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Q1−1. |
動水位が既知の節点が複数になるデータを1度に解析することは可能か? |
A1−1. |
可能です。 下図のように動水位が既知の節点を固定節点とした地区を作成します。
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Q1−2. |
動水位が未知で流入量が既知の節点を考慮することが可能か? |
A1−2. |
可能です。 人口を0としていただき、加算分の流出量を負値で入力してください。
ただし、本プログラムでは、1地区につき固定節点として動水位が既知の節点が 必ず1点必要ですのでご注意ください。
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Q1−3. |
加減圧を設定することができるか |
A1−3. |
現在のプログラムでは直接的に加減圧を設定することはできませんが、地区分けが可能である特色を利用して次のように考慮することが可能です。
上図のように1地区で作成された管網があったとします。
ここで、赤丸の地域を減圧したいとして、節点6の箇所にバルブを入れるものとします。
このような場合には、節点6と同じ箇所に固定節点16を設けて赤丸の部分を別の地区とします。
節点6に1地区で計算した際の管路6-7の流量を加算分の流出量として設定します。
次に1地区で計算した際の節点6の動水位およびH.W.Lから減圧させたものを固定節点16に与えます。
以上の方法で減圧効果を見込んだ計算が可能となります。
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Q1−4. |
ある節点の動水位と全ての節点の流出量および流入量が既知であるが、事情により地区を分ける必要がある。
このような場合に、流入点を固定節点として設定するために動水位を知る方法はあるか? |
A1−4. |
例を挙げてご説明します。
いま下図のような管網を考えていたとして、節点4と節点8を固定節点とするために動水位を知りたいものとします。
地区:A、B、C
固定点:節点4、4、8
ステップ1:
地区BとCの管網と考えた場合に固定節点4から管路Eを経て流出する量を計算します。
QE=C5+C6+C7-C8+C9
ステップ2:
地区Aの各節点及び節点4の流量は下記のように計算できます。
Q2=C2
Q3=C3
Q4=QE-C4
ステップ3:
管網(固定点1; 節点2,3,4;管路@、A、B、C、D)に対して解析を行うと、節点4の動水位が求められます。
ステップ4:
同様に地区BとCを対象として、ステップ1からステップ3の処理を行うことでH8を求めることができます。
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Q1−5. |
時間係数(時間最大比)を管路ごとに設定することが可能か |
A1−5. |
管路ごとに時間係数を設定または自動計算する機能はございません。
本プログラムでは、各流出点ごとに加算分の流出量を入力することができますので、地区で設定した時間係数から計算された流出量と各節点の時間係数 から計算された流出量の差分を入力いただくことで対処できるのではないかと考えています。
加算分を正値、減算分を負値として入力ください。
水道施設設計指針2000年版では、P428において時間係数の説明として、「計画時間最大配水量の時間平均配水量に対する比率」とあります。
また、同ページの7.1.4の解説にて、「時間係数は、給水区域内の昼夜間人口の変動、工場、事業所等による使用形態、また、観光地などの季節的 人口により変化し、一日最大給水量が大きいほどに小さくなる傾向がある」と記載されています。
したがいまして、配水量に対する比率ですので、給水区域内で時間係数は一定であると考えるのが一般的であると考えます。 |
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Q1−6. |
計算を実行すると「繰り返し計算回数が最大値を超えた」というエラーが発生する |
A1−6. |
基本条件画面で設定されている最大繰り返し回数内で計算結果が収束しない状況となっています。
最大繰り返し回数を増やして試していただき、それでも収束しない場合は同画面の[流量計算精度]を「0.01リットル/sec」から「0.1 リットル/sec」に変更していただきますようお願いいたします。 |
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Q1−7. |
計算を実行すると、「消去過程のピボット値が非常に小さくなったため、全体システム方程式は解けません」というエラーが発生するが原因は何か |
A1−7. |
つながっていない管路があるなど、データが「網」になっていない可能性があります。
また、「網」になっていても厳しい条件であると計算が収束しない場合があります。入力を変更しながら計算が収束する条件を探し、その計算結果を見ながら発散の原因を検討する作業が必要です。収束する条件を探す際にはA1−6.の設定を行った上で以下の方法などを試行錯誤的にお試しください。
・基本条件画面で計算手法を変更する
・流出量を0とする
・それまでの作業データを保存した上で管網を半分ほど削除する
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Q1−8. |
プログラムの制限事項は? |
A1−8. |
主な制限事項は以下になります。
最大地区数:20
最大管路数:9999
最大節点数:1地区あたり999節点
管種テーブル:最大30種類登録可能 |
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Q1−9. |
[基本条件]の入力項目において、一日最大給水量と大口給水量は作図用データとなっているが、どこに反映されるのか |
A1−9. |
弊社製品ホームページのサンプル画像にあります「▼図面確認」をご参照ください。
http://www.forum8.co.jp/product/uc1/douro/kanmou.htm
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Q1−10. |
管網図を作図せずに解析のみを行う事は可能か? |
A1−10. |
可能です。
プログラム起動時に「初期入力」を選択し、「□管網図を作成する」のチェックを外してください。
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Q1−11. |
計算結果の流量が負の値になっているが? |
A1−11. |
マイナス値は、管路の始端と終端の逆向きに流れていることを意味します。 |
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Q1−12. |
複数の地区がある場合、地区をまたがる管路はどちらの地区の扱いとなるのか? |
A1−12. |
本プログラムでは、管路の始端側節点が存在する地区として扱います。 |
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Q1−13. |
管網の表現で、節点と節点間を曲線で表現できますか? |
A1−13. |
管路を曲線として定義することはできません。
ただし、管路を作成する際に中間点を複数設けることができますので、曲線のように表現することは可能です。 |
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Q1−14. |
図面で作図するものは何か? |
A1−14. |
以下のものを作図します。
(1)各地ごとに1つずつ作図
1)基本情報
給水人口、1人1日最大給水量、1日最大給水量、大口給水量、時間最大比
2)管理表
管路管理表(管路No.、始端節点No.、終端接点No.、管種呼称、口径、延長)
接点管理表(接点No.、地盤高、給水人口、備考)
(2)全ての地区を1つの図形として作図
1)平面図
基本情報(給水人口、1人1日最大給水量、1日最大給水量、大口給水量、時間最大比)
固定節点情報(自由文字列2つ、HWL、LWL)
節点No. (固定・流出点)
節点情報(地盤高、給水人口、流出点備考)
管路
管路情報(口径、管種呼称、延長、管路No.)
流れの方向(矢印)
管理表(管路管理表、節点管理表)
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Q1−15. |
製品に付属している「地区エディタ」とは何か? |
A1−15. |
本体プログラムで管網図を作成する場合でかつ地区が複数ある場合に、プログラム側での入力を簡略化するために元図から予め地区を作成しておくツー ルになります。
地区エディタでは管網図編集画面と同様の操作で画像ファイルを基図としてGUI上で地区を作成します。地区を囲う多角形を定義する際には以下の手順を行います。
・地区エディタ上で右クリックから地区-新規作成を選択
・地区の外周部分の多角形を始点から順に左クリックしていき、終点でダブルクリックする
・地区の設定画面が表示されるのでそれぞれ適切な値を設定して確定
・全ての地区を定義し終わったらファイル-名前を付けて保存を選択し、地区情報のファイルを保存する
・保存に成功したら地区エディタを終了する
管網の設計のプログラム本体に地区をインポートする際には、上記の手順で作成したFAEファイルを新規作成時に「地区情報をインポートする」から読み込みます。
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Q1−16. |
水の流入口を複数設定することができるか? |
A1−16. |
本プログラムでは地区という単位を複数設定することが可能ですので、動水位が既知であれば地区を分けて設定いただくことになります。
流入や加圧につきましては、Q&Aの「Q1-1」「Q1-2」「Q1-3」などもご参照ください。 |
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Q1−17. |
動水頭はどのような値か? |
A1−17. |
動水位(m)−管頂高(m)になります。 |
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Q1−18. |
基本条件入力ダイアログに確定ボタンがないが、どうすれば確定できるか |
A1−18. |
縦768ドットのディスプレイでは確定ボタンが画面からはみ出します。ダイアログはサイズ変更ができますので縦に小さくしてスクロールバーを下げていただきますと確定ボタンが表示されます。 |
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Q1−19. |
広大なデータで作業を行っているとプログラムがしばらく反応しなくなることがある |
A1−19. |
3D描画に時間がかかっていることが考えられます。表示項目の設定で描画モードを簡略、もしくは描画しないに設定してください。 |
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Q1−20. |
複数地区を設定したときどのように管路と節点を定義すれば良いか |
A1−20. |
地区の一番上流を固定節点としてください。また、1地区1個以上の流出節点を定義してください。 |
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Q1−21. |
節点/管網データ画面で、節点Noが重複している旨のエラーが表示される |
A1−21. |
入力時は節点毎に節点Noを割り振りますが、それぞれ異なる節点Noを入力してください。このとき、2つ目以降の地区に同じ番号を入力してしまわないようご注意ください。 |
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Q1−22. |
計算時の入力エラーで、「地区No[n]の節点データが未入力です。[節点/管網データ]を確認して下さい。」と表示される |
A1−22. |
節点/管網データ画面にて、地区No[n]の内容を入力してください。
地区No[n]を使用しない場合は、基本条件画面で使用しない地区を削除してください。 |
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Q1−23. |
EXCELデータのインポートは可能か |
A1−23. |
直接のインポートには対応しておりません。部分的にであれば、「節点/管網データ」画面の表でコピー&ペーストの操作が可能です。
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Q1−24. |
管路の一部もしくは全てはが3D描画で表示されないが、どうすれば表示できるか |
A1−24. |
3D描画設定で倍率を調整してください。 3D描画が全く表示されない場合は、オプション-表示項目の設定から描画モードを「描画しない」ではないものに切り替えてください。
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Q1−25. |
管網配管だけではなく樹枝状配管(行き止まりのある管路)の解析は可能か。 |
A1−25. |
節点水頭法で計算しているため対応可能です。また、管網配管と樹枝状配管の混在にも対応しております。
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Q1−26. |
平常時合計流出量/火災時合計流出量に値を直接入力できるか。 |
A1−26. |
直接入力には対応しておりません。合計流出量を調整する場合は「平常時加算分流出量/火災時加算分流出量」に値を入力してください。
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Q1−27. |
任意の位置における動水圧は出力可能か。 |
A1−27. |
結果確認または計算書にて各管路の動水圧が出力されます。
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Q1−28. |
地区エディタで現在どの操作を受け付けている状態なのかが分からない。もしくは地区エディタで右クリックができない。 |
A1−28. |
地区エディタには部分拡大・新規作成・修正・構成点の移動・構成点の編集・削除のモードがあります。画面下に現在のモードが表示され、モード切替は右クリックや地区エディタ画面上のボタンから行います。現在のモードによりマウス操作の動作が異なるため適宜画面下部のモードの表記を確認してください。
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Q1−29. |
地区エディタで多角形を定義している途中で、形状を誤ってしまった |
A1−29. |
多角形の定義中であれば一旦ダブルクリックにより形状を確定し、地区の設定画面で取り消しをクリックしてください。地区の設定画面を確定した後だった場合は、モードを地区-削除へ切り替えの上で、削除したい地区をクリックしてください。
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Q1−30. |
地区エディタで地区を定義している多角形の形状を変更できるか。 |
A1−30. |
構成点の移動モードで、地区を囲う多角形の頂点をクリックすると移動が可能です。また、構成点の編集モードで地区をクリックすると表入力画面が表示されるので、地区の座標の直接入力も可能です。
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Q1−31. |
地区エディタで地区を全て定義したあと、いつソフトを終了していいのか |
A1−31. |
まず名前を付けて保存もしくは上書き保存で作業したデータを任意の場所へ保存してください。保存後に地区エディタを終了させてください。
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Q1−32. |
管網図をGUI上で作成する管網図編集画面はどのように表示しますか。 |
A1−32. |
新規作成時に、「管網図を作成する」がONになっていると、メイン画面左ツリーの節点管網データを1回目に開くときに自動で表示されます。2回目以降は節点管網データ画面の左上にある管網図編集ボタンを押すことで管網図編集画面を開けます。
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Q1−33. |
管網図編集画面はどのような機能ですか。 |
A1−33. |
地区エディタと同様の操作性で、画像ファイルを基図としてGUI上で管路を作成する機能です。管路の線分を定義する際には以下の手順を行います。
- 管網図編集画面上で右クリックから管網-新規作成を選択
- 管路の始点から順に節点を左クリックしていき、終点でダブルクリックする
- 管網の設定画面が表示されるのでそれぞれ適切な値を設定して確定
- 全ての地区を定義し終わったら終了をクリックする
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Q1−34. |
管網図編集画面で現在どの操作を受け付けている状態なのかが分からない。もしくは管網図編集画面で右クリックができない。 |
A1−34. |
管網図編集画面には座標原点・部分拡大・新規作成・修正・削除・中間点の編集・始終端入れ替え・節点移動のモードがあります。画面下に現在のモードが表示され、モード切替は右クリックや管網図編集画面上のプルダウンメニューから行います。現在のモードによりマウス操作の動作が異なるため適宜画面下部のモードの表記を確認してください。
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Q1−35. |
管網図編集画面で管路を定義している途中で、形状を誤ってしまった |
A1−35. |
管路の定義中であれば一旦ダブルクリックにより形状を確定し、管網の設定画面で取り消しをクリックしてください。地区の設定画面を確定した後だった場合は、モードを管網-削除へ切り替えの上で、削除したい管路をクリックしてください。
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Q1−36. |
管網図編集画面で定義した節点の座標を変更できるか。 |
A1−36. |
節点の移動モードで、地区を囲う多角形の頂点をクリックすると移動が可能です。また、構成点の編集モードで地区をクリックすると表入力画面が表示されるので、地区の座標の直接入力も可能です。
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Q1−37. |
管網図編集画面で管路を全て定義したあと、どのような操作を行えばいいか |
A1−37. |
終了を押すことで節点管網データ画面へ遷移するので、そのまま終了ボタンを押してください。次に表示される節点管網データ画面で取り消しを押すと管網図編集画面での入力も含めて取り消しとなることにご注意ください。
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Q1−38. |
管網図編集画面で管路を直線で定義したが、曲がっている管路に変更したい |
A1−38. |
中間点の編集モードで該当する管路を選択し、始端節点と終端節点の座標を参考に曲がる箇所の座標を入力してください。
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Q1−39. |
管網図編集画面で管路を定義したあとに設定内容を変更したい |
A1−39. |
右クリックメニューから「修正」をクリックすると選択モードに切り替わります。その状態で修正する管路を選択すると「管網の設定」画面が開きますので変更が可能です。「指定位置付近で管路データを見つけられませんでした」と表示される場合は再度管路の選択をお願いします。
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Q1−40. |
畑など人口は0だが、水を使用するところの設定はできますか。 |
A1−40. |
本プログラムでは人口×1人あたりの最大給水量で節点流出量を計算するため、畑などでの水の使用量により換算した人口を設計者判断で入力いただく必要がございます。
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Q1−41. |
基図に使用できる画像ファイルはどのような形式ですか |
A1−41. |
tifファイル、jpgファイルに対応しております。
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Q1−42. |
図面を保存したい |
A1−42. |
図面生成後、画面左の編集ボタンをクリックしてください。画面上部にファイルメニューが表示されるようになりますのでそこから形式を選択し保存してください。 出力形式は以下のとおりです。 ・PSX形式(FORUM8 UC-Draw用ファイル) ・SXF形式(SFC・P21) ・DXF形式(DWG・DXF)
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Q1−43. |
計算が通らない事例はありますか |
A1−43. |
特殊な条件では計算が収束しない場合があります。例えば水の供給が不足しており全ての管路に水が届かない条件では計算が収束しないことがあります。
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Q1−44. |
本線と枝線で異なる時間係数を設定して計算させることは可能でしょうか? |
A1−44. |
管路ごとに時間係数を設定する機能はございませんが、地区を分けてそれぞれの地区に異なる時間係数を設定することは可能です。
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Q1−45. |
すでに作成した管種テーブルを別のデータで使用することはできますか。 |
A1−45. |
管種テーブル画面で保存と書かれたボタンを押すと入力内容をデータとして保存することができます。保存した管種テーブル(PNTファイル)は読み込みボタンを押すことでインポート可能です。
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Q1−46. |
計算を行わずに図面を出力できますか |
A1−46. |
図面は計算後のみ生成可能です。Q1−6、Q1−7、Q1−43を参考に計算を完了させるようお願いいたします。
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