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●最新版製品価格 |
●リリース 2012年5月21日
UC-1 橋梁下部工 |
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「震度算出(支承設計)Ver.8(平成24年道示対応版)」は、今年新しく発刊されました道路橋示方書・同解説(平成24年3月)に準拠しています。
■図1 メイン画面
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製品に影響する改定項目を下表(改定項目一覧)にまとめました。
本改定において、レベル1地震時の設計水平震度に変更はありませんが、レベル2地震時の設計水平震度は従来とは異なる値になるケースがほとんどです。特にレベル2タイプI
地震動における設計水平震度は、地域別補正係数、設計水平震度の標準値、地盤面における設計水平震度の標準値が改められたため、結果に大きな影響を与えます。レベル2タイプII
地震動については、地域別補正係数や設計水平震度の標準値に変更はありませんが、橋脚の許容塑性率の算定方法が変更となったため、この影響を受けます。
また、V 耐震設計編においては、従来記述されていました免震橋にけるレベル2地震動における設計水平震度の算定方法および静的解析における免震支承の等価線形モデルの算定方法が削除されました。このため、Ver.8においては免震橋としての設計機能を削除しています。同様に、静的解析におけるゴム支承の変位算定式も削除されました。この変更により、支承変位算定に用いていた支承部の設計水平地震力については、その値を直接入力する様に変更しています。
設計水平震度 |
地域区分、地域別補正係数 |
レベル2タイプI における設計水平震度の標準値 |
レベル2タイプI における地盤面の設計水平震度の標準値 |
免震橋におけるレベル2設計水平震度の記述→削除 |
1基下部構造計算 |
下部構造躯体の曲げ変形δp算定方法 平成14年道示(解6.2.8)が削除 |
下部構造形状入力−杭基礎 |
PC杭、RC杭の削除 |
下部構造形状入力
−橋脚形状 |
・鉄筋材質の変更 |
主鉄筋:SD295を削除、主鉄筋:SD390を追加( SD490は従来版より対応 ) |
帯鉄筋 σsy直接指定→鉄筋種類の選択へ変更 (※) |
・橋脚降伏剛性、橋脚許容塑性率の算定、橋脚柱の保有水平耐力法による耐震性の照査 |
・UC-win/FRAME(3D)エクスポートモデル |
支承の変位 |
・支承に作用する設計水平地震力の扱い |
桁かかり長 |
・桁かかり長に影響を及ぼす下部構造間の距離の取り方変更 |
■表1 改訂項目一覧
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本製品と連動可能な下部構造製品は、同様に平成24年道示対応版である製品(連動製品一覧参照)となります。旧連動データについては、そのまま計算を実行することはできません。各連動下部構造製品にて、剛性モデルを更新する必要があります。
旧データ更新の手順
1)[*.F3W]への更新:震度算出(支承設計)にて、 読込 → 保存
2)剛性モデルの更新:1)のデータを連動下部工製品にて、読込 → データ更新
→ 保存
※登録下部構造全てを更新します。
連動製品
橋台の設計Ver.11
箱式橋台の設計計算Ver.6
ラーメン橋台の設計計算Ver.6
橋脚の設計Ver.10
RC下部工の設計計算Ver.10
ラーメン橋脚の設計計算Ver.10 |
上部構造「簡易式−断面」の入力にブロック形式入力機能を追加しました。任意の形状を指定して、断面積・断面2次モーメント・ねじり定数を算定し、結果を入力値として反映する機能です。任意の座標指定に加え、矩形・円形の寸法を指定することができます。矩形・円形については、断面から控除することが可能なため、入力の組合せによりさまざまな形状を作成することができます。震度の入力に限らず、ちょっとした断面計算のツールとしても利用できる機能です。
■図2 ブロック形式入力画面
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平成24年版道示改定において、対象外となった鉄筋種別・杭種を使用できるオプションです。改定項目一覧の表中(※)で示される部分について、従来通りの使用が可能となります。
連動製品側でオプションにより作成されたデータを連動する場合には、震度算出(支承設計)のオプションは必要ありません。震度算出(支承設計)内の下部構造形状入力にて対象外材質・杭種の設定を行う場合のみ必要となります。 |
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