新築 1 : トップランナー基準 |
外壁、窓等の断熱性能に加えて、給湯設備や暖冷房設備等の建築設備の効率性について総合的に評価して得られる一次エネルギー消費量が、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律(昭和54年法律第49号))に基づく住宅事業建築主の判断の基準(「トップランナー基準」という。)に適合する新築住宅が対象です。
登録住宅性能評価機関などの第三者機関による証明を受ける必要があります。
→ DesignBuilderも消費される一次エネルギーを計算できるので、省エネの検討や、トップランナー基準の報告に使用できる可能性があります。
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新築 2 : 省エネ判断基準を満たす木造住宅 |
省エネ判断基準とは平成11年省エネ基準を指します。
年間段冷房負荷、夏季日射取得等基準などや、浴室の断熱構造、結露防止措置など部位による施工基準も含まれます。
断熱性能を満たす仕様が求められます。
→ DesignBuilderでは断熱材の仕様を設定してその効果をシミュレーションできます。
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改築 A : 窓の断熱改修 |
リフォームの対象となる、窓の断熱改修については登録された製品を使用することで、大きさ(m2数)に応じてポイントが発行されます。
→ 住宅の窓の改修を考えている建物所有者の方が断熱検討をすることはないと思いますが、建材・ガラスメーカー様はDesignBuilderのエネルギーシミュレーションによって断熱効果を比較することができます。 |
大きさの区分 |
1箇所あたりのポイント数 |
内窓設置
外窓交換 |
ガラス交換 |
面積 |
ポイント数 |
面積 |
ポイント数 |
大 |
2.8m2以上 |
18,000ポイント |
1.4m2以上 |
7,000ポイント |
中 |
1.6m2以上
2.8m2未満 |
12,000ポイント |
0.8m2以上
1.4m2未満 |
4,000ポイント |
小 |
0.2m2以上
1.6m2未満 |
7,000ポイント |
0.1m2以上
0.8m2未満 |
2,000ポイント |
▲発行ポイント数
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改築 B : 外壁、屋根、天井、床の断熱改修 |
外壁、屋根、天井、床の断熱改修については、施工部位によってポイントが発行されます(例:外壁 100,000ポイント)。
断熱材についても登録された製品の使用が条件となります。
→ 窓同様、建材メーカー様の断熱効果の検討への利用が期待できます。 |
施工部位別ポイント数 |
外壁 |
屋根・天井 |
床 |
100,000ポイント |
30,000ポイント |
50,000ポイント |
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改築 C : バリアフリー工事 |
バリアフリーに関する工事なので、DesignBuilderに関係はないでしょう。 |