
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幅員 ● 1.5m |
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水面高 ● 173m |
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大分県玖珠郡九重町に架かる歩行者専用の吊橋。2006年10月30日に開通、当時は日本一高く、長い歩行者専用橋であったが長さについては2015年に開通した箱根西麓・三島大吊橋に譲った、高さは依然日本一。一度に大人1,800人の荷重に耐え、風速65m程度、震度7までの地震に耐える。中央部の床板は、すのこ状のグレーチングで、下を望むことができる。来場者数はオープンから約10年後の2017年3月1日に1,000万人を達成。土木学会
田中賞受賞
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明正井路第一拱石橋
(めいせいいろだいいちこうせききょう) |
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橋長 ● 78m |
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径間(アーチの幅) ● 10.7m |
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幅員 ● 2.8m |
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明正井路は奥豊後竹田市から豊後大野市の緒方町の荒野に引かれた灌漑用水路。江戸末期から構想はあったが、明治から大正にかけて構築され、その時代を取り「明正井路」。「井路」とは、「清水の流れる水路」という意味。6連のアーチの上に4段の石壁を積んだ重厚な構造。2002年土木学会選奨土木遺産に選定。 |
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呉橋は鎌倉時代より前に存在していたといわれている。呉橋(くれはし)という名前は中国の呉の人たちが架けたといわれ、橋の名前になった。この橋が架かる参道は昭和初期まで表参道であった。上部は木造で、3基ある橋脚は石造、屋根は向唐破風造で桧皮葦(棟は銅瓦葺)。平時は渡ることができず、10年に一度の勅使際の時に使用される。
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大分県と宮崎県の県境近くの「北川ダム(宇目町)」に架かる国道326号の湖面橋。1993年7月開通。【唄げんか大橋】という橋名は、地元の民謡「宇目の唄げんか」にちなんで命名されたもので、特に宇目町付近では歌詞の攻撃性が顕著で喧嘩の様相を呈していることからきている。
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橋長 ● 292.1m |
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中央支間 ● 170.0m |
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幅員 ● 12.5m |
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橋名は、ギリシア神話の川の女神であるイーナコスに因んで名付けられた。サスペンション(吊り)構造とアーチ構造を組み合わせたサスペン・アーチ橋で、78枚の花崗岩を床版として使用している。花崗岩は、別府市の友好都市である中華人民共和国山東省烟台市産の良質の花崗岩(御影石)。構造体である石をじかに踏んで歩くような橋。
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