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●最新版製品価格 |
●リリース 2012年5月15日
UC-1橋梁上部工 |
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この度、10年ぶりの改定となった道示コンクリート橋編(平成24年3月)に対応した「PC単純桁の設計
Ver.4」をリリースしました。
■図1 メイン画面
本製品における主な対応内容は次の通りです(P.34、UC-BRIDGE Ver.9の紹介記事もご覧ください)。
- 鉄筋材質にSD390、SD490を追加。
- 道示H24年Vにおいて、鉄筋の許容応力度の「荷重の組合せに衝突荷重又は地震の影響を考慮する場合の許容応力度の基本値」として、「桁の軸
方向への配置」と「その他」に分けられましたので、[基準値-材料-鉄筋]タブに追加し、斜引張鉄筋については、「その他」を参照するようにプログラムを
改訂。
- せん断照査関連である「斜引張鉄筋応力度(設計荷重作用時)」、「せん断必要鉄筋量」、「斜引張破壊に対する耐力」などについて、上記(2)の対応、並びに、旧基準の削除。
- CAD機能に関する道示対応。
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SD390、SD490の対応
鉄筋の許容応力度が改定となり、UC-BRIDGEと同様の対応を行いました。
CAD機能の対応
道路橋示方書・同解説(平成24年3月)では、鉄筋材質「SD390,SD490」が追加され、「鉄筋の曲げ内半径」が以下のように改訂されました。
記号 |
フック |
スターラップ
及び帯鉄筋 |
SR235 |
2Φ |
1Φ |
SD295 |
2.5Φ |
2Φ |
SD345 |
2.5Φ |
2Φ |
■表1 鉄筋の曲げ半径(平成14年3月版)
記号 |
フック |
フック以外 |
SD345 |
2.5Φ |
2.0Φ |
SD390 |
3.0Φ |
2.5Φ |
SD490 |
3.5Φ |
3.0Φ |
■表2 鉄筋の曲げ半径(平成24年3月版)
・丸鋼(SR235)削除
・スターラップ/帯鉄筋分類削除
・SD390,SD490追加
・SD490は直角フックのみ |
■図2 半径 |
※表2の詳細は、道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 表-7.7.1を参照
PC単純桁の設計「図面作成」では、この改訂に従い、鉄筋材質と鉄筋材質に応じた鉄筋基準値の設定に対応し、作図機能の改善を行いました。
鉄筋材質の設定
「条件-図面生成条件」画面に鉄筋材質選択(SD390,SD490)を追加しました。
■図3 図面生成条件画面
鉄筋基準値の設定
「条件-図面作図条件」画面に鉄筋材質に応じた鉄筋基準値(曲げ内半径など)の設定を追加しました。
■図4 図面作図条件画面
作図機能の改善・拡張
生成した図面は、SXF形式、AutoCAD形式、JW-CAD形式、PSX形式(弊社2次元汎用CAD「UC-Draw」フォーマット)に出力できますが、今回、以下の出力拡張を行っています。
・SXF Ver.3.1形式出力に対応
・AutoCAD 2007形式出力に対応
■図5 図面確認の出力形式選択画面
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本製品につきましては、お客様からのご指摘、ご要望に対する対応の遅れをお詫びいたします。
今後、少しでもユーザー様からのご指摘、ご要望に早く対応するように努めて参りたいと考えています。 |
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