2010 建設テクノフェア・ISAP道のテクノロジー展
|
(Up&Coming 2010年9月号) |
2010年8月1日〜6日、開府400年で沸く名古屋・国際会議場で「2010建設テクノフェア・ISAP道のテクノロジー展」が開催されました。ISAPとは国際舗装道路協会(International
Society for Asphalt Pavements)の略で、アスファルト舗装の構造設計と再生に関する国際会議を主催する団体です。1962年の第1回からほぼ5年置きに開催され、今回で11回目、初めての日本開催です。
フォーラムエイトが出展した8月1日から3日までは「道の未来フェア」も同時開催しており、家族連れのお客様も多数見られました。ブースでは、UC-win/Road体験シミュレータ(SUBARU型)、UC-win/Road for SaaS体験コーナー、UC-win/Road Ver.5の新機能説明コーナーを設け、3日間で200名を越えるお客様にお越しいただきました。
ドライブシミュレータは、高速道路上での危険を伴う事象を再現したハイウェイドライビングシミュレータとなっており、大人だけではなく夏休み中の子供にも人気が高く、特に6軸モーションのリアルな挙動は高評価を得ました。終了後は運転結果データをプリントアウトし持ち帰っていただきました。「教習所のシミュレータよりもリアル」「ペーパードライバーや高齢者ドライバー向けに使用しては」など、用途に対する意見も多数上がりました。
UC-win/Road for SaaSは来るべきクラウドコンピューティング時代に対応した当社のシステムです。弊社のサーバよりVR空間をネットワーク上のサービスとして提供し、より多くのユーザーにそのインタラクティブな機能を体験していただくものです。ブースではリアルタイムで流れる鮮明なVR映像を体験していただき、その可能性を示唆しました。
UC-win/Road Ver.5の新機能ではFBXファイル対応によるレンダリング機能の向上により、特殊気象の映像の鮮明さ、車両音響のパフォーマンスの高さに注目が集まっていました。風に吹かれるパーティクルの細かな動き、車両のトンネル内での残響やローパスフィルターなどの再現性に、来場者は足を止めて見入っていました。特に点群モデリング機能は、一般の来場者よりも出展企業である多数の建設事業者の方が注目され、VR作成の効率化や再現性の高さに評価をいただきました。
今回は「ISAP国際会議」と市民参加型の「道の未来フェア」が同時開催のため、研究者・建設事業関係者・一般の方々と参加者の顔ぶれもさまざまで、それだけにフォーラムエイトのPRが広く行われたと思います。ドライブシミュレータ、SaaSと方法は異なりますが、VRの可能性を伝えることができた3日間となりました。 |
|
|
|
|
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|