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●最新版製品価格 |
●リリース 2011年7月22日
UC-1 橋梁上部工シリーズ |
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『既設橋梁の耐震補強工法事例集平成17年4月(財)海洋架橋・橋梁調査会』及び『「兵庫県南部地震により被災した道路橋の復旧に係る仕様」の準用に関する参考資料(案)平成7年6月(社)日本道路協会』に準じた、主桁同士をPCケーブルで連結する落橋防止構造です。Ver.2では、下図1のように鋼T桁の両側面に鋼製ブラケットを設置し連結するモデルに対応します。
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■図1 主桁−主桁を連結 |
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『道路橋の耐震設計に関する資料平成9年3月(社)日本道路協会』に準じた、主桁と橋台胸壁をPCケーブルで連結する落橋防止構造です。主桁−主桁を連結するモデルと同様に、鋼T桁の両側面に鋼製ブラケットを設置し、橋台胸壁部背面側にPCケーブルを定着させます。
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■図2 主桁−胸壁を連結 |
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PCケーブルの耐力照査、緩衝材の応力度照査、鋼製ブラケット本体の照査及び主桁への定着部に対する照査などを行います。また、主桁−胸壁を連結する工法の場合、落橋防止構造からの作用水平力とモーメントに対して、胸壁部の曲げ照査・せん断照査・押抜きせん断に対する照査を行うことも可能としています。
計算内容 |
PC鋼材 |
PC鋼材の降状耐力照査 |
緩衝材 |
緩衝材の支圧応力度照査 |
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胸壁部の支圧応力度照査 |
主桁への定着部 |
ブラケットの設計 |
デビエーター(偏向具)取り付け部 |
鉛直方向の設計 |
水平方向の設計 |
ブラケット取り付け部 |
摩擦接合に対する照査 |
ボルトの引張力の照査 |
補強版の構造細目(寸法、板厚) |
主げた腹板の照査 |
曲げ応力度照査 |
せん断応力度照査 |
胸壁部 |
基部の曲げモーメントに対する照査 |
押抜きせん断に対する照査 |
せん断に対する照査 |
■表1 計算内容
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鋼製ブラケットは、それぞれの設計例で使用されているような2リブ+1フランジ+2ウェブプレートから構成される一般的な形状が設定可能です。また、デビエーター(偏向具)を設置する場合、取り付け部の補強リブの設置及びデビエーター取り付け部の照査(鉛直方向、水平方向)にも対応しています。
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■図3 鋼製ブラケット |
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高力ボルトについては、ブラケット底板、補強板上の任意の位置に対して配置可能としており、入力時及び計算書上で配置図を確認することができます。補強板上のボルト配置については省略することも可能です。
■図4 高力ボルト配置
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主桁−胸壁を連結する場合、胸壁部の照査に用いる断面情報や緩衝材の設置情報を設定します。緩衝材の形状は円形と矩形から選択可能で、異なる緩衝材配置を最大5グループまで設定することが可能です。
■図5 胸壁部
今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。
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(Up&Coming '11 盛夏の号掲載) |
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