|
|
|
現在、UC-win/FRAME（3D）を用いた構造解析の支援サービスはご利用いただいておりますが、フォーラムエイトではEngineer's Studioリリースと同時に同製品を用いた解析支援サービスを開始します。
サービスの手順としてはUC-win/FRAME(3D)と同様、以下のようになります。
▲図1.サービスの流れ
ここではEngineer's Studioを用いた解析の一例をご紹介いたします。紙面の都合上、詳細な解析条件などは省略させていただきます。
1.平板要素を用いた解析
平板要素を用いることにより、構造部材として壁を持つ構造物を解析することが可能です。また、平板要素には東京大学コンクリート研究室で開発された世界的に評価の高い鉄筋コンクリート非線形構成則(分散ひび割れモデル)を採用しています。本製品の平板要素はUC-win/WCOMDの鉄筋コンクリート要素を厚さ方向へ多層に拡張して、面内変形だけでなく面外変形の非線形挙動も解析可能です。
 |
| ▲図2.長辺方向載荷の結果例(側面表示) |
 |
| ▲図3.長辺短辺同時載荷の結果例(平面表示) |
図2.は地下の壁構造物に対して水平方向載荷した変位の結果です。弾性平板要素でモデル化しています。手前の壁は表示をオフにして内部の変形の様子を可視化しています。
図3.は斜め方向に水平力を載荷した際の変位の結果です。頂版は透過処理を行っています。Engineer's
Studioでは真横もしくは真上からの表示が可能です。
 |
| ▲図4.RC梁を模した平板要素の結果例 |
図4.は前記の東京大学コンクリート研究室で開発された分散ひび割れモデルを用いた結果です。ステップの進行にしたがって、変位とひび割れ状況を並記することができます。
 |
|
 |
| a.コンクリートの損傷 |
|
b.鉄筋の損傷 |
| ▲図5.RCラーメン構造物断面損傷の例 |
2.ファイバー要素を用いた解析
梁要素の非線形解析として、ファイバー要素を用いた解析はUC-win/FRAME（3D）同様可能です。橋脚に対する2方向加震、鋼橋の非線形解析など軸力変動もしくは二軸曲げが生じるような構造物に対して適切な解析が可能です。
紙面の都合上、限られた事例のみご紹介いたしましたが、Engineer's StudioはUC-win/FRAME(3D)と比較して適用範囲が広くなっています。Engineer's Studio導入の際には是非、解析支援サービスをご利用下さい。
|
（Up&Coming '09 早春の号掲載） |
 |
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|
