(Up&Coming 2003年8月号) |
UC−win/Road協議会は、リリースしたその年である2000年11月29日に第1回を実施し、以降毎年新バージョンリリースを機会に実施しています。第4回は、新たな企画としてユーザ様にご承諾を得て、作成されたVRデータの事例を発表させていただき、技術的な面でも今後の参考にしていただけるよう、実施いたしました。
本年5月14日に東京本社、16日大阪支社のそれぞれのセミナールームにて開催し、数多くのユーザ様、関係の方々にご参加いただきました。協議会内容としては、昨年実施された第1回3D・VRコンテストレビューとして、グランプリ作品となった国土交通省多治見砂防国道事務所の「東海環状自動車道」をはじめ優秀賞4作品をAVI動画ファイルで紹介しました。
事例紹介では、適用事業別に分けると道路事業関連2、河川改良事業関連1、施工シミュレーション2、港湾海岸関連事業(埋め立て、干拓)2という割合でした。事業者別では、国の機関1、自治体3、民間2、海外1という割合で、様々な事業に適用されていることがわかります。
いずれも工夫されたデータであり、実際にうまく活用されたデータばかりですが、国土交通省北勢国道事務所の「北勢バイパス」は、55kmに及ぶ大規模なデータで、一部は供用が開始されているもののこれから本格的に住民説明などに活用されるというデータもありました。
UC−win/Road 新バージョン紹介では、新たに数多くの改良項目、追加機能があり、これらを新規作成の手順で紹介しました。3D樹木の表示やreflection(水面への反映)などさらにリアルな表現を行えるものや小段作成、merge(データの合成)などデータ作成を大幅に効率化するものなど無償改訂での対応です。これに加えて今回からPlug−in形式でオプション機能を実現した「3D
Tree−Option」(3D樹木作成編集)、「AVI Tool−Option」(AVI動画作成)があります。いずれも安価な価格で高度な機能をサポートしています。
最後に当社社長和田忠治とFORUM8NZの開発者Jim MoesmanからVer.1.06ならびにそれ以降の開発予定及び可能性のある機能について説明をさせていただきました。2D
View等既に開発を完了しているものもあり、Ver.1.06として9月にはリリースします(新製品紹介II 参照)。
フォーラムエイトでは、毎年同協議会及び3D・VRコンテストを開催してまいります。今後追加サポートされていく、高度な機能、高精細な表示を利用したVRデータ作品が制作され、発表されることが期待されます。
第4回、UC−win/Road協議会レビュー
UC−win/Road協議会 2003 製品紹介スライド
▼サンプルデータ植物園(新機能、3D樹木、reflectionなどを活用)
新機能サンプルAVIムービー「植物園」
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