電子納品支援ツールVer.11では、主に以下の改訂を行いました。
- 対応基準の追加
・国土交通省 平成22年9月
・農林水産省 平成23年3月
- ナビゲーションパネルの追加
- ツリーノード選択時に、対応する入力ウィンドウを自動的に前面に表示する機能を追加
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電子納品支援ツールVer.11では、新たに以下の表の基準に対応しました。
国土交通省(平成22年09月改定)
- 工事完成図書の電子納品等要領
- デジタル写真管理情報基準
農林水産省(平成23年03月改定)
- 工事完成図書の電子納品要領(案)
- 設計業務等の電子納品要領(案)
- 電子化図面データの作成要領(案)
- 電子化写真データの電子納品要領(案)
国交省平成22年09月 工事完成図書の電子納品要領(案)改定の主なポイント
- 二重納品排除の明確化
- 用語の定義の明確化
- フォルダの必要性の明確化
- 運用ガイドラインとの整合
- 台帳フォルダ(REGISTER)、台帳管理項目の追加
- 打ち合わせ簿フォルダへの工事帳票の格納が規定され、管理項目にも項目を追加
農水省平成23年03月 基準改定の主なポイント
- 電子媒体にDVD-R追加。フォーマット形式:UDF(UDF Bridge)
- 管理項目記入時の補足説明(文字数固定表記)の追加
- 媒体ラベルシールの禁止
- 各フォルダのDTDファイル変更
- 工事完成図書の電子納品要領(案)にて、地質データフォルダ(BORINGフォルダ)の追加
■図1 台帳フォルダの入力
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電子納品支援ツールのメインウィンドウ左側のツリービューを選択した際、選択中のノードに対して操作可能な項目をナビゲーションパネルとして表示する機能を追加しました。
従来、選択ノードに対して右クリックを行わなければ確認できなかった操作が、ノードを選択するだけで確認・実行できるようになっています(図2)。ナビゲーションパネルの下部には、基準・要領などの一覧を呼び出す項目が常に表示されていますので、こちらから一覧を表示させ、要領案を確認することも可能になりました。
■図2 ナビゲーションパネル
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ツリーノード選択時に、対応する入力ウィンドウを自動的に前面に表示する機能 |
電子納品支援ツールでは、MDIによる入力ウィンドウ表示を採用しているため、作業領域にウィンドウが増えると、入力ウィンドウをすでに開いているかどうかを探しづらくなっていました。
Ver.11では、すでに開いているウィンドウを容易に確認できるように、ノード選択時に対応するウィンドウを自動的に前面に表示する機能を追加しました。
■図3 対応ウィンドウの前面表示設定 |
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■図4 選択ノードに対応するウィンドウの前面表示 |
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国土交通省では平成22年09月に一般土木編以外に電気通信設備編についても改訂を行っています。こちらの基準については、電子納品支援ツール(電気通信設備対応)Ver.9として2011年10月のリリースを予定しています。
また、新製品として開発中の電子納品支援ツール for SaaSでも、各種基準への対応を予定しています。 |
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