New Products |
|
|
擁壁の設計(韓国基準版) |
|
片持梁式、重力式、もたれ式、任意形状擁壁の設計計算、図面作成プログラム(韓国基準対応)、3D配筋対応 |
|
|
現在、フォーラムエイトでは、韓国基準、中国基準に対応したUC-1製品として、「擁壁の設計」の開発を行っています。
本ページでは、「擁壁の設計(韓国基準版)」について、No.90(新春号)で紹介できなかった機能を含めた最新の情報をご紹介いたします。
|
- 「道路橋設計基準」 大韓土木学会 2010年
- 「コンクリート構造物設計基準」 韓国コンクリート学会 2007年
- 「構造物基礎設計基準」 韓国地盤工学会 2009年
- 「鉄道設計基準」 韓国鉄道施設公社・公団 2004年
|
本製品の主な適用範囲は以下の通りです。
形状 |
逆T型、L型、台形、もたれ式、ブロック積、任意形状 |
土圧式 |
ランキン土圧、クーロン土圧、試行くさび土圧、物部岡部式地震時土圧 |
荷重 |
固定荷重、活荷重(鉄道含む)、水圧、風荷重、衝突荷重、地震荷重、土圧 |
安定計算 |
転倒、滑動、支持力に対する安定計算 |
断面計算 |
終局耐力に対する断面照査 |
|
計算内容
設計の考え方は、断面計算を除いて基本的に日本の土工指針と同じになります。以下に韓国基準独自の機能についてご紹介します。
(1)設計水平震度
設計水平震度は再現周期と地震区域より計算します(図1)。
■図1 設計水平震度に関する設定
(2)鉄道活荷重
鉄道設計基準で鉄道活荷重を考慮する場合は、基準で決められた鉄道活荷重をプログラム内部で生成します(図2)。
■図2 生成された鉄道活荷重の例
(3)組み合わせ荷重ケース
適用する基準により、荷重係数を考慮した組み合わせ荷重ケースをプログラム内部で自動生成します(図3)。ただし、安定計算時の荷重係数はすべて1.0となります。
■図3 組み合わせケース
各基準で以下のケースが生成されます。
■道路橋設計基準
Case1 |
1.3D+2.15L+1.7H |
Case2 |
1.3D+1.7H+1.3W |
Case3 |
1.3D+1.3L+1.7H+0.65W |
Case4 |
1.0D+1.0H+1.0E |
■コンクリート構造物設計基準、構造物基礎設計基準
Case1 |
1.4C+1.4Hv |
Case2 |
1.2C+1.6L+1.6aHHv+1.6Hh |
Case3 |
1.2C+1.0L |
Case4 |
1.2C+0.65W |
Case5 |
1.2C+1.0L+1.3W |
Case6 |
1.2C+1.6L+1.6aHHv+0.8Hh |
Case7 |
0.9C+1.6aHHv+1.6Hh+1.3W |
Case8 |
1.2C+1.0L+1.0E |
Case9 |
0.9C+1.6aHHv+1.6Hh+1.0E |
■鉄道設計基準
Case1 |
1.4D+1.7H |
Case2 |
1.4D+2.0L+1.7H |
Case3 |
1.7D+1.7L+1.7H |
Case4 |
1.4D+1.7H+1.4W |
Case5 |
1.4D+1.4L+1.7H+0.7W |
Case6 |
1.0D+1.0H+1.0E |
※D:固定荷重、L:活荷重、H:土圧、W:風荷重、E:地震荷重、C:コンクリート自重、Hv:土砂自重による鉛直荷重、Hh:土圧の水平成分、aH:土被り厚による補正係数
(4)断面照査
断面照査は、鉄筋コンクリート断面の終局耐力に対する照査を行います。主な照査項目は、1)鉄筋量の計算、2)耐力照査、3)せん断補強筋の照査、4)温度収縮鉄筋の検討、5)引張ひび割れ検討になります。
作図機能
本プログラムの図面作成においては、配筋図の他に水抜穴や一般図を表示でき、図形のレイアウトも自動的に行います(図4)。また、配筋状態を3D表示により確認できる機能を標準装備しています(図5)。
|
|
|
■図4 配筋図 |
|
■図5 配筋3D表示 |
|
本製品が韓国市場に受け入れられるよう、リリース後もユーザー様からのご要望、ご指摘に対して丁寧に対応していきたいと考えています。
※画面は開発中(日本語)のものです |
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|