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このたび弊社よりリリースしたUC-win/Road 3.03.05では、Autodesk, Inc.のAutoCAD Civil 3D 2008とのデータ交換に対応いたしました。
従来2006年と2007年のバージョンと同様、道路設計と地形データのリアルタイム交換機能を提供いたします。
●Civil 3D 2008新機能プレビュー
Google Earthのサポート
Google Earth形式へ図面の書き出し機能およびGoogle Earthから衛星写真と地形データの読み込み機能が含まれています。
曲線パラメータの計算
曲線パラメータ支援ツールです。
ラベル機能の改善
ラベルは独立したオブジェクトとして扱い、新たなラベル用のデフォルト画層が用意されています。ラベルのスタイルには表示位置、表示方法等を任意の式で設定することができ、幅広く作図基準に合わせることが可能です。
サーフェス(曲面)
拡張DEMへの対応やブロック属性および文字列オブジェクトから標高データへの変換機能などが含まれています。読み込んだ衛星写真や航空写真などをサーフェスに貼り付けることも可能になりました。
線形
線形を作成した後要素毎の選択と編集が可能になりました。(Ctrl + Click)
選択した図形を用い、線分および曲線を最適フィットさせる平面および縦断線形の作成機能が含まれています。
コリドー
サーフェスの境界および領域の定義方法の改良が行われました。.NETフレームワークを用いたサブアセンブリによりコリドー生成時間が短縮されました。
●UC-win/Road for Civil 3D現行の主な交換機能
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変換項目 |
UC-win/Road |
交換機能 |
Civil 3D |
地形 |
TINパッチデータ |
← → |
TINサーフェス |
道路平面線形 |
IP法 |
← → |
IP法・要素法 |
道路縦断線形 |
IP法 |
← → |
IP法 |
道路横断面 |
断面表面 |
← |
断面構成 |
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地形変換
TIN(三角形ポリゴンデータ)を用い地形情報の相互変換が可能
横断面インポート
Civil 3Dで作成したサブアセンブリを部品として認識させ部品毎の属性やテクスチャ設定が可能です。
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▲サブアセンブリ属性マッピング設定画面 |
横断面(アセンブリ)をインポートする際に構成する部品を統合し、横断面の表面を自動的に判定します。
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▲断面表面自動判定機能 |
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▲Civil 3Dアセンブリ → UC-win/Road道路断面 |
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●今後開発予定
橋梁およびトンネル領域の認識機能
UC-win/Roadでは、橋梁およびトンネル空間における3次元可視化を有効に利用するために、今後のテーマとしてCivil 3Dでの橋梁およびトンネル空間の認識機能を開発します。
道路横断面相互変換機能
初版リリースから道路横断面形状の取得が可能になっています。更にUC-win/Roadからのエクスポート機能の開発を予定しており、Civil
3D 2008のAPI拡張により可能になりました。
■UC-win/Road for Civil 3D 2008 リリース日:2008年2月8日 |
(Up&Coming '08 早春の号掲載) |
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