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グランプリ |
「首都高速道路 大橋JCT 走行支援策 VRデータ」
首都高速道路 株式会社 |
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建設中の中央環状新宿線および同品川線と高速3号渋谷線を接続する大橋ジャンクション(JCT)の走行支援策と交通安全対策の有効性を確認するため、ドライビングシミュレータ(UC-win/Roadドライブ・シミュレータ)による実験を行っています。 |
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大橋ジャンクションのコンテスト・グランプリ作品との実写比較ムービー |
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大橋ジャンクション(首都高速道路、2010年 3月 28日開通)の実写ムービーと、第8回 3D・VRシミュレーションコンテスト・グランプリ作品の比較ムービー ('10.04.21掲載)
(※コンテスト・グランプリ作品は、大橋ジャンクション完成前に製作されたムービーです。) |
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▲大橋JCT走行支援策VRデータ |
▲限られた用地に4枝交差 |
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▲高低差70mに2回転のループ |
▲屋上は緑化公園を予定 |
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▲ドライブシミュレータによる走行支援策検討 |
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▲世界で2番目の長大トンネルとして計画 |
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▲新宿線-品川線のトンネルもモデリング |
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▲表示装置の位置最適化検討 |
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▲避難経路説明でも活用 |
▲避難表示標識の最適化検討 |
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優秀賞 |
「韓国南海高速道路設計変更VRシミュレーション」
韓国道路公社(韓国) |
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施工中の韓国南海高速道路において住民との合意形成のため、UC-win/Roadを利用。当初の設計内容が途中変更され、住民から反対の声が上がったのに対し、高速道路が住民に及ぼす影響についてさまざまにシミュレーション。住民向け説明や事業広報、関係機関の協議資料などに有効活用されています。 |
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▲デドンJCT |
▲LRT計画による変更 |
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▲南海高速道路 ネンジョン-プサン区間 |
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▲トンネル避難連絡坑 |
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▲交通渋滞の緩和 |
▲10m以上にも及ぶ遮音壁 |
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▲貨物物流基地と下水処理場を結ぶ河川 |
▲住民説明会設計協議等で効果的に使用された |
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アイデア賞 |
「鉄道桁架け替え工事シミュレーション」
株式会社 ノダエンジニアリング |
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鉄道の増強に伴い単線区間を複線化するための、高架橋の架け替え工事の手順を表現。鉄道桁の場合、最終電車と始発電車の間の夜間に工事を終えなくてはならず、下部の道路に対しても工事の影響を最小化すべく配慮が求められる、といったニーズを反映。スピーディかつ経済的となる工法を計画し、その施工シミュレーションを行っています。 |
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▲鉄道桁架け替え工事シミュレーション |
▲撤去桁つり上げ旋回 |
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▲仮置きヤードをはじめ周辺環境をモデル化 |
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▲撤去桁横取り |
▲最終電車から始発までのスピーディーな施工 |
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エッセンス賞 |
「京都市街地交通シミュレーション」
京都大学大学院情報学研究科 |
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人間の運転行動を再現する計算モデル構築のための運転データ収集を目的に、京都市街地の走行環境をUC-win/Roadドライブ・シミュレータ上に構築。その際、現実的な運転データ獲得のため、京都市街地を走行する感覚を与え得る品質の環境構築を意図。同環境を用いて大量のデータを収集する被験者実験を計画中です。 |
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▲京都市街地交通シミュレーション |
▲四条河原町付近の交通状態も再現 |
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▲人間の運転行動モデル構築のためのデータ収集を目標 |
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▲京都駅より京都大学付近までルートと周辺環境をモデリング |
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▲京都らしい周辺環境もモデリング |
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海外部門賞 |
「US 41プロジェクトロータリーデザインにおけるVRデータ」
Ourston Roundabout Engineering, Inc.(USA) |
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米国ウィスコンシン州運輸局(WisDOT)は、国道41号線の改築・拡張を計画中。そこで、WisDOTが自らラウンドアバウトについて詳しく学ぶとともに、一般の人々が運転方法を正しく理解できるよう支援するドライビングシミュレータ用に作成したものです。 |
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▲US41プロジェクト・ロータリーデザインにおける
VR |
▲ロータリーにおける
ドライバー教育シミュレーションを開発 |
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▲3連のロータリーインターチェンジの外観 |
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▲ウイウコンシン州運輸省は41号線に44のロータリーを計画 |
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▲ロータリーは効率的な交通流を生む |
▲ロータリーの適切な運転方法を
伝えることが目的 |
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審査員特別賞 地域づくり賞
NPO地域づくり工房 傘木 宏夫 氏 |
「水郷の里 日野市の用水路を活かした環境共生型区画整理の提案」
法政大学 |
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東京有数の穀倉地帯だった日野市には多摩川や浅川沿いに用水路網が発達。一方、1960年代から首都圏郊外部の急激な人口増加に対応するため、同市は積極的に区画整理事業を実施。現在では区画整理地域が市域の5割に及ぶ中で、用水路も統合され、支線の多くが廃止されてきました。その結果、1995年には国土庁の「水の郷」の選定も設けたとは言え、田園風景も用水路も減少しているのが実情。そこで、日野市の用水はじめ水辺空間を活かした環境共生型区画整理の在り方を提案しています。 |
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▲水郷の里日野市用水路環境共生方区画整理 |
▲用水路を利用した小水路発電 |
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▲集合住宅地区戸建て地区農園地区 |
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▲地産地消型の極小兼業農家 |
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審査員特別賞 デザイン賞
大成建設株式会社 関 文夫 氏 |
「北京国棉グループ京棉第二工場VRプロジェクト」
北京水魔方数字科技 有限公司(中国) |
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北京CBD東側に位置し、正門からCCTV、中国国際貿易センター、華茂など北京の象徴的な建物を一望できる国棉グループ。1950年代に旧ソ連のデザイナーが設計し、建設されたもので、室内装飾などは往時を偲ばせる。作品はUC-win/Roadを利用し、国棉第二工場の旧工場および近年移転して文化創意産業園となる新工場の様子をVRで表現しています。 |
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▲北京国棉グループ京棉第二工場
-事務室と国産扇風機 |
▲京棉第二工場全景 |
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▲正面と周辺建物-時代の流れから国棉文化創意産業園として生まれ変わる |
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▲VRを用いて旧工場の資料保存 |
▲急速に使われた東屋など
VRで自由に閲覧できる |
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審査員特別賞 芸術賞
八千代エンジニヤリング株式会社 喜多河 信介 氏 |
「"阿蘇の玄関にふさわしい道づくり"を目指して」
西鉄シー・イー・コンサルタント 株式会社 |
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阿蘇くじゅう国立公園を通過する国道(シーニック・バイウェイ)の4車線化に関するVRデータ。同路線は急峻地形であるのに加え、鉄道併走により大型構造物が発生するため、走行シミュレーション(内部環境)のみではなく、外部環境へも配慮する必要があった。そこでVRデータを活用し、景観検討および渋滞緩和の提案を行っています。 |
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▲阿蘇の玄関にふさわしい道づくりを目指して |
▲シーニックバイウェイの4車線化モデル |
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▲渋滞緩和と景観保全を目指す |
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▲外部景観として阿蘇くじゅう国立公園をモデル化 |
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▲紅葉の季節も表現 |
▲阿蘇五岳 |
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ノミネート賞 |
「道路モニタリングシステム」
Temasek Polytechnic(シンガポール) |
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道路モニタリングシステムは、リハビリ中のドライバーと評価を支援するための、バーチャル運転シミュレーターとしての機能を果たすシステムです。したがって、シミュレーターは患者の状態を評価するために、患者の健康状態と問題解決能力をテストすることができます。 |
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▲道路モニタリングシステム |
▲脳卒中患者の手足の訓練シミュレータ |
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▲信号制御や障害物の回避 |
▲ドライバーのバランスチェック |
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▲リハビリのシステムとして提案 |
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ノミネート賞 |
「韓国ジュクジョンサービスエリア乗換VRシミュレーション」
GTSM Inc.(韓国) |
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韓国ソウル地方国土管理局で管理するジュクジョンサービスエリアでの乗換計画をUC-
win/Roadを利用して、交通シミュレーションを行った。衛星都市へつながる道路の混雑を解決するため、バス専用道路の生成とロータリー生成などの三つの案をRoadを用いて意思決定の支援ツールとして利用した。 |
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▲韓国ジュクジョンサービスエリア乗換VR |
▲交差点橋梁設置案 |
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▲第2案高速バス市内バス分離案 |
▲第3案ロータリー設置案 |
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▲VRが事業決定に推進力を与えた結果となった |
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ノミネート賞 |
「歩道工事における歩行者流動VRシミュレーション」
上海筑紫建築工程設計諮詢 有限公司(中国) |
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イギリスにある繁華街(約150m)で改修施工時における、歩行者の行動、流れをVRで表現している。群衆解析ソフトウエアの結果ファイルをデータ連係し、UC-win/Roadで直感的な表現を可能とした。改修後の再現と更なる安全性確保のため、全体的計画と歩行者流動のシミュレーションに活用されたデータである。 |
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▲歩道工事における歩行者流動VRシミュレーション |
▲群集解析結果を
マイクロシミュレーションプレイヤに連携 |
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▲歩道工事規制を実施した結果 |
▲店舗内群集流も表現 |
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