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| ●TempoSDW Ver.2 |
「切梁式二重締切工の設計」韓国基準版） |
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●プログラムの概要
「切梁式二重締切工の設計」の韓国基準版である「TEMPO Strut Double Wall Ver.2」について紹介致します。TEMPOは韓国基準版仮設シリーズの総称で、現在、「土留め工の設計」である「TEMPO Retaining Wall」と本製品の2種類で構成されています。
●主な機能追加
本製品は、日本版「切梁式二重締切工の設計」の基本的な計算機能を継承した上で、新たに、以下について機能追加を行っています。
- 堤外側河床面の洗掘防止施設の対応
洗掘防止施設（図１参照）として、捨石マウンドを考慮できるようにしました。マウンド形状を考慮した外側壁の設計計算、波圧計算に対応しました。
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| ▲図１ 洗掘防止施設を考慮した波圧のイメージ図 |
- 波圧の計算、波圧作用時の根入れ計算、断面計算の対応
波圧式として、合田式、黒田式、広井式に対応しました。波圧作用時の外側壁の設計は、漁港・漁場の施設の設計手引き（財）全国漁港漁場協会の「二重矢板式防波堤の設計」に準じて、頭部変位量の計算、並びに、断面力の計算・断面照査を行います。
- 引張材種類としてタイケーブルへの対応
タイケーブル（アンカー材）のテーブルを用意し、断面照査が行えるようにしました。
- 隅角部の引張材配置方法として格子状配置に対応
隅角部における引張材の配置方法として、図２（a）に示す放射状配置に加え、図２（b）に示す格子状配置に対応しました。
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| ▲図２（a）隅角部放射状配置 |
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▲図２（b）隅角部格子状配置 |
●今後の開発内容
波圧を考慮した外側壁の設計計算につきましては、将来的に、「切梁式二重締切工の設計（日本版）」に反映させる予定です。
■TempoSDW Ver.2 リリース予定日：2009年1月
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| （Up&Coming '09 新春特別号掲載） |
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