BOXカルバート1~3連の断面方向、縦方向ウイングの設計・図面作成プログラム

BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22

初版リリース:2000.12.08/最新Ver.リリース:2023.09.05

Advanced
¥396,000(税抜¥360,000)
Standard
¥319,000(税抜¥290,000)
Lite
¥217,800(税抜¥198,000)

関連製品: UC-1 Cloud 自動設計 BOXカルバート 3Dパラメトリックツール土工

プログラム概要

鉄筋コンクリート式BOXカルバート、翼壁の設計計算、図面作成、設計調書出力を一連でサポート。

通常設計(1~3連, 2層1連)、地震時検討(1~3連)、限界状態設計(1~2連)、斜角付きBOXの設計(1~3連)、門形カルバートおよびウイングの計算が可能で、各種基準類の自動セット、自動配筋機能もサポート。基礎形式は、直接基礎、バネ基礎、杭基礎に対応。荷重は、内外水位・任意荷重及び活荷重、任意活荷重の考慮が可能。

3連BOXまでの本体・翼壁、門形カルバートの一般図から配筋図、組立図、加工図、鉄筋表などを一括生成でき、SXF、DWG、DXF等のファイル出力にも対応。3D配筋機能、IFC、Allplan形式のファイル出力にも対応。

また、「UC-1 Cloud 自動設計シリーズ BOXカルバート」で自動設計後に、データファイル(*.F8B)をエクスポートし、本製品で読み込み、詳細設計や計算書,図面の出力といった流れが可能です。

▲メイン画面(2連杭基礎ウイングBOX)

▲図面編集画面

▲2連ウイングBOX(3D配筋ビューワ)

▲メイン画面(門形カルバート)

▲設計調書プレビュー画面

▲3D図(2層BOXカルバート)

Lite Standard Advanced
通常設計(1~3連, 2層1連ボックスカルバートの常時計算)
斜角付きBOXカルバート、サイロ土圧
門形カルバート
限界状態設計
1~3連BOXカルバートの地震時検討 L1,L2(部材線形解析のみ)
1~3連BOXカルバートの地震時検討(NEXCO) L1
1~3連BOXカルバートの地震時検討 L2(部材非線形解析)
1~3連BOXカルバートの地震時検討(NEXCO) L2(応答震度法解析)

▲製品構成

Ver.22.0.0 改訂内容<2023年 9月 5日リリース>NEW

関連情報

プログラムの機能と特長

Lite版

標準機能(通常設計)

  1. 1連、2層1連、2連、3連BOXカルバート本体断面方向(1ブロック)、縦方向(最大5ブロック)および左右口ウイングの計算に対応。
  2. 1連、2連BOXの場合、内空断面寸法、土被り厚などの基本条件から部材厚、配筋の自動算出機能をサポート。
  3. 土工指針に準拠した踏掛版設置時の検討も可能。
  4. 基礎形式は、直接基礎(地盤反力度、分布バネ)、杭基礎(支点バネ)に対応。
  5. 杭基礎では杭体照査、杭頭結合部照査、負の周面摩擦力(ネガティブフリクション)に対する検討が可能。
  6. 杭種として鋼管杭、RC杭、PC杭、PHC杭、場所打ち杭、回転杭に対応。
  7. 荷重ケースは、外水位と内水位を最大10ケースまで可能。。
  8. 活荷重はT荷重(単軸、2軸)およびTT-430荷重の自動載荷の他、荷重強度、作用 位置、接地幅、分布角度を任意に設定できる任意活荷重をサポート。本線BOX用に内空活荷重、内壁への衝突荷重も考慮可能。
  9. 設計要領 第二集 カルバート編(H28.8)」に記述の土圧軽減ボックスカルバートの断面方向の検討が可能。
  10. 底版に張出がある形状に対応。左右両方に張出があるものとし、単BOXでのみ設定することが可能。また、張出部の長さは左右別々の長さを設定することが可能。
  11. SR235(丸鋼鉄筋)に対応。
  12. PHC杭の杭頭カットオフ区間の杭本体照査に対応。
  13. 最大・最小土被り一括計算の単鉄筋構造対応。
  14. 水中土の単位重量の直接入力に対応。

▲杭配置入力画面

▲踏掛版形状入力画面

▲縦方向結果確認画面

▲最大最小土被り一括計算時の計算書出力

斜角付きBOXの設計(NEXCO)/サイロ土圧(NEXCO)

  1. 「ボックスカルバート標準設計図集(平成11年5月)」の斜角があるボックスカルバートの設計方法による検討を行います。
  2. 斜角ボックスカルバートに作用する偏土圧の影響により、回転モーメントが作用し、ボックスカルバートに変位が生じます。外力と釣り合った状態のときの壁面土圧と柱頭せん断力を用いて部材応力の計算を行います。

  3. 「設計要領第二集カルバート編(H28.8)」に記述されているサイロ効果の影響を考慮した計算を行います。

図面作成

  1. 1連、2連、3連BOXカルバート本体、左右口ウイング、門形カルバート、踏掛版、踏掛版受台、段落ち防止用枕の配筋図および構造一般図の作成が可能。
  2. 付属物:開口部、水路、すべり止め、杭、止水壁の作図が可能。
  3. 入力された形状情報、基準値などを元に自動での材料計算が可能。
  4. 国土交通省「CAD製図基準(案)」、道路公団「CADによる図面作成要領(案)」に対応。
  5. 土木学会「土木製図基準 平成15年小改訂版」に対応した加工図の作図。

▲本体配筋図

▲本体加工図,鉄筋表

▲ウイング配筋図

▲ウイング加工図,変化表

▲3連BOX配筋図

▲門形カルバート配筋図

3D配筋シミュレーション機能

3D配筋自動生成、表示機能に対応しています。

「3D配筋CAD」と連動した場合、「3D配筋CAD」上で干渉チェックが可能となります。他の鉄筋と衝突している、または所定の間隔を満たしていない鉄筋を検出してリストに一覧表示します。

関連ページ :BOXカルバートの設計 Ver.9 3D配筋シミュレーション対応(Up&Coming '10 盛夏の号掲載)

▲拡大表示

▲全体表示(本体と翼壁本体)

▲躯体の透過表示

▲開口箱抜き部の表示

▲2連BOX・継ぎ手交互配置の表示

▲組立筋の表示

▲干渉チェック

設計調書出力

予め用意してあるテンプレートを用いて、設計条件、図、計算結果等を自動的に反映した設計調書の出力に対応しています。
大きく分けて詳細設計調書と比較表が出力可能です。

  1. ・詳細設計調書

    「国土交通省 詳細設計照査要領(平成29年)」→「Ⅳ.道路詳細設計」の書式に基づいて出力します。


  2. ・比較表

    最大3データの結果を1ページにまとめた比較表を出力します。

    ※設計調書の出力は、当製品と別に「調表出力ライブラリ Ver.2」をインストールする必要があります(本プログラムのみでは動作いたしません)。


▲詳細設計調書(形状寸法)

▲比較表

Standard版

地震時検討

地震時検討
  1. 「共同溝設計指針」「駐車場設計施工指針」「下水道施設の耐震対策指針」「土地改良施設耐震設計の手引き」を参照した応答変位法による地震時の検討が可能です。
  2. 通常設計から地震時検討への連動が可能です。
  3. 縦断方向の耐震設計が可能です。「下水道施設の耐震対策指針と解説-2014年版」を参照し、応答変位法により断面力を算出し、レベル1地震時、レベル2地震時で、水平面内、鉛直面内の照査を行います。断面力の算出には、継手を設けた場合の断面力の低減を考慮しています。
  4. レベル1地震時の照査では水平面内、鉛直面内ごとに軸力と曲げモーメントが作用する中空断面として曲げ応力度照査を行います。
  5. レベル2地震時の照査では、水平面内、鉛直面内ごとに軸力と曲げモーメントが作用する中空断面とし、曲げモーメントが終局曲げ耐力以下であることを照査します。
  6. 基礎形式として地盤反力度とバネ基礎、杭基礎から選択可能です。
  7. 液状化による浮上りに対する検討が可能。
  8. 「水道施設耐震工法指針・解説 1997」に記載されている地震時動水圧に対応しています。
  9. レベル1,レベル2地震時とも断面力を部材線形解析で算出します。(部材非線形解析は不可)。

▲矩形きょのフレームモデルと地盤反力係数


地震時検討(NEXCO)
  1. 「設計要領第二集カルバート編(H28.8)」に記述されている「地震の影響 I )震度法による地震時応力の照査方法」を参考としたレベル1地震時照査(線形解析)が可能。
  2. 通常設計から地震時検討(NEXCO)への連動が可能です。
  3. 地震時の照査を行う場合の基礎形式は直接基礎(分布バネ基礎)と杭基礎(レベル1のみ)、カルバート底面より上は盛土単一層および多層地盤に対応。
  4. レベル2地震時照査は行えません。

限界状態設計

「コンクリート標準示方書 設計編 (2007年制定)」等の内容を参考に、終局限界状態の照査として曲げ耐力・せん断耐力の照査、使用限界状態の照査として曲げひび割れの照査を行います。終局限界状態照査での構造細目として最小・最大鉄筋量の照査も行えます。

  1. 1~2連。
  2. 基礎形式は、直接基礎で「地盤反力度」または「(分布)バネ基礎」に対応 。
  3. 終局時は、構造細目として最小鉄筋量、最大鉄筋量の照査が行えます。
  4. 終局時は、荷重係数γf,荷重修正係数ρfの組合せを2通り迄同時に計算が行えます。
  5. 縦方向の計算、ウイングの計算、踏掛版の計算は行えません。

門形カルバート

  1. 「道路土工カルバート工指針(H22.3)(社)」に記述されている設計方法により断面力算出、応力度照査を行います。
  2. 基礎形式は、直接基礎(バネ基礎)、杭基礎に対応しており、地震時の検討(震度法)も可能です。

  3. 1.杭の種類 : 鋼管杭、RC杭、PC杭、PHC杭、場所打ち杭

    2.施工工法 : 打込み(打撃)、打込み(バイブロハンマ)、中掘り、プレボーリング

    3.杭頭結合条件 : 剛結、ヒンジ

    4.杭先端条件 : 固定、ヒンジ、自由


  4. 頂版・側壁・底版を一体型のFRAMEモデルとする計算方法の他に、底版を分離した計算モデルにも対応。
  5. 左右非対称形状:左右側壁厚、左右底版幅が異なる非対称形状に対応。杭配置についても、左右底版ごとの入力とし、左右底版で異なる杭配置も可能。
  6. 底版の外側または内側の張出部が無い形状及び底版の無い形状もサポート。
  7. 土被りが小さいケースの温度変化および乾燥収縮の影響、規模の大きいケースの地震の影響を考慮した計算が可能です。地震の影響は、地震時水平土圧(物部・岡部式または修正物部・岡部式)と死荷重慣性力を作用させる方法で対応しています。
  8. 許容支持力・引抜力の計算、杭体応力度照査、杭頭結合部計算、液状化検討が可能です。また、杭頭剛結合の場合は杭頭補強鉄筋の計算も可能です。
  9. 本体底版のせん断照査では、道路橋示方書・同解説IV下部構造編(P.229~)に準じh/2点の他に、それより外側の杭中心位置での照査も行います。
  10. 底版分離の場合の剛体照査も可能です。
  11. 一体モデル時の杭頭変位照査に対応。

▲杭頭変位量照査の結果確認

Advanced版

地震時検討

地震時検討
  1. レベル2地震時照査用断面力はM-φ要素またはファイバー要素でモデル化した部材非線形骨組解析による算出が可能。但し杭基礎は不可。
地震時検討(NEXCO)
  1. 「設計要領第二集カルバート編(H28.8)」に記述されている「地震の影響 II )地震時応答解析による照査方法」を参考としたレベル2地震時照査(非線形解析)が可能。但し杭基礎は不可。
  2. レベル2地震時照査用断面力はM-φ要素またはファイバー要素でモデル化した部材非線形骨組解析による算出が可能。
  3. 「設計要領第二集カルバート編(R.1.7)」の「地震の影響 Ⅱ)耐震性能の照査」に記述してある「応答震度法」による解析が可能。

▲FEM解析(メイン画面/ポスト画面)

BOXカルバートの設計・3D配筋 StandardとBOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)の相違点

UC-1水工シリーズの「BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)」は、「下水道施設の耐震対策指針と解説」を参考とし、1~3連ボックスカルバートおよび開きょの断面方向(常時、レベル1地震時、レベル2地震時)、縦断方向の計算(レベル1地震時、レベル2地震時)を行います。
本製品との機能の違いについては下記のとおりです。

適用基準・機能比較表

BOXカルバートの設計 BOXカルバートの設計(下水道耐震)
適用基準 土工指針
国土交通省
NEXCO
土地改良
下水道施設
土地改良施設
水道施設




構造形式 1・2・3連、2層1連 1・2・3連
基礎形式 直接基礎(地盤反力度)
直接基礎(バネ基礎)
杭基礎(*1)
直接基礎(地盤反力度)
直接基礎(バネ基礎)
杭基礎(*2)
RC構造
PC構造 頂底版のみ
剛域の考慮
埋戻し土の考慮
インバート形 ○(1連時のみ)
ウイング設置 常時のみ(単一地盤)
踏掛版設置 常時のみ
斜角付き
門形カルバート
開きょ ○(応答変位法/震度法)
荷重 死荷重 最大10ケース 最大10ケース
活荷重 最大30ケース 最大7ケース
内空活荷重
隔壁への衝突荷重
温度荷重、乾燥収縮






レベル1地震時 ・設計要領第二集カルバート編

・「共同溝設計指針」、「駐車場設計指針」、「下水道施設の耐震対策指針」

・下水道施設の耐震対策指針-2014年版-
・下水道施設耐震計算例-2015年版-
・土地改良施設 耐震設計の手引き
・下水道施設の耐震対策指針
・土地改良施設 耐震設計の手引き
・水道施設耐震工法指針 1997年
・下水道施設耐震対策指針-2014年版-
・下水道施設耐震計算例-2015年版-
レベル2地震時 ・下水道施設の耐震対策指針
・下水道施設の耐震対策指針-2014年版-
・下水道施設耐震計算例-2015年版-
・土地改良施設 耐震設計の手引き
・下水道施設の耐震対策指針
・土地改良施設 耐震設計の手引き
・水道施設耐震工法指針 1997年
・下水道施設の耐震対策指針-2014年版-
・下水道施設耐震計算例-2015年版-



常時・レベル1地震時
(許容応力度法)
・曲げ応力度
・せん断応力度
・最小鉄筋量
・最大鉄筋量
・曲げ応力度
・せん断応力度
・最小鉄筋量(RC部材)
・最大鉄筋量(RC部材)
レベル2地震時
(限界状態設計法)
縦方向の計算 ・常時

・下水道施設の耐震対策指針に準じたレベル1、レベル2地震時

下水道施設の耐震対策指針に準じたレベル1、レベル2地震時
ウイングの計算 常時のみ
図面作成

(*1):常時、レベル1、レベル2に対応(地震時は地震時検討NEXCOの場合はレベル1のみ対応)
地震時検討での杭基礎は「下水道施設耐震計算例-処理場・ポンプ場編-2015年版 (社)日本下水道協会」の「4.Ⅱ類 地中埋設線状構造物」の杭基礎での応答変位法による計算例を参照したBOXと杭を一体として解析する方法。常時のみの検討ではBOXと杭を分離して解析する方法。

(*2):常時、レベル1、レベル2に対応
「下水道施設耐震計算例-処理場・ポンプ場編-2015年版 (社)日本下水道協会」の「4.Ⅱ類 地中埋設線状構造物」の杭基礎での応答変位法による計算例を参照(BOXと杭を分離して解析する方法)

※「BOXカルバートの設計」で設計要領第二集カルバート編(H28.8)を参考としたレベル2地震時照査を行うにはAdvancedライセンスが必要

適用基準及び参考文献

適用基準
土工指針 (社)日本道路協会、道路土工 カルバート工指針(平成21年度版) 平成22年3月
(社)日本道路協会、道路土工 カルバート工指針 平成11年3月
国土交通省
(標準設計)
(社)全日本建設技術協会、土木構造物設計ガイドライン 平成11年11月
(社)全日本建設技術協会、土木構造物標準設計第1巻(暗きょ類)平成12年9月
NEXCO
(設計要領)
NEXCO、設計要領第二集 カルバート 建設編 令和元年7月
NEXCO、設計要領第二集 カルバート編 平成28年8月
日本道路公団、ボックスカルバート標準設計図集 平成11年5月
土地改良 農林水産省構造改善局、土地改良事業標準設計図面集「ボックスカルバート工」利用の手引き 平成11年3月
農業農村工学会、土地改良事業計画設計基準・設計 「水路工」の基準及び運用の解説、技術書 平成26年3月
BIM/CIM基準要領 国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案) 令和3年3月
国土交通省 CIM導入ガイドライン(案) 令和2年3月
国土交通省 3次元モデル表記標準(案) 令和2年3月
CAD 国土交通省 CAD製図基準 平成29年3月
NEXCO CADによる図面作成要領(案) 平成29年9月
土木学会 土木製図基準 平成15年5月

参考文献

・道路橋示方書・同解説:SI単位系移行に関する参考資料平成10年7月

・コンクリート標準示方書 設計編 土木学会 2007年制定

・エクセルボックスカルバートの設計例 山海堂

・共同溝設計指針 昭和61年3月 (社)日本道路協会

・駐車場設計・施工指針 同解説 平成4年11月 (社)日本道路協会

・下水道施設の耐震対策指針と解説-2014年版- (社)日本下水道協会

・下水道施設の耐震対策指針と解説-2006年版- (社)日本下水道協会

・下水道施設耐震計算例-管路施設編-前編 2015年版 (社)日本下水道協会

・下水道施設耐震計算例-管路施設編-後編 2001年版 (社)日本下水道協会

・土地改良施設 耐震設計の手引き H16.3 (社)農業土木学会発行

・土地改良施設 耐震設計の手引き H16.3 (社)農業土木学会発行

・道路プレキャストコンクリート工 耐震設計要領 -カルバート編- 令和3年4月 (社)道路プレキャストコンクリート製品技術協会

プログラム概要

震度法、保有耐力法による計算、部材の設計をサポートし、詳細設計レベルで様々な基礎形式・工法の検討が行えます。地層・作用力データを共有し、3面図表示によるデータ確認、図をまじえた結果表示、[基準値]機能をサポート。各基礎工の設計調書、異種基礎の比較表の出力が可能。杭基礎では、鋼管ソイルセメント杭を含む13種の杭種に対応。各種工法をサポートし、補強設計(増し杭)にも対応。

機能 Lite Standard Advanced
計算 液状化の判定
直接基礎
杭基礎
ケーソン基礎 -
鋼管矢板基礎 -
地中連続壁基礎 -
CAD 杭基礎
直接基礎 - -
その他 ESエクスポート(杭基礎) - -

▲ 製品構成別対応機能

関連情報

»バックナンバー

◆新製品紹介
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.2(Up&Coming '16 秋の号掲載)
基礎の設計(Up&Coming '14 秋の号掲載)
◆サポートトピックス
杭基礎設計便覧(H27)仮想鉄筋コンクリート断面照査について(Up&Coming '16 新年号掲載)
◆セミナー参加申込受付中
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)セミナー

プログラムの機能と特長

杭基礎

杭基礎

直接基礎

直接基礎

鋼管矢板基礎

鋼管矢板基礎

地中連続壁基礎

地中連続壁基礎

ケーソン基礎

ケーソン基礎

図面作成:杭基礎(Lite以上)

図面作成:杭基礎(Lite以上)

図面作成:直接基礎(Advanced)

図面作成:直接基礎(Advanced)

適応基準及び参考文献

適用基準
土工指針 (社)日本道路協会、道路土工 カルバート工指針(平成21年度版) 平成22年3月
(社)日本道路協会、道路土工 カルバート工指針 平成11年3月
国土交通省(標準設計) (社)全日本建設技術協会、土木構造物設計ガイドライン 平成11年11月
(社)全日本建設技術協会、土木構造物標準設計第1巻(暗きょ類) 平成12年9月
NEXCO(設計要領) NEXCO、設計要領第二集 カルバート 建設編 令和元年7月
NEXCO、設計要領第二集 カルバート編 平成28年8月
日本道路公団、ボックスカルバート標準設計図集 平成11年5月
土地改良 農林水産省構造改善局、土地改良事業標準設計図面集「ボックスカルバート工」利用の手引き 平成11年3月
農業農村工学会、土地改良事業計画設計基準・設計 「水路工」の基準及び運用の解説、技術書 平成26年3月

適応基準及び参考文献

・道路橋示方書・同解説 I 共通編/III コンクリート橋編/IV 下部構造編、V 耐震設計編 H24年3月 日本道路協会

・設計要領 第2集 1章 計画、4章 基礎構造、5章 下部構造 H18年4月 東・中・西日本高速道路株式会社

・杭基礎設計便覧 H27年3月、H19年1月、H4年10月 日本道路協会

・鋼管矢板基礎設計施工便覧 H9年12月 日本道路協会

・道路橋の耐震設計に関する資料 H9年3月 日本道路協会

・道路橋の耐震設計に関する資料 -PCラーメン橋・RCアーチ橋・PC斜π橋・地中連続壁基礎・深礎基礎等の設計計算例- H10年1月 日本道路協会

・既設道路橋基礎の補強に関する参考資料 H12年2月 日本道路協会

・鋼管矢板基礎 -その設計と施工- H11年10月 鋼管杭協会

・杭基礎の計算法とその解説 1987年1月 土質工学会

・杭・ケーソン・鋼管矢板および地中連続壁基礎の設計計算例 2000年2月 山海堂 岡原美知夫他

・土木研究所資料第1175号 矢板式基礎の設計法 (その1) S52年2月、(その2) S52年6月、(その3) S52年3月 建設省土木研究所

・わかりやすいケーソン基礎の計画と設計 H10年11月 総合土木研究所

・鋼管杭基礎の設計と施工 道路橋示方書(H14年3月版) 改訂対策 H14年4月 鋼管杭協会

・STマイクロパイル工法 設計・施工マニュアル(案) 2000年5月 NIJ研究所

・SPマイクロパイル設計・施工マニュアル(案) H20年11月 エスティーエンジニアリング(株)

・既設基礎の耐震補強技術の開発に関する共同研究報告書(その3)、高耐力マイクロパイル工法(6冊分の2)、
STマイクロパイル工法(6冊分の3)、 ねじ込み式マイクロパイル工法(6冊分の4)設計・施工マニュアル
H14年9月 独立行政法人 土木研究所、(財)先端建設技術センター

・大型地下構造物ケーソン設計マニュアル  H13年8月 日本圧気技術研究所

・道路技術基準図書のSI単位系移行に関する参考資料 第1巻-交通工学・橋梁編- H14年11月 日本道路協会

・一般土木工法・技術審査証明報告書 ガンテツパイル(鋼管ソイルセメント杭工法) H12年3月、HYSC杭(鋼管ソイルセメント杭工法)  H12年12月 国土開発技術研究センター

※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名

価格

BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Advanced ¥396,000(税抜¥360,000)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Standard ¥319,000(税抜¥290,000)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Lite ¥217,800(税抜¥198,000)

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名

価格

BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Advanced ¥158,400(税抜¥144,000)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Standard ¥127,600(税抜¥116,000)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Lite ¥87,120(税抜¥79,200)


>>ライセンス形態についての詳細はこちら

グレードアップ


グレードアップ価格

価格は税込表示です

プログラム名 対象製品 価格/種別 備考
BOXカルバートの設計・3D配筋
Ver.22 Advanced
BOXカルバートの設計・3D配筋
Ver.22 Standard
¥92,400(税抜¥84,000) グレードアップ -
BOXカルバートの設計・3D配筋
Ver.22 Advanced
BOXカルバートの設計・3D配筋
Ver.22 Lite
¥213,840(税抜¥194,400) グレードアップ -
BOXカルバートの設計・3D配筋
Ver.22 Standard
BOXカルバートの設計・3D配筋
Ver.22 Lite
¥121,440(税抜¥110,400)  グレードアップ -

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

■サブスクリプション価格

対象製品 初年度 1年
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Advanced 無償 ¥158,400(税抜¥144,000)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Standard ¥127,600(税抜¥116,000)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Lite ¥87,120  (税抜¥79,200)

■サブスクリプションフローティング価格

対象製品 初年度 1年
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Advanced 無償 ¥221,760(税抜¥201,600)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Standard ¥178,640(税抜¥162,400)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Lite ¥121,968(税抜¥110,880)

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Advanced ¥178,200 ¥209,880 ¥257,400
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Standard ¥143,550 ¥169,070 ¥207,350
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Lite ¥98,010 ¥115,434 ¥141,570

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Advanced ¥297,000 ¥352,440 ¥435,600
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Standard ¥239,250 ¥283,910 ¥350,900
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Lite ¥163,350 ¥193,842 ¥239,580

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Advanced ¥316,800(税抜¥288,000)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Standard ¥255,200(税抜¥232,000)
BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22 Lite ¥174,240(税抜¥158,400)

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.22
バージョン リリース日 バージョンアップ内容
22.0.0 23/09/05

動作環境


動作環境

OS Windows 10 / 11
CPU Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU
Advanced版で部材の非線形特性を考慮したレベル2地震時照査を行う場合、CPUはPentium4(Athron64,PentiumM以降のSSE2機能を備えたCPU)以上が必要となります。
必要メモリ(OSも含む) OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
必要ディスク容量 約400MB以上の空き容量 (推奨500MB以上の空き容量)
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上
入力データ拡張子 F8B
<旧データ>BIW、ABIW
ファイル出力 HTML、3DS、VRML、PSX、SFC、P21、TSD、DWG、DXF、JWW、JWC
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、XLSX、XLS、PDF、 JTD、JTDC
他製品との連動 <保存>
   GeoFEAS2D地盤解析用地形データ(GF1)
   Engineer's Studio®データ(ES)
   UC-win/Road(3DS、VRML)
   SI対応版 F8旧製品データ($o1)
   UC-Draw(PSX、TSD)
備考 調表出力対応

製品購入/お問い合わせ窓口


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画面サンプル

▲メイン画面(2層1連BOXカルバート)

▲3D表示拡大画面

▲3連BOXカルバート

▲初期入力画面

▲地盤データ入力

▲各種基礎形式、工法(プレボーリング)対応

▲2段配筋入力画面

▲2段配筋図面

▲限界状態設計法初期入力

▲門形カルバート形状寸法入力画面

▲多層盛土入力画面

▲内空活荷重入力画面

▲サイロ土圧入力画面

▲分布バネ入力画面

▲杭頭カットオフ入力画面

▲フレーム解析結果

▲結果確認(縦方向計算)

▲印刷プレビュー画面

▲設計調書プレビュー画面

▲図面条件入力画面

▲図面編集画面

▲図面生成画面(門形カルバート)

▲全体表示(本体と翼壁本体)

▲開口箱抜き部の表示

▲組立筋の表示

▲2連BOX・継ぎ手交互配置の表示

▲左右翼壁付き2ブロック(IFC形式のエクスポート)

▲左右翼壁付き2ブロック (3D配筋ビューワ)

▲3連BOX(IFC形式のエクスポート)

▲3連BOX(3D配筋ビューワ)

出力例

▲サンプル図面(翼壁)

▲サンプル図面(3連BOXカルバート)

▲設計条件

▲断面力図

▲わかりやすい図表、詳細な計算書

PDF出力例(3D PDF対応の3次元モデル挿入)

サンプルデータ1( 56P, 845KB )

土工指針 1BOX 翼壁有り

サンプルデータ2( 55P, 961KB )

国交省 2BOX 翼壁有り

サンプルデータ4( 93P, 2,008KB )

斜角付き 1BOX 翼壁有り

サンプルデータ9( 66P, 986KB )

土工指針 3BOX 翼壁無し

サンプルデータ11( 49P, 856KB )

土地改良 1BOX 翼壁無し

サンプルデータ13( 47P, 559KB )

土工指針 1BOX 底版無し 翼壁無し

サンプルデータ15( 57P, 711KB )

土工指針 1BOX 底版無し 翼壁無し

サンプルデータ16( 59P, 762KB )

限界状態設計 1BOX 翼壁無し

 

Q&A(製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

製品概要は?

鉄筋コンクリート式BOXカルバート、翼壁の設計計算、図面作成、設計調書出力を一連でサポート。
通常設計(1~3連, 2層1連)、地震時検討(1~3連)、限界状態設計(1~2連)、斜角付きBOXの設計(1~3連)、門形カルバートおよびウイングの計算が可能で、各種基準類の自動セット、自動配筋機能もサポート。基礎形式は、直接基礎、バネ基礎、杭基礎に対応。荷重は、内外水位・任意荷重及び活荷重、任意活荷重の考慮が可能。
3連BOXまでの本体・翼壁、門形カルバートの一般図から配筋図、組立図、加工図、鉄筋表などを一括生成でき、SXF、DWG、DXF等のファイル出力にも対応。
3D配筋機能、IFC、Allplan形式のファイル出力にも対応。


Lite・Standard・Advancedの違いは?

製品構成:

Lite Standard Advanced
通常設計(1~3連, 2層1連ボックスカルバートの常時計算)
斜角付きBOXカルバート、サイロ土圧
門形カルバート
限界状態設計
1~3連BOXカルバートの地震時検討 L1,L2(部材線形解析のみ)
1~3連BOXカルバートの地震時検討(NEXCO) L1
1~3連BOXカルバートの地震時検討 L2(部材非線形解析)
1~3連BOXカルバートの地震時検討(NEXCO) L2

他製品との連携は?

「Engineer's Studio®」:本製品はレベル2地震時照査用断面力を部材非線形骨組解析により算出しており、この部材非線形骨組解析の解析モデルをEngineer's Studio®のデータファイルとしてエクスポート可能。
「GeoFEAS2D」:本製品で入力した地形データ(地表面、盛土層における座標データ)を「GeoFEAS2D」で読み込み可能な、地盤解析用地形データファイル(*.GF1)として保存可能。


地震時検討について

地震時検討(Standard以上):「共同溝設計指針」「駐車場設計施工指針」「下水道施設の耐震対策指針」「土地改良施設耐震設計の手引き」を参照した応答変位法による地震時の検討が可能です(1連~3連ボックスカルバートの常時、レベル1地震時、レベル2地震時)。
部材の非線形特性を考慮したレベル2地震時の照査は、「Advanced」で対応。


門形カルバート対応について

「道路土工カルバート工指針(H.11.3)(社)日本道路協会」に記述されている門形カルバートの設計方法により断面力算出、応力度照査を行います。基礎形式は、直接基礎(バネ基礎)、杭基礎に対応しており、地震時の検討(震度法)も可能です。

  1. 杭の種類 : 鋼管杭、RC杭、PC杭、PHC杭、場所打ち杭
  2. 施工工法 : 打込み(打撃)、打込み(バイブロハンマ)、中掘り、プレボーリング
  3. 杭頭結合条件 : 剛結、ヒンジ
  4. 先端条件 : 固定、ヒンジ、自由




 >> サポートページ BOXカルバートの設計・3D配筋 Q&A集

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